落ちてなければいいのだけれど…
いつもどおり朝食のももがたくさん
「総領娘様、朝食です、今日は忙しいのでお先にお済ませくださいませ、失礼いたします」
いつもどおりではない
珍しいこともあるようだ、そういえば天子も早く起きていた
もしかしてと思い、部屋を去ろうとする衣玖に訪ねた
「もしかして、稽古ですか?」
「はい、妹様が付けてくれとのことで」
「なるほど、怪我なくお願いします、私も、朝食を終えたら、下界に降りますので」
「分かりました、道中お気をつけくださいね」
「ありがとう、それでは行ってあげてください」
「失礼いたします」
今日の行き先は決定だ、博麗神社に行く事にする
そう思いながら朝食の桃に手をつけた
~♪~
「……はぁ、今日も参拝客は来ないわね」
そう言い、少女は縁側に座り緑茶を啜る
そして一息をつき、青い大きな大空を見つめ
「平和だね~」
と、まさにおじいさんかというくらいのほほんとした
ほのぼの気質である
平和をぶち壊すと思われたくないから帰ろうかと思ったがここまで来たら、いきましょう
「こんにちわ~、どなたかいらっしゃったりします?」
「あら、参拝客?珍しいわね」
先程までとは打って変わって、巫女らしさがある
「巫女さんですか?はい、一応客ということになりますね、とりあえず賽銭を済ませましょう」
とりあえず、三千ほど入れてみた
「!!??……ちょアンタ今いくら入れたの?」
「三千ほどです」
「なっ!?…ムフフ、これで今月はやっていけそうね!うふふふふ!あははは!……ゴホン、ちなみになんでそんなに入れてくれたのよ?」
先ほどの一人芝居がなかったかのように
質問をしてきた、正直…ひとつしかないのよね
まっ、いいか
「ここ博麗神社は幻想郷の博麗大結界を維持してくれてるじゃないですか?」
「神社っていうか、私がね?」
「だから、いつもほのぼのした生活をさせてくれる、博麗の巫女さんにお礼として入れました」
「………初めてだわ、博麗の巫女としてお礼されたのは…ふふっ、気に入ったわ、私、博麗霊夢、あんたは?」
「私は天人の比那名居天姫です、以後お見知りおきを」
やった!やった!霊夢に気に入られた!
正直言うとね!自分、なにげに霊夢が一番好きなのよね!
押しキャラに気に入られたこの気持ち、最高です
~side霊夢~
いつもと変わらぬ、日常だな-とほうけていると
参拝客が来た、若干私より背が高い、そして髪は白く、きれいなロングヘアー、服も意外とおしゃれな服装で、一番存在感が出る
右目の下のほほの部分にあるいびつな四本の線
印象に残りそうな参拝客
「あら、参拝客?珍しいわね」
そういって彼女にちかづくと、こちらに顔を向け、私を見つめる
物珍しそうに目を大きく開け、まじまじと
「巫女さんですか?はい、一応客ということになりますね、とりあえず賽銭を済ませましょう」
と言うと、札を三枚も入れた
正直びっくりした、とともに、安心感からゆえか
「なっ!?…ムフフ、これで今月はやっていけそうね!うふふふふ!あははは!……ゴホン、ちなみになんでそんなに入れてくれたのよ?」
と口走っていた、すぐさま気づいたから、何事もなかったかのように、質問したけども…絶対聞かれてはいるだろう
そしたら思わぬ、会話が成り立つ
「ここ博麗神社は幻想郷の博麗大結界を維持してくれてるじゃないですか?」
「神社っていうか、私がね?」
「だから、いつもほのぼのした生活をさせてくれる、博麗の巫女さんにお礼として入れました」
初めて、初めて、巫女の力をいい方に褒められた
純粋に、嬉しかった
なんか私を見ていてくれてる気がして嬉しかった
いつ以来だろうか、こんなに気分がいいのは
~♪~
「へぇ~、その目、四重封印の甲鋼封印なのね、厳重に封印されてるじゃない、さしずめ、神獣か何かを宿しているのね」
何この子、天才?神?なぜそこまで推測できたの!
お姉さんびっくりですわ
「すごいですね、霊夢さん、だいたい正解です」
「…霊夢」
「え?」
「霊夢でいい、さんとか苦手なの、かたっくるしいから」
やばい、可愛すぎる、可愛すぎるぞォォ!
霊夢さんマジぱねぇっす
危うく求婚するところや
自重しないと
「わかりました、霊夢♪」
「なんでうれしそうなのよ、変な奴」
ふふっ今日はいい日になりそうです
二人してお茶をすすり和んだ…
自分はフランかアリスが押しキャラです( •̀ω•́ )