IS~舞い降りる黒き自由の翼~   作:zeke

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ちょっとした騒動

コンコンと一夏の病室の扉がノックされ一夏の病室の扉が開かれ一人の看護師が一夏の病室に入って来た。ナースからは一夏のベッドにカーテンがひかれ一夏の姿は確認できないようになっていた。

「織斑さん検査の時間ですよ。あれ織斑さん?」

一向に一夏の声が聞こえなかった為ナースはカーテンを捲った。しかし、そこに一夏の姿はなかった。ナースは一夏を探しに病院内を駆け巡ってた

「織斑さん!織斑さん!!どこですか!?いたら返事をしてください!」

ナースは病院内を探し回ったがどこにも一夏の姿はなかった。

仕方ないので一夏の主治医の所に報告をしに看護師は行く。

「先生!織斑さんの姿がどこにも見当たりません!!」

突然の事に主治医は座っていた椅子から立ち上った。

「何!君、病院内を探したのかね?」

「ハイ!病院内すべてを探しましたがどこにも見当たりません!!どうしましょうか?」

「と、とにかく探すぞ!君は彼の担任の人とご家族に連絡を取ってくれ!!それから政府にこのことを報告してくれ!」

「わ、分かりました!!」

「ともかく彼の病室を徹底的に調べるぞ何か手がかりがあるかもしれん!」

主治医は診察室を出ると一夏の病室に向かい廊下を走って行く。

看護師も急いで診察室を出るとナースセンターに向かって行った。

 

所変わってIS学園職員室

千冬が仕事をしていると突然携帯が鳴った。本来ならばマナーモードにしているのだが一夏の容態がもしも急変した時の事を考えてマナーモードを解除していたのだ。千冬が携帯を見るとそこには病院と表示されていた。

「はい、もしもし」

「もしもし。織斑さんの携帯でしょうか?」

「はいそうですが、どうかしましたか?」

「実は入院中の織斑君が行方をくらましまして至急病院まで来てもらえませんか?」

「はい、はい、分かりました!!至急伺います!」

千冬は携帯を切ると直ぐに椅子から立ち上がり隣に座っている山田先生の方に向いた

「山田先生!」

「は、はい!!」

とっさの事に驚く山田先生。

いつもの千冬の声とは違うまるで別人と思えるような声に内心驚いていた。

「一K、織斑が行方をくらましたそうだ!」

「織斑君がですか?」

「そうだ、後のことは頼んだぞ!!私は至急織斑が入院していた病院に行ってくる!」

「わ、分かりました。お気をつけて!!」

千冬はそういうと急いで職員室を後にした。

 

病院内一夏が入院していた部屋

主治医と看護師が一夏の病室で手がかりを探していた

「くそ!ここにもないな!!」

「先生!!」

「何か見つかったのか!?」

「ハイ、何やらご家族宛へのお手紙の様です!」

「そうか・・・分かったありがとう。もうすぐご家族がこちらに来るからしばらく待っていよう!」

 

ガラガラガラと突然扉が開く音が聞こえ主治医と看護師が扉が開く音がしたので振り返ると息が絶え絶えになっている千冬の姿があった

「はあはあはあ。遅くなって申し訳ない!!」

「こちらをどうぞ」

主治医は先ほど発見した手紙を千冬に渡し、話を始める

「これは?」

「さっき患者の枕の下から見つけたものです。内容は見ていないため教えていただけると幸いです」

「分かりました」

手紙内容

自分の弱さを知りました。今日知り合ったスネークという人のところで修行をしてきます。いつ修行が終わるかわからない為学園は休学します。千冬姉勝手なことをしてごめんなさい

                               織斑一夏

 

「一夏はどうやら修行に行くようです」

「誘拐とかでないので安心しました」

「ご迷惑とご心配をおかけしてすみません」

「場所とかは書いてないんですね?」

「ええ。この字も一夏本人の物のようですし脅迫とかでかかされた字でもないようです」

「そうですか。分かりました」

「本当にすみません」

「何かわかりましたらご連絡ください」

「分かりました」

「では、私はこれで」

「はい。ありがとうございます」

ガラガラガラと扉を開け主治医と看護婦が一夏の病室を後にすると千冬は一夏の病室に残った。

一夏の事を考えていたのだ。

(一夏、いったいどこに行ったんだ)

 

 

IS学園

千冬はIS学園に戻ると放課後ラウラ、春花、シャル、箒、セシリア、鈴を呼び出した

「集まったか」

「一体どうしたの千冬姉?」

「そうですわ」

「実は、だな織斑が行方をくらました」

「「「「「え~~~~~~~~~」」」」」

「それは本当ですか?」

「ああ本当だ」

「教官!他に何か連絡はないのでしょうか?」

「まあ待て。織斑から私宛に手紙があった。それによると修行に行っているそうだ」

「その修行場所とは?」

「分からん」

「何ですか?それ」

「ただ分かっているのはスネークという人間が一夏、いや織斑の居場所を知っているということだ」

「「一体誰なの(んですか)?」」

「男か女かもわからない。日本政府も極秘に全力で調べている」

「何で公式に発表して調べないの?」

「鈴さんあなたバカですの?公式で発表したら世界中から日本政府に少なからず非難の声を受けてしまいますわ。日本政府はそのことを恐れているんですの」

「そういうことだ。争いの芽を少しでもなくそうとしているだけだ」

「まあ織斑の件は、明日発表するがお前たちは無人機の件でかかわっているから早めに連絡した。今日はもう解散だ

「「「「「「はい」」」」」」

 

(一夏、一夏、一夏あああああああああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!)一同が帰った後に千冬がショックを受けていた




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