一夏SIDE
こんにちは織斑一夏です。おれは、アンドリュウが死んでから新たな目標を掲げスネークの主のお邸に来ています。すごくデカいです。
「おい、織斑一夏さっさと入れ我の主を紹介する」
「ああ、了解」
邸に入り長い廊下を歩くと一つの部屋の前についた。
コンコンとスネークは部屋の扉をノックすると返事は直ぐに帰って来た。
「どうぞ」
その言葉を聞くとスネークは扉を開け中に入った。俺もスネークに続いて部屋の中に入る。
「ご主人様失礼します」
「久しぶりね。スネーク」
「お久しぶりでございます。我が主マリアンヌ様」
「そちらの子は?」
「こちらは、織斑一夏でございます」
「初めまして織斑一夏です。よろしくお願いします」
「織斑一夏、織斑一夏、織斑一夏。ああ、あのISに今、男で唯一乗れる織斑一夏君ね」
「左様で御座います」
「こんにちは、織斑一夏君。私の名前はマリアンヌ・コルベールよ」
「よろしくお願いします」
「しかし、スネークが人を連れてくるなんて珍しいわね」
「昔の自分と重なったものですからほっとけなくて連れてきました。勝手なことをして申し訳ありません!」
「まあ、いいわ。私に連れてきたということは紹介だけではないのでしょう?」
「はい!この子をしばらくここにおいておくことはできませんか?」
「まずは理由を聞こうかしら」
「この子に稽古をつけてやるつもりです」
「あなたが稽古をつけるなんて大丈夫なの?その子生きていられるかしら?」
なんかとんでもない人に目をつけられたみたいです俺。生きてIS学園に帰れるかな?
「さあ?それは、分かりかねます。しかし、この子の目は以前の私と同じ目をしております。何よりこの子の目標がくくくくく」
「どうしたの?」
「いえ、かなり面白くて」
「そんなに面白いのかしら?」
「はい!かなり」
「聞かせてもらおうかしら?」
「私から聞くより本人から聞いたほうがよろしいかと本人の目標でありますし」
あっ!スネークのやつ絶対に楽しんでやがるな!!あんな目標掲げるんじゃなかった
「じゃあ一夏君、聞かせてくれるかしら?」
やべ~この状況の打開策は・・・・・・・・ねえ!!何も見当たらない。これは積んでいるな~!諦めるしかないのか!?
「どうした織斑一夏、目標を言ったらどうだ」
ニヤニヤとした表情で話すスネーク。
くそっ!スネークのやつ絶対に楽しんでやがるな!!しゃあない言うか
「この不条理で理不尽な世界を変えることです!」
「まだあるだろうが」
くそ、スネークのやつあれを言わせるつもりか!!くそ~~~後で覚えていろよ!
「この世界を作ったのが神なら神を殺し俺が神となってやる!」
くそ~~~!言っちゃったよ、言っちゃったよ!!めちゃくそ恥ずかしいぞこれ!
5秒ほど間が空いて
「ははははは」
「くはははははははは」
「はははははははははははははは」
「あはははははははははははははははは」
マリアンヌさんとスネークが笑い始めた
10秒後
「はははは。確かに面白いわ!まだおなかが痛い。スネーク、あなた面白い子を連れてきたわね」
「でしょう。それでこの子は?」
「いいわ。許可するわ。でもその子も執事をしてもらおうかしら」
「了解しました。では、失礼します。行くぞ織斑一夏!」
「はっ、はい!失礼しました!!」
(ふふふ織斑一夏面白い子ね)
廊下を歩きながら俺はスネークに話しかけた。
「なあ、スネーク!あんた一回聞いたんだから笑わなくてもよかったじゃないか!!」
「まあそう怒るな稽古をつけてやるんだから」
絶対稽古の時に仕返ししてやる!
