東方 物理にそった大妖怪   作:エアン

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十五話 彼。紅魔を知らず

えーと、どこだここ。見慣れない天井、壁、ベッド。全体的に紅くて目に悪いな。

「起きましたか。」

「お前は?」

そこにいたのは銀髪のメイド。まだ寝起きで頭がついていかないな。

「私は紅魔館のメイド長、十六夜咲夜です。今はまだ身体を起こさない方がいいですよ。傷、まだ塞がってませんから。」

傷…そうか思い出した。この館に来てフランと戦って、そのまま寝たんだっけな。

「霧、晴れたのか。」

窓からは日光が差し込んでいる。あの赤い霧が嘘のような快晴だ。

「先日博麗の巫女と魔法使いが異変解決のために館にやって来て、お嬢様とフラン様は負けてしまいましたから。」

「フラン、大丈夫だったのか?」

「はい。驚きましたよ。地下室で大きな音がしたと思ったらあの惨状。それにフラン様の狂気が取り除かれて、お嬢様と一緒に戦ったんですから。」

「えーと、話についていけないな。咲夜、俺が眠ってる間に何があったか順序立てて話してくれないか?」

「かしこまりました。あなたが眠ってる間にまずはフラン様が起きて、お嬢様の元に話をしに来ました。お嬢様もフラン様の狂気が落ち着いていることに気付き異変への協力を認めました。そして二日後、霊夢と魔理沙に負けてしまい、霧は晴れることになりました。」

なるほど、俺が寝てる間に二人が異変を解決してくれたのか。フランが異変に協力したとなると、間接的に俺も異変に協力してしまったのか。

「というか、二日も寝てたのか。俺。」

「はい。一応足もここに置いてありますが…なんなんですかこれ?」

俺の足は棚の上に立てかけられてあった。

「私があなたを運ぼうとした時に足が外れたんですから、これが一番驚きましたよ。」

「これは義足だよ。俺の能力で操るんだ。」

立てかけてある足を軟体生物のように動かしたら咲夜がまた驚いた。

「…聞きたいことはありますが、まずはお嬢様にあなたが起きたことを伝えて来ます。すぐにお嬢様が部屋に来られますのでそのおつもりで。」

と言ってた瞬間咲夜はその場から消えた。なんかの能力か?

さて、暇になったし、今のうちに足作り直すか。大気中の物質からアミノ酸を作り出しさらにタンパク質を合成、他にも必要な材料を合成して糸状にし、足の形に編み込む。

「こんな感じだな。」

数分後、完成した足を取り付けて軽く動かしてみたが、我ながら良い出来上がりだ。

「さて、暇だ。」

二日寝た程度で腹の傷は塞がらない。今は腹筋を使うだけで出血しそうなので身体を自由に動かすこともできない。腹減ったけど、食べれるものもないし、腹に穴空いてるのに食べていいものなのか。飲み物ものもないし、大人しくしてるしかないか。

 

 

 

しばらくするとフランと同じくらいの女の子が部屋に入って来た。多分お姉様やお嬢様と呼ばれてるのはこいつだろう。

「気分はどうかしら?」

「大人しくしてる限り悪くないな。」

「そう、この部屋ならいつまでも貸すから、傷がふさがるまではここにいなさい。」

「そう言ってもらえると助かる。正直動けそうにないからな。」

「それで、本題なんだけど。」

お嬢様は俺の顔を見て真剣に話を始めた。

「今回の件紅魔館の主として心から謝罪するわ。」

「今回の件って言うのは霧のことか?それとも、」

「どちらもよ。」

その子は頭を深く下げていた。深々と頭を下げあと、再び俺と目を合わせ次の言葉が続いた。

「そして、一人の姉として。レミリア・スカーレットとして感謝するわ。」

その表情はさっき謝罪してた時よりかは柔らかくなっているようだった。

「べつにいいよ。俺はやりたいようにやっただけだ。」

「それじゃあ色々聞きたいことがあるんだけど、いいかしら?」

「いいよ。俺も聞きたいことはいっぱいあるし。」

 

 

 

レミリアからフランがなぜあんなことになっていたか聞いた。昔から狂気にとらわれることがあってあまりにも強すぎる力を封印するために長い間あの地下に幽閉していたらしい。通りで近いものを感じたわけだ。俺も長い間ずっと同じ場所にいたからな。

