俺は古参プレイヤー   作:サンデイクローズ

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3rdのフィギュアより2ndが良かった…(小声)

滅茶苦茶遅れた上に文章おかしいかもしれないです。そして短いです。


その後

 気付けば、この前ハセヲくんと戦った時のようにアリーナに戻っていた。そして目の前では榊のPCボディが倒れ、よく耳をすませば「こんなはずじゃ」「なぜこの私が……」などと現実逃避する声が聞こえてくる。

 この時点で意識がまだあるってことはクビアが手加減でもしたのだろう。というかそうとしか考えられない。

 

「お前、優しいのな」

 

「あんなに怒ってたけどライは彼が死ぬのは嫌だったでしょ?揺光ちゃんもライと同じように考えてた。それなのに僕がやりすぎるとダメじゃん?」

 

「まぁ確かにな。俺と揺光がしたかったのはおイタが過ぎた子どもの躾だしな。それにゲームで人が死んだり意識失ったりってのは、おかしいとずっと思ってるからな」

 

「……うん、私もライと同じ。確かにアリーナを汚したアイツのことは今でも許せないし、多分ずっとこのままなんだと思う。でも、前提としてTheWorldはゲームじゃない。遊びなんだからちゃんとごめんなさい、って謝れば大概のことは許してあげてもいいと思う。……実際小学生に権利を渡したのはCC社だから。ある意味被害者って見方もできるんじゃないかしら。それでもまぁ、やったことは許せないんだけどね」

 

 

「何故だ……何故私がこんな……」

 

まだ蹲るようにしてそんな事を呟いている榊を見やる。

すると、こちらを見上げるように睨む榊と目が合った。……こんな時フィロが居てくれれば丸く収まったりするんだろうなって思ってしまう。つーか長老って言われ始めたのフィロが居なくなってからじゃね?

 

──今はそんな現実逃避をしている時じゃなかったと気付いたのは揺光に脇腹を小突かれてからだった。

 

「あー、えーっとなんて言うかとりあえず親御さんにいっぱい謝るんだぞ?あと学校の先生とかにも?それから……そうだなアトリちゃんにもいっぱい謝ること。あと太白とかにも?」

 

「そうよ!アンタが迷惑かけた人、傷付けた人にちゃんと謝ること!みんなアンタなんかよりよっぽど大人なんだからきっと許してくれるわよ」

 

「放浪AIに言われるのもアレだろうけど、まぁ人間ってそういうモノなんでしょ?……まぁ二人が特殊っていうこともあるかもだけどさ。どっちにしろ『若さ故の過ち』ってことできっとCC社も納得せざるを得ないんじゃないかな?二人の大株主を怒らせて一方は君に謝ってもらえばそれで良いって言ってるわけだしね」

 

 

そんな会話をしている内に俺達の勝利がアナウンスされた。……あぁまた解説者に逃げられてるよ可哀想に。

 

「そういや榊くんのリアルのこと滅茶苦茶言ってたけどあれって大丈夫なんか?」

 

「そんなのも知らないであんなに口走ってたの!?……バトルエリアはどんな罵詈雑言が飛び交うか分からないから客席には届かないようになってるわよ。よっぽどの大声じゃなきゃね」

 

「へー、そうなんだぁ。ライって株主なのに知らなかったの?」

 

「いやいや株主だからってシステム全部理解してるわけじゃないし。八咫がおかしいだけだし、変態なだけだしぃー?実際カメラで色んなところ盗撮してる変態だし?」

 

「何でちょっと拗ねてるのよ。て言うかそれ改めて言われるとなんか嫌だからもう言わないで」

 

「はーい」

 

 

 

「……君たちは私を赦すと言うのか?」

 

そう聞こえてきたのはアリーナから帰ってみんなで素材の交換をクリスマスのテーマに乗せてやろうと話し合っている時だった。……揺光がクリスマスソングを歌うのを見たいだけだろって?その通りです、はい。

 

「そりゃあ、子どもがおイタしたら叱るのは大人の仕事だしそれで反省してくれたならそれ以上は追求しないさ。……もっと上の奴らは追求するだろうけど俺らはただの一般PCだからな」

 

「ただの一般PCだって、クビア。おかしいわね、私いろいろ変なこと目撃してるんだけど」

 

「えっ、揺光ちゃんもなの?実は僕もいろいろ見てるんだよ、奇遇だねー」

 

両サイドの二人が何か言っている気がするが気にしたら負けだ。つーか俺もこんな能力持つことになると思ってなかったから一般ってことで合ってるだろ、合ってるはずだ。

 

「まぁ、あれだ。……色々終わったらまた一緒にゲームしようぜ。月の樹の理念云々とかいう話は抜きで。それなら一緒にパーティ組むのも吝かじゃねぇから」

 

 

「……ありがとう」

 

 

そう言い、榊は管理者PCに連れられシステムエリアへと連れていかれてしまった。

 

 

 

「これにて一件落着ってことですかねぇ〜」

「そういうことだろうな。つーかちゃっかり戻ってきてるんだな欅サマ?」

「申し訳ありません。欅様の我儘に付き合って頂いたようで」

「あぁ、楓さんは謝んなくていいの!うちのバカとアホが調子乗ったせいなんだから!」

「……揺光も結構ノリノリだったと思うんだけど。ライがトーナメントに参加したのも揺光の為だし……」

「っ!それは……うぅ……」

「それじゃあ揺光には前に教えた歌を歌ってもらおうかな」

「……うぅ分かりましたぁ〜!〜〜♪」

「アハハ、揺光ちゃん顔真っ赤だよ?……いやぁ平和だねぇ〜」

 

 

そう言ったクビアの表情に影が差したように見えたのは何故か、揺光が顔を真っ赤にしながら歌っているのに集中していた俺は気にも留めなかった。






最後の一文はフラグかもしれないしフラグじゃないかもしれないのであまりお気にせずに。




八相全部書くのは諦めました。正直ライと絡ませるとスケィスが八相全部の力を手に入れなくなっちゃうので。
なので後書きで叫んでもらいます。聞いてください、『来たれ、再誕』

???「アイナ、君の目覚めの唄だよ」「来たれ再誕ッ!!コルベニクゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッッ!!!!!!!」
アイナ「実はお兄ちゃんに紹介したい人が居るの。クーンって言うんだけど……」



次回からオリジナルクビア戦
その前に閑話が何話か入ると思います。主にオフ会とか。
次からは.hack//G.U.+を参考にします。

腕輪はまだ覚醒していません。……覚醒することは有るのでしょうか。
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