私―――――大佐は、今、技術長とISの事について話している。
「技術長、あいつらの専用機を見せてくれませんか?」
「別に構わんぞい」
技術長はそう言うと自分のラボに私を案内した。
今、私の前に5機のISが置かれている。
「これは、オーム・ビル専用機 ブルデュエル弐型。両手にリトラクタブビームガンを装備し両肩にスコルピオン機動レールガン、両足にパルデュスを装備しておる。しかも両脚に装備されているビームサーベルにより中近 両方の攻撃が出来るようになっておる」
技術長に説明され目の前の青いISを見ていると技術長は、次のISを説明し始めた。
「こっちがロウ・ア・レン専用機ヴェルデバスター改 腰にビームライフルを2門装備しており両肩に6連装ミサイルランチャーと高エネルギービーム砲を装備しておりビームライフルには、複合バヨネット(銃剣)を装備させておるしかも背中に機動兵送ポッドを装備しておる。まあ、根っからの遠距離型じゃが近距離攻撃も出来る。ロウは、射撃が得意そうじゃからのう」
ほう!凄い!!これは、凄い。まるで武器の倉庫のような機体だ。
「次にこいつじゃ。此奴は、セイバー。レックス・リーベント専用機じゃ。主装がビームライフルと背中に装備されておるアムフォルタスプラズマ収束ビーム砲じゃ。副装が両肩に装備されているビームガトリングじゃ。また、近距離戦の時は、両肩に装備されておるヴァジュラビームサーベルで対処すればよい」
次に技術長に説明されたのは、赤いISだった。
「そしてこいつは、ネオザク。ホー・クラウド専用機じゃ。背中に二門のオルトロスを装備し両肩にゲシュマイディッヒ・パンツァー。腹にフレスベルグを装備し近距離専用にニーズヘグ弐型を装備させておる。此奴は、ちと特殊でのう両肩のゲシュマイディッヒ・パンツァーは、ビーム攻撃を曲げることが出来る。ニーズヘグ弐型もビームを使用しておりビームの濃度をあげると薙刀に成る」
「凄いですよ技術長!!」
目の前の緑の機体に私は、興奮する。
「最後に此奴じゃ。レイダーカラミティー。ライガ・ムーブ専用機じゃ。両肩にシュラークを装備、両手には、2連装52mm超高初速防盾砲を装備。両方の腰にレールガンを装備させており、腹にスキュラを装備させておる。近距離も両手に装備されておる2連装52mm超高初速防盾砲とスキュラで敵を仕留めればよい」
「おお!これで計画は、完成しますな」
「まだ驚くのは、速いぞい」
「一体どういう事ですか? 」
「この5機にvps装甲を施しておるため実弾での攻撃は、シールドエネルギーを削られにくく成っておる」
「な、なんと!!凄いですよ技術長!!! 」
「この位は、余裕じゃ!! 」
少し嬉しそうに技術長は、言った。
「それと織斑一夏機体なんですが………」
「ああ。入るかどうかも分からぬやつの機体じゃな。まあ、入らなければ他の奴に回すだけなので問題ないが、一応この5機に劣らぬ最高傑作を作っておるぞい」
「おお、それでその機体とは? 」
「インパルスじゃよ。換装システムを取り入れておりパックを換装するたびにISのシールドエネルギーが回復するようになっておる。こいつもvps装甲じゃ」
「ふふふ、あいつが頭と成れば」
「そうじゃのう。注目は、我々に集まるわいのう。インパルスは、機体は完成しておるのじゃがパックがまだじゃ。後、10%で完成と言った所かのう」
後、10%。10%で完成
「分かりました。ありがとうございます。失礼します」
私は、そう言うと技術長のラボから退出した。
大佐は、自室に帰ると椅子に座り机の上にあるPCを起動させた。
「お!織斑一夏からの返信がある。さてさて結果は、どうなった事やら」
そう言って返信を読むと大佐は、口を開いた。
「はははは、そう来たか。なら、もがくがよい。抗うがよい」
大佐は、そう言うとキーボードをカタカタと言わせ織斑一夏に返信した。
返信を終えた大佐は、椅子にもたれかかり天井を見た。
「そろそろシナリオを書き換えないとな」
