【一応】艦隊これくしょんVSチャージマン研!【完結済?】   作:焼き鳥タレ派

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プロローグ 異世界に飛んだチャージマン研!

ここは超未来技術開発センター。

宇宙や物理のことなんかを毎日研究しているすごい施設なんだ。

天文学や物理学の専門家たちが、あちこちで

とんでもないものを作っているのがわかるだろう?

今日はニジュークジ・オクロック博士が発明した、

人類初のタイムマシンをお披露目するレセプションパーティーが開かれるんだ。

 

「いやあ、今日はお招きいただき、今日は本当におめでとうございます、

オクロック博士」

 

「人類長年の夢だったタイムトラベルを成功させるなんてとても素晴らしいですわ、

これだけ歴史的な発明をするには大変苦労なさったんでしょうね」

 

博士の功績を祝う泉夫妻。

 

「ありがとう、泉さん。おっしゃる通りなんです、

特にタイムマシンの動力源となるニュートロンハイドロ4ストロークコグネティブ」

 

「あら、どうしたのかしら。研たちがいないわ」

 

「どこかその辺にいるんじゃないか」

 

父の言った通り、研はキャロン、バリカンと立食形式のご馳走を食べていた。

会場の中央に展示されているタイムマシンを眺めながら祝おうという趣向だ。

 

「うまいなあ、唐揚げは」

 

「おいらも大好きでゲス」

 

「お兄ちゃんお肉ばっかり食べてずるい!

野菜も食べなきゃママに言いつけちゃうんだから」

 

「ええ、それは勘弁してくれよう。

ああっ、キャロンだってお菓子ばかり食べてるじゃないか」

 

その時、ステージに上がった司会者が出席者に向けナレーションを始めた。

 

“えー会場にお集まりの皆様。本日はお忙しい中お越しいただきありがとうございます。

只今より、オクロック博士のタイムマシン完成式典を行いたいと思います”

 

「やだ、お兄ちゃんのいじわる!」

 

「シッ!もう式典が始まったよ」

 

“まず博士からのご挨拶の前に……動くな地球人ども!”

 

司会者の身体が緑や黄色に激しく点滅する。皆、眩しさに目がくらむ。

そして怪奇な現象が収まった時、全員驚くべきものを見た。

司会者が赤紫の奇妙なバケモノに変身したのだ。

体長2mはある単眼巨体に指のない手足、そして胸の扇形の模様が何よりの特徴である。

 

“フッフッフッフッ……”

 

「くそっ、ジュラル星人!」

 

「怖いわお兄ちゃん!」

 

「たたた大変でゲス!」

 

“我々はタイムマシンを乗っ取るため、ネットオークションに転売されていた

招待状を買い占め、このレセプション会場に潜り込んだのだ!”

 

「ジュラル星人め、何が目的だ!」

 

研がステージの前に進み出る。

 

“そのタイムマシンは地球侵略のために我々ジュラル星人が使わせてもらう。

石器時代にタイムスリップし、お前達の祖先に食料や薬を与え続け、

工夫や発明をする意欲のない怠け者にし、現代の文明を消し去ってやる!

チャージマン研、そうなればお前の装備も生まれることなく、

我々は楽に地球を制圧できるというわけだ。ハハハハハ!!”

 

「そんなことさせるもんか、いよおっし!!」

 

その時、研が両手をクロスし、高く跳躍。空中で大きく一回転。

そして着地と共に再び両手を交差して、ポーズを決めた。

そして高らかに掛け声を上げる。

 

 

──チャージ……ゴー!!

 

 

研の身体に輝く光の力が収束し、ユニフォームのKの字がVに変化。

ベルトのバックルに内蔵された装置が高速回転を始める。

すると、高い防御力を誇るヘルメット、ロケットジャンプが可能な

ガドロシューズを具現化し、研は普通の少年から、チャージマン研に変身した。

 

「こしゃくなチャージマンめ、今日こそは決着を付けてやる!」

 

司会者に化けていたジュラル星人の周りの客も正体を表した。

そして一斉に大きな緑の単眼から抹茶色のビームを放つ。

 

ビヨヨヨヨ!!

 

「なんの!」

 

研は横にローリングし敵のビームを回避。そして光線銃で反撃に出る。

 

「アルファガン!」

 

ビーッ!シャーッ!カーッ!

 

「ギャー」

「グワーッ!」

「アアーッ」

 

研の情け容赦ない銃撃で次々死んでいくジュラル星人。

 

「やったでゲス!」

 

「すごいわお兄ちゃん!」

 

「駄目だ、キャロン、バリカン、下がっているんだ!」

 

その一瞬の隙を突いてジュラル星人の1体が飛びかかってきた。

 

「キエエッ!」

 

「はっ、しまった!それっ!」

 

とっさに反撃したが狙いの甘い一撃が逸れてしまった。

そのビームが会場中央のタイムマシンに当たった。

 

「ああ、なんということだ!タイムマシンのニュートロンハイドロ」

 

「研、なんということをしたんだ!タイムマシンが暴走を始めてしまったぞ!」

 

「とうっ!……あ、いっけなーい」

 

飛びかかってきた敵を始末してから状況を把握する研。

なにやらタイムマシンの周りの空間がモワモワと歪んでいる。

 

「博士、これは一体……?」

 

「多分レーザーガンのショックで何かが起こったのでしょう。

その他のことは不明ですが」

 

空間のゆらぎはどんどん大きくなる。

そして研やキャロン達、ジュラル星人までも巻き込み、

次元のひずみに引きずり込んでしまった。

パーティー会場には黒焦げになったタイムマシンと

運良く難を逃れた一般客だけが残された。一体研達はどうなってしまうのか。

チャージマン研!ジュラル星人を倒し、地球の平和を守ってくれ!

 

つづく

 

 

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