「まあ、仕返ししようとしても返り討ちだがな」
「地の文読むな!!」
「何を言っているかしらんがお前の考えなど手に取るように分かる」
「なんで?」
「前にも言っただろう。今のお前は昔の俺に似ている。それに俺は、お前より10年以上も生きている。その差は歴然だ。お前の考えなど手に取るようにわかる」
「すごい納得」
「まあいい行くぞ。まずは体力作りだ!」
「あれ?無人島で体力がついたんじゃ?」
「あんなものは初歩の初歩の初歩だ」
「まじか?」
「まじだ」
「そうか」
「ちなみに修業はこれをつけてこの島を100周してもらう」
と渡されたのは巨人の〇で主人公がつけていたバネを使ったもの
「これを着けてこの島100周?」
「そうだ」
拝啓 千冬姉 春花どうやら俺はここで死ぬようです。お元気で
「さっさと行くぞ」
スネークは俺の首根っこを掴むと俺を引っ張って行った
「ああああああああああ!!!」
この時、一夏の声が島中に響いた
その頃マリアンヌは、書斎で一夏の悲鳴を聞いていた。
「スネーク、やりすぎないようにね。あっ!今、あの子の声が響いたわね。大丈夫かしらあの子?スネーク、あの時は、なんか張り切っていた様な感じだったから初日から飛ばすのかしら?あんまり飛ばすとオーバーワークで筋肉が痛んで使えなくなるというのに・・・・・ハア、頭が痛いわ。でも、あのスネークがうれしそうな顔なんてレアね!でも、あの子も心配だし・・・そうだわ!!!」
マリアンヌは、ベルを取り出し一人のメイドを呼んだ。
コンコンと部屋の扉がノックされ
「どうぞ」
マリアンヌがそう言うと一人のメイドが入って来た。
「失礼します。お呼びでしょうかお嬢様?」
「ええ、クイーンあなたスネークのところに行って今日来た子が死なないように見ておいてちょうだい。スネークったら弟子が出来たのが嬉しいのかすごく張り切っちゃっているのよ!あの子がオーバーワークで倒れたら元も子も無いわ。あなたあの子の監視役としてスネークのところに行って頂戴」
「畏まりました」
「スネークが嬉しそうな顔をするかもしれないわよ。さっきも嬉しそうだったし!」
「それはレアですね!!」
「ええレアね!もしかしたら、また見れるかもしれないわよ」
「分かりました。それでは失礼します」
「これで大丈夫ね」
束SIDE
ピロリンピロリンと携帯の着信が私のラボに響き渡った。この着信音は!
「モスモス、ヒネモス!皆のアイドル篠ノ之 束さんだよ!!」
「(`・´)」
凄い怒った雰囲気が携帯の向こうから感じ取ることが出来、携帯の通話が強制的にきられた。
再び通話をするために電話を掛ける。
「酷い!酷いよちーちゃん!!」
「五月蠅い!五月蠅い!!一夏がいなくなったというのにお前の呑気な声を聴いてムカついて切るのは当然だろうが!」
「ち-ちゃん!いっくんがいなくなったって、それ本当!?」
「ああ本当だ」
「いついつ!」
「1か月と1週間ぐらい前だ」
「どうしていなくなった時に連絡してくれなかったのさ!!」
「一夏から私宛に書置きがあったのだ修業してくるからIS学園を休学すると心配いらないと」
「フムフム。でも、ちーちゃんは心配だから私に探してほしいと協力を求めに来たと」
「ああ、そんなところだ」
「ちーちゃんって、極度のブラコンだよね~」
「誰がブラコンだ!誰が!!」
「そんなに、気になっているところを見るとやっぱりブラコンだよ」
「家族として当然だ」
「まあいいけど。報酬はいっくんとのデートね!」
「何いいいいいいいいいいいい!一夏はやらんぞ!!!」
「ほら、そういうとこがブラコンだって言うんだよ」
「うぐっ」
「それより束、お前が知らないなんて」
「まあ、私も忙しいんだよ。今、新しいISが思いついたから開発中で、人工衛星から学園のぞいてなかったんだ」
「専用の人工衛星でも打ち上げていたのか?」
「いんやハッキング」
「・・・・・束お前ハッキングはまずいだろう」
「ばれるような心配は無いから大丈夫!」
「いや、でも」
「あんまり煩いといっくんの場所発見しても教えないよ!」
「グッ」
「分かったならよし!!いっくん見つけたら連絡するよ!じゃあね~バイビ~」
電話を切り通話を終了した。
「さて、このISをきりのいいところまで作っていっくんをさがそうかね」
一夏SIDE
今、俺は全身にバネを着けられ島を駆け回っています。辛ければ走るペースを落とせばいいじゃないかと思うかもしれませんが、そんなことはできません。なぜなら、
「ほらほら、速く走らないと100周から150周になるぞ!」
「スネーク、分かったから剣を振り回しながら追いかけるのをやめてくれ!!」
「何事も実戦形式だ。実戦じゃ剣じゃなくて銃かもしれないんだ!銃じゃないだけありがたいと思え」
「いや、そうだけどいきなり初歩の初歩でこれはハードルが高いよ!!!」
「何事も実戦形式が成長しやすいのだ!!」
「そうかもしれないけど!でも、これは……」
「しゃべる余裕があるようだなステップアップするぞ!」
「あっ、ちょ!!待ってえええええええ」
何故か視界の端にメイドさんが映った気がするが今はそれどころじゃねえ!
