魔導師のヒーローアカデミア   作:北方守護

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雄英入学から
決めた道


月日が経って武昭達が中学3年生になった、ある日の事……

 

「さてと……今日は唯が用事でいなかったから、ここに来てみたけど……

やっぱり……都会は空気が汚いな………ゲホッゲホッ……まずは、何処かで何か食べるか」

武昭は東京に来ていて、すぐにその場から離れた。

 

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「うーん……東京は色んな店があるから迷うなぁ……

コイツで決めるか………「ん?」おっと、すんません」

武昭がコインを弾いて決めようとしたが取り逃がして近くにいた青年の足元に転がっていった。

 

「いや、気にしなくて良いよ。それよりも何か探してたみたいだけど……」

 

「そうなんだ、実は………」

武昭は青年に事情を説明した。

 

「なるほど……だったら俺が案内しようか?」

 

「えっ?それは俺としては構わないけど……君は良いの?」

 

「あぁ、俺もしてたから、ちょうど良かったんだ」

 

「じゃあ、お言葉に甘えさせてもらうよ、そうだ自己紹介がまだだったな。

俺の名前は創史武昭て言うんだ、友達は武昭って名前で呼ぶよ」

 

「分かったよ武昭、俺の名前は尾白 猿夫(おじろ ましらお)だ

それで何が食べたいんだ?」

 

「うーん……出来るなら蕎麦とかさっぱりした物が良いんだけど……」

 

「そっか、蕎麦なら俺がよく行く所があるから案内するよ」

尾白は武昭を連れて蕎麦屋に案内した。

 

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蕎麦を食べた2人は見つけた公園のベンチで休んでいた。

 

「ふぅー美味かったぁー ありがとうな尾白」

 

「あ、あぁ口にあって良かったよ……けど、あれだけ食べるなんて思わなかった」

 

「そっか?いつも30枚は普通に食うからな………

それにしても……その尻尾って、尾白の個性か?」

 

「あぁ、俺の個性はこの尻尾だよ」

尾白は武昭に尻尾を見える様に動かした。

 

「けど……他の奴らからすれば、特に特徴の無い個性なんだよ……」

 

「いやいや、尻尾がある時点で特徴がメチャメチャあるだろ」

 

「はは、ありがとうな武昭………けど、俺もどうしたら良いか分からないから

取り敢えずは体を鍛えてはいるんだけど………」

 

「ふーん、鍛えてはいても、このままヒーローになれるかどうか分からないって感じだな」

武昭の言葉を聞いた尾白はビックリした表情で見た。

 

「驚いた……実は、そうなんだ………もし、このままヒーローになっても何が出来るか………

何をしたら良いか悩んでたんだ………」

 

「別に今決める事でも無いだろう ヒーローって言っても色んな道があるんだから………

昔の個性が無い人達は普通の肉体で頑張ったんじゃないのか?

色々な道具類があっても自分の肉体が物を言うんだ。

だから、尻尾がある時点で尾白はすでに一歩進んでるんだぜ」

武昭は握った拳で尾白の胸を軽く叩いた。

 

「それにな、どんな個性があっても、ここにある“心”が強いと出来るんだぜ」

 

「心が強いと出来るか………ありがとうな武昭、何か楽になった気がするよ

ある意味、俺は難しく考えてたのかもな………」

 

「そうか、ちょっとした俺の考えだったんだけど悩みが解消出来て良かったよ」

武昭はベンチから立ち上がった。

 

「さてと俺は帰るよ、そうだ……これ俺の連絡先だ」

 

「そうか、じゃあ俺も……そうだ武昭は雄英に行くのか?」

 

「雄英か……あぁ、俺も行こうと考えてるよ、だから今度会うのは受験会場だな」

 

「そうだな、俺も会えるのを楽しみにしてるよ」

2人は拳を合わせると、その場から離れた。

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