また、作者は艦これの本家はプレイしたことはなく、艦これ改のプレイヤーな為、知識が偏っている可能性があります。本家の知識も吸収していきますが、本家と違う場合もありますのでご了承ください。
絶望の中の希望
俺と山本は甲板にいた。決して暇だった訳ではない。
山本「なあ、結城。お前は『艦娘』って知ってるか?」
結城「いや、初耳だな。なんなんだ?『艦娘』って」
山本「なんでも、あの深海棲艦に対抗できる存在らしい」
『艦娘』。初めて聞く言葉だ。しかも人類の叡智でさえ傷を付けることの出来ない深海棲艦に対抗できるなんて。そんな兵器があるなら俺たちのような学生が前線に出る必要がなくなるということでもある。
結城「それならーーー」
最後まで言えなかった。突如聞こえた艦砲の音のせいだ。味方の発砲か。いや、それはない。もし味方なら事前に何ががあるはずだ。なかった、ということはつまり…。俺は艦砲の音がした方を向いた。そこにいたのは、『人型』の深海棲艦。さらに相手は発砲してくる。数は1つ。こちらは16。数だけで言えば十分勝てる。燃え盛る味方の船を背に、次々と発泡する。しかし、深海棲艦にダメージはないようだった。
気がつけば、残っているのは俺たちが乗っている船だけだった。人型の深海棲艦の砲が向く。次の瞬間、艦橋が爆発した。それと同時に、俺の横から呻き声が聞こえてきた。見れば、山本の足が艦橋のかけらに潰されていた。
山本「がぁぁぁあぁあああぁあ!」
赤い液体が山本の身体から流れ出る。俺には医療の心得なんてない。山本の身体を抱え、名前を呼ぶことしか出来ない。
結城「山本?!おい!山本!」
山本「うるせえよ。まだ生きてる。傷に触るから静かにしろ…」
結城「すまない。すぐに助けてやるからな!」
山本が意識を失う。甲板にも水が流れ込み、海が赤く染まっていく。沈む、そう思った。せめて、自分を殺す相手を目に焼き付けようと、深海棲艦に目を向けた。相手はもう発砲準備は出来ているはず。死を覚悟し、目を瞑る。すぐに発砲音がする。しかし、遠くからしか爆発音がしない。目を開くとそこにいたのは呻き声を発している深海棲艦と、海上に立っている1人の少女だった。安心感からか、俺も意識を失った。
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結局、あの戦いで生き延びたのは俺と山本だけのようだった。奇跡だの臆病だの色々言われたが、そんなことはどうでもいい。俺が知りたいのはあの少女のこと。それだけだ。ある日、元帥から声がかかった。それまで元帥なんかと会うことすらなかっただけに、驚きを隠せないでいた。
結城「失礼します。結城少尉入ります!」
元帥「入れ」
重々しい空間へ、足を踏み入れる。元帥は、開口1番にあることを聞いてきた。
元帥「少尉は、あの戦いで何か見たか?」
結城「……はい。見ました」
元帥「…何を、みた」
結城「少女です」
元帥「そうか。いや、意地の悪い質問をしてしまったな。嘘でも言えば身長が縮むとこだったぞ」
その言葉を聞いた瞬間、冷や汗が止まらなくなった。しかし、相手が話を振ってきている以上、聞きたかったことを聞いても不思議ではない。
結城「質問、よろしいでしょうか」
元帥「……少女に関することなら、後戻り出来ないぞ」
結城「覚悟はしてます」
元帥「………わかった」
そこからは、極秘情報の塊だった。結論を言うならば、俺は『艦娘』を指揮する提督にならなければならないらしい。提督に必要なものとして、階級は少佐になった。提督になると決まってからすぐに鎮守府に輸送された。おかげで山本に何も伝えられなかったが、あいつとはまた会えるだろう。
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結城「…ここが、俺の新しい配属場所か」
言葉にならない感傷に浸っていると、向こう…鎮守府から1人の少女が走ってきた。見覚えがある。あの少女だ。俺が口を開くよりはやく少女が口を開いた。
大潮「駆逐艦、大潮です〜。小さな体に大きな魚雷。お任せください!あと、お久ぶりです!司令官!」
元帥から話を聞いていたとはいえ、開いた口は閉じれなかった。
どうでしたか?駄文でしたね。はい。
最後までお読みいただけたなら嬉しいです。
また機会があればよろしくお願いします。