まあ、大体予想はつきますよね?
鬼ヶ島では彼が待ってますよね?
原作あんま読んでないから期待しないでね?
とかなんとか言ってるけど、読んでくれるだけで嬉しいんで、楽しいって言ってくれたらもう最高です!
むかーし、むかし。あるところにお爺さんとお婆さんがあったそうな。
おじいさんは、それはそれはクズな性格で、男女平等主義者を自称し、女にでもドロップキックをくらわせられると豪語するほどであった。
おばあさんは、それはそれは酒好きのダメ人間で、ときおり、自分のことを女神などと言いだしたり、ギャーギャー騒ぎ、宴会芸ぐらいしか取り柄がなく、外見はいいのに中身が腐ったみかんの様な性格だそうな。
もちろん夫婦仲も悪く、子供ができる気配など、みじんもないというので、周りの人たちからはさんざん心配されているのだが、全く聞く耳を持たなかった。
そんなある日、おじいさんは山へ暇つぶしに、おばあさんは洗濯と言いつつ川に水遊びに行きました。
するとどうでしょう、おばあさんが水に足をチャプチャプして遊んでいると、ばくれつど〜、ばくれつど〜と音を立て、大きな大きな、桃が流れてきました。
「まあ! なんて大きい桃なの! これはいつもいつも私に対して酷い態度のカズマさんに分けず、私一人で召し上がりなさいという天のおごしめしなんだわ!」
おばあさんはうれしそうに桃を抱え、家に帰って行きました。
案の定、桃を独り占めしようとしたおばあさんの企みは、すでに帰ってきていたおじいさんに砕かれてしまいました。
「げっ! なんで帰って来てんのよあいつ!」
「ん? おーいアクアー! そこで何してんだー?」
「な、ななな、なぁんでもないわよぉ〜……」
「? 怪しいな。何を隠した⁉︎ その隠した物を出せ!」
「ちょ! やめなさいよ! 神聖な私の桃に触れようだなんて図太いのよ!」
「桃⁉︎ 桃って言ったな? 出せぇ! 今すぐ桃を出せ!」
「なんで桃って知ってんのよぉ!?」
「自分で言ったんだろが! このもうろくババア! てめぇの脳みそには果汁でも詰まってんのか⁉︎」
「なんですってぇー!」
「うるせえぞ!」
「「すす、すいません!」」
毎度毎度この調子である。その時、
「ぬあああああああああ‼︎」
「「うわああああああああああ‼︎」」
「うるせぇぞおお!」
「「「ごごご、ごめんなさーい!」」」
口論を繰り広げていたお爺さんとお婆さんの会話を割って入って行ったのは、なんと桃から出て来た娘《ロリ》だった。
そして、付け加えるとするなら全裸の、ロリである。
「「「ふぅ……」」」
「ってなんだぁ!? お前ぇぇ!」
「ああああああああ!わたじの桃がぁ……真っ二つ……ん? 食べやすくなった……? はっ! わたしはやっぱり、幸運ね!」
「お前は黙ってろ。……で、お前は服を着ろ」
「え? あ、あああああ!」
「今更気づいたのか? ともかく早めに服を着てくれ……目のやり場に困る」
「……ロリジジイ」
「なんか言ったか……」
「…………っ!」
みるみる全裸のロリが顔を赤く染めて行く。
「え、えええ、えっ!」
「「え?」」
「えくすぷろーーーじょーーん!」
刹那、元々ボロかった家がどこからともなく、爆発した。
これが、桃太郎とお爺さんお婆さんの邂逅であった……。