女子寮への帰り道
「ご馳走していただいてありがとうございます。」お礼を言う木乃香達。
「気にしないで。遅いから送っていくよ。三人はどの辺りに住んでるの?」さすがはイタリア男。女性に対して優しい。
「うちらは女子中等部女子寮に住んでるんよ。」とニコニコと答える木乃香。刹那と一緒で嬉しいのだろう。刹那も笑顔だ。食事中に明日菜と刹那も仲良くなり、いまでは名前で呼びあっている。
「それなら家の近くですよ。一緒に帰りましょう。」とそんな三人をみて微笑んでいるユニ。
帰り道、ユニを含めた中学生組が仲良く纏まり、もっぱらユニに対して学校の説明などをしてあげていた。
少し後ろにツナと白蘭が歩き「ユニちゃんも普通の学校生活は初めてだから楽しみなんだろうね。」「ああ。元の世界じゃ立場的に難しいからね。チェッカーフェイスに感謝しないと。」同年代の女の子と楽しそうに話し、笑うユニを見て、笑顔の白蘭とツナ。
会話をしながらだと道のりも早く、女子寮の前に。改めてお礼を言う木乃香達。ユニと一緒にクラスになれたら良いねと言い寮の中に。
ツナ達も家に戻り、それぞれお風呂に入り床に着いた。
ツナの入浴中にユニが突撃してきたり、膝の上から退こうとしなかったのは毎日続くのかとツナは不安だった。
朝目覚めると、右側にユニ、左側に白蘭がいた。
ユニに対してお風呂や寝床への侵入をやめるように交渉し、色々条件はあるが交渉は成立した。
月曜日
「ユニ。準備はできた?白蘭留守番よろしくね。」とスーツ姿のツナ。「はい!準備できてます。似合ってますか?」とスカートをひらりとさせながら軽くまわる。「似合ってるよ。」と頭を撫でほっぺにキスをする(おやすみなさいといってらっしゃいのほっぺにキス 条件①)。
ツナとユニはバイク通勤だ。
学校に着き、挨拶のため学園長室に向かう。
ノックを四回し「失礼します。」と学園長室に入る。学園長室には頭部が異様に長い老人と、厳しそうなメガネをかけた中年男性。一部分が強調されたほんわかした女性がいた。
「今日からお世話になる沢田綱吉と従姉妹の沢田ユニです。これからよろしくお願いします。」挨拶をする。
「フォッフォッフォ。儂は近衛近右衞門じゃ。」「私は学年主任の新田といいます。」「私は源しずなです。」「いきなりで申し訳ないが沢田先生には2-Aの担任をまかせたい。急に欠員が出てしまってのう。」と遠いい目をする学園長。
「ちょっと待ってください。新任教師がいきなり担任なんですか?受け持ちは各学年の英語教師としか。」と困惑気味のツナ。ユニは出されたジュースを飲んでいる。
「すまんのう。だが担任不在にするわけにもいかんのじゃよ。その分の給金は増やすし、なにかあれば新田先生と副担任のしずな先生を頼ってほしい。」と頭を下げる学園長。
「ちょ!頭を上げてください!わかりました。やります。」とトップが頭を下げたことに対しての驚きと超直感が受けたら吉と出たので受けることにした。
「ありがとのう。ユニくんは沢田先生受け持ちの2-Aへの転入になる。」
「はい。ありがとうございます!」ツナのクラスと聞き満面の笑顔でお礼を言う。
「さっそくクラスに向かいましょうか。」としずな先生が先導し教室まで案内する。
「呼んだら入って来てくださいね。」と先に入り、「みなさん進級おめでとうございます。今日から二年生ですが、新しい担任の先生と転入生を紹介します。」
じゅあ行きますかとドアを開けるツナ。