色々規格外な提督と元ブラック鎮守府   作:薪音

8 / 32
 提督が強い回


最強と最凶

 目的地の島に行く途中の海上にて

 

ル級「ハ、ハナセ!」

紅音「聞きたい事があるんだが」

 

紅音は途中で接敵したル級の艦隊を壊滅させ現在ル級の首を右手で締めてつつ持ち上げている。

 

ル級「ナンダ?!」

紅音「2ヶ月ほど前この海域に金剛型の3人が来なかったか?」

ル級「自分ハ一月前ニコノ海域ニ配属サレタカラワカラナイ」

紅音「じゃあこの先に艦装が2つ生えたレ級はいるか?」

ル級「ソ、ソレハ言エン!」

紅音「そうか」グググ

ル級「ッ!」

 

 紅音の首を絞める手に徐々に力が入ってくる。

 

ル級「ワ、ワカッタ!」

紅音「…」スッ

ル級「ゴホッゴホッ…確カニコノ先ノ島ニ貴様ガ言ッタレ級ハ居ル…コレデイイダロウ!?」

紅音「それがわかっただけで十分だ」

 

 紅音はそう言い右手を離す。

 

ル級(助カッタ…)

紅音「喋ってくれたお礼だ一瞬で楽にしてやる」

ル級「エッ…」

 

 紅音は海面に膝をついていたル級の頭をサッカーボールをキックするように蹴ると頭が消し飛ぶ。頭のなくなったル級は徐々に沈んでいく。

 

?「イヒヒヒヒ」

紅音「そっちから出てきてくれるとは」

レ級「強イナオ前!」

紅音(ほんとに2つあるな…)

レ級「少シ俺ト遊ベ」

紅音「死なない程度に遊んでやるよ」

レ級「キシシシ」

 

 レ級が笑うと右の艦装の主砲が紅音に放たれる。

 

紅音「キャッチボールか?」

 

 しかし紅音は放たれた3つの砲弾の2つをキャッチし、1つを蹴り返す。

 

レ級「強イ強イ!」

紅音「…」

 

 レ級は蹴り返された砲弾を左の艦装を盾にするかのようにして防御する。紅音はキャッチした砲弾をレ級に投げ返す。

 

レ級「コレハ少シキイタゾ!」

紅音「ちゃんとキャッチしろよ…」

レ級「キシシシ」

 

 レ級が笑うと今度は魚雷が発射され、左の主砲も放たれた。

 

紅音「本当の魚雷の使い方教えてやるよ」

 

 紅音は砲弾をしゃがんで回避し、大量に放たれた魚雷の中でも前にある魚雷を掴み、爆発する前にレ級に投げつけ、他の魚雷は上空にジャンプして回避する。

 

レ級「ッゥ…」

紅音(魚雷をうけても小破しないか…)

レ級「遊ビハ終ワリ」

紅音「そっちから言ってきて今度は急に終わり宣言か」

レ級「死ネ!」

 

 そう言うと副砲と対空砲を放つ

 

紅音「怖い怖い」

 

しかし紅音はその弾幕を全て避ける。

 

レ級「キシシシ」

 

 レ級が不気味に笑うと紅音の下の水中から口を開けたレ級の左の艦装が出てくる

 

紅音「長さも調節できるのか」

 

紅音はそれをバク宙し、後ろに退避することにより回避し

 

紅音(『健脚の抜き足』+『二重走』+『大爆傷』)レッグウォーカー+ツインランナー+ダイナマイトスマイル

健脚の抜き足 居合のスキル

二重走 一振りで二回斬るスキル

大爆傷 斬ったら爆発するスキル

 

 紅音は鞘から刀を抜き放ち目の前のレ級の艦装に斬りかかる。

 

「ボォン!ボォン!」

左艦装「ガァァァァァ!」

レ級「!?」

 

 左の艦装は斬られた所が爆発し、雄叫びを上げる。

 

紅音(『定滅多標的』)メタジャンクション

定滅多標的 滅多切りのスキル

 

