ラブライブ~紫色の瞳に寄り添って~   作:PRIN20

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こんばんは、出来るだけ早く1話ずつ書くつもりなんですがシナリオ担当がなかなかあげてくれないです。

今回も、暖かい目で見てください。


急がば回れ、猿の一押し

昨日の夜、一緒に夕食を食べ紅茶を飲みながら希と話していた。

希は、話しの中に出てきた3人の1年生。

その3人の名前を紙に書き、渡してきた。

真夜「…この3人は?」

 

希「1年生の子達で、えりちやにこっちと同じように何かを抱えた素直になれない子達。」

 

真夜「希の占いに出てたと?」

 

希「うん、‘’廃校を救うであろう女神”たちって」

 

真夜「まるで、神話に出てくる9人の女神だな。」

 

希「うん、ミューズ。」

 

真夜「でも、高坂たちはミューズの神話なんて知らないとお思うぞ?」

 

希「まあ、なんとかなるよ。真夜くんは、ウチらを上手いこと集めて欲しいんよ。」

 

真夜「まあ、いっぺんには無理だがなんとかなると思うが。」

 

希「よろしくね。さて、そろそろ帰ろうかな。」

そうゆうと希は、紅茶を飲み終え玄関へ向かった。

 

真夜「あぁ、また明日な。」

私は、希を見送り片付けをし、明日の準備をした。

 

~~

 

希side

 

真夜くんは、手伝ってくれることになった。

わたしの、確信の持てない当たるかどうかもわからない占いを信じてくれた。

わたしを、信じてくれた。

彼は、昔から変わらない。

初めて、会った時からわたしを見てくれた。

わたしは、素直じゃないのに信じてくれた。

わたしは部屋のベッドに寝転がり、真夜くんを占う。

出たカードは、運命の輪。

 

希「……ウチ、信じてるよ。」

わたしは、運命の輪のカードを抱きしめる。

 

希sideout

 

~~~

 

私は、屋上で西木野 真姫と会ってしまった。

昨日の希の話を、思い返し西木野に関して情報がないか記憶を探っていた。

 

真姫「……ねぇ。」

 

真夜(ここは、情報を集めるためにも顔を覚えてもらうか。)

 

真姫「……ちょっと、聞いてるの!」

 

真夜「…聞いてる、そう大きな声を出すな。」

私は、西木野に背を向け先程まで引いていた相方をケースに仕舞った。

 

真姫「なら、返事くらいしなさいよ!!」

 

真夜「すまんな、少し考え事をしてて聞いてなかった。」

 

真姫「……はあっ、イミワカンナイッ!?」

 

真夜「で、今の音が私か?と聞いていたな。」

 

真姫「そうよ、違うの?」

 

真夜「いや、あってる。で、なんだ?」

 

真姫「ヴィヴァルディの四季なんて、初心者用の曲よね?なんで、あなたが引いてるの?」

初心者、か。確かに、5年のブランクがある。ほぼ、初心者に近いかもしれんな。なら、肯定しようと思った。

 

真夜「なんて。は少し酷くないか?まあ、私は初心者だから文句も言えん。」

 

真姫「嘘。あなたは、初心者じゃないわ。」

私は、驚いていた。そして、聞き返した。

 

真夜「……なぜ、そう言える?」

 

真姫「だって、キレイに譜面通りだけど、少し編曲してあるみたいだし。何より、表現が凄かった。だから、あなたは初心者じゃないって思った。」

 

真夜「……そうか、凄いな。あ、自己紹介がまだだったな。私は、北原 真夜。君は?」

 

真姫「……西木野 真姫よ。」

 

真夜「西木野か。ちなみに、どこで聞いてた?」

 

真姫「……音楽室よ」

 

真夜「音楽室?あそこは、申請なしじゃ使用禁止じゃなかったか?」

 

真姫「……そ、そうだったかしら?」

図星か。

 

真夜「無断使用か……生徒会に報告だな。」

 

真姫「ヴェっ!?な、なんでよ!良いでしょ、減るもんじゃないし!!」

この子、何も知らないのかと思い。いろいろ、かまを掛けてみた。てか、”ヴェっ”てなんだ?

 

真夜「…ほぉ、私の前で良くそんなことを言えたな。西木野、君は試験生を知っているか?」

 

真姫「……え、えぇ聞いたことはあるわ。」

 

真夜「なら、その試験生は生徒会に在籍していることは?」

 

真姫「……知らないわよ。」

知らないのか。と、私は西木野の世間知らずさに内心頭を抱えた。

 

真夜「……なら、私がその試験生ってことも知らないのか。」

 

真姫「ヴェっ!!?そ、そんなの知らないわよっ!!」

 

真夜「ちなみに、私は3年だぞ。」

 

真姫「ヴェ……そ、そうだった……んですか。」

西木野の不器用さに、ため息を吐いた。私は、ケースを持ち西木野の後ろにある、屋上の扉へ足を進めた。

 

真夜「敬語は、苦手のようだな。まあ、良い今回は見逃してやる。その代わり、私のこれは他言無用だぞ。」

 

真姫「わ、わかっ……かりました。」

私は、西木野の言葉に苦笑した。

 

真夜「……二人の時は、そのままで構わないよ。では、私は失礼するよ。」

そのまま、私は、屋上から生徒会室へ向かった。

 

