無人島中央
「なんじゃここは!!!!!!!!すげ~~~~~~~~!!!!」
一夏は絶叫していた。仕方ないといえば仕方ないといえる。なぜならば中央はジャングルになっていてそして木には小鳥サイズからオオワシサイズの見たことのない鳥が止まっており、茂みにはやたらでかいウサギやら今まで見たことのない鶏や豚、牛、蛇などの動物がいたからである。
「蛇は頭が三角形でなければひとまずは安心だから大丈夫そうだけどいったいここはどういうところなんだ今まで見たことのない動物たちがやたら多いけど」
一夏がいる無人島は特殊な無人島である。周りが海に囲まれているだけの無人島なのだが独自の生態系を持っていたのである。調べれば専門の書物に載っているものが多いため生物学者がいれば涎を垂らして飛び込みたくなるような無人島なのであるが地図にも載っていない無人島なので人間に荒らされることの心配がほとんどない。
「しかし如何したものかな?これからの生活は食料をとるにしても狩りか採取か魚釣りだし・・・・魚釣りは何回か禅とやったことがあるからいいが雨が降るとだめだし・・・・となるとやはり狩りか?俺、狩りなんかしたことがないんだが・・・・・・・・やるっきゃないか!!!!!!」
一夏はそういうと見たことのない鶏を捕まえようとした。しかし、相手は野生いくら鶏でも温室育ちに捕まるようではない
「はあはあはあ・・・・なかなか捕まえることができないな」
一夏はしばらく休むとまた狩りを再開した。2時間後一夏は野生の鶏?を捕まえた。しかし、ナイフを持ってくるのを忘れてしまったので鶏の足をつかんで逆さにして持ち帰ることにしたのだが生きているため抵抗される
「いてて痛い痛いよ」
一夏は鶏に20分間突かれながら帰って行った。一夏は帰るとサバイバルナイフで鶏の頭を切り落とした。
「ごめんな!ごめんな!!ごめんな!!!」
一夏にとって生まれて初めて生物の命を奪うことをしたのだ。一夏は謝りながら鶏を逆さにし血抜きをした。そして、血を抜き終わると羽をもいだ。皮膚にサバイバルナイフをあて皮膚を切り内臓を取り出した。ドロドロとした血が出て内臓の生暖かい感覚を覚えた。そして一回海水に肉をつけて血を洗い流した。海水に血が漂う様子を一夏はただ見ていることしかできなかった
(俺は今さっき一つの命を奪ってしまったんだよな)
一夏は鶏の肉を洗い終わると昨日とって乾かした枝の皮をサバイバルナイフで剥ぎ、枝の先をサバイバルナイフで削り鋭くとがらせた。そして今日とってきた鶏の肉に突き刺していく。火をおこし鶏の肉を焼いた
「まずいな・・・・・・・でもおいしい」
一夏がまずいというのは無理もない話である。スーパーで売っている肉は品種改良によって味がいい。それに比べて一夏が取って来た鶏は生物学者がいれば喜びそうなものそんな珍しい鶏の味が美味いわけがない。そして、何よりプロがさばいた鶏を今まで食べていたのである。さばいたことが初めてである一夏と比べれば血抜きは不完全だし羽の根元も残ったり残ってなかったりする一夏の鶏では味が不味いのは仕方のないことである。おいしいといったのは空腹であった為。そして何より自分のために殺した鶏に対する感謝の為である。
この様なことを一夏は一か月繰り返して行った