 紅音は大爆傷を発動したまま定滅多標的を発動し、左の艦装を滅多切りにする。斬られた時のダメージと爆発のダメージにより左の艦装の雄叫びは徐々に力なくなってくる。その時

 

紅音「…」

レ級「クラエ!」

 

レ級の艦載機と右の艦装の主砲と副砲、魚雷が紅音に向かってくる。

 

紅音(確かに性能は2倍どころじゃなさそうだな)

 

 レ級の艦載機の今見えるだけでも正規空母5隻近くの数だ。しかし紅音は

 

紅音「こんな物か…」

レ級「ナニ?」

紅音「期待した俺が馬鹿だったな…」

 

その数を見ても動じるどころか拍子抜けした様子だった。

 

紅音「これ以上遊んでも時間の無駄だ、終わらせてもらう」

紅音(『水肢体』)ウォーターボディスラム

水肢体 水を司るスキル

 

 そう言うと水が針の様になりレ級の放った砲弾、魚雷、艦載機に襲いかかると一瞬にして全て撃破した。

 

レ級「ナ、ナ…」

紅音「はぁ…期待しすぎるのもダメだな…」

 

 紅音がそう言うと針の様に尖った水が水中から出てきて、レ級に次々と突き刺さる。

 

レ級「アガッカ、ァァ…」

紅音「…」

 

 最後にレ級の喉に突き刺さるとレ級は絶命した。

 

紅音(解除)

 

 紅音が全スキルを解除するとレ級は水面に叩きつけられる。

 

紅音「…」ヒョイ

 

 レ級が沈む前に紅音はレ級を肩に担ぎ、泊地に戻る。

 

 

 

 

泊地

 

響「おかえり紅音」

紅音「ただいま響」

響「今回は楽しめたかい?」

紅音「全く」ドサッ

 

 紅音は担いでいたレ級を地面に雑に下ろす。

 

紅音(『行進する死体』)マーチングバッド

行進する死体 死体を操るスキル

レ級「…」ムクリ

紅音「増援の邪魔をしてる深海棲艦を殲滅してこい」

レ級「…」コクッ

 

 レ級は頷くと海域に出撃していった。

 

紅音「これで俺が帰っても増援が到着して戦線も後退せずに済むだろう」

響「ありがたいよ」

紅音「5人は何してる?」

響「何度か執務室に行こうとしたけど結局ダメだったよ。その辺りで座ってるんじゃないかな?」

紅音「そうか」

響「帰るなら1度司令官に報告してくれよ」

紅音「了解っと」

 

 2人は執務室のある建物に入っていく。

 

 

 

 

執務室

 

アーニャ「今回の深海棲艦はどうだった?」

紅音「響にも似たこと聞かれたが拍子抜けだったな」

アーニャ「どうやったらそんなに強くなるのか聞きたいね」

紅音「お前には無理だ」

アーニャ「分かってますよ。どうせ運動音痴ですからね!」

響「よくあんなに運動できないのに軍に入れたの方気になるよ」

アーニャ「気合と根性で意外となんとかなるものですよ」

紅音「あと人の何倍も努力してるのを教官が気づいてたからな」

響「司令官は努力家だからね」

紅音&響「ハハハハ」

アーニャ「何がおかしいの!?」

アーニャ「はぁ…頭痛い」

響「風邪かい?」

紅音「ソレハタイヘンダー」

アーニャ「すごい棒読みだね!?」

紅音「ナンノコトダカ」

アーニャ「疲れた…」

紅音「じゃあ俺は仕事終わったから帰るわ」

アーニャ「じゃあね」

響「外まで見送るよ」

 

 そう言うと2人は執務室を後にする。

 

 

 

 

建物の外

 

紅音「お前ら帰るぞ」

5人「了解…」

響「じゃあね」

紅音「じゃあな響」

 

 別れの言葉を言うと紅音達は海域に出ていった。

 

紅音(結局金剛型に関する情報は収穫なしか…今度は鎮守府内の隠し部屋を探してみるか…そうなると俺や川内達だけだと時間がかなりかかるな。帰ったら電話してみるか)

 

