次の日の駆逐艦寮にある教室にて。
紅音「眠い」
長門「人を呼んだと思って来てみたら第一声がそれか…」
木曽「お前はなんで俺達を呼んだんだ?」
紅音「格闘教えろや、て言ったのそっちじゃないですか」
天龍「じゃあ教えてくれるのか?」
紅音「教える気が無かったら呼んでないと思うよ」
紅音「ただし、教えるのは格闘じゃなくて地上での戦いな。それでも良いなら教えてあげましょう」
不知火「どういう事でしょうか?」
紅音「見た方早い。HEY!Akashi!」
明石「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」
紅音「例の物を」
明石「こちらに」
明石はそう言うと4つのケースを紅音に渡す。
紅音「今から名前呼ぶから取りに来いよ〜」
不知火(先生でしょうか?)
紅音「シラヌイ=サン」
不知火「はい」
紅音「テンリュウ=サン」
天龍「おう」
紅音「キッソ=サン」
木曽「普通に呼べ」
紅音「大きい7さん」
長門「もはや名前ですらないんだが」
紅音「じゃあ皆さんケース開けてくださいな」
ケース「ゴーマーダーレー」
天龍「なんだこれ?」
紅音「アサルトなライフル」
木曽「この小さいのはなんだ?」
紅音「手の銃」
不知火「なぜこれを?」
紅音「地上での戦いには必需品」
明石「でも今回使うのはケースの右下にあるファイティングナイフです」
紅音「教えてもらいたい方はグラウンドにGO」
明石「そこで詳しい説明しますので」
紅音「ケースごと持ってこいよ」
そう言うと2人は教室から出て行く。
数分後のグラウンド
紅音「じゃあ明石説明よろしく」
明石「分かりました」
グラウンドには4人全員来ていた。
明石「今回やるのはそのナイフを使って4対1で紅音と戦ってもらいます。皆さんはその刃がついたものを使ってもらいますが紅音はゴム製のナイフを使います」
明石がそう言うと紅音がゴム製のナイフをシースから取り出して曲げてみせる。
明石「使っていいのはそのナイフと格闘ですが砂などは使ってもいいですよ。制限時間は無制限。全員が行動不能になった側の負けです。場所はグラウンドのみ。質問ありますか?」
不知火「なぜ提督はゴム製なんでしょうか?」
紅音「ハンデ」
長門「ハンデだと?」
紅音「まだ死にたくないだろう?」
長門「後悔するなよ」
明石「それ以外に質問ありますか?…無いようなら準備が終わり次第始めます」
そう言うと各々の開始地点に移動する。そして
明石「各自の最大の能力を発揮して戦ってくださいね。それでは開始!」
戦いの火蓋が切って落とされた
紅音(2人2人で別れて挟み撃ちにする気かな?)
4人は2人ずつに別れ紅音の横へ回るように歩を進める。
紅音(木曽と天龍が要注意で不知火も中々に手強いな…長門はナイフ向きじゃないな)
4人は既にナイフを構えているが紅音はまだナイフを構えずその場にしゃがみ砂をポケットに入れ、立ち上がる。
不知火&木曽「…」ザッ
同時に右から不知火、左から木曽が紅音へ駆けてくる。
木曽より速く不知火が紅音に迫る…が
紅音「…」バッ
ポケット入れていた左手を出し、不知火の方で手を開く。
不知火「!?」
不知火の目と口に砂が入り、足が止まる。
木曽「なっ!?」
木曽はそれを見て驚愕するが足を止めずそのまま紅音の内股にある動脈へナイフを突き込む
「ダン!」
もナイフは空を斬る。
長門「木曽後ろだ!」
木曽「ッ!?」
「ボキィ!ゴキュウゥ」
紅音の放った拳が人間の心臓のある部分に直撃し、
「キュイン!」
その強すぎる威力により衝撃波が発生し高音と共に木曽は数10…下手したら100m近く後方に飛ぶ。
紅音「スゥ」
紅音の拳からは湯気の様な物が発生している。
紅音(かなり手加減したんだがな…)
明石「木曽さんは戦闘不能により脱落です」
天龍「化物かよ…?」
不知火「…」
不知火(勝てる気がしませんね)
不知火は紅音から目を離さずジリジリと後ろへ下がる。
紅音「…」
「ダン!」
不知火(見えない!?)
「ダァァァァン!」
紅音は不知火へ肩でタックルする。先ほどと同じく衝撃波が発生し数10m飛びさらに数10m転がり止まる。これにより不知火も脱落した。
紅音「悪いがCQCはそんなに得意じゃないんだよ」
天龍「ッ!」
紅音「大振りはNGだぞ」
天龍(なんであたらねえ!?)
天龍はナイフで紅音になんども斬りかかるが紅音はなんなくそれを避ける。
紅音「ナイフはなにも1撃必殺ってわけじゃない」
天龍「なに?!」
紅音はシースからゴム製のナイフを取り出す。
紅音「浅くても」
天龍「クッ!」
紅音「何度でも斬ればいい」
天龍「熱!?」
思わず天龍は後ろへバランスを崩す。
「ダン!」
天龍「しまっ…!」
天龍の腹部に張り手が直撃し、数m後ろに居た長門を巻き込むさらに後ろへ飛ぶ。
長門「くぅ…」
紅音「最後まで残ったプレゼントだ…少し本気で行ってやる」
長門「なに?」
紅音(スキルの応用技)
紅音(Time alter―double accel)『時感作用』+『防衛爪』
時間作用 時を操るスキル
防衛爪 結界を張るスキル
紅音があるキャラの技を見て真似た技。自分の体内に結界を張り、自分の時間のみ倍速化させる。紅音はこの他にもスキルを応用し、キャラの技に似たものを使える。
長門「…!?」
「ダン!」
何10mも離れていた紅音が急に目の前に現れ、そのまま腹部に拳をくらい4人は全員戦闘不能となり紅音が勝利する。
紅音「明石!」
明石「はい!」
紅音「ドックに連れてくから不知火と木曽持ってくれ」
明石「分かりました」
紅音は天龍と長門、ケースを持ちドッグへ向かう。
ドッグ
紅音「流石にこれ以上は入れんからな。すまないが後は頼む。バケツ使っていいから。俺は外で待ってる」
明石「分かりました」
そう言うと紅音は外に出る。その少し後に。
明石「入渠終わりましたよ」
紅音「んじゃ教室に戻るぞ」
木曽「あの技はなんだ?」
紅音「教室で言う」
長門「あの距離をどうやって一瞬で詰めた?」
紅音「教室で説明すっる」
天龍「そのナイフゴム製だよな?」
紅音「教室で説明すると何回言ったらいいんですか?」
そうこうしてる内に駆逐艦寮にある教室についた。
紅音「んじゃ木曽の質問から。あの技は八極拳の金剛八式の衝捶と川掌と言う技。んで踏み込みが震脚ってやつ。まぁ、自己流に色々変えてるから細かく言うのはまた今度」
紅音「次は長門の質問。あれはゲームの世界で言うチートコマンドだからあれ自体は覚えられない」
紅音「天龍の質問の答えは簡単に言うとただの技量。あれ位になるまでは教える…覚える気があるならな」
紅音「最初は基礎体力と基礎筋力を今の何倍にもする。訓練は明日から開始する。質問があるなら執務室に来てどうぞ。今日は解散。また明日今日と同じ時間にここ集合な」
そう言うと紅音と明石は教室から出て行く。
詠唱する必要あるのかって?無いです(真顔)
八極拳とTime alter…強い(確信)
執筆中のおともは午後の紅茶の作者です。