歓迎パーティー最中
え?急に静かになったけど変なこと言ったかなと焦るツナ。「いいんちょとちずねえに可は愛いって言う人初めて見たかも。」と夏美が呟く。「んー確かに大人っぽくはあるけど、二人とも笑った時とか無邪気な感じで可愛いし、俺から見たらまだ年相応って感じだよ。」と言いながら二人の頭を撫でる。
すると免疫のない二人は顔を赤くし俯いてしまう。「あ!ごめんね。いやだったよね。つい癖で。」と手を離し謝る。二人はもうちょっとしてほしかったなとも思いながら、大丈夫と答えた。
他にも色々と一悶着あったが無事にパーティーが終わり、各自解散していく。
ツナ達も入り口までお見送りしてくれたメンバーに対しお礼を言い女子寮を出る。「じゃあ俺はあの子が気になるから行くね」と歩き出す。超直感がこっちに行けと導いてくれている。
少ししたらさよちゃんを見つけたが、エヴァンジェリンと一緒に居た。
なんで一緒に居るの!と驚くツナだが、超直感がこのタイミングで話しかけるべきと訴える。ツナは意を決して「こんばんは!良かったらお話しない?」と微笑みながら声をかけた。エヴァは少し驚くが笑みを浮かべ「構わんぞ。私もお前に興味がある。」と頷く。
「あ!さよちゃんもだよ。いいかな?」とさよに対して手を伸ばす。「え?私が見えるんですか?」驚くさよとエヴァ。「やはり一般人ではないな。」「俺は普通だよ。」と会話をしているが、「私と友達になってください!」とツナの手を掴む。「触れる!」「触れただと!」驚く人。「俺で良ければ喜んで」と答えるツナ。さよは嬉しそうに飛び回る。
とりあえず、ついて来て。とお店に案内する。
お店に着くなり「ほら!さっさと話せ。」と命令するツナ。「どうぞ。」とお茶と茶菓子を人数分持ってくるユニと白蘭。「とりあえずエヴァちゃん、君は人ではないよね?しかもなんかしらの呪いに苦しんでいる。」「さよちゃんは麻帆良から出られないんだよね?」と二人に確認する。
「ふん。私は吸血鬼の真祖だ。私を退治しようとした男から登校地獄という呪いをかけられここに縛られている。」「はい。なぜか麻帆良から出ようとすると教室に戻ってしまうんです。」とさよはともかくエヴァが素直に話したのは、大空三人の空気に毒気が抜かれていたからだ。
ツナは白蘭を見た。白蘭は頷く。
「俺たちならエヴァちゃんの呪いを解けるし、さよちゃんの悩みも解決できるよ。「本当か!」」話の途中でエヴァがツナに向かい体を前のめりにする。
「うん。本当だよ。でも条件があるんだ。」「構わんぞ。金か?力か?」「いや、このことを秘密にしてほしいのと。さよちゃんの件はエヴァちゃんが解決したことにしてほしいんだ。どうかな?」とエヴァを見つめて言う。
「嘘ではなさそうだな。構わんぞ。いますぐ解けるのか?」とウズウズしているエヴァ。
「呪いの件で協力してくれている人はいるんですか?」とユニが口を挟む。
「ジジイいや学園長は呪いを解く算段がついたら力になると言っている。さよのことも知っているな。」と「じゃあ学園長先生には、呪いを解く算段がついた。その副産物でさよの件も解決できるようになった。と報告してもらえますか?そうすれば、後々楽になりますよ。」とユニが語る。
「それでお前たちは何者なんだ?」とエヴァが不思議そうに尋ねる。