 紅音はそんな事を考えながら鎮守府へ帰っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 佐世保鎮守府へ帰還した紅音は元帥に電話していた。

 

紅音「例のレ級は倒した後に傀儡兵にし、増援の艦隊を邪魔してる深海棲艦の殲滅を命令しました」

元帥『ご苦労じゃったな』

紅音「頼みがあるのですがよろしいでしょうか?」

元帥『わしの頼みごとも聞いてもらったからの。いいぞ』

紅音「憲兵を派遣してもらいたいのですが」

元帥『それはのぉ…』

紅音「その憲兵を指名したいのですがよろしいでしょうか?」

元帥『まぁ、いいじゃろう』

紅音「蒼音(そうね)と千斗(せんと)さんなのですが」

元帥『ふむ、確かにその2人なら大臣殿も許可してくれるじゃろう』

紅音「ありがとうございます」

元帥『今日中に進言してみよう。早ければ明日か明後日じゃろう』

紅音「わかりました」(毎回思うが行動が早いな)

元帥『用件が終わったのであればきるぞ?』

紅音「はい。それでは」ガチャ

 

 そう言うと受話器を置く。

 

紅音「ふぅ…」スマホ取り出し

 

 紅音は地図アプリで周辺のアニメグッズが売っている場所を探す。

 

紅音「メロンな本屋がない…だと…!?」

 

 お探しのショップはなかったようだ。

 

紅音「それなら局留めで…あっ局留めできなくなったんだった…」

紅音「流石に鎮守府で受け取るわけには…」

紅音「いやいっその事鎮守府の住所で…」

大淀「絶対にやめてください」

紅音「お、大淀さんいたんですか」

大淀「電話が終わった頃から」

紅音「どうやら俺の言葉は口に出ていたようですね」

大淀「ええ、そりゃもうバリバリ」ニッコリ

紅音「素晴らしい笑顔ですね」立ち上がり

大淀「逃がしませんよ?」

紅音「逃げてみせます」

 

 そう言うと紅音は大淀さん目掛けて走って行き、大淀さんの上をジャンプして執務室の扉をいきよいよく開ける

 

紅音「クレイモア!?」

 

扉の先にはクレイモア地雷が設置されていた。

 

紅音「ッ!」

 

 紅音は瞬時に扉を閉めるとその後にクレイモアが爆発する。

 

紅音(扉に鉄板が挟まれてよk…ハッ!)

 

 紅音は後ろの殺気に気づき振り向く。

 

紅音「…」ジリジリ

大淀「…」ジリジリ

 

 お互いが間合いを確認するかの様に少しずつ距離をつめる。

 

大淀「…」バッ

 

 大淀さんが距離を詰めると同時に

 

紅音「ッ」ズザザァ

 

紅音はスライディングをして股抜けをする。

 

大淀「しまっ」

 

 紅音はそのまま立ち上がる動作をせずに執務室の窓にダイブする。

 

「ガシャァァァァン!」

紅音(大淀さんもクレイモア使ったからね仕方ないね)

 

 紅音はそのまま建物の外に脱出する。

 

紅音(とりあえず困った時は工廠裏と相場が決まってる)

 

 紅音はそのまま工廠の方へと走り去っていく。

 

紅音(結局今日の夜飯もカロリーメイトかな?明石にいったらカップ麺あたり出してくれないかな…)

 

 そんな事を考えていた時だった

 

大淀『提督を捕まえ執務室に連行した方には間宮券を差し上げます。もう一度繰り返します…』

 

 大淀さんの放送がなる。

 

紅音(嘘…だろ…?)

 

 艦娘寮の方が騒がしくなるのが聞こえてくる。現在時刻は15時過ぎ、海域に出撃している艦娘は0。112人の艦娘vs紅音の逃走中が始まった。




 せんとさん?いえ、知らない子ですね。
 次回は逃走回ですかね。










 金曜日の仕事帰りゲーセンが異様に目に入ったので「久々に行こうかな」と思いなぜかよって。艦これacを初めてやって気づいたら2万近く使ってた作者です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。