今日はゴールデンウィークの最終日、そして俺はいつものように図書館へ向かっている。
八神と会ってから俺は毎日図書館へ足を運んでいた。そのおかげか、もうビビられることは無いし、かなり仲良くなったと思っている。そうそう、一度だけだが俺は八神の家にも行った。信用してくれたのだろうか?その時八神は俺に両親がすでにいないことを話してくれた。そのときから、いや、最初にあった時からだろうか?どうしてか分からない、というとおかしな話だが俺は彼女に恋をしてしまったらしい。そこ!笑わないように!
グダグダ考えながら歩いてるうちに図書館についた。
八神はどこにいるのか探す。…見つけた、今日はファンタジー小説のコーナーにいるようだ。
「よう八神。昨日ぶりだな」
「あ、影虎君やん!今日はいつもよりちょっと遅かったね」
「そうか?すまんな」
お気づきだろうか?そう、俺は八神に下の名前で呼ばれている。恥ずかしいのだが、八神がそこは譲らなかった。彼女がいうには「そや、せっかく仲良くなってんから、下の名前呼んでいいやんな?」とのこと。これを満面の笑みと共に言われて断れる男はいるのか?いや、いない。
……少年少女読書中
「そういえば、八神の誕生日はいつなんだ?」
「誕生日?六月四日やで、お祝いしてくれるん?」
「あぁ、そのつもりだ。もうすぐなのか、それでは準備しておこう」
「ほんまに?うれしいわ!楽しみにしとくな!」
「そんなにいいものは期待するなよ?誕生日は家で待っててくれ、夕方ごろにこちらから向かう」
「わかった!待っとるわ。ふふ、でも楽しみやわ〜、誰かに祝ってもらうのは久しぶりやから、ハードルは高いで?」
「…そうか、じゃあ忘れられない最高の誕生日にしてやるよ。暗くなって来たしもう帰ろうか、送ってく」
「そやね。それじゃあ頼むわ」
そこからはたわいも無い話をしながら帰った。プレゼントか…何を送るか考えとかなくちゃな。
誕生日といったらケーキだよな、翠屋にいってみるか。もしかしたら主人公たちに会えるかもしれないし…まぁ1番興味があるのは高町士郎だな。どのくらい強いのかね?御神の剣ってのは。もちろん戦うことは無いだろうけど、この世界における強者の一人だからな、この目で見ておきたい。
一ヶ月後……
ふむ、ここが翠屋か…行くとするか。
「いらっしゃいませ」
なんといきなり高町士郎とあってしまったな。確かに強そうだ、マジで一回戦ってみたいな、この人と。
「えーと、ショートケーキワンホールとシュークリーム二つ下さい」
「少し待ってね、…はいどうぞ。○○○○円だよ」
…意外と安かった、とだけ言っておく。翠屋を去った後はすぐに八神の家に向かった。そして今、家の前にいる。インターホンを鳴らす。
ピンポーーン…
ガチャ
…ピンクの髪の人が出て来た。
「誰だ、お前は?」
「八神の友達だが?少し聞いてもいいか?八神は親がいなくて一人暮らしのはずだが…お前こそ誰なんだ?」
どう返してくるのだ「ちょ!?シグナムストップや!!」ろうか?
「こんにちは、八神。…で?この人は誰なんだ?」
「えーと、シグナムっていって遠い遠い親戚なんや!」
「ほー、シグナムとやら、そーなのか?」
「あぁ、そうだ。私と主はやては親戚だ」
八神は頭に手を当てて溜息をついている。
「八神?本当か?」
少し凄んでみる。効果は抜群だ!
「うー…はぁ、長くなるから中に入ってや」
中にはいると小さい女の子と金髪の女、褐色の男がいた。
「おい、八神。これ全員親戚か?」
「説明するから座ってくれる?信じられるかどうかは分からんねんけどね、昨日の夜に家に昔からあった本がいきなり輝き出して、この人らが出て来たんや、ほんで守護騎士っていうのらしくて私の命令を聞いてくれるみたい」
「ふむ、八神のいう事なら信じよう。それに悪い奴らじゃないんだろ?八神がいいなら俺はこいつらに何も言わないさ。あーシグナムさんの名前は聞いたがほかの人の名前を聞きたいんだが?」
「信じるんかいな…えーと、赤い髪の女の子がヴィータで、金髪のがシャマル、男の人がザフィーラや」
「俺は雹堂影虎だ、こんな身長、見た目だが八神と同い年だよろしく頼む」
「よろしくね、影虎君」
シャマルは返事をしてくれたが他はないな。ヴィータは睨んでくるし、ザフィーラは無反応、シグナムは警戒してるのか。 まぁいい。
「遅くなったが誕生日おめでとう、八神。買ってきたもので悪いがケーキとシュークリームだ。シュークリームは二個しか無いが、ケーキはワンホールある。分けて食べようか」
「ありがとう!!嬉しいわ」
……誕生日会中
誕生日会は特に騒動なく終わった。ずっとシグナムは警戒していたが。そして今は帰り道。
「なぁ、いつまでついてくる気なんだ?」
「…ッ!?…気づいていたのか?お前何者だ?魔力こそ無いが相当強いだろう。主はやてに近づく目的はなんだ?」
「おいおい、魔力ってなんだよ?八神は友達だよ。近づく理由も何も無いさ」
「そうか…闘えば分かる。構えろ、雹堂。安心しろ、結界をシャマルが張っている、周りを気にする必要はない」
「いきなりだな。まぁいい。俺は八神を何があっても守ると決めているんだ。結界とやらが何かは知らんが、全力で行く。死ぬなよ、シグナム。俺はこれが始めての実戦なんだ、手加減はできん」
「ふ、望むところだ。かかって来い」
さてと、んじゃまあ、やりますか…
ライズ全開!!!
てなわけで次は戦闘描写なわけですが、書けるか不安!!
初めてなんでダメでも許してね(´・Д・)」