ゆっくりまったり更新しようと思います。
薄く切った肉とぶつ切りの野菜、小麦粉で出来ているうどんというものを炒めて味を付けた料理…
そう!その名は焼きうどん!シデンは焼きうどんを食べていた。
パチン!勢いよく手を合わせる。
「いただきまーす!」ふぅーふぅーズルズルズルー
「やっぱり母ちゃんの焼きうどんは美味しい!中々量も多いし食べても減らないし幸せだー」と言いながら食べ進めようとするとなんとその料理は減るどころかみるみる増えてシデンを覆い隠そうとしているのではないか!
「ちょ!こんなに無理無理、食べられないしペース配分おかしい!溺れる溺れる!」
「はっ!!」シデンはようやく目が覚めた。
「夢か…晩ご飯食べてマルガメ氏とモンハンしていつ寝たのかな?ってここどこ!?」
地面には草が生い茂り周りには木が生え苔の付いた岩が見てとれる。
鳥の声だろうか時折「フォエフオェ」と聞こえてくるのがどこか気味が悪い。
とりあえずいつまでも座ってる訳にはいかないので立ち上がり周りの状況を確認する。
「よいしょっ」重い腰を上げる。
すると「パキッ!」といい音が鳴った。ビクッ!
シデンはその音にびっくりする。
立ち上がる時に木の枝を踏んでいたのだ。
「びっくりしたー枝かー!」っとその枝を手に取る。
とりあえずどこの山奥か森かわからないが家に帰る道を探す。
気を失っていた所は割と開けているのだが所々獣道みたいなものがあるだけで視界はあまり良くはない。
意外と草むらやクモの巣を払うのに枝は役に立つのだ。
「小学校の時よく探検ごっことか秘密基地作ったりして遊んだっけ?なつかしいなー」と思い出にふけっていると奥の方から何か物音がしたような気がした。
きっと自分が枝で植物の枝や葉っぱをかき分けた音だろうと気にせず前に進むすると、少し開けた空間に出た。
やはり「ガサガサ」という音は聞こえる。
今度の音は正真正銘シデンが発した音ではない。
何かいる!シデンの体は妙な緊張感と背筋に汗のようなものが走った。
左か、はたまた右か
ガサガサという音は大きくなり枝を踏むピシピシという音が近づいてくる。
シデンはさっき拾った相棒の木の枝を構えた。
鼓動は早くなり体が熱くなるのがわかる。
「どこだ!?どこから来る?クマか?イノシシか?」
シデンは枝を構えて耳を澄ます。
ミシミシガサガサ。パサァッー!と右から見覚えのあるオレンジのトサカに青色の体色のザ・肉食恐竜と言わんばかりの生き物が飛び出してきた。
「ド、ド、ド!ドスランポスー?!」
幸いドスランポスとシデンの距離は空いていたので良かったが、これが横から飛びかかられるかと思うと変な汗が出る。
「なんでドス、ドスランポスなんてこんな所に…ていうかドスランポスって本当にいるの?実在するの?町内に住んでるの?回覧板回すの?」背を向けて走りたいが刺激しないようにゆっくり後退りをし、独り言を言わないとどうかしてしまいそうなシデンをよそに美味しそうな獲物を見つけたドスランポスはゆっくりと間合いを詰める。
長い爪と鋭い歯がゆっくりと迫って来るのだが、こちらに来る新たな気配をシデンはまだ知らない。
知る由もない。
続編書いちゃいました。
読んでいいただきありがとうございます。
冒頭の日常的なゆるい感じと物語後半の非現実的なシーンのギャップというかそういう違いとかも楽しんでいただけたらと思います。
危機的なシーンなのに独り言を言わずにはいられないシデンの精神状況とかも楽しみの一つではないかなと思います。
シデンに襲いかかるドスランポスと新たな気配とはドスランポスが束ねるランポスの増援なのか?
次回更新も不定期になりますが、まったり気ままに更新していこうと思いますので、読者の皆さんも肩の力を抜いて読んでいただけたらと思います。
ではまた次回お会いしましょう。