~~~

 

絵里「……朝からなに?」

絵里は、朝から呆れ顔になっていた。

理由は勿論。

 

穂乃果「講堂の使用許可を頂きたいと思いまして。」

この子達だ。

昨日、絵里にあれだけ言われていたのにへこたれず、次は講堂の使用許可を取りに来た。

見事な打たれ強さだ。

 

海未「部活動関係なく生徒は許可が下りれば、講堂の使用出来る。と生徒手帳に、書いていましたので。」

確かに、そうだった。

園田は、なかなかの策士もしくはド天然かもしれない。

 

希「新入生歓迎会の放課後やね。」

 

これには、落とし穴がある。

それは、生徒会が納得するかどうか

使用許可は、生徒会が出すもの。

もし、絵里が出さなければそこで終わる。

 

絵里「……何をするつもり?」

 

海未「それは 穂乃果「ライブです。3人でスクールアイドルを結成したので、その初ライブを講堂をやろうと思ってます。」って穂乃果!?」

私は、眉間を摘まんだ。せっかく、園田が上手いこと言って講堂の使用許可だけ取るところを高坂は不意にした。

 

ことり「穂乃果ちゃん、まだ出来るかどうかはわからないよ……」

 

穂乃果「えぇー、やるよ!!」

 

海未「待って下さい!まだ、ステージに立つとは!!」

今度は、頭を抱えた。どうやら、高坂は頭で考えないタイプの様だ。

 

絵里「そんな、状態でライブなんて出来るの?」

 

穂乃果「えぇ!?だ、大丈夫です!」

 

真夜「全然、大丈夫に思えん。」

 

絵里「ほんとね。歓迎会は、遊びではないのよ?」

 

希「まあまあ、ちょっと落ち着こうや。絵里ちも、3人もね。」

このめちゃくちゃな空気を、希が落ち着かせ私をチラッと見た

 

真夜「そうだな。それに、3人は講堂の使用許可を取りに来ただけだろ?部活動でもないのに私たちが、そこまで気にする必要はないだろ。」

 

絵里「希、真夜。……わかったわ。」

相変わらず、絵里は少し抜けている。

ここで、部活動でもないって言ってるが使用事態の許可は別なのである。

だが、希も私も部活動以外の講堂の使用は自由。とも取れる事を言っているため気づいていない。

3人は、許可を貰うと退室していった。

 

絵里「……二人とも、なぜあの子達の味方をするの?」

 

真夜「私は、別にそんなことはしていないよ。」

私は、否定した。

希は立ち、窓開けていた。

 

希「……何度やってもウチに言うんや、カードが」

不意に開けた窓から突風が入り、希タロットカードが風で舞う。

 

絵里「ち、ちょ!希!」

 

希「カードが、ウチにそう告げるんや!!!」

そうゆうと、風が止んだ。

希は、満足そうに振り向くと生徒会室は突風のせいで希のタロットを初め、全ての書類は室内に散乱している。

絵里は、希を恨めしそうに見ていた。

希は、苦笑いをして立っていた。

私たちは、書類とカードを集め教室に戻った。

 

~~

 

放課後、荷物とケース持って教室から生徒会室に移動していると掲示板の所に手作りの投書箱があった。

メガネの少し緑っぽい山吹色の髪をした女の子が、その投書箱の後ろに張ってあるポスターに見いっていた。

 

?「……」

 

真夜「どうしたの?」

 

?「ピャッ!な、なんでしょうか?」

 

真夜「ごめんね、急に話し掛けて。ポスターに見いってるみたいだったから。」

 

?「は、はい。この、学校にも、スクールアイドルが出来たんだなって、思って」

女の子は、恐々と小さな声で言った。

 

真夜「そっか、スクールアイドル好きなのかい?」

 

?「は、はい。好き、です。」

そう言い、女の子は顔を赤らめた。

なんか、少し昔の希に似てるな。なんて思っていた。

 

?「かよち~ん。」

そう言い、女の子が駆け寄ってきた。

薄いオレンジ色の活発そうな女の子だ。

 

