「ん?」
ルーフェンは目をさました。午前7時。
「ここは・・・」
辺り一面の草原。少しだけ生えた木が目立つ。
彼が海を漂いついたのがここだ。
「そうだった。おれは冒険しているんだ。」
彼は思い出した。
「こんなに広い草原ははじめてだ!
ヤッホーイ!」
あまりの楽しさに走り回っていたルーフェンはふと思った。
(そういえば、父さんが言っていた。モンスターがいるんだった。
何か小屋を建てないとな。)
そして持ってきていた斧をかついで、林の方へ歩いていこうとした。
その時、なにか宝箱のようなものがルーフェンの目に入った。チェストである。
「何がはいっているんだろう?よし、開けてみよう。」
中には丸石がたくさん、パンや松明、それに鉄インゴッドも入っていた。
「これで少しは生活が楽になるかな?よーし、まずは木材だ!」
彼は元気に原木を集めにいった。
帰り道、白い動物がうろうろしていた。
「ふーん、あれは何だ?
羊か!羊毛も必要だ。とっておこう。」
そして、その毛の無くなった羊たちのみすぼらしさに思わずルーフェンは笑ってしまった。
牛や豚もいたので、それぞれの肉をとり、持ち帰った。
「よぉし、木材もたくさん集まったし、あの箱のところに小屋を建てるとしよう!」
冒険に行く前には大きな家を建てるとか、ましてやお城を築く!なんていっていたルーフェンだが、いざ建ててみると難しいようだ。
夜になるころ、小屋は完成した。
「ふぅ、疲れた!」
彼は日が暮れるまでよく働き、小屋を建てていた。
グ~・・・
「あ、ご飯も食べずにやっていたからなぁ、よし、夜ご飯にして明日のためにベッドで休もう!」
彼はかまどをつくってパンと牛肉のステーキの夕食をすませ、ベッドで眠った。
翌日、ルーフェンはもっとちゃんとした探索や冒険んがしたくなった。
「今日は洞窟へ探索に行こう。
昨日は木材を燃料していたからな。石炭、あと鉄を取りに行こう。」
ルーフェンは洞窟を見つけ、探索を始めた。石炭が多いときには30個も40個もあった。鉄もいくつか手に入り、彼は上機嫌であった。
夜になり、松明を置きながら鉱石を採掘していたルーフェンは石炭を堀りながら、
「たくさん集まったし、そろそろ帰ろう。」
と思い、来た道を引き返した。
地上に出て、走りながら小屋へ戻る途中、ふと後ろをみると、そこにはスケルトンが追いかけてきていた。
「おい、そこの小僧!止まりな!」
スケルトンが言った。
ルーフェンは立ち止まり、振り返った。
「なんだ?」
「オレの洞窟から勝手に色々と持ち出さないでくれるかなぁ・・・え?」
「どうしてお前のものなんだ?
使い道も無いくせに!このスカスカ野郎!」
ルーフェンはスケルトンにむかってそばにあった小石をなげたが、スケルトンはひょいと簡単によけた。
「おいおい、骨野郎だと?せめてスケさんとでも呼んでくれないかな。」
「あんたの用はなんだ?」
「その石炭やら鉄は、オレが勝ったら返しな。おめぇが勝ったらとっとと持って帰れ。いいな?」
「のぞむところだ!」
「そんならかかってこい!」
「おれの剣さばきをなめるなよ!」
スケルトンとルーフェンの戦いがはじまったのだ!
『第2話 冒険の始まり』が始まった!
冒険の旅に出てルーフェンは家を建てるために木材を集め、そのついでに肉も取り、家を建てたルーフェン。
その翌日、鉱石を集めるため彼は洞窟へむかう。
鉱石を集めたルーフェンは帰る途中、スケルトンとの決闘がはじまった!
『第3話 白きスナイパーとの決闘』
おたのしみに!
2013月6月27日(木)
Sarzi