色々規格外な提督と元ブラック鎮守府   作:薪音

14 / 32
 艦娘の心開く編と書いておきながら何もしないタイトル詐欺ならぬ章名詐欺(?)
 本格的なほのぼのは次の章です。


酒の肴

夜の執務室

 

紅音「そろそろ限界じゃないんすかね?」

隼鷹「提督こそ限界じゃないのかい?」

紅音「樽の1つや2つで酔うほど弱くねえわ」

青葉(なんでそんなに飲めるんですかね…)

 

 それは数時間前にさかのぼる。

 

スピーカー「トロア!なんで裏切りやがった!?」

紅音「…」

スピーカー「人違いだ、俺はトロアじゃない」

 

 紅音が執務室でアニメを鑑賞しながらお酒を飲んでいた時に。

 

「バン!」

紅音「普通に開けれないんですかね」

隼鷹「酒の匂いがする」

紅音「飲みます?」

隼鷹「もちろん!」

 

 青葉は途中で記事のネタがどうたらとかで現在に至る。

 

紅音「所であなたは提督は嫌いじゃないんですか?」

隼鷹「んあ?酒が飲める奴に悪い奴はいないからな!」

紅音「変わってますね」

隼鷹「んじゃさ、私からも聞きたい事あるんだけど」

紅音「なんでしょう?」

隼鷹「なんで提督になったのさ?」

紅音「上からの命令」

隼鷹「そうじゃなくてなぁ…」

青葉「なぜ海軍に入った理由ですか?」

隼鷹「そう!それだ!なんで提督は海軍に入ったの?」

紅音「異動でだ」

青葉「じゃあ元は陸か空のどちらかですか?」

紅音「陸」

隼鷹「酒の肴に陸軍に居た時の話聞かせてよ」

紅音「例えば?」

隼鷹「う〜ん?所属してた部隊とか?」

青葉「それ気になります」(良い記事のネタが聞けそうですし)

紅音「部隊のなんの話だよ」

青葉「なにが任務の部隊に居たんですか?」

紅音「深海棲艦に占拠された島とかの奪還が任務の部隊」

隼鷹「そんな部隊あったのか?」

青葉「噂程度でなら聞いた事ありますね」

隼鷹「でもそう言う部隊の名前ってかっこいいんだろ?」

紅音「特殊作戦郡01部隊」

青葉「想像してたのと違いますね…」

紅音「どんなの想像してたんだよ…」

青葉「デルタフォースみたいなのを…それか対深海棲艦〜〜部隊みたいなのを」

紅音「デルタフォースも正しくは第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊だぞ?んで対深海棲艦部隊だったらこの戦いが終わったらそのまま解散になるぞ」

青葉「確かにそうですね…」

隼鷹「でもさ艦娘が居なかった訳でしょ?大変だったんじゃない?」

紅音「そうでもない」

 

数年前の島奪還作戦時

 

「バババ!バババ!」

仲間A「よく女子供(深海棲艦)が殺せるな!」

紅音「簡単さ!動きがのろいからな!」

仲間B「フルメタルジャケットのシーンの真似しなくていいですから!ちゃんと戦闘に集中してください!」

紅音「怒ってばっかだとシワが増えるぜ?」

仲間B「殺されたいんですか?」

紅音「いいよ!来いよ!」

仲間C「今、戦闘中だぞお前ら!?」

 

 

 

 

紅音「って事があったな」

青葉「戦場でなにしてるんですか…」

隼鷹「面白そうな奴らだねぇ」

紅音「全員面白い奴だぞ」

隼鷹「全員現役なのかい?」

紅音「何人かは退役したな」

青葉「その言い方だと隊員は全員生き残ったんですか?」

紅音「俺の部隊の奴らは運良く全員生き残ったぜ」

青葉「戦場であの余裕っぷりですからね…」

隼鷹「提督がいつもその服装なのはその時の名残りかい?」

紅音「これは動きやすいから着てるだけだ」

青葉「常に手袋してますけどなんでですか?」

紅音「質問ばっかだな…まぁ、いいが。いつでも殴る時に手を傷めない様にだなこれは。他に意味はないな」

青葉「じゃあ手袋外しても大丈夫なんですか?」

紅音「問題ない。外そうか?」

青葉「是非!」

紅音「OK」

 

