いきなりですが、謝らせて下さい。
絵里の、字なのですが
今まで綾瀬 絵理になってました。
本来は絢瀬 絵里です。
絵里ファンの皆さま方、申し訳ありません。
4月
入学式及び始業式は、恙無く終わった。
だか
「……廃校」
「そんな……」
「仕方無いのかなぁ……」
などと、学院内の生徒たちは話していた。
式の最中、理事長より発表されたのは‘’音ノ木坂学院の廃校‘’、‘’学院生徒は今いる環境大切”にする事伝えられた。
式が終わりすぐさま私は、朝コピーしておいた廃校のお知らせの掲示物を張り出した。
全ての掲示物には、生徒会の印が押してあり、剥がされることはない。
掲示している最中、1階掲示板の前で女子生徒が1人倒れたらしい。と女子生徒が話していた。
真夜(…そんなにショックを受けたのか)
私は、そう思い。より一層廃校阻止を意識した。
~~
昼休み
私は、絵里と希に誘われ生徒会室で弁当を食べることにした。
生徒会室に、行くと非常にピリピリしている絵里が居た。
希は、苦笑いをしてこちらを向いていた。
私は、内心ため息を吐き、椅子に座った。
絵里「話して頂戴。」
絵里は、睨むようにこちらに問い掛けてきた。
真夜「…私も聞いたのは、昨日だ。」
絵里「その時なんで私に 真夜「理事長に、口止めされていたから」……そう」
希「ま、まあまずご飯食べようや。」
希の言葉で、私と絵里は食事をすることにした。
ふと、絵里の視線に気づいた。
絵里は、こちらの弁当を見ていた。
絵里「また、二人同じお弁当なのね。」
真夜「まあ、私が作ってるしな。」
希「いつも、助かってるよ。」
真夜「希は、バイトが有るだろ。」
絵里「真夜は、希に甘くない?」
真夜「そんなこと、ないと思うぞ。」
私は、内心何故か焦っていた。
だが、必死に隠していた。
何故だかは、わからない。
絵里「…まあ、いいわ。この後、理事長の娘さんに会いに行くわ。」
希「たしか、2年生なんだよね。」
絵里「えぇ、だから早く食べたしょ。あなたもよ、真夜。」
真夜「……わかった。」
私は、ちらりと希を見ると希と視線があった。
希も、苦笑していた。
真夜(…希に絵里が止められるだろうか?)
私は、自分の失言に少しばかり不安になってしまった。
~~
弁当を食べ、私たち3人は理事長の娘さんを探しに学院内を回っていた。
私たちは、ある意味注目されていた。
ロシアと日本のクォーターでクールビューティー生徒会長の絢瀬 絵里
溢れんばかりの母性と見事なプロポーションを持つ副会長の東條 希
学院内、初の試験生兼男子生徒の会計北原 真夜
只でさえ1人でも目立つのに、その3人が生徒会室以外で一緒に居れば目に付くのは当然だろう。
絵里と希は、気にしていない様に見えるが、私的には針の筵だった。
しばらくすると、理事長の娘さんは中庭に居ると聞き、私たちは中庭に向かった。
中庭には、大きな木を、囲むようにベンチがありそこに理事長の娘さんとオレンジ色のセミロングの女の子と青っぽい髪の長い清楚な女の子が座って弁当を食べて話していた。
絵里「ねぇ、ちょっと良いかしら?」
私は、絵里の言葉を聞いてため息を吐いた。
2年生3人「は、はい。」
3人は、少し萎縮していた。
絵里「南さんね。あなた、確か理事長の娘さんのよね?」
ことり「は、はい。」
絵里「理事長、廃校の事でなにか言ってなかった?」
ことり「いえ、私も今日知ったので…」
絵里「そう、ありがとう。」
?「あの、本当に学校無くなっちゃうんですか?」
絵里「それは、あなたたちが気にすることじゃないわ。」
希「ほな~」
そう言って、絵里と希は立ち去ってしまった。
3人は、余程絵里の言葉が効いたのか顔を曇らせていた。
真夜「……全く、絵里ももう少し考えた言い方があるだろ。すまないね、会長も悪気はないと思うんだ。」
?「あ、いいえ。……えっと、北原先輩ですよね?」
真夜「そうだ、君たちは?」
海未「私は、園田 海未と申します。」
穂乃果「私は、高坂 穂乃果です!!」
ことり「南 ことりです。」
真夜「よろしく。それにしても、本当に申し訳ない。会長も、ピリピリしてあんな言い方になってしまった。」
海未「いえ、大丈夫です。」