?「り、凛ちゃん?!」

 

?「どうしたの?」

 

?「え、あ、ううん。なんでも、ない。」

かよちんと呼ばれている女の子は、しどろもどろになりながらなんでもないと言ってた。

だが、それはなんかあるだろ。と、私は思った。

そして、凛ちゃんと呼ばれる子が、私に気づいた。

 

?「その人だれ?」

 

?「え?!、えっと」

 

真夜「そういえば、自己紹介してなかったね。私は、北原 真夜。君たちは?」

 

凛「は~い!星空 凛で~す!!」

 

花陽「…こ、小泉 花陽、です。」

 

真夜「!?……そう、よろしくね。」

この子達が、希の言っていた1年生の残り二人だった。

 

凛「さあ、かよちん。帰ろ~、北原先輩も失礼します。」

 

真夜「あぁ」

 

花陽「う、うん。」

小泉は、また掲示板を見ていた。

 

?「なに、これ」

不意に隣から声が聞こえ、見ると不満げな表情のにこがいた。

小泉は、驚いて「…さあ?」と苦笑いをして星空を追いかけて行った。

私は、去った小泉を見ているとにこが私を見ているのがわかった。

 

真夜「?どうした?」

 

にこ「…私が、聞いてるんだけど?これ、なに?」

 

真夜「私に、聞いていたのか。」

 

にこ「あんた以外に、聞けなかったでしょ。でも、さっきの1年生は律儀に答えてくれたけど。で、なんなの?」

 

真夜「あぁ、2年生の子達がスクールアイドルを始めたらしい。部活の申請にも来たが、絵里が追い返してたよ。」

 

にこ「……そう。」

 

真夜「…もし、あの子達が諦めなかったら。そっちに行くかもな、アイドル研究部の部長さん。」

 

にこ「…無理よ。絶対、途中で投げ出すわ。」

やはり、にこは高坂達の1つの壁なるだろう。

 

にこ「じゃあ、行くわ。」

 

真夜「あぁ、またな。」

にこは、部室。

私は、生徒会室に向かった。

 

~~~

 

その日の夜。

希と夕食を食べていた。

 

真夜「…今日、言ってた1年生3人に会ったよ。」

 

希「…そっか、早いね。」

 

真夜「まあな、情報は集めておかないといけないし。そういえば、高坂たちってグループの名前決めてなかったみたいだな。」

 

希「え、なんで?」

 

真夜「いや、今日掲示板にポスターに‘’グループ名募集中”って書いてあって、それの前に投書箱もあったからさ」

 

希「そうなんだ。なら、私書いていれようかな。」

 

真夜「もしかしなくとも、ミューズか?」

 

希「うん、でもカタカナよりローマ字の方が可愛いよね。」

希は、ニコニコしながら言っていた。

希のその顔を見て、私も笑みを浮かべていた。

 

~~~

 

希side

 

わたしは、神社のバイトで朝から境内の掃除をしていた。

家を出て、一度学院に行き資料や書類に手を付けそれから神社に来ていた。

掃除している中、昨日の夕食時に聞いた話しを思い出していた。

真夜くんは、わたしが考えていた以上に早く、1年生の3人に接触してることを知った。

 

希(…わたしも、出来るところからやらないなぁ。)

何時ものように、境内を掃いているとあの3人が神社の階段を走っていた。

高坂さんと南さんは、園田さんの扱きがキツいらしく青い顔をしていた。

わたしは、そんな子達を見て少し笑い、声をかけた。

 

希「君たち」

 

ことり「副会長さん?」

 

穂乃果「その格好」

 

希「ここでバイトをしてるんや、神社はスピリチュアルな場所やからね。3人とも、階段を使わせてもらってるんやからお参りくらいしてき」

その言葉に、3人は頷き神社で参拝していた。

 

希「…あの子達、本気なんやね。」

わたしは、そんな子達を見て安心した。

 

希sideout

 

~~~

 

私は、昼休み飲み物に買いに廊下を歩いていた。

渡り廊下を歩いていると、大きな木のベンチに高坂達が座っていた。

雰囲気が暗い、何かあったと思い自動販売機で飲み物を買い3人の方へ近づい声をかけた。

 

真夜「どうしたんだ?」

 

穂乃果「北原先輩……その、生徒会長に私たちのやっていることは逆効果なんじゃないかって言われてしまって……ちょっと、簡単に考えすぎていたんじゃないかって思って」

 

海未「頑張って練習をしていますが、生徒会長の言った言葉は考えなければと思いまして」

 

ことり「実はまだ、歌も出来てないんです。」

また、あの生徒会長は。と私は、思っていた。

 

海未「やはり、歌は他のスクールアイドルのものを歌った方が……」

 

真夜「…まだ、諦めない方ないいよ。やれることはやってみると、何が起こるかはわからないよ。」

 

穂乃果「…先輩?」

 

真夜「…そろそろ行くよ、失礼する。」

私は、3人と別れ生徒会室に戻った。

 

