今回投稿ということでニャル子さんのネタで攻めあげていこうと思います。
感想、評価をくださると嬉しいです。
「せんぱぁあああああい。先輩先輩先輩千倍十倍百倍億倍」
「ああ……どうしたんだ? なんか呼ぶたびにどんどん遠くなってるんだが?」
私立虐殺趣向邪神育成高校の屋上でBBQのサンドイッチを頬張っていたゼイナに焦りすぎて何を言っているかよくわからない奇声をあげながら走り寄ってきた少年がいた。
綺麗な日の光を反射して少し光沢を持った銀髪。奥底までこれでもかと可愛さをぶちまけたような青色の目。また、かなりの理想をつめこんだようなスレンダーななめらかな体。外見だけで恐らく何人もの男を仕留めてしまいそうな理想男の娘ボディを保持している。
そんな可愛らしい少年(?)の名前は『ニャ尋』。一見みればニャルラトホテプ星人の特徴である邪神レーダーでニャルラトホテプ星人だと思うのだが違うらしい。いや、あってるけど微妙に違う。なんでも俺みたいな純血のニャルラトホテプ星人ではなく、地球人とのハーフらしい。
そのせいで変身のレパートリーは少ないがある特殊な邪神ハンターと呼ばれる一族に属しているらしく超絶殺人兵器が使えるらしい。全く見たことがないが。
そんな少年は俺を先輩と呼んでいる。ん? 何? お前の名前を明かせだと?
俺の名前は『ニャル……』いや、これは星人をまとめた名前にも入っているのでやめよう。俺は『ゼイナ・ミルメイル』とでも名のっておこうか。以後ゼイナと呼んでくれ。
そんなこんなで分かりやすく説明すれば、俺とニャ尋の関係はここ『私立虐殺趣向邪神育成高校』の後輩と先輩にあたるのだ。なんか説明だけでやたらに行数をくってしまった。
「先輩先輩先輩先輩挽回爽快アクエリアス」
「おい……さっきよりカオスになってないか?」
何をあせっているのか全くわからないが、ニャ尋は口を開くたびにどんどん『先輩』から遠のいた言葉を発し始めている。
そのたびに口から唾がとんでくるのでたまったものではない。
「先輩先輩先輩先輩先輩……」
「あぁもう! 落ち着け! とりあえず一回落ち着け」
「先輩先輩せせせせせせ」
(どぐしゃ)
「アンビシャスッ!?」
「落ち着いたか?」
「あい……オフコースです先輩……」
あまりにも落ち着かないので宇宙CQC『冒涜で残酷なるレンチのようなもの』でおもいっきり殴り付けてみた。殴り付けた瞬間に赤黒い液体が屋上を染めたがこの程度の攻撃では簡単に死なないのが俺達である。まぁ、元が不定形だからな……
「っで? どうしたんだ後輩?」
「せせせ先輩実は……」
そう言ってニャ尋は自分の手をこちらにつき出してきた。
「ん?……」
急にどうしたのかとニャ尋の手を見ると、その手は薄くまるで霧のようにぼやけていた………
あい。とりあえずここまで。