魔導師のヒーローアカデミア   作:北方守護

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USJ
マスコミと委員長


皆が戦闘訓練を行った次の日、武昭と唯が登校していた。

 

「うーん……雄英に入学して、そんなに経ってないのに1日1日が濃いな……」

 

「武昭のクラスは個性把握テストの翌日に戦闘訓練だからね……」

 

「また、今日も何をやるんだろうな……ん?なんだアレ」

武昭が校門の近くを見ると多数の人達が集まっていた。

 

「あれはマスコミ達だよ、オールマイトが教師をしてるから来たみたいなんだ」

 

「あ、一佳ちゃん、おはよう………」

 

「おはよう唯……えっと初めまして。

私は唯と同じBクラスの拳藤一佳(けんどう いっか)って言うんだ」

一佳は武昭に自己紹介をした。

 

「初めまして、俺はAクラスの創史武昭だ。唯とは幼馴染なんだ」

 

「そっか、あなたが唯の幼馴染なんだ」

 

「ん……それよりもマスコミの人達がコッチに来るよ……」

 

「あの人達も仕事なんだろうけど、構ってたら遅刻するな……

唯、()()()()

武昭が言うと唯が背中におぶさった。

 

「えっと……唯?何をしてるの?」

 

「武昭に乗ったんだけど………何処か変?」

 

「いや、そんな風に首を傾げられても……」

 

「拳藤はどうするんだ?このままならマスコミに捕まるけど」

 

「うーん……私もあんまり関わりたくないかな?」

 

「そっか、なら俺に乗れって言っても……もう背中に唯がいるからな」

 

「じゃあ………一佳ちゃんが背中に乗って………私は()()()()()()……」

 

「そうだな、そうした方が良いな、ホラ 一佳も良いぞ」

武昭は唯にお姫様抱っこをすると一佳の前でしゃがんだ。

 

「じゃあ……お言葉に甘えて………」

 

「よしっ、ちゃんと掴まってろよ」

武昭は2人が力を強くしたのを確認するとマスコミ達に向かって走り出した。

 

「ちょ、ちょっと!このままならマスコミの所に行っちゃうよ!!」

 

「一佳ちゃん………武昭なら大丈夫だよ………」

 

「すみません!オールマイトについて一言聞かせてくださいー!?」

武昭はスピードを殺さない様にマスコミ達の前でしゃがみこんで、そのまま勢いを保ったまま

マスコミ達を飛び越えて校門を潜り抜けた。

 

「ふぅー どうやら遅刻はしない様だな、ホラ唯、拳藤」

 

「うん………ありがとう武昭………」

 

「へぇー 凄いね創史って、あれが創史の個性なんだ」

 

「いや、俺は個性を使ってないぞ」

 

「へ?嘘でしょ!あんな事をしたのに個性を使ってないなんて!!」

 

「一佳ちゃん、本当だよ……武昭ならあれ位は簡単なんだ………」

 

「ホラ、話してる暇があるなら教室に行った方が良いぞ」

 

「あっ、武昭………今日はお昼を食堂で食べようね」

 

「そうだな、たまには食堂も良いな じゃあ午前の授業が終わったら迎えに行くから」

 

「うん……私が早かったら、私が行くね………」

 

「なら、私も一緒に良いかな?さっきのお礼もしたいし」

 

「俺は構わないぞ、唯も良いだろ?」

 

「私も……一佳ちゃんなら良いよ………」

3人は約束すると自分達の教室に向かった。

 

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲

 

その後、相澤先生が来て……

 

「昨日は戦闘訓練お疲れさん、Vと成績見せてもらったけど……

爆豪……お前も、もういい歳なんだからガキみたいな事をするなよ………」

 

「(クッ……)はい、分かりました……」

 

「それと緑谷、また腕をぶっ壊して一件落着か……

ちゃんと【個性】の制御を出来る様にしておけ………

“いつまでも出来ませんでした”じゃ通らないぞ………」

 

「はいっ!分かりました………」

 

「まぁ、俺は同じ事を言うのは嫌いだからな………

さて……今日のHRの本題だが……

急にで悪いが皆にはこれから………」

 

(また、何かテストをするのか?)

 

(一体、今度は何をするんだ?)

 

「学級委員長を決めてもらう」

 

『学校っぽいの来たぁーー!!』

 

「はいはい!それ俺やりたいです!!」

 

「リーダーやるやる!」

 

「オイラのマニフェストは女子は皆膝上30cm!」

 

(やっぱり、皆やりたいんだなぁ………あれ?創史君だけ手を上げてない?)

緑谷がクラス内を見ると武昭だけが手を上げてなかった。

 

「先生、これって立候補制なんですか?」

 

「いや、特には決まってないが?」

 

「だったら、俺は委員長に立候補はしません、あまり人前に出る事はしたくないんで」

 

「そうか………まぁ、創史がそれで良いなら構わないけどな……」

 

「皆!静粛にしたまえ!!これは皆を牽引する重大な仕事だ

なりたい者がなれる者ではないんだ………

 

だからこそ、これは民主主義にのっとって投票で決めるのは、どうだろう?」

 

『いや、だったらなんで手が上がってるんだよ!?』

意見を出した飯田の手も挙手をしてる事にクラスの何人かがツッコミを入れた。

 

「別にどう決めようが時間内に決めれば構わないぞ」

 

「だったら、百 紙を入れる箱を作ってくれるか?」

 

「はい、分かりましたわ」

 

「じゃあ、皆は誰が委員長に相応しいか、名前を書いた紙をこの箱に入れてくれ」

武昭は百から箱を受け取ると皆から投票してもらった。

 

その結果……

 

「どうやら、緑谷が3票で八百万が2票、後は1票ずつだな」

 

「じゃあ、委員長緑谷 副委員長八百万だ」

 

「マ、マ、マ、マ、マジでか………」

 

「同じ票数で副委員長とは悔しいですわ」

 

「じゃあ、授業を開始する………」

相澤は授業を開始した。

 

 

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