「これは……お嬢様の予想道理ですね。はあ~」
「ほらほら、どんどん行くぞ」
更にペースを上げて俺を追いかけてくるスネーク。
「まっ、待ってえええええええ」
「ほらほら、どんどん行かないと修業が遅れるぞ!人生有限だ!!」
「うあああああああああああ」
「そろそろ止めましょうか?」
50周後
「やれば出来るじゃないか今50周だぞ!残り50周行ってみようか!!」
「ぜえぜえぜえ。まだ50周なのか……」
口の中から鉄の味がする。
「喋る余裕があるなら大丈夫だな」
「そんなああああああああ」
「ほらほら行くぞ!!!」
「うあああああああああああああ!!」
「……どうしましょう」
困った顔の、メイドさんが居る気がする。
75周
「やるな今75周だ。後25周だ!」
「ぜえぜえぜえ」
「そろそろ止めましょう。スネークその辺で止めt」
バタンと俺は意識を失った。
「止めるのが一足遅かった様ですね」
「75周かまあまあ頑張ったほうじゃないか!初日にしてはよくやった」
「それより早く運ばないと」
「そうだな」
「そらしっかりしろ」
「・・・・・・・」
「あ~~こりゃ意識を失っているな寝かせるか」
マリアンヌSIDE
バタン家の扉が開かれる音がしたので様子を見ることに
「帰ってきたみたいね。ちょっと様子を見てきましょうか」
そう言って作業部屋を後にしたのだけれどもどこにも見当たらない。………もしかして
そう思い私は一夏君の部屋を見ることにしたわ。
☆ ☆ ☆
一夏の寝室
「はあ、まあ初日にしては良くやったほうだ」
コンコンと一夏の部屋がノックされた
「どうぞ」
スネークが返事を返すと邸の主マリアンヌ・コルベールが一夏の部屋に入って来た。
「これはお嬢様」
「スネーク新入り君の様子は、ってえええええええええええ!!!!!」
「誠にすみませんお嬢様。一足止めるタイミングが遅かったようで」
「はあ~~~~。まあ、いいわ過ぎたことをとやかく言っても仕方ないもの。でもスネーク、限度ってもんを考えなさい。弟子が出来てうれしくて張り切るのは分かるけど過度のオーバーワークは肉体を痛めるだけよ!!」
「私は張り切ってなどいません!!」
「自己紹介の時張り切ってたわよねクイーン?」
「私はその時不在のため存じませんが、修業中スネークがとても活き活きとしているように思いました」
「あっ、クイーンそういうことは言うな!」
「やっぱり張り切っていたんじゃない。ねえ、クイーン?」
「左様ですね。張り切っていたか、いないかで言うならば張り切っておりました」
「やっぱりね!」
クスクスとマリアンヌは笑い
「そうですね」
つられてメイドのクイーンも笑う。
「クイーン笑うな!お嬢様も人が悪い」
「そうかしら?」
ニヤニヤ顔のマリアンヌ
「はあ~」
「まあ、スネーク次から気を付けなさい!!過度なオーバーワークは肉体を痛めるだけなんですから!」
「分かりました。次から気を付けます。失礼します」
スネークはそういうと一夏の寝室から出て行った
「逃げましたね」
「ええ、逃げたわね。かわいいところあるじゃない」
未だにクスクスと笑うマリアンヌ
「今日の夕食はいかがいたしましょうか?」
「彼が初めて来たんだしお祝いに少し豪華にして頂戴。彼もかなり体力を消耗していると思うし力が付く物にしてあげて」
「畏まりました」
「ふふっこの子がいると退屈しなくて済みそうね」
「お嬢様がお気に召すとは珍しいですね」
「そうかしら?」
「はい。しかし、この子が面白いのは確かですね」
「そうね」
一夏の命を懸けた修業はこうして始まった。スネークは、気を付けていたがいつもオーバーワークと成った。
初4400字突破です。
布仏姉妹の特徴を知っている方特に姉のほうを知っている方教えてください