Minecraft ルーフェンの旅日記   作:Sarzi

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実際のMinecraftとは異なります。
ご注意願います。


第1章 冒険の始まり
第1話 旅立ち


「ん?」

 

彼の名はルーフェン。時間は午前7時。彼は今目が覚めたのだ。

「ここは・・・」

辺り一面に広がる草原。所々ポツンポツンと木が生えている。

そう、彼はここに彼の父のように冒険するために来たのだ。

彼がここへ来る三ヶ月前のこと。

 

 

彼は冒険やサバイバルが好きで、そのことばかり考えていた。

「そうだな・・・おれがやってみたいのは家を建てて・・・あ、ダイヤなんかも堀当てて最強の武器なんかもつくるんだ。あとは・・・」

などと言ってばかりの毎日である。

「ほらほら、そんなことばかり言ってないで少しは勉強しなさいよ!」

「わかってるって」

母は言うが、むろん、無視しているようなものである。

「ねぇ、父さん、父さんも昔、冒険したんでしょ?どんなかんじだったの?」

ルーフェンは問う。

「え?そりゃもう洞窟に行って制圧したり、モンスターとも戦ったり。

世界の終わりにいるでっかいドラゴンとも戦ったさ。友達もできたね。それから・・・」

父は冒険したことを語り、ルーフェンは目を輝かせて聞くばかりだった。

(おれだって父さんに負けない冒険をするんだ!)

 

それから二ヶ月半過ぎのことである。

彼が冒険を始める少し前だった。

「ねぇ、母さん」

「何?」

「お、おれ・・・」

「何よ、ちゃんと言いなさい!」

「おれ・・・・・・旅に出るよ。」

「えっ!?」

彼の母は目を大きく見開いた。

「なっ、えっ!なにを言ってるの?」

「言った通りだよ、母さん。」

彼の母は黙り込み、考えた。

「そうね。」

「え?」

「ううん、そうねって。やっぱりお母さんも子どものころはそういうことしたかったもんね。」

「お、ルーフェン、冒険に行くのか?」

「うん、父さん!」

父は読んでいた新聞から目を話して彼に聞いた。

「よし、なら行ってこい!『かわいい子には旅をさせろ』とも言うしな。それと父さんも母さんもお前のことは応援してるからな!」

「ありがとう!父さん母さん、ありがとう!」

 

その翌日、彼は旅支度を始めた。

「えっと、コンパスはひとつ、地図は二枚持っていくかな。あ、使い古しだけどツルハシと斧も持っていこう。

食料はパンが8個、リンゴ4つかな。松明は30あれば足りるだろ。

よし、これでOKだ!明日出発だ!」

 

翌日。

彼は家の倉庫からもってきたボートにのり、父母にさよならを言い、出発した。

 

しかし、元気よく出発したルーフェンもいい加減飽きてきた。

とてつもなく広い海洋バイオームだったからである。

「これじゃ、とてもじゃないけど陸地には今日のうちにたどり着けないや。今日はボートの上で間に合わせよう。」

暗くなってきてルーフェンは言った。

その時である。何も無かったはずの前方に何かがゆっくりとせまってきたのだ。

「何だろう?」

ルーフェンがそう言ったのと同時にその何かと目があったのである。

すると突然。とてつもないスピードで彼の乗っているボートに乗ったかと思うと、彼に攻撃をしたのだ。

「なんだよ!おれはっ、いてっ!何もしてないだろ!」

「ズゴー・・・セカイヲ・・・ズゴォー・・・」

「うわっ!」

そして、ボートもこわされ、その何かは去っていったが、ルーフェンは、気を失い、そのまま海をただよい続けた。

だが彼は見た。その何かがかなりの長身で目が横に細く、そして、影のように黒かったのを。

 

翌日の朝。

「ん?」

彼は目を覚ました。

 

そこから、彼の、彼自身の冒険が始まるのであった。




さぁ、『Minecraft ルーフェンの旅日記』が始まりました!
冒険好きな少年ルーフェン。
ある日、ルーフェンは冒険へと旅立ちます。しかし、彼の旅は思いもよらぬ始まり方をします。ボートの上に乗ってきた『何か』。
そしてその『何か』に攻撃を受けるルーフェン。また、『何か』が言った言葉。
開始早々様々なことがおこりますが一体ルーフェンはどうなるのか?

交互期待を!
2013年6月26日(水)
            Sarzi
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