友人帳の世界に転生しました!   作:まるくら

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毎度お久しぶりです。二年は経ってないから許されると思っている人です。

祝!夏目友人帳第七期!!
最近ニャンコ先生で全身コーデを組めるようになりました。スニーカーがめちゃくちゃイイ。踵に肉球を感じる。


第13!

「それで、そんなに沢山お花貰ってきたんだ?」

「俺みたいなのに花ってのもどうかとは思ったんだけど、まぁ貰っといた方が得みたいだったから……」

結局、あの元白毛玉は花守りの妖怪の所で番犬として世話になることになった。花守りの妖怪の方も仲間ができたのが嬉しかったようで、お礼にと例の満天星を俺にくれた。その後は、日が暮れてきたのもあって夏目達と別れて、ようやっと家に帰ってきた次第だ。

「ガラス玉のこと忘れてたでしょ」

「ボク達ずーっと家で待ってたのに!」

「はい、すみません……」

そこでまさか帰って早々叱られるとは思ってなくてですね。いやホントすまん。ガラス玉のことはマジで忘れてた。

「お詫びを要求します!」

「僕達とっても怒ってるんだよ」

どうしよう、怒ってるのは分かるんだけど如何せん可愛い。なんと言うかこう、ぷりぷり怒ってる感じが非常に可愛いと思います、はい。

しかしお詫び、お詫びかぁ。パッと思いつくのは森に入って双子にまた鹿を狩ってもらうとかだけど……。名取さんから忠告を受けた手前、安易に危険に身を晒すようなことはしたくない。双子にも危害が及ぶ可能性があるなら尚更だ。外に出るにしても、森とかじゃなくてもっと人が居るような所の方が好ましい。人混みから外れるようなところにさえ行かなければ、的場さんと遭遇することも無いだろうし。あ、そうだ。

「千歳、百歳、俺に提案があるんだけど」

「「なに?」」

「夏祭り、行ってみないか?」

「「行く!」」

 

という訳で、今回は珍しく人間の姿で双子とお出かけだ。勿論双子にも人間に化けてもらっている。傍から見れば俺達は微笑ましい兄弟に見えていることだろう。後でお揃いのお面とか買っちゃおうかな。いいよな、お面。ちょっと割高になるけど、最近は猫のやつとか、大人でも惹かれるようなオシャレなやつあるし。

そんなことを考えていると、服の裾を下からぐいと引かれた。

 

「ねぇ!ねぇ!僕あれ食べたい!めあつーるふってやつ!」

「めあつ……?あぁ、フルーツ飴か!リンゴとパインとイチゴとキウイがあるみたいだけど、どれにする?」

「イチゴ!三つついてるやつがいい!」

「ねぇ!ねぇ!ボクあれ食べたい!とるふくんらふってやつ!」

「とるふ……?あぁ、フランクフルトか!ジャンボと普通のがあるみたいだけど、どっちにする?」

「おっきい方がいい!」

「りょーかい。順番に買いに行くぞ~」

 

双子の機嫌もすっかり良くなったみたいで何よりだ。

俺もなんか食べたいな。イカ焼きに、焼き鳥、唐揚げもありだな

。くそぅ、めっちゃ酒飲みたくなってきたぞ。冷たいビールをグビッと行きたい!こういうの、妖の姿なら許されるような気がするんだけど、高校生じゃ流石になぁ……。高校生篠田真くんがそんな不良になるのは困る。ま、ここは高校生らしく健全にコーラでグビッと行きますか!

 

「あれ、篠田くん?」

「へっ?あ、多軌」

「こんにちは。篠田くんも夏祭りに来てたんだ」

「こんにちは。そっちも誰かと来てるの?」

「うん、三人で……あ!夏目くーん!田沼くーん!こっちこっち!」

「なっ、」

 

夏目くんに田沼くん、だと!?

多軌が手を振る方に振り返ると、そこには二人の細身イケメンが!夏目くんと田沼くんだー!!夏目とはやっと人間の姿で会えたし、田沼とは初めて会えたー!うれしー!ってこのテンションだとマズイな。

 

「お待たせ、えっと、そちらは?」

「この間話した、3組の転入生の篠田真くんだよ」

「あぁ、皆で学校探検したとか言ってたやつか」

 

学校探検て。俺を案内してくれたのが凄い楽しそうに伝わってらっしゃる。

 

「初めまして篠田。おれは田沼要、よろしくな」

「おれは夏目貴志、よろしく」

「二人に会えて嬉しいよ。よろしくな、田沼、夏目。それと、皆に紹介するよ。俺の家族の千歳と百歳だ」

 

俺の脚の後ろで黙々とフルーツ飴とフランクフルトを頬張っていた双子を前に押し出す。それぞれ食べてるものが余っ程美味いのか、よっと軽く手を上げるだけ上げて串を頬張っている。可愛いから頭撫でとこ。

 

「可愛い弟さん達ね!私は多軌透っていうの。よろしくね」

 

あぁそうか、弟達ってことになるよな。実は二人は妖怪で、払い屋への対処をしやすくするために半妖の俺と一緒に居て~なんて説明する訳にも行かないし。双子は俺の弟達。今後もそれを採用させてもらうとしよう。

 

「ところで、良ければ夏祭り一緒に回らない?双子を連れてきたはいいものの、俺こっち来たばっかだから下手すると迷子になりそうでさ。俺が」

「あはは、それは大変だ。おれはいいけど、夏目と多軌も大丈夫か?」

「あぁ」

「もちろん!」

「ありがとう、助かるよ」

 

やったー!美男美女美少年達と一緒にお祭りだー!!この場合俺のことは考えないこととする。いいんだよ、後でお面買うし!

 

「それじゃあ行こうか!」




准教授・高槻彰良の推察っていう小説がめちゃくちゃ好きなんですが、最近クロスオーバーを読みたい欲が凄い。周りに嘘吐きと罵られ続けた夏目くんと、嘘を聴き分けることが出来る深町くん。絶対相性がいい。見たい。
この際なので好きな作品を叫びます。
准教授・高槻彰良の推察!蟲師!モノノ怪!刀剣乱舞!夏目友人帳ーー!!!

「友人帳の世界に転生しました!」のこの先のお話なんですけど、話の大筋というものが無いので、話の完結というものもなくてですね。小さなお話をゆるゆる~と続けていくつもりですので、ゆるゆる~と待っていただけると幸いです。
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