戦闘訓練を行った日の放課後……
「なぁ!創史って本当に魔法が使えるのか!?」
「ねぇねぇ!他にどんな魔法があるの!」
武昭はクラスの皆に迫られていた。
「まぁまぁ、確かに魔法は使えるけど、どんな魔法があるかは教えれないな
俺にとっては奥の手みたいな物だからさ」
「そうなのか、まぁ奥の手はそう簡単に使う訳にはいかないだろうからな」
「おっ、緑谷だったな、ケガは大丈夫か?」
尾白と話していた武昭は緑谷に声をかけた。
「あっ!う、うん大丈夫だよ!!」
「お前も凄かったな!あのパンチ!俺は砂糖って言うんだ!」
皆は緑谷に駆け寄ると自己紹介をしたりしていた。
「どうやら、傷はリカバリーガールが治してくれるみたいだな」
「う、うん、けど余り無理をしない様にも言われたんだ……」
「そうだろうな……授業の時の
ちょっとヒーローとしてはダメだろう、さてと、そろそろ帰るか」
「んあ?創史は、もう帰るのか?」
武昭が帰ろうとすると上鳴が声をかけた。
「あぁ、親から離れて暮らしてるから夕食も作らないとダメだからな」
「そうなのか、では僕たちも帰ろうではないか」
飯田がロボットの様にカクカクしながら言うと皆も下校した。
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下駄箱に行くと唯が待っていた。
「悪いな唯、来るのが遅れて」
「ん……武昭なら、ちゃんと来てくれるって分かってるから………」
「そうか、じゃあ帰るか……よ、轟も帰るのか」
武昭と唯が学校を出ると轟がいた。
「創史か……あぁ、特に用事もないからな……
それよりも 何でお前は普通に俺と話せるんだ?………」
「別に気にする事も無いだろう、授業は授業なんだから
それに、どんな事があっても轟は俺のクラスメイトで
「俺が仲間か………変わった奴だな」
「どう思っても構わないよ、俺がそう思いたいだけただからな」
「そうか………なぁ創史、明日の放課後に……俺と模擬戦をしてくれないか?」
「あぁ、俺は構わないぜ それで轟の気がすむならな
それじゃ、明日……」
轟が何かを言うと武昭は了承して下校した。
その下校中………
「武昭……さっきの事………」
「あぁ、取り敢えずはな 轟も何かをしたいんだろ
「武昭も、そんな事があったの?………」
「幾らでもあったよ、けど、そんな事があったからこそ、仲間達がいてくれたから
俺はS級魔導士までなる事が出来たんだよ」
武昭は右拳を握ると軽く空に掲げた。
「そして、こんな俺でも他の皆を見極める事が出来た……
だからこそ、次は進むべき道を迷う者に道を示してやりたいんだ……」
「そうなんだ……武昭なら出来るよ……私もそうだったから……」
「ん?唯、今何か聞こえなかったんだけど」
「何でも無いよ……ホラ、早く帰って夕飯にしよう?」
「そうだな、今日は何を作るんだ?」
「うーん……そうだなぁ………」
2人は下校したが、その手は強く握られていた。