竹の花は長いスパンで咲き誇り、簡単に散るらしい。
その様は不老長寿への欲望を抱かせる者や刹那を感じ取る者など様々だ
「笹がこんなとこまで」
「除草剤も効果なし、素手で触るのも地雷処理だしなあ。除去作業には火炎放射器を使っておるよ。」
「周りには大丈夫なんですか?」
「あそこらになると。ほら。」指さした先には
枯れ木、いや。燃え残った炭となった荒涼な荒れ地が山の中腹に川沿いに続いている。
村に近づくと更に歩く。高速具は付けたままで口は外してもらった
きゅいーんと線量計が音を立ててきききーききーと何かの値を記す針が右端で揺れている。
「ご機嫌だねえ。
「供物さえ与えれば、いや、どうなるやら分からん。」
「本国初の地球外惑星有人探査船それの今の姿が」あれだ。と塗布スプレーで軍人の男が指し示した先には
筒状の肉塊が触手のように蠢いていた。
おぞましい
その周囲には下座により祈りをささげる子供たち。
それぞれの頭の上にはいびつな肉が形作った花が咲いていた。
胞子を蒔いている。
「犬型の化物が時折咥えてあそこに刺していく」
”いのりをささげるもの ”のひとりが首を噛まれながら引き摺って肉触手の筒をデコレーションしてゆく
「雌花には雄花の花粉が必要だ。私たちはこの偽粉をつかい、あれに撒いて誤魔化していた」
だがどうだ、君があの映像を視界に居れた時点でもう、我々人類はもはやなすすべなく。
ああ、怒張している!君の献血のおかげで世界の終わりを防ぐことができるかどうかはわからないが。
あの肉のオブジェが君を求め震えているさまを見せられればこれはもう我々に打つ術はなく
ああ!祈りを!
「あいつは昨日までは大分まともな方だったんだがな。なまじっか頭が切れるもんだから」
指で頭を打つしぐさをすると
「おぞましい。」
「あんた、行くんだな?」
「精々現人類を頼むよ。」
俺は肉塊に包まれると発泡するように溶けていった
小さなビルほどある巨大な肉の筒の中は光に包まれていた
俺と対峙しているのは胴体につける位置を変えた人間のような模倣品
『エ"エ"エエエエエエゲケ"ェェッェッェェェェェェェェェェェェ』
とぐるりと身体をうねうねとひねりながら叫ぶと
右腕と左足を足のように右足と頭を前足のように使い俺の周囲を駆け回る
背中にいつの間にかあった鉄パイプのようなものを手に持ち。
タイミングを合わせて振り下ろし左腕を破壊。
その異形は花粉で出来ていたのか黄色い花粉が周囲に散っていった。
俺の肌に張り付き。巨大な腕が筒の一部から生えると俺を手づかみにして俺の身体から
植根がいたるところから生えて行く
――――――
男はもはやガスマスクを脱いだ。
「この山くらいか、死滅する範囲は」
赤黒い噴煙を肉筒の下方から噴き出している。
白人系であった男の顔もパラパラと筋組織を剥がれて行く
「あばよ、エイリアン」
噴煙は勢いを増し
それは宙を目指し遠くへ遠くへ飛んでいった
――――――
「現在都心では新型のウイルスが蔓延しており。」
「クラブのバーの総勢120名がクラスター感染によりその晩で死者となりました」
「ワクチンの目途は立っておりません。ご自宅に個別に部屋に入るなどの自身を身を守る行動を行っていただきます。よう、お願い申し上げます。」
「「よう」」
「「だれか生きているかー?」」
「「生きていたら練馬の救護所跡で待ってる。集合所があるから。そこで生活」」
「「しているからさ」」
「「待ってる…」」
『あの島に我々ジャーナリストが近づくのは30年ぶりです』
『おい!何だあれは!クジラじゃないぞ!!……!…………………~ー……
――――――
『なんだ、このカメラは。動くぞ?』
『資料にまとめて置こう』
『非合法に入ろうとした輩が沖合でβタイプにやられたんだろ』
『部隊長。民間のものと思しきカメラ製品を発見しました。』
『判った23番キャンプへ回せ。』
『馬鹿どもが…』
―――――――
『瓶底の眼鏡の太っちょジョナスがFPFをやるそうです12』
[lol]
[ウケル!]
いいね!6
はあ、全然動画が伸びないぞ
芸者ガールのズラ被ってみたけどウケルって言ってくれたのは友達のコメントだし…
ゴーストが時折窓からこちらを見ている気がするから今日はポップコーンをヘソで食べてみようかな?
笑い顔がカワイイからやってしまうんだが。
最近体臭がバイト先で"花の匂いがする"って評判だけど
グッドなゴーストなのかもしれないな いいね! ほら!チャーミング!
「次の…ニュースです。畜産牧場で大規模な牛の集団感染が発見されました」