大佐は、そう言うと机の引き出しから何やらプログラムらしきものを机の上に置いた。
「あれは、おそらくIS学園にあるだろう。なら、あいつにあれをやらすか」
大佐は、そう言うと椅子から立ち上がり机の上に置いたプログラムらしき物を持つと自室を出て何処かに出かけた。
俺――――織斑一夏は、今、箒やシャル、セシリア、ラウラ、鈴、春花と一緒に食堂で昼飯を食べていた。
「なあ、箒」
「何だ」
「今週の土日のどっちか空いているか? 」
「今週は、土曜が空いているぞ」
「そうか。なら、このあと少しだけ残ってくれないか? 」
「まあいいが」
箒とそんなやり取りをしていると横から鈴が話しかけてきた
「一夏、何よ。人手がほしいなら手伝うわよ」
何故かにやけながら言う鈴
「何か企んでるのか? 」
「別に何も企んでわないわよ! 」
「まあいいけど」
俺は、目の前にあるから揚げ定食に再び口をつける。うん、うまい
から揚げ定食を平らげた俺は、爪楊枝で歯の間を掃除している。
「何か一夏って」
ん、どうしたんだシャル
「ああ」
箒?
「「「おっさんっぽいね!!! 」」」
みんなの声がハモった。
俺って、そんなにおっさん臭いのか?ちょっとショック
「ほら、皆がそんな事を言うからお兄ちゃんがちょっと涙目じゃない」
隣に座っていた春花が横から頭を撫でてくる。
春花、その優しさが何よりも傷に響くよ。
「いや、春花もおっさんっぽいって言ったよね」
シャルに指摘され、春花はただ「そんなこと言ってないよ」と否定する。
その後10分程皆としゃべり、皆と別れた。
残った箒に向かって俺は、一つ提案を出す。
「箒、今週の土曜日デートに行かないか? 」
「…………」
「箒? 」
「「「ええええええええええええええええ!!! 」」」
箒から驚きの声は上がらず周りから驚きの声が湧き上がった。周りからは、不自然な笑い声や「嘘だ嘘だ!!」某アニメのセリフを連呼する人が何人か続出した。
箒の方を見ると口をパクパク開けていた。箒に近づくと箒は、「一夏とデート 一夏とデート 一夏とデート」と連呼していた。
俺が箒の前で手を振り、声を掛けるが一向に反応は無い。
仕方ない。そろそろ授業が始まる時間だし箒を教室に連れて行くか
俺は、箒を教室まで運んだ。お姫様抱っこで
俺が教室の扉を開けるとクラスの女子たちが一斉に騒ぎ始めた。
そんな事に構わず箒を箒の机まで運ぶと椅子に座らせ俺も席に着く。俺が席に着くとシャル、セシリア、ラウラが飛んできた。
「「「一夏(さん)(嫁)どういう事(だ)(ですの)!!!」」」
3人は、すごい剣幕で俺に詰め寄ってくる。
「まあまあ、3人とも後で抱っこぐらいしてあげるし、話も聞いてあげるから一先ず席に着こう。な、」
「分かりましたわ」
「きちんと説明してよね」
「話の内容によっては「ラウラも後で抱っこしてやるからさ」分かった」
うんうん。聞き分けのいい子は、お兄さん好きだよ
3人はそう言い残すと席に着いた。
その後、千冬姉が教室に入ってきたが未だに教室が騒がしかった。
「うるさい!お前たち騒ぐな!!授業は、とっくに始まっておるのだぞ!!!」
千冬姉の一喝でクラスの騒ぎは、収まった。流石千冬姉
「この騒ぎの原因は、何なんだ! 」
千冬姉の問いにクラスの女子の一人が答えた
「織斑君が篠ノ乃さんをお姫様抱っこで教室に入ってきたのが原因です」
「なんて羨まs……じゃなかった。織斑騒ぎを起こすな。鎮めるのが面倒だ。授業が終わったら生徒指導室に来るように」
千冬姉?気のせいかな。千冬姉が「羨ましい」って言おうとしたみたいだけど………千冬姉に喜ばれるなら1時間といわず1日中抱っこするのに
その後の授業は滞りなく進んだ。
そして俺は、千冬姉に連れられて生徒指導室に来ている。俺が生徒指導室に入ると後ろからガチャリと施錠の音がした。俺が後ろを振り返ると千冬姉が生徒指導室唯一の扉を施錠している姿がそこにあった。
「千冬姉? 」
千冬姉の様子が何処かおかしかった。
「さてと一夏、まあ正座で座れ」
千冬姉そこは、まあ椅子に座れじゃないのか?
