翌朝、俺が教室に向かおうと廊下をわたっていると後ろから何者かに抱き着かれた。
「おりむー」
この声は、ピカチュウ…じゃなかった。布仏 本音さん
「どうしたの本音?」
「会長を倒しちゃったみたいだね」
「何でそのことを知っているんだ?」
「お姉ちゃんから聞いたからだよ」
「お姉ちゃん?」
「ほら、生徒会会計の布仏 虚。あれは、私のお姉ちゃんなんだよ」
成程。名字が同じだったけど雰囲気が全然似てなかったから気が付かなかったな。本音は、ふわふわしている感じだけど、虚はしっかり者の堅物お姉さんって感じだからな。
「そうだったんだ。全然気が付かなかったぞ」
「まあ、雰囲気があんまり似ていないからね」
自覚あったんだ。
「会長倒してしまったから、これから大変だよ」
「???」
何で大変なのだろうか?訳が分からない。会長との約束で勝ったから生徒会は、抜けれるはずだ。他に不安要素は見当たらない。いったい何が大変だというんだろうか?
「ねえ、本音さん何が大変なの?」
そこだけがどうにも気になってしまう。
「う~ん、教えられないんだよね~。会長に口止めされちゃっているから。ごめんね~おりむー」
会長に口止めされちゃっているなら仕方ないな。しかし、どうにも気になってしまう。
キーンコーンカーンコーン
「ほら、予鈴だよ。そろそろ教室いかないとHRが始まっちゃうよ」
「ああ。そうだな」
俺は、本音と二人で教室に向かった。教室を入ると千冬姉がもう来ており口を開いた。
「織斑と布仏、遅いぞ」
「千冬n…いや、織斑先生。まだ、チャイムは鳴ってませんよ」
「馬鹿者。お前らも半分社会人だ。ならば、5分前行動をしろ」
「「はい。すみません」」
「さっさと席に着け。少し早いがHRを始める。まず、今日これからだが急きょ全校集会を始めることとなった。何やら生徒会の方で大事なお知らせがあるそうなので一時限目は、体育館で全校集会となった。よって、このHRが終わり次第速やかに体育館に移動すること。以上」
「それでは、出席を取りま~す」
何だろう。全校集会をしなきゃいけないような大切な事でもあるんだろうか?
『まあ、そんなことはどうでもいいんだが』
おっ!ジャッカルじゃないか!!お前が戦い以外で出て来るなんて久しぶりか、初めてじゃないのか?
『かもしれないな』
っで、どうしたんだ今日は、俺に用事か?
『まあ、用事っていえば用事なんだが』
何だよ。勿体ぶって
『昨日の試合は、結構楽しめたぞ。ありがとうな』
……
『何だよその反応は』
いや、お前に感謝されるとは思ってもみなかったからさ
『おいおい。俺だって感謝の一つや二つぐらいするさ』
まあ、あんまり気にするなよ。俺らは、契約でgive and takeの関係なんだからさ
『…ああ、そうだな。それじゃあな』
おう。また、力を貸してくれ
『お前だったらISと素手で圧倒しそうな気がするんだが』
確かに俺の力だったら敵を圧倒できるかもしれないが、大切な皆を守れるかどうか分からない。それじゃあ、意味がないんだよ。俺の大切なものを守るために俺は、戦うしISに乗るんだ。
『そうだったな。お前は、そういう奴だったな』
ああ、大切な人を守りたい。この気持ちだけは、今も昔も変わらないし、変えるつもりもない
『そうか。お前は、ぶれないな。大抵の奴は力を手に入れたら力に溺れるか、精神が弱ってしまい内側から腐ってしまうがお前は今も昔も変わらない。非常に珍しいケースだ。俺は、興味ないがジョーカーはかなり興味津々だろうな』
そうか、まあ二人とも俺と契約してくれてありがとうな
『契約だ。give and takeの関係なんだろ?』
ああ、そうだったな
『そろそろ移動するみたいだぞ。それじゃあな』
ジャッカルに言われたので意識を教室に向けると皆が教室から出ようと移動する最中だった。危なかったな。もう少しで教室に置いてきぼりにされる所だった。それにしても全校集会か。今朝の本音さんの態度と何か関係あるのか?嫌な気がすごいする。一体何があるんだ?
すみません。今回少なめであまり面白くというか全然面白くなかったですね。本当にすいません。次回、楯無が何をするかが分かります。