穂乃果「あの北原先輩、本当に学校無くなっちゃうんですか!?」
真夜「……一様、阻止したい。その為に、色々頑張ろうとは思ってる。今は、これだけしか言えない。じゃあ、私はこれで失礼するよ。」
穂乃果「はい、ありがとうございます。」
私は、高坂たちから別れ絵理たちを追った。
~~
穂乃果side
北原先輩を、穂乃果たちは見送った。
海未「……やはり、廃校撤回は難しいのかもしれませんね。」
ことり「うん。」
穂乃果「なにか、したいよね。」
二人「穂乃果(ちゃん)?」
穂乃果は、北原先輩の行った方を見ていた。
穂乃果sideout
~~
私は、希たちを追って生徒会室へ入った。
絵里は、私を睨むように見ていた。
真夜「…なんだ?」
絵里「あの子達と何を話していたの?」
真夜「何も。ただ絵里の失言を、謝っていただけだよ。」
絵里「私の?」
真夜「あの言い方は、ちょっとキツすぎだよ。」
希「あまあま真夜くん、あまり怒らんといてな。」
真夜「私は、怒ってないよ。ただ、生徒会長として発言は気を付けないとね。」
絵里「……そうね、あれば私の失言だったわ。」
希「とりあえず、昼休みも終わるし教室戻ろか。」
希の言葉で、私たちは教室へ戻っていった。
~~~
授業も終わり放課後、私と希、絵里の3人は理事長室を訪ねていた。
ひな「あら、3人揃ってどうしたの?」
絵里「理事長、生徒会は学校存続の為活動をしていこうと思います。発表には、入学希望者が定員を下回った場合、廃校にせざるおえない。とありました。」
希「つまり、定員を上回れば廃校は阻止できる。と言うことですね。」
二人の言葉に、理事長は私を一瞬だけ見て
ひな「……確かに、ですがそう簡単に生徒が集まらないから、こう言う結果になんです。なにか、良い方法があるんですか?」
理事長の言葉に二人は何も言えなかったようだ。
ひな「それに、思い付きで行動しても簡単に状況は変わりません。生徒会は、今居る生徒のより良い学校生活の事を一番に考えてください。」
絵里「しかし、このままなにもしないわけには!」
希 真夜「絵里(ち)!!」
ひな「ありがとう、絢瀬さん。その気持ちだけ、ありがたく受け取っておきます。」
絵里「……」
理事長の言葉に、絵里は俯いていた。
真夜「話しは、以上です。お忙しい中、お時間ありがとうございました。」
ひな「わかりました。あ、北原君だけ残ってくれる?」
真夜「はい、わかりました。希、絵里を頼む。」
希「任せて、絵里ち行こ。失礼致します。」
絵里「……失礼致します。」
絵里と希は、理事長室を退出して行った。
真夜「……申し訳ありませんでした。」
私は、理事長に頭を下げた。
ひな「大丈夫よ、わかっていたことだけどキツいものね。絢瀬さんの事、お願いね。」
真夜「わかりました、失礼致します。」
私は、そう言い理事長室を退出した。
~~~
翌日の放課後、高坂たち3人は生徒会室来ていた。
そして、1枚の部の申請用紙が出されていた。
絵里「……これは?」
穂乃果「アイドル部、設立申請書です。」
絵里「それは、見れば解ります。ですが、部活は同好会でも部員が5人以上居ないと申請は出来ないの。」
海未「ですが、校内には5人以下の部活もあると聞いていますが?」
真夜「園田、すまないね。それでも、最初は5人以上だったんだ。」
ことり「そんな…」
希「あと、2人やね。」
穂乃果「…あと2人。わかりました、2人とも行こう。」
絵里「待ちなさい。なぜ、この時期にアイドル部を始めるの?あなたたち、2年生でしょ?」
穂乃果「廃校をなんとか阻止したくて!スクールアイドルって、今凄く人気なんですよ!!」
真夜「ほう、それをうちでやろうと?」
穂乃果「はい、だから」
絵里「だったら、例え5人集めて来ても認められないわ。」
ことり 穂乃果 海未「え?!どうして!?」
絵里「部活は、生徒を集めるためにやるものじゃないわ。思い付きで、行動を起こしたところで何も始まらないわ。それなら、残り学校生活を自分でどうするか、よく考えた方がいいわ。」
3人が生徒会室を退出して行き希が呟いた。
希「さっきの、誰かさんに聞かせたい言葉やったな。」
絵里「……いちいち、一言多いのよ。」
真夜「でも、その通りだろ。」
絵里「……あなたもよ、真夜。」