 紅音は手袋を右手から外していく。そして左手の手袋を外すと

 

青葉「司令官…それ…」

紅音「ん?あぁ、これか?見ての通り結婚指輪だが?」

 

その薬指には銀色に輝く指輪がはめてあった。

 

青葉「それ金剛さんとかの前じゃ見せない方いいですよ」

紅音「そういえば金剛と紅茶飲んでる時に夕張に結婚してるか的な事聞かれてしてると言おうとしたら大淀さんに口抑えられたな…」

隼鷹「大淀が居なかったら修羅場になってたよ…それ」

紅音「?」

青葉「てか、2人とも何時まで飲んでるんですか!?」

紅音「そんなに飲んでたか?」

青葉「樽がさっきの何倍もからになってますよ!?」

隼鷹「はっはっは!提督が良い飲みっぷりだからこっちも思わず飲んじまうよ!」

紅音「しかし俺も今日用事があるからな。今日はお開きにしよう」

隼鷹「なんだい?もう終りかい?」

紅音「飲み足りないなら酒いくつか持ってくか?」

隼鷹「いや、遠慮しとくよ。そんじゃ私は帰るわ」

青葉「じゃあ私も」

紅音「早く寝ろよ」

 

 2人が執務室から出るのを見計るように執務室の電話が鳴る。

 

紅音「もしもし」

?『この前の言われた件の情報手に入れましたよ』

紅音「まだ1日位しかたってませんよ?」

?『私の情報収集能力は世界一ですよ?』

紅音「それはいつも聞いてる。それで日時と時間は?」

?『今そちらに向かってるので朝方には着くと思うので…今日予定ありますか?』

紅音「艦娘の数人を訓練する以外に予定はないな」

?『それじゃメールを送るのでその時間にそこに来てくださいね』

紅音「了解」

?『それでは』

紅音「あぁ」

 

 電話がきれたと同時に紅音の携帯にメールが届く。

 

紅音(ここか)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後

 

紅音「ごきげんよう」

長門「何をするんだ?」

紅音「第一回目の訓練の前にやることがあるのでついて来てください」

 

 紅音はそう言うとグラウンドの一角に行く。

 

不知火「提督、これは?」

 

 そこには高さ5m、長さ10m、厚さ5m程の石の壁が作られていた。

 

紅音「まぁ見とけ」

 

 紅音は地面に置かれていた長さが1m程の鉄の棒を取ると

 

紅音「ほいっ」

 

石の壁目掛けて一直線に投げると石の壁を貫通する。

 

紅音「とまぁ、これを出来る様になるまでずっと筋力と体力作り」

紅音「…てのは冗談で川内や〜」

川内「なに?」ザッ

4人「!?」

紅音「これをこう」

川内「あぁ、なるほど」

 

 川内も鉄の棒をとり石の壁に投げると貫通はしないが全て刺さる。

 

紅音「せめてこれぐらいになるまでは筋力と体力作り」

明石「これが内容です」

紅音「川内は戻っていいぞ」

川内「おっけ」ドロン

天龍「…この内容であんなになるのか?」

紅音「このメニューだけだったら100年位かかるぞ」

木曽「じゃあなぜこの内容なんだ?」

紅音「徐々に筋力と体力を作るため。別に自分でトレーニングしても構わんがオーバーワークにならない程度にやれよ」

不知火「分かりました」

紅音「悪いが俺は急用が入ったから今日の訓練は明石と海風が見てくれる」

長門「海風は駆逐艦だぞ?」

紅音「駆逐艦だと思って甘く見てると痛い目見るぞ」

紅音「んじゃ後は頼んだぞ2人とも」

明石「お任せ下さい!」

海風「分かりました」

木曽(あいつの艦娘はアサシンかなにかなのか?)

