「それにしても一夏さん。なんなんですのさっきのあれ」
「あっ、それは僕も気になるかな」
「私も気になるな」
「嫁よ教えてくれまいか?」
セシリア、シャル、箒、ラウラが近づいて聞いてくる
「何って言われてもギャラハット、つまりは俺のISのアビリティー機能だよ」
「あれは普通のビームではなかったですわよ。シールドエネルギーの消費量が普通ではありませんでしたから」
「まあね。あのビームには束さん曰く零落白夜と同じ効果が付属するらしいんだ」
「なるほどね。それなら納得するよ」
「しかも、エネルギーの消費が必要な時に出るため雪片弐型の様に悪いわけじゃないからね」
「あれ?でもビームサーベルだっけ?あれはどうなの?」
「あれは零落白夜のような効果はないからシールドエネルギーがそこまで激しいことはないよ。おまけに束さんがエネルギー効率を良くしてくれているから全然シールドエネルギーを使ってないと言っても過言じゃないほどになってるよ」
「成程な」
「一夏さん。あの背中の羽みたいな武器は一体何なんですの?」
「ドラグーンのことか?」
「ええ。おそらくはそうだと思います」
「何と言われてもな~。俺も今日使ったばっかりだから詳しいことは知らないんだ。悪いなセシリア力になれなくて」
「いいえ。存じ上げないのであれば仕方ありませんわ」
「しっかし、本当にすごいよね一夏」
「何がだ?」
「だって僕たち4人を相手を相手に一人で勝っちゃうんだもん。第4世代持ち箒がいたのに手も足も出なかったんだもん」
「いや、そんなことなかったぞあの時は結構ヒヤっとしたぞ。あれは、シャルの作戦か?」
「うん。そうだよ」
「しかし、それでも一夏に勝てなかったよ」
「確かにシャルロットさんの作戦はかなり良かったと思いましたが一夏には効きませんでしたわね」
「少しショックだよ」
「前までの俺ならあのままやられていただろうな。まあ、修行のおかげだよ」
「一体どんな修行をしたんだ一夏」
「聞きたいのか箒」
「僕も興味があるかな」
「シャルもか」
「嫁よ私も興味あるぞ」
「ラウラもか」
「いいえ、一夏さん私も入れて下さいまし」
「セシリアもって、結局全員じゃん!」
「そうだね(だな)(ですわね)(だ)」
「まあいいけど。まず最初にした修行が無人島に置いてきぼりにされてサバイバルナイフに砥石、2ℓ水が入ったペットボトル2本とガスバーナーに釣り道具、応急手当グッズが入ったリュックサックを持ってサバイバル生活を1か月したな」
「なんでサバイバル生活しいるんだ」
「サバイバルか私も軍にいた時によくしていたな教官と一緒に」
「へ~、ラウラもサバイバル生活したことあるんだ。僕はそんな事した事ないかな」
「まあ、私の時は2週間程度だったがな」
「なかなかワイルドですわね」
「食料はもちろん自分で調達しなきゃいけなくて初めの方は大変だった」
「想像するにかなり大変そうですわね」
「だが、本当の地獄は修行は、ここからなんだよ」
「「「???」」」
「1か月後約束通りスネークっていう師匠が迎えに来たんでついて行ったんだがまあ、とあるお邸で執事をすることになったんだが朝と夕方に修行するんだが最初は初心者ということで周囲100KMの道を100周パワーギブス付きで」
「「「・・・」」」
「一夏、お前は甲子園に行きたかったのか?」
「一夏、僕も野球は好きだけど野球ネタはさすがにどうかと思うよ」
「私の軍隊もそのようなことはしなかったな」
「逞しい一夏さん素敵ですわ」
一人だけなんか違うのは放っておこう。
「本当だよ。ネタだったらどんなに良かったか」
つくづくそう思う
「後は、他に」
「「「「まだあるの(か)(んですか)!」」」」
「ここからが本当の修行だ」
「えっ!さっきまでのは一体何?」
「前菜みたいなものかな」
「あれでか!!」
「ああ」
「話を戻すぞ。まあ、それから本格的な修行をしたんだ射撃訓練とか史上最強と空手とかムエタイとかジークンドーとか柔術とか中国拳法とかを体に叩き込まれたかな?」
「その人何者?」
「さあ、それは知らない。本人はしがない普通の執事だと言っていたがありゃあ言っちゃあ悪いが化け物だ。千冬姉と戦わせてもすぐにけりがつく千冬姉の惨敗で」
「何それ。あの織斑先生が惨敗?全然想像がつかないよ」
「それが本当ならぜひとも我がドイツでご教授願いたいものだ」
「やめとけラウラ。兵隊がすぐに死ぬだけだ」
「そんな化け物を相手によく一夏は帰ってこれたよね?」
「なに言ってんだよシャル。俺は死にかけたぞ6回ほど」
「「「「6回」」」」
「え!修行中に6回も死にかけたの!?」
「あ~悪い。言い間違えた」
「だよね。そんなにしょっちゅうしょっちゅう死にかけたら修行にならないもんね」
「毎日6回ほど死にかけたな」
「「「「・・・・」」」」
「ははは、一夏冗談うまいんだから」
「本当だぞ。多い時は20回以上は死にかけたかな」
「「「「・・・・・・・・・・・・・・」」」」
「して嫁よ、ならば何故生きているんだ?」
「ははは、そうだよ一夏もう本当に冗談うまいよ」
「死にかけても中々死なせてくれないんだよ。やけに応急処置がうまいんだよな。マジでスネークって何者だろうな」
「一夏何かごめん」
「シャルなんで謝るんだ?ここからがラストスパートなのに」
「え!これ以上何があるの!!もう、どんなものが来ても驚かない自信がある僕はおかしいのかな?」
「デュノアさん私も同じ気持ちですわ」
「私もだ」
「何だみんな情けないな。だが、何故だろう。身体が小刻みに震える私はおかしいのだろうか?」
「ラウラはおかしくないよ」
「まあ、卒業試験的なあれで銃やら刀やら持って完全武装したスネークと素手で戦ったんだ」
「ははは、もう僕はおかしいようだよ皆。刀や銃を持った師匠と戦ったって聞こえたよ」
「デュノアさんは、おかしくありませんわ」
「私もそう聞こえたぞ」
「師匠との対決か。我が軍も一度してみようかな」
「まあ、結局俺が勝ったけど。後でスネークに聞いたら銃の中身は、麻酔弾で刀の刃は潰してあったらしい」
「ははは、何か僕が知っている一夏がどんどん人間離れしていくよ」
「デュノアよ私も同じ気持ちだ」
「嫁よ今度私と手合せしてくれないか?」
「まあ、いいぞ」
「ワイルドな一夏さん最高ですわ」
場違いなセシリアの発言が箒とシャルロットの耳に響いたのであった。