別の話数でやりたかったんだけどなぁ。
滑走路に向かいスツーカが着陸体制に入ってるのをマキ達は見学していた。
「うわぁ、いつみても詰め込みすぎだよねぇ、あれ」
「モコ、何が詰め込み過ぎなの?」
「スツーカのエアブレーキって急降下時に速度が出過ぎない様にするためのもの何だけど、ガンポット積んでる機体は急降下を想定してないし干渉するからはずすのが普通何だよ」
「つまり?」
「積まなくてもいいものを改造してまで積んでるってこと」
確かにエアブレーキはガンポットのやや後ろに干渉しないように設置されている。
遠坂さんが更に情報が付け加えてくる。
「せやな、しかもあの機体奴の趣味でエンジンも載せ変えてるせいで鼻の長さが延びとるんやで」
「へえ~」
「なんや、しまりの無い返事やな」
「だって分からないし」
「おじさん悲しなってきたわ」
そうこうしているうちにスツーカが滑走路に接地する、ドンと鈍い音が鳴ると共に途端に砂煙が当たりに広がる。
「うわ、あいつまたハードランディングしよってからに……」
「機体は壊れないのかな?」
「スツーカはガルウィング翼っていう翼に固定脚の頑丈な脚回りで多少派手に着陸しても大丈夫な様にはなってるんだよ」
「成る程」
「せやけど整備側からするとあかんって言いたくなる着陸やな、ハンマー使って音とかで検査しなあかんし」
長い滑走ののち停止したスツーカのフラップとエアブレーキがたたまれ、中からごちゃごちゃと細かい機械がくっついているヘルメットを着けた男がキャノピーを開いて伸びをしている。
「なに?あれ」
「奴がいろんなもんを改造して作ったヘルメットや、詳しい説明はまた今度にさせてや」
遠坂さんは歩いて近づいて行ってヘルメットをとった栗原さんの頭をはたいて叱っているみたいだ。
その間に予鈴が鳴り出した。
「マキちゃん、そろそろ行かないと」
詳しい話を聞く暇も無く、マキ達は教室へとかけていくのであった。
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スパーン!と栗原の頭から小気味良い音がなる。
「じぶんアホか!?いや、アホなんやな!」
「いや、すみませんて遠坂さん、次は強制着陸とか決行しませんから」
「じぶんそれいうの何度めじゃ!ボケ!」
栗原が遠坂にしかられているところにがお蛍近づいてきた。
「栗原さん本日もありがとうございます。
あと遠坂さんの言い分は当然ですが、予鈴も鳴ってしまいましたしお二人とも会社に向かわないと間に合いませんよ?」
栗原と遠坂は腕時計を確認すると慌てて牽引車に飛び乗り機体を護衛機専用のシェルター格納庫の方に引っ張っていく。
「くっそ、学校近くで襲われなけりゃあまだ余裕があるんだけどなぁ!」
「そりゃあこっちの話や!慌てとるからって毎度毎度……機体整備しとるこっちのこと考えい!」
「着陸前に機銃撃って減速しても良いならもうちょっとソフトな着陸になりますよ!」
「危ないわ!」
そんな二人をお蛍は苦笑いで見送り校舎に走っていった。
説明回にするとテンポ下がるからできるだけ入れないように作りたい。