希「ふふふっ、まあそれも副会長と」
真夜「会計の仕事だからな。」
私は希と顔を合わせて、笑いあった。
絵里は、むすっとしていた。
しかし、すぐに希と絵里は表情を曇らせてしまった。
希「……でも」
絵里「……そうね。」
絵里 希「どうすればいいの?」
真夜「……どうすればいい」
私たちは、考えても答えは出なかった。
~~
私は、自宅で食事の支度をしていた。
放課後、生徒会の活動が終わらせ帰り支度をしていると希が
希「真夜くん、今日一緒に晩御飯食べよっか。」
この言葉で、私の自宅で晩御飯を食べることが決まった。
食事の準備が出来、希に知らせた。
希は、合鍵を持たせているため自分で入ってくるであろう。
今のうちに、明日の弁当の準備もする。
30分ぐらいしてから、希は来た。
ほんのり、髪が湿ってシャンプーの香りが漂ってきた。
わざわざ、シャワーを浴びたのだろ。
まあ、いいが
真夜「来たね。さあ、座って食べよ。」
希「うん、いただきます。」
~~
希「ごちそうさま~」
真夜「お粗末様です。」
希「ハンバーグリゾット?美味しかった。」
真夜「そっか、よかった。で、話しはなに?」
希「あ、わかっちゃった?」
真夜「希ことなら、なんでも」
希「なんか、ズルいね。」ムッ
真夜「(可愛いな)……で、なに?」
希「……廃校の事、どう思う?」
真夜「……手が、ない訳じゃない。だけど、難しいだろうね。」
希「なら、うちの手伝いしてくれへん?」
真夜「……どんなこと?」
私が、それを聞くと希は1枚のタロットカードを差し出した。
そのカードは、太陽。
真夜「……これは?」
希「今日あったオレンジの髪の子、覚えてる?」
真夜「高坂か?」
希「そう、高坂 穂乃果ちゃん……その子のカード。」
真夜「太陽、ねぇ。」
希「あの子なら、なにか進めてくると思うの。」
真夜「影から、支えれば。か?」
希「うん、ウチと真夜くんで」
真夜「絵里は、どうする?」
希「時が、来るまでウチが側居おるよ。」
真夜「……わかった。」
私が、そう言うと希は驚いていた。
希「……ええの?」
真夜「そう言ったろ?大丈夫だ、私は希の占いを信じてる。」
希「……お願いね、真夜くん。」
真夜「あぁ、任せてくれ。」
~~
私は、朝早く登校していた。鞄を誰も居ない生徒会室に置き、左手にはケースを持って屋上に来ていた。
ケースを、足下に置き中身を取り出した。
いつもは、引けない。
あの時から、引けなくなった。
いや、自ら引くことが出来なかった。
真夜(だが、今日は引ける気がする。)
私は、懐かしい相方を構え、弦を当て引いた。
四季 春
新たなる始まりの曲
久しぶりの腕は、鈍っていたが悪くない。
私は、相方の旋律を聞きながら考えた。
なぜ、学院を救いたいのか。
なぜ、希の頼みを受けれたのか。
なぜ、引けるのか。
なぜ、希は高坂たちに何かを感じたのか。
なぜ、絵里はあれほど素直じゃないのか。
なぜ、廃校を阻止したいのか。
考えても、スッキリはしない。
でも、引けばスッキリする。
私は、そうゆう人間だ。
この頭の中にある靄を晴らせば、きっと何かが思い浮かぶ。
そして
真夜「……」
靄は、晴れ考えはまとまった。
真夜「…」
高坂は、人を惹き付ける事が出来き、導く事が出来る。
そして、私はもう1人知っている。
高坂には、劣るが人を惹き付け部員を引っ張ろうした人物を。
真夜「…矢澤 にこ。」
私と希が、何も出来なかった少女。
あの子が、夢中になっていたものそれは
真夜「スクールアイドル」
希は、そこまで見ていたのだろうか。
彼女の、占いは当たる。
高坂の、太陽のタロットカード
それが、どうこれからに影響するか。
今は、見守ろう。
そういえば、希から他に3人の名前も占いに出てたと言っていたこと思い出した。
不意に、屋上の入り口が開いた。
振り返ると、赤毛の1年生が立っていた。
?「あなたが、今の音の人?」
真夜「……そうだ。私は、北原 真夜。君は?」
真姫「……西木野 真姫よ。」
この子か。
希の占いの子の1人
廃校から救うであろう9人の内の1人。
やっと、真夜がバイオリンを引いてくれました。
続く物語のなかで、なぜ引けなかったのかも書かなければなりませんね。