~~~

 

私は、希のバイト先の神社に行こうとしていた。

不意に、悲鳴が聞こえた。

私は、とっさに悲鳴の方へ向かった。

そこには、西木野の胸を揉む希の姿があった。

私は、その光景を見てあわな荷物を落としそうになった。

 

真夜「…希、なにしてるんだ?」

 

希「うん、わしわし?」

 

真姫「な、何すんのよっ!」

 

希「う~ん、まだまだ発展途上と言ったところやろうか。」

西木野は、希から解放され私の後ろへ走って逃げてきた。

 

希「でも望みは捨てなくても大丈夫や、大きくなる可能性はある。」

希は、両手を腰にやり胸を張った。

 

真夜「希、なんの話だ?」

 

希「…恥ずかしいなら、こっそりと言う手もあると思うんや。」

 

真姫「え……だ、だからなにを」

 

希「わかるやろ。」

そう言い希は、立ち去っていった。

私は、西木野と少し話すことにした。

 

真夜「大丈夫か、西木野?」

 

真姫「あ、はい。その、後ろに隠れてごめんなさい。」

 

真夜「気にしなくていい。あれは、彼女が悪い。」

 

真姫「…あの人は?」

 

真夜「彼女は、東條 希。3年で、生徒会副会長だ。」

 

真姫「そう、なの。」

 

真夜「…作曲、出来るのか?」

 

真姫「まあ、少しわ。」

 

真夜「なんだ、乗り気じゃないのか?」

 

真姫「……私の音楽は、終わってるの。」

 

真夜「…終わってるのか?」

 

真姫「…そうよ。」

私は、西木野の小さな変化を逃さなかった。

少し、意地悪な質問を出した。

 

真夜「…ピアノは、嫌いか?」

西木野は、すぐに

 

真姫「嫌いなわけないじゃない!」

私は、目を細めた。

やはり西木野は、何かを抱えている。

 

真夜「なら、良いじゃないか?やってみても」

 

真姫「そんな、簡単に言わないで!」

 

真夜「あぁ、簡単じゃないよな。好きな楽器を嫌いになるのも、棄てるのも。私も、出来なかった。昨日まで、引けなかったのにな。」

私は、苦笑いをして言った。

西木野は、静かに聞いていた。

 

真夜「でも、自分にとっては必要な事だ。なら、どんな状況でもやってみた方がいいよ。」

私は、西木野の目を見ていった。

 

真夜「作曲、してくれないか?そして、私にも手伝わせてくれ。簡単な、編曲くらいはできる。」

西木野は、頷きいてくれた。

私と、西木野は連絡先を交換し別れた。

自宅に着くと速やかにノートパソコンを起動してテレビ電話機能で西木野にかけた。

すぐに、西木野も出てくれた。

私は、バイオリン。

西木野は、ピアノで使って二人で作曲を開始した。

 

~~~

 

私は、早朝に高坂の自宅である和菓子屋‘’穂むら”を訪れていた。

昨夜、西木野と作った曲。これを、μ'sと書きポストに投函し学院に向かった。

生徒会室に着くと、希が仕事をしていた。

 

真夜「おはよう、早いな。」

 

希「おはよう、真夜くんよりは遅いよ。」

 

真夜「なんだ、知ってたのか?」

 

希「うん、一度家に行ったからね。はい、お弁当。」

 

真夜「ありがとう。明日は、私が当番だね。」

 

希「よろしくね。……で、どんな感じ?」

 

真夜「まあまあ、って所だな。西木野は、あと一押しすればメンバー入りは確定だろう。小泉は、星空と一緒に時期を見て入部だ。上手く行けば、だがな。にこは、1年生の3人が加入したらだな。だか、新入生歓迎会のライブには、高坂達3人でライブすることになるだろうな。」

 

希「……上手く行けば、良いけどなぁ……」

 

真夜「あぁ、そうだな。こっちは私に任せて、希は絵里を頼む。」

 

希「…ごめんね、わたしのお願いなのに」

 

真夜「構わないよ、私がしたいことなんだし、何より希のお願いだからな。」

 




前回、真夜のプロフィールを載せたのですが追加します。

北原 真夜
体重 67㎏
身長 173㎝
性格 基本温厚で滅多なことがないと怒らないが怒ると止まらない。
しかし、怒るとゆうより叱る感じ
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