一人の男がとある部屋の椅子に座って部下の報告を聞いていた
「大佐。ただ今オームが、帰還しました」
「そうか分かった。オームが持ち帰ったISをすぐに技術長に持って行け」
「は、了解しました」
部下からの報告を聞いて安心した表情を示す大佐と呼ばれる男。部下は、報告が終わるとすぐさま退室し、部屋に残った大佐が口を開いた
「これで、これでやっと計画がさらに進む」
男は、嬉しそうな顔でそうつぶやく
「しかし、あの何者か分からない者が敵となるか我々の味方となるか神のみぞ知るといったところか」
大佐が言っている何者かとは、無人機をIS学園に仕向けた時にマントを羽織った一夏に迎撃された時のことを言う。
「あの手練れを我々に引き込めればさらに……いや、やめておこう我々の底が知れる。力がないなら付ければよい。我々に賛同するものは、いくらでもいる。さて、」
大佐は、そういうと部屋に備え付けられている電話であるところに電話をかけ始めた。
『はい』
「私だ」
『ご用件は、何でしょうかと言っても分かっておりますが』
「ああ、例の計画を進める。だが、その前に奴らの傷の具合を」
『はい。ホー、レックス、ロウ、ライガは両手をナイフとフォークで貫かれております』
「成程。敵は、なかなか筋がいいな。あいつらを無力化するなど中々の腕だ。だが、」
『はい。兵士としては、甘いと言いたいんですね』
「ああ。そうだ」
『ですが、彼らから情報を聞き出そうとしたのかもしれませんよ』
「だとしても一人いればいい。他は、全員皆殺しにしたほうが効率は、良い」
「だが、あそこにいるのは兵士では無く学生だ。教員らもそこまで頭は、回るまい。全く平和ボケした奴らがISを持つなど宝の持ち腐れだ。アラスカ条約などというふざけた物がなければ今頃は、」
『それで、彼らの調整は』
「ああ。怪我が治り次第やれ」
『了解しました。只、』
「分かっている。技術長に速く解析を終わらせるように催促する」
『では』
「解析が終わり次第こちらから電話を掛ける」
『はい』
電話を終えると大佐は、電話を切り天井を見上げて言った。
「もうすぐ終わり、そして始まる」
一夏SIDE
俺は、あれから色々とあり、生徒会長と別々で暮らすこととなった。だが、その条件として何故か今週の土日にデートをするという事になった。断ろうと思ったが、俺が何でもできる範囲のことを一つ聞くと言ってしまった為どの道デートをする事になったのだが、それを聞いた千冬姉が何故かとびっきりのいい笑顔だったのを今でも覚えている。あの時の千冬姉の笑顔は、マジで怖かった。一分一秒でも速くその場を逃げ出したかった。まあ、なにはともあれ結局落ち着いてよかった。
ちなみに生徒会長は、どこに行ったかというと俺の部屋の隣に引っ越してきた。今度もまた生徒会長権限を使って部屋にいた子を追い出したみたいだ。追い出された子は、ご愁傷様としかいいようがない。で、俺は今何をしているかというと千冬姉の部屋で補習をしている。
「で、一夏何か分からないことは、あるか?」
「特にありません」
「そうか。一年の頃と比べると覚えがいいな」
「そうですか?」
そりゃあ、そうですよ。スネークに学問も鍛えられて今では、世界の銃を全て言えるようになりましたからね。あれは、地獄だった。寝る間も惜しんで勉強しなきゃいけなかったからな。
「このペースだと後1か月くらいの補習で座学は、終了だ」
「やった~~~~~♪♪」
「但、実技があるからな」
「座学よりは、ましだよ。体を動かせるんだから」
「思っていたより速かったな」
「ここまでつき合ってくれてありがとう千冬姉」
「教師として、姉として当然だ」
「今週の土日に家に帰る?俺は、久しぶりに家に帰ろうと思っているんだけど」
「そうだな。私も帰ろうかな。ところで一夏お前あいつとのデートは、どうするんだ?」
とびっきりのいい笑顔で聞いてくる千冬姉。何故だか千冬姉から殺気が放たれているような気がするのは、俺の気のせいだよな。うん
「行かなきゃいけないから行くよ。ただ、夕方までには、帰ってくるつもり」
「そうか…分かった」
「夕飯楽しみにしておいてよ。腕によりをかけて作るからさ」
「ふ、そうか。楽しみにしておくぞ。不味かったら許さんからな」
「お手柔らかに頼むよ、千冬姉」
俺は、冷や汗を流しながら言った
「だが断る!!」
「な、そんな~。頼むよ、千冬姉」
「断る」
「……」
やばい何としてもおいしいものを作らねえと関節技フルコース食らいそう。関節技じゃなくても何かしらの事をされそうな予感が…
「え~と~頑張らせていただきます」
「うん。よろしい」
千冬姉は、そういうと俺を抱き寄せて頭を撫でてくる。
「やめてよ、千冬姉」
「ん、何だ。嫌なのか?」
正直に言うと撫でられるのが気持ちいいです。うん
「恥ずかしいよ」
「大丈夫だ。今なら誰も見ていない」
「うう」
「顔を真っ赤にして可愛い奴め」
嬉し恥ずかしで複雑な気分だよ。千冬姉
その頃束は、というと
「き~~~~~~~いいいいいいい!!!ちーちゃん!いっ君といちゃいちゃしてええええええええ!!」
「いっ君もいっ君だよ。人がせっかくギャラハットを診ている最中なのにちーちゃんといちゃいちゃするなんて酷いな~もう!!」
「でも、ちーちゃんは私より一歩後ろにいるからnoproblemだよ。なんていったって私は、いっ君とキスまでしたんだからね」
その豊富な胸を張って束は、言った。
「さてと速くギャラハットを診ていっ君に渡そう。あっ!追加武装も付けるといっ君喜ぶかな?」
「う~ん。でも、いっ君自体がチート並みに強くなっているからこれ以上ギャラハットを強くしても意味がないような気がするし…悩むな~~~~」
「でも、いっ君に速く会いたいから点検だけは終わらしておこう」
「愛しのいっく~~~ん待っててね~~~~~~~~~~~」
束の声がラボに響き渡る瞬間であった
あれ?何故か書いていると書こうと思っていた事と何か違うことを書いてしまった…反省は、していますが、後悔はしていません。次こそは、次こそは、虚さんとのデートを書きたいというか、書きます。絶対に!!