「それで、そろそろ私から質問したいのだけど、あなたは何者なの?」

「妖怪だけど?」

「それはわかってるわよ。だけど、誰にもばれずに紅魔館に忍び込んでフランと渡り合うなんて只者じゃないでしょう?」

「忍び込めたのは能力に恵まれたからだよ。ただフランと渡り合う?よく見てみろ、フランはほとんど傷なんてなかっただろ?俺はこの有様、ボロ負けさ。」

「生き残っただけで十分よ。それに変わった足、してるじゃない。」

「それも能力、物質を操る程度の能力だよ。」

「なるほど、確かにその能力ならその足と忍び込むのは納得できるわ。」

「だろ?」

「そうね。」

察しが良くて助かる。この能力、何ができるか細かく説明すると少しだけ長くなるからな。

「それじゃあ私は戻るわ。食事は咲夜が持ってくるから。あなたには色々助けられたんだから、この館で好きなだけゆっくりしてちょうだい。要望があれば彼女に言いなさい。あなたの命令には従うように言ってあるから。」

レミリアが退出してまた暇になった…二度寝するか、どうせやる事もないんだし。

 

 

 

「智慧様、食事をお持ちしました。」

「んぁ、咲夜か。大丈夫だ、入ってくれ。」

がっつり二度寝すると咲夜が食事を持ってきてくれた。寝起きで少し情けない声が出たせいで、少し笑われた。

「病人なんだ。寝るのは当たり前だろ。」

「ふふっ、そうですね。それでは体を起こしますよ。」

腹の傷があるので体を起こすのもわざわざ手伝ってくれた。

「いたっ。も、もうちょっとゆっくり。」

「すみません。でもこれで、食べれますよね。」

なんとか体を起こせた。少しだが見える景色が変わって気分が変わるな。

野菜のスープに蒸した鶏肉、すごく胃に優しいメニューだな。

「おお、美味しそうだ!」

「必要でしたら食べさせてあげましょうか?」

冗談交じりにそんな提案をしてきたが、流石に手は動く。体さえ起こせれば問題ない。

「その必要はない、いただきます。」

ナイフフォークの作法も本を読んである。普段は箸ばかりだが学んでおいてよかった。

「うん、美味しいな。」

「お口に合うようで良かったです。」

俺が食べてる間咲夜はベッドの隣に立っている。

「…べつに隣にいる必要はないんじゃないのか?」

「いえ、お嬢様から智慧様をもてなすように言われていますので。それに、食事が済みましたら食器を片付けて、包帯も変えなくてはいけませんから。」

「そ、そうか。」

なんか落ち着かないな。

 

 

 

「ごちそうさまでした。」

「それでは片付けますね。」

と言った瞬間俺の目の前の食器が消えて無くなった。咲夜は隣にいる。

「咲夜の能力も便利だよな。」

「時間を操る程度の能力です。」

「なるほど、そりゃ便利だ。」

「では、包帯を変えましょうか。」

「そうだな…それじゃあ部屋から出てもらえるか?」

「どうしてですか?」

裸を見られるのは別にいいけど、背中の封印の跡を見られるのはまずい。

「恥ずかしいから。」

「私はなんとも思いませんから大丈夫ですよ?」

「そうゆう問題じゃないの!あーもう、包帯貸せ!」

俺は包帯を奪い取り服の中で新しいものに取り替えた。

「あ、そうだ。残った包帯使っていいか?」

「構いませんけど…どこに使うんですか?」

「ここだよここ。この義足、形はよくできてるけど色がこれだからな。包帯で隠すんだ。」

着ていた袴をめくりあげ義足を見せた。咲夜もこれを見て納得したようなので、包帯を操り足先から包帯を巻いていく。

「使用済みの包帯は預かります。」

包帯を咲夜に手渡した瞬間、その包帯は消えてしまった。

「ありがとう。色々助かったよ。」

「メイドとして当然のことをしたまでです。他にも何かありましたら、些細なことでもなんでもお申し付けください。」

なんでもか。なんでも…。

「なら早速いいか?」

「なんでしょう?」

「ずっとベッドの上は暇だからさこの館に書斎があるなら何冊か本を貸してもらえないか?」

「この館には大図書館がありますから、どのような本が良いかリクエストがありましたら教えてください。」

「そうだな、物語であればなんでも良いや。参考書を読むのも嫌いじゃないが、今は気分じゃないから避けてくれ。」

「かしこまりました。」

と言った途端また咲夜は部屋から消えた。咲夜の能力、俺より便利なんじゃないか?

「お持ちしました。」

気づけば咲夜は部屋に戻っており、ベッドの近くの棚の上には本が十冊近く積み上げられていた。

「これだけあれば一週間は持ちそうだな。ありがとう。もう頼むこともないから戻ってくれ。」

「かしこまりました。それでは、失礼します。」

さて、本を読むか。

 

 

 

それからはひたすら本を読む毎日だった。せっかく自由の身になったが紫の家にいた時と大して変わらないな。ずっと横になってる分あの頃より怠惰な生活かもしれない。

しかし暇はしなかった。咲夜に頼めば本は何冊でも用意してくれるし、館の奴らが時々部屋に来てくれた。フランは何度も部屋にやって来てゲームをしたし、図書館に住んでいるパチュリーも何度か部屋を訪ねて来た。互いに読書好きと言うことで会話も弾んだ。傷も塞がってきたし、身体を動かすこともできるようになった。

