「あの千冬姉大丈夫?」
久しぶりにIS学園に帰ってきた織斑一夏は姉の千冬の部屋に来ていた。深夜、姉との二人っきりでの空間。これだけ聞けばピンクな雰囲気となっていると言えるが現実はそう甘くない。
「・・・・・・・」
織斑千冬は血を出しながら倒れていた。原因は気絶である
事の発端は数分前
一夏が千冬の部屋を訪れた時から始まっていた
コンコン
「来たか、入れ」
「失礼します」
「それじゃあ始めrって何だその服装は!?」
「何か変だった?」
「いや普通の服に着替えて来い」
千冬はそう言いながらも手を鼻に当てている
「これが俺の何時もの服装だったんだけど」
一夏の何気ない一言で千冬は倒れた
千冬SIDE
一夏が私の部屋に来た瞬間いや、私が徹夜で勉強を教えてやると言った瞬間から全ては始まっていたのかも知れない。あの唐変木の朴念仁は、あろうことか私の部屋に執事服で来たのだ。しかも、これが何時もの服装とまで言ったのだ。その瞬間、私は一夏の執事姿を沢山想像してしまい意識を手放してしまった。織斑千冬一生の不覚である
一夏SIDE
千冬姉が倒れてからというもの数分が過ぎた。これまでに千冬姉を呼ぶ、くすぐる、撫でるなど様々な事をして彼女を起こそうと試みた。結果はどれも失敗。織斑一夏の完璧なる敗北である。俺はしばらくして姉が鼻血を出していることに気が付いた。こういう時にどうすればいいか完璧に忘れてしまった。
「こういう時は保健室に行き保健室の先生を呼んできた方がいい!ということで行って来るわ千冬姉」
一夏は千冬の部屋を後にし廊下に出て保健室へと向かった。その道中でかい等身大のピカチュウに出くわした。
「ピ、ピカチュウ!」
「ん、おりむ~?」
「のほほんさん!?」
「・・・・・・」
のほほんさん事、布仏本音さんは千冬姉と同様倒れてしまった。鼻から赤い液体を出しながら。俺はどうやら一刻も速く保健室に行かなければいけなくなった。再び俺は保健室を目指して廊下を歩いた。途中シャルと出くわした
「シャル!」
「一夏?」
「ああそうだ、俺だ」
「織斑先生との補習h・・・・」
シャルは何故か途中でしゃべるのをやめてしまった。
「どうした?」
俺が訊いた瞬間シャルは、のほほんさんと千冬姉と同様何故か倒れてしまった。顔から赤い液体を出しながら。
「シャル!シャル!!」
俺はシャルの名前を連呼するが全然起きる気配は無い
「シャルロットさ~んどこですの?」
あの声はセシリアの声だ
「お~い!セシリアこっちだシャルが倒れた」
「それは本当ですの!?」
「ああ、だからこっちに来てくれ」
「しばしお待ちを」
セシリアはそれから少ししてから来た。
「一夏さんですの?」
セシリアに声を掛けられ俺は顔をセシリアの方向に向けた。次の瞬間セシリアは千冬姉、のほほんさん、シャル同様鼻から赤い液体を出しながら倒れた
「誰か来てくれ~~~~!!!」
「何々」
「一体なんなの?」
「眠い」
「ふあああ」
「何さ」
俺の大声で不機嫌そうに現われる女子たち。仕方ないと言えば仕方ないのだ今は夜中みんな寝ていたところを駆けつけてくれたのだ。そんな女子の皆様方は、俺の姿を見るとみんな満足そうに鼻から赤い液体を出しながら倒れた
「何でこうなる!?」
騒ぎを聴きつけた先生方も何故かみんな鼻から赤い液体を出しながら倒れていった。俺はこの状況を打破すべく皆を見捨てるような形で保健室に行った。保健室の先生は残業だったらしく残っていたので助かった。俺は保健室の先生に事情を説明した後、倒れた生徒と先生方を保健室の先生と共に看病した。後日、俺には学園と寮での執事服着用禁止と反省文が言い渡された。執事服着用禁止は何故か分からずじまいでおまけに反省することのない反省文を書くときは、かなり困った。結局、執事服は諦めたが反省文は何も書くことが思い浮かばないので放課後に補習1週間を受けるという条件で免除してもらった
何かギャグっぽいのを書きたくなったので書いてみました。本当は一夏がマントを脱いだ時にしたが執事服で全員鼻血を出して倒れるという展開にしたかったのですがうまくいかなくて結局グダグダになってしまいました。