ここが異世界・・すごいなあんな大きな木があるよ。
「ツナヨシく〜ん。はやくいこう」
「待ちなさい白蘭!ツナさん。まずはチェッカーフェイスが用意してくれた屋敷に向かいましょう。」
「
そうだね。ユニに野宿をさせるわけにはいかないし。」
チェッカーフェイスは俺たち三人が住める屋敷と偽造の戸籍、仕事を用意してくれていた。着いた場所は一階が雑貨屋になっていて、二階と三階部分に三部屋ずつある広い家だった。チェッカーフェイスが用意した仕事は、白蘭が雑貨屋の店主。ユニが中学生。ツナヨシが中学校の先生である。
「僕のお店か〜何を売ろうかな♪」
「近くに中等部の女子寮があるみたいですから女の子向けがいいと思いますよ。」
「白蘭なら作れそうだな。でもチェッカーフェイスから定期的な仕送りがあるから利益優先ではなくていいのが助かるな。」
「ツナさん!私の名前、沢田ユニなんですよね?夫婦って意味でいいんですよね?」
「ユニ落ち着いて(^^; 従兄妹って設定みたいだよ。」
「ブー。従兄妹なら結婚できますし、いまは許します。」
不貞腐れるユニの頭を撫でるツナヨシ。
「ちょっと二人だけの世界に入らないでよ!」
「いたんですか白蘭?はやく部屋に行けばいいのに。」
「ユニちゃんひどい!ツナヨシくん慰めて〜。」
「ははは」
側からみると似てない三人だが、三人は雰囲気が似ていて三人兄妹と言ってもいいのかもしれない。
時刻をみると17時。
「今日は外食にして、明日に備えて軽く買い物をしない?明日は日曜日だから一日時間はあるわけだしさ」
「ツナさん行きましょう!」
「僕も賛成」
と繁華街に向けて歩き出す三人。
「ん?ちょっとこっちに曲がった方がいい気がする。」
「超直感ですか?」
「ん〜俺たちに危険はないけど、重要な人に会える気がするんだ。」
「超直感というより予言に近いよね。」
「やめてください!」
路地の奥から女の子の嫌がる声が聞こえてきた。三人は走って声のする方に向かい、五人の男が二人の少女を囲んでいた現場に出くわした。
「いいじゃないかー。ちょっと付き合ってくれればいいんだよ。車でいいところに連れてってやるからよ。」
下衆な笑い声をあげながら男がいう。
「嫌って言ってるじゃないですか!通してください!」
と鈴の髪飾りの少女が答え。もう一人の少女は震えながら少女の背に隠れていた。
「ブベラ!」
突然男の一人が吹っ飛ぶ。
「なんだ?上玉が二人に優男かよ。おい白いにいちゃん!女を置いて失せな!」
「あ〜あ。ツナヨシくんにそんなこと言って。僕は知らないからね。」
といいながらユニを避難させ、少女二人も背に隠す白蘭。
「おい!お前いま俺を女と判断しただろ。ふざけるなよ。ドカスが!」
と五人を一気に滅多打ちにし、地に伏せさせるツナ。
ツナは死ぬ気の炎を使わずに純粋な体術のみでも最強クラスになっている。とりあえず警察に引き渡すツナ達。少女二人が証人になり男達は逮捕された。
「あの!助けてくれてありがとうございました。私は神楽坂明日菜っていいます。」
「うちは近衛木乃香や〜。助けてくれてありがとうございます。」
「気にしないで。あんな場面に遭遇したら見捨てられたいよ。」
「同じ女性として許せません!」
「ツナヨシくんお腹空いた〜。」
「「白蘭(ー ー;)」」
「お食事に行くところだったんですか?」
鈴の音を鳴らしながら首を傾げる明日菜?
「今日引っ越してきてね。今日は外食にしようと考えてたんだ。」
「それならうちらが案内してあげるわ!」
と木乃香が胸を張って任せときと。
「そんな悪いですよ。」
ユニは申し訳なさそうに言うが、
「木乃香ナイスアイデア!助けてくれたお礼もしたいので案内させてください!」
「そういうことであれば。」
とツナとユニはその言葉を聞いて引き下がる。
「美味しいお店を知ってるの?」
白蘭は気にしていない。
「「超包子がオススメです(オススメや)!」」