 

昼食を食べ終えたところで咲夜に話を切り出した。

「そろそろ、家に戻ろうと思うんだ。具体的には明日。」

「そうですか?傷は治りきってませんし、急ぐ必要はないんですよ?」

「いつまでもここに居るわけにはいかないだろ。あんまり長く休んでるとやっと軌道に乗り出した商売が崩れるし。」

「わかりました。お嬢様に伝えてきます。」

「あぁ、よろしく。」

そう言って咲夜はまた時を止めてこの場から消えた。

 

 

 

夕食の時間になると部屋の扉が開かれた。咲夜が夕食を持ってきたのかと思ったがそこにいたのはレミリアだった。

「明日、館を出たいらしいわね。」

「あぁ。長い間世話になって悪かったな。」

「フランがあなたに怪我をさせたんだから、姉として責任を取るのは当然よ。」

「姉か…ちゃんと仲良くしてるのか?」

「フランとはちゃんと向き合ってるわよ。それでフランの話なんだけど。」

「どうしたんだ?」

「あなたが出て行くとなると寂しいって言ってるのよ。」

「そうだな。フランとは何度も遊んだしな。」

「だから、あなたここに住まない?」

「それは…難しいな。我が家もあるし。」

我が家には俺以外誰もいないけどな。

「でしょうね、そう言うと思ってたわ。」

「だったら何で聞いた?」

「代わりに、あなたが出て行くことをお祝いにパーティーを開くことにしたわ。」

「パーティーか。それは嬉しいが、いつ開くんだ?」

「今からよ。」

「今から⁉︎急すぎないか?」

「あなたが明日出て行くのだって急だったでしょう?」

「確かにそうだが…というか、今からってことは、今から移動するのか?」

「そうよ。このパーティーの主役であるあなたを迎えに、この紅魔館の主である私が来たのよ。」

「一応怪我人なんだけど。」

「明日出て行こうとするぐらい元気なんでしょう?いいからついて来なさい。」

「急に辛辣だな。」

 

 

少年移動中・・・

 

 

「智慧、治療生活終了おめでとーう!」

「おめでとう。」

「おめでとうございます。」

そこにいたのは紅魔館のフルメンバーだった。フランに咲夜、パチュリーもいる。

机の上には豪勢な料理がたくさん並べられていてどれも食欲をそそるものばかりだ。

「早く座って座って!」

フランに手を引かれ空いていた席に誘導された。

「咲夜、ワインを。」

「かしこまりました。」

咲夜がそれぞれのワイングラスに赤ワインを注いでまわっている。吸血鬼を意識してなのかは知らないが綺麗な赤色だ…血とか入ってないよな?

咲夜がワインを注ぎ終わるとレミリアがグラスを手に取り乾杯の挨拶を始めた。

「それでは、フランの成長と智慧の治療完了を祝って。」

「「「「乾杯。」」」」

ワインに口をつけたのだが、こればかりは経験が少ないから、美味しいとは思うがどう表現すればいいのかがわからない。とりあえずシンプルに

「美味しいな。」

「これ、血が入ってるわよ。」

「んぇ?」

パチュリーの発言に口に入っていたワインがそのまま口から溢れた。いや、俺は妖怪だし人を食べても大丈夫なんだけど驚きはする。

「冗談よ。レミィやフランは好んで飲むけど、私の口には到底合わないもの。」

「面白いジョークだったわよ、パチェ。」

「面白くねぇよ。せっかくの美味しいワインが。」

「あははは!智慧、面白い反応ね。」

「智慧様、タオルです。」

「いや、大丈夫だ。能力ですぐ綺麗にできるから。」

溢してしまったワインを操り霧散させた。これで元どおりだ。

「優しくしてくれるのは咲夜だけかよ。ってお前も笑ってないか⁉︎」

「すみません…皆様のおっしゃる通りいい反応でしたので…。」

咲夜も少し下を向いて顔を隠しているが肩が震えている。不服だがツボに入ったみたいだな。

「一応聞くが、もちろんこの料理には血が使われてたりはしてないよな?」

「大丈夫よ。私だって客人に出す料理は客人の口に合うように手配するわ。」

「そうだよな。それじゃあいただこう。」

並べられた料理は全て洋食で、昨日まで食べていた病院食のような(美味しくないわけではない)ものとは違いがっつりと食べられそうなものも多い。

「智慧、結構綺麗に食べるのね。」

パチュリーが俺のナイフフォーク捌きを褒めてくれた。やはりテーブルマナーは学んでおいてよかったな。

「フランも智慧を見習いなさい。これからは一緒に食事するんだから気をつけなさいって言ってるでしょう?」

「はーい。」

こうして見ていると姉妹というより母親と娘みたいなやりとりだな。まぁフランはずっと地下で一人きりで過ごしていたのだから仕方ないといえば仕方ないのか。そんなこんなでパーティーは本格的に始まっていった。