「正座で椅子に座るんですか? 」
「馬鹿者。地面にだ」
ですよね~
俺は、地面に正座で座る。
その様子を千冬姉は、確認すると一夏の目の前に椅子を持って来て、そこに座った。
二人だけの生徒指導室。タイトルは、こんなもんで本を出すとすぐ売れそうだなと思っていると千冬姉が話しかけてきた。
「それで他の生徒から話を聞く限り篠ノ乃を抱っこして入って来たそうだが」
「え~と~、それは、箒が呆けていたのでそのまま放置していると授業に遅れそうだったのでその為」
「成程。授業に遅れてはならないという心がけからの行動から出た結果であると」
「はい。その通りです」
「チッ、羨ましい」
千冬姉は、ぼそりとそう呟く。まあ、ばっちり聞こえたけどね
「千冬姉なんか言った? 」
俺は、いたずら心にかられ千冬姉に意地悪く尋ねる。
「いや、何でもない」
うん。普段は、あまり見ない千冬姉だから余計可愛く思えるよ。
俺は、正座から立ち上がり千冬姉をお姫様抱っこで椅子から持ち上げる。
「な、何をする!!!」
顔を真赤にして言う千冬姉。マジで可愛い
「いや、千冬姉をお姫様抱っこしたくなったからしているだけだけど? 」
うん。何この生き物。普段の千冬姉とは、思えないほど可愛くなっているんですけど
俺の手の中で千冬姉は驚いた表情で顔を真赤にし、小さくなっていた。
「これから説教をしようとしていたのに何をする!! 」
うん。顔を真赤にして言ってもただ可愛さが増すだけなんですけど
「嫌なら離すけど」
少し意地悪をしすぎただろうか?
「…………嫌じゃ、ない」
うん。マジで可愛い。ブリュンヒルデなんて言われてたけど、そんな原型を留めてない。普段の堅物の千冬姉がこんなに可愛くなるなんて
一つ言わせて貰おう
俺の姉がこんなに可愛いわけが無い!
あれですか、夢ですか!これは、夢なんですか!?
あの千冬姉ですよ!ブリュンヒルデと言われた千冬姉が今、現在、俺の手の中で顔を真赤にしながら小さくなっているんですよ!?
ドッキリですか?施錠した扉の向こうにカメラとかが待ち構えていてドッキリ大成功と書かれた看板を持って待ちかまえていて扉を開けた瞬間『ドッキリ大成功』とか言う落ちなんですか?
もう、夢でもいいや。でも、一応確認の為に
「千冬姉なんだよね? 」
「実の姉の区別が付かなくなったのか? 」
もうやめて!俺のライフは、もうゼロよ!!
何なんだよ今日の千冬姉は!だって上目使いで訊いてくるんだよ!!これを興奮しないで何とする。
「可愛い」
「は? 」
俺は、そう言うとお姫様抱っこしていた千冬姉を再び椅子に降ろした。そして、千冬姉の背後から抱きついた。
「もう、可愛すぎる!千冬姉大好き。愛してるよ」
それを聞いた千冬姉は、顔から湯気が出ていた。
「ああ。私もお前を愛しているぞ」
千冬姉は、そう言うだけだった。
けっ、マジで一夏に殺意がわいてきました。すんません何方か自分を止めて頂けないでしょうか?このままこの小説を続けると自分のPCがぶっ壊れそうです。主に自分の暴力により