やはり俺達のスクールアイドル活動はまちがっている。 作:よぞら_alice
これからはできる限り毎日更新していきたいと思います!
この次の話も最初の方に少し高坂家での八幡の生活の話が入りますが、もう少しお付き合い下さい。
それでは本編です!
音ノ木坂学院行きが決定。とは言ったが、流石に仮の決定であり、生徒の意見を無視するほど学校側も鬼畜ではなく後は俺達3人の承諾待ちという事であくまで依頼なので断ることも出来たのだったが、まぁ俺はぼっちだからどこに行こうが特に変わらないので承諾し、雪ノ下も同じような理由で承諾。
まぁあいつの場合は両親や陽乃さんから離れられるのがいいという理由もあるんだろうが。
由比ヶ浜は三浦たちと離れてしまうので最後まで悩んでいたようだが、最終的には承諾したようだ。
そんな訳で俺達の音ノ木坂学院行きは本格的に決定し、それから2週間後に転入という運びとなった。
というか音ノ木坂って最近まで女子高だったらしく、去年から入学者増加を図るため共学化したらしい。
大丈夫なのか俺。ぼっちだからあんまり影響ないんですけどね。
それよりも他に問題がある。
それは何かと言うと……
これから俺が住む場所である。
音ノ木坂学院は東京にあるため千葉の自宅から通うのは厳しいので千葉を離れ東京で暮らす事になったのだが、俺は家事能力が皆無なため一人暮らしは却下。
そして家族との話し合いの結果、父親の旧い友人である高坂さんの家でお世話になることになったのだった。
まぁそれはいいんだが高坂さんの家には穂乃果と雪穂という姉妹がいるらしいのだが、家族以外の女子と生活するのが初めてな俺としては超緊張するのである。
ちなみに穂乃果の方は音ノ木坂の生徒らしい。
そして現在、転校決定から1週間後の午前10時。今俺はこれからお世話になる高坂家の前にいるのだが、特に連絡手段なども無かったのでとりあえずドアの横に付いているインターホンを押してみる。
「はーい、どちら様ですか?」
インターホン落ち着いた声が聞こえた。
高坂さんの奥さんだろうか?
「今日からこちらでお世話になることになっている比企谷八幡なんですが…」
よし。噛まずに言えたぞ、第一関門クリアだな。
「あ、ちょっと待っててねー」
という声が聞こえてから数秒で扉が開いた。
「いらっしゃい八幡くん。さ、入ってー!」
「あ、はい。お邪魔します」
その後玄関を通った俺は居間に案内された。
そしてそこには高坂家の家族が全員集合していた。
居間の真ん中にあるテーブルの片側に全員座っていて反対側には誰も座っていないので俺がこっちに座れということだろうか。とりあえずそこに座ることにする。
「それじゃあ八幡君も来たことだし自己紹介しましょうか」
「あ、そうですね。それじゃあ俺から
これからお世話になる比企谷八幡です。よろしくお願いします。」
「はい、よろしくねー」
俺が自己紹介をすると叔母さんは優しく返事をしてくれた。
しかしその後間髪入れずに高坂姉妹が自己紹介をし始めた。
いきなりだな、おい。
「高坂穂乃果だよ!比企谷くんと同い年の17歳!学校も同じだからよろしくね!」
「高坂雪穂です。比企谷さんやお姉ちゃんより2つ下の15歳です。よろしくお願いしますね」
穂乃果が姉で雪穂が妹らしいがこの挨拶だけで見ると姉と妹が逆転しているように思える。というか姉の方が無邪気過ぎるだけか。
「あ、あぁよろしく」
少しキョドりながら返事をしてしまった。
あれ、俺キモがられてないよな?
ここでキモがられたら八幡泣きそう。
「そして最後に私が穂乃果と雪穂の母で、隣が父よ。まあこの人は基本無口な人だから怖がらないでね」
叔母さんがそう言うと叔父さんは少し頭を下げお辞儀をしたので俺もお辞儀をする。
「さ、それじゃあ自己紹介も終わったことだし、解散にしましょうか。八幡くんは部屋に案内するわ」
「はい、ありがとうございます」
「あ、穂乃果も一緒に行く!」
「お姉ちゃんは行かなくていいの。比企谷さん困っちゃうでしょ?」
「えー」
本当に姉と妹逆なんじゃないのかこれ。
そうとしか思えん。
2人とも仲、良いんだな。
そんな楽しげな会話を後目に俺は部屋へと向かう。
こうして俺の高坂家での新しい生活が幕を開けたのだった。