 

 

 

 

佐世保市内

 

紅音(地味に遠い)

 

 紅音は私服に着替えメールに書いてあった場所に向かっている。服装はジーンズに黒色のVネックのTシャツ、灰色のワークキャップそしてマスク。

 

紅音(ここか)

店員「いらっしゃいませ〜」

店員「お一人様ですか?」

紅音「待ち合わせです」

店員「お名前を聞いてもよろしいでしょうか?」

紅音「月無 紅羽です」(つきむ あかば)

店員「少々お待ちください…部屋番号36になります」

紅音「分かりました」

 

 

 

 

 

 

「コンコンコン」

?「どうぞ」

紅音「失礼します」

?「お久しぶりですね紅音さん」

紅音「俺は佐世保鎮守府のあなたにはほぼ毎日会ってますけどね」

?「ふふふ。それでこちらが調べた情報になります」

紅音「ありがとうございます」

 

 紅音は情報の書かれた資料も貰うと1枚1枚見始める。

 

紅音「武器商人ですか…」

?「在日米軍や自衛隊が解散になった時に一時期銃などの兵器が裏のルートで相当数出回った時に手に入れた方々が武器商人として売ってる様ですね」

紅音「その武器商人がブラック鎮守府の提督とかを相手に取引してると」

?「その通りです」

紅音「…なるほど、今日にした理由はこれですか」

?「はい」

紅音「と言う事は全員来てるんですね」

?「皆さん来てますがその辺で遊んでると思いますよ」

紅音「今日は鎮守府に帰るのが遅くなりそうだな…」

?「物は全て持って来ましたよ」

紅音「分かりました。…今思ったのですが青葉はここにはいないんですね」

?「下見に行ってますよ」

紅音「分かりました」

?「せっかくカラオケに来たんです。少し歌って行ったらどうですか?」

紅音「そうですね。カラオケに来たので少し歌って行きますかね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕方のホテルの一室にて

 

青葉「情報だとこの4方をコンテナに囲まれているここで密談があるのかと」

?「2人が手に入れた情報なら間違いないわよ〜」

?「2人はいつも通り後方支援に努めとくれ。奇襲をかけるのは私と龍田、紅音で十分だ」

?「私も居ますよ」

紅音「大鳳はいつも通り狙撃に集中してくれ」

龍田「ふふふ。久しぶりの仕事だわ〜」

青葉「相手は武器商人ですの手練の護衛が何人もついてると思いますので一応注意してくださいね」

紅音「ボスは生きて捕らえて軍のお偉いさんに渡すか」

龍田「分かったわ〜」

紅音「心配だ」

?「同感だ」

龍田「失礼ねぇ。陸軍からの付き合いじゃない」

紅音&?「だから余計に心配なんだよ」

青葉「…武器商人の取り締まりには政府も困ってるので多少暴れても問題ないでしょう」

紅音「じゃあ港を吹き飛ばそうかね」

?「これから毎日、港を吹き飛ばそうぜ」

?「やめてくださいね」ニッコリ

紅音&?「すみませんでした」

青葉「私達はここから通信で支援するので4人はそろそろ狩りに行ってください」

4人「…」ピクッ

紅音「狩りだ」

?「狩りか」

龍田「狩りだわ」

大鳳「狩りです」

4人「フフフ」

?「完全にスイッチ入っちゃたわね」

青葉「いつもの事じゃないですか」

青葉「早く車に行ってください」

 

 4人は部屋から出て車へ向かう。




 Wガンダムもう何年、何十年前ですよね。1番好きなガンダムシリーズは08小隊です。










 


 毎回この最後になんか書いてるけど「なんで書いてるんだろう?」と思った作者です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。