 

 

 

「智慧様、そんなに飲んで大丈夫なんですか?」

「ん、そんなに飲んでるか?」

「飲んでるわよ。あなたこの短時間で何杯のんでるのよ?」

「えーと、何杯目だっけ咲夜?」

「十杯目、そしてこれが十一杯目になります。」

俺の空いたグラスに咲夜が十一杯目のワインを注いでくれた。

「やっぱり飲みすぎじゃないの?」

「レミリアがお子さまなんじゃないのか?こんなの飲んだうちに入らないぞ?」

レミリアは見た目は子供だからな。酒に対する耐性もまだ少ないんだろう。と思っていると

「言ってくれるじゃない…咲夜!ワインもう一本持って来なさい!あとあのグラスも!」

「か、かしこまりました!」

咲夜が時を止めて持って来たのはこれまた上等そうなワインに人の顔よりも大きなワイングラスだ。

「こちらでよろしかったですか?」

「ええ、智慧あなたにこれができるかしら?」

レミリアはそのグラスにワインボトル一本を注ぎ込んでいる。

「お姉様大丈夫なの?」

「レミィ、あんまり普段しないことはしない方が…」

「見てなさい!」

レミリアがグラスを持ち上げてワインをガブガブと飲み込んでいる。その姿としては紅魔館の主としてはあるまじきものなのだが。

「どうよ!これでも子供っぽいかしら?」

案外これがレミリアの素なんだろうな。負けず嫌いで子供っぽい。というか、やっぱりまだ子供なんだろう。

だが俺も大人になるつもりはない。静かなディナーも嫌いじゃないが、パーティーをするなら馬鹿騒ぎするのも悪くない。

「ははははっ!その程度で大人になった気分か?咲夜、ボトル三本とワイングラスを持って来てくれ!」

「ボトル三本にワイングラスですか?ワイングラスはあんなに大きいのはあれしかありませんよ?」

「ならできるだけ数を持ってきてくれ。能力で纏める。」

「か、かしこまりました。」

一瞬で俺の目の前にワインボトルが三本とグラスが大量に並べられていた。グラスを一つにまとめ、レミリアのより巨大なワイングラスが完成した。グラスの量に余裕があったので装飾も散りばめてみた。

「大人の本気、見せてやるよ。」

ワインボトルを操りグラスに注ぎ込み、全て注ぎ終わったところで

「よっ!」

一気に飲み干して見せた。流石に酔いは回ってくるが俺とて妖怪だ。この程度で倒れたりはしない。伊達に紫と飲んできたわけじゃない。あいつとんでもない度数の酒も持ってきたからな。あそこにいるうちに鍛えられた。

「智慧すごーい!」

「だいぶ酔い始めたわね。」

「わ、私だって負けないわよ!咲夜!」

「お嬢様、あまり無理はなさらない方が…。」

「負けっぱなしで終われないでしょう!」

「ははは!その調子だ!咲夜、どんどんもってこい!」

それから先は俺とレミリアの飲み勝負だ。レミリアが俺と同じくワインを三本空ければ俺は四本のワインを空けた。正直俺と飲み比べで勝てることはそうないのだ。俺がピンチになったら飲む前に酒のアルコールを分解するからな。

とは言ってもこの程度なら分解するまでもない。俺はワインに含まれているアルコールをしっかり飲み込んでいる。

「ぐぇぇ。」

とうとうレミリアが机に突っ伏した。

「俺を倒すにはあと倍は飲まなきゃ無理だぞ。」

ワインは十本は飲んだな。度数の強い酒ならこうはいかないがこの程度ならまだまだいける。

「うー。」

「お姉様飲みすぎだよ。」

「子供なのはお互い様ね。」

「なんだ〜?パチェもやるのか〜?」

「私は遠慮しとくわ。」

(咲夜、次智慧にワインを注ぐときこれを混ぜなさい。)

(これは?)

(私が調合した味も香りもする強力な睡眠薬よ。今の彼なら気づかずに飲むでしょ。そろそろパーティーもお開きにするわよ。)

「パチェも咲夜も何話してるんだ?早く次を注いでくれ!」

「かしこまりました。」

「全く、レミリアもまだまだだな。俺なんて…これ…から……ふぁぁ。なんだ……急に眠く。」

パタッ

「あれ?智慧も寝ちゃったの?」

「本当に何の疑いもなく飲みましたね。少し色も変わってたのに。」

「酒は飲んでも飲まれるなってことよ。それじゃあ後の処理は任せたわよ。」

「かしこまりました。」

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