IS~舞い降りる黒き自由の翼~   作:zeke

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一応分かりにくいと思う方の為に
亡国機業(ファントム・ハーケン)SIDE

技術長:5人の専用機開発を手掛ける人物。篠ノ乃 束に恨みを持つ人物。大佐と中学と高校の同級生

大佐:オーム・ビル ロウ・ア・レン レックス・リーベント ホー・クラウド ライガ・ムーブら5人の上官。謎が多い人物

オーム・ビル    :専用機ブルデュエル弐型

ロウ・ア・レン   :専用機ヴェルデバスター改

レックス・リーベント:専用機セイバー

ホー・クラウド   :専用機ネオザク

ライガ・ムーブ   :専用機レイダーカラミティー





マリアンヌ・コルベール邸SIDE


マリアンヌ・コルベール:スネークとクイーンの主。大富豪

スネーク:万能執事。一夏の師匠 射撃 格闘戦 様々な兵器に詳しく扱いに慣れている。一夏曰く「2度目は、勝てるかどうか分からない」という位の強さ。謎の多い人間。本人は、執事をするならこれ位は常識だという事らしい。クイーンの真実を知る者

クイーン:万能メイド。




IS学園SIDE

織斑千冬:一夏の姉、ブラコン。一夏の担任。元専用機暮桜 一夏のヒロインの一人

山田真耶:一夏のクラスの副担。

織斑春花:一夏の義妹、ブラコン。専用機ブリッツンナイト 一夏のヒロインの一人 容姿〖俺の妹がこんなに可愛いわけがない〗の新垣 あやせ

織斑一夏:IS学園を去るまでは、唐変木だったがスネークの修業中お世話になるマリアンヌ・コルベール邸で執事をする際、女性の扱い方をスネークによって叩き込まれたため唐変木が治っている。一個小隊を一人で壊滅させる程の実力の持ち主。まあ、スネークの修業の成果もあるが彼自身がその素質があった為、修行に付いてこれたという理由もある。無人機襲撃の時もISを使用せずに無人機を圧倒させる。ファントム・ハーケンの大佐と出会ってしまい彼の提案に悩みを抱える。シスコン。専用機ギャラハット

シャルロット・デュノア:専用機ラファール・リヴァイヴ・カスタム 一夏に思いを伝えている一夏のヒロインの一人

篠ノ乃 箒:専用機紅椿 一夏に恋心を抱く。一夏のヒロインの一人

篠ノ乃 束:箒の姉。一夏に好きだと言っている一夏のヒロインの一人
セシリア・オルコット:専用機ブルー・ティアーズ 一夏に自分の思いを伝えている。一夏のヒロインの一人

凰 鈴音:専用機甲龍 一夏に恋心を抱くが中々素直に成れない。一夏のヒロインの一人

ラウラ・ボーデヴィッヒ:専用機シュヴァルツェア・レーゲン 今回一夏に「好きだ」と肯定している。一夏のヒロインの一人

更識 楯無:専用機ミステリアス・レイディ 一夏に告白してある。一夏のヒロインの一人

更識 簪:更識楯無の妹で一夏の元IS白式の煽りを受け開発をストップしたため未完成のままだった。今、一夏を通して束博士に設計図を見てもらって直している。
一夏に出会ってそうそうスパナをぶつけようとしたが、一夏に止められる。その後、一夏をビンタして「痛み分け」という事で解決した。専用機 打鉄弐式 一夏のヒロイン(予定)の一人

布仏 本音:簪の専用機を手伝っている。一夏のヒロインの一人

布仏 虚 :本音の姉で簪の専用機の手伝いを時間が空いているときにしている。一夏のヒロインの一人

織斑家

織斑 千夏(おりむら ちなつ) :一夏の実の母親。一冬と共に飛行機事故で死んだと思われる

織斑 一冬(おりむら いっとう):一夏の実の父親。千夏と共に飛行機事故で死んだと思われる


放課後のキャットファイト

そんなこんなで千冬姉といちゃいちゃした俺が教室に戻ると、もう6限の授業が始まっていた。

「織斑先生から話は聞いています。織斑君席に着いて下さい」

数学の授業をしていたエドワース先生に指摘され俺は、席に着く。

「それでは、この問題をオルコットさん解いて下さい」

先生に指摘されセシリアは、問題を解く。

6限の授業は、全然耳に入らず俺はただ窓の外を眺めるだけだった。

6限が終わるとセシリア、ラウラ、シャルが俺のもとに走ってきた。

「一夏さん!!どういう事か説明してもらいますわよ! 」

「そうだよ!何で箒をお、お姫様抱っこで教室に運んで来たのさ! 」

「事と次第によっては、嫁でもただでは、すまさ「ラウラそんな事を言うなら抱っこしないよ」ん事もない」

「ラウラ……」

一夏の「抱っこしないよ」という発言でラウラの発言が途中で変えた事にシャルは、呆れていた。

「そんな事よりも一夏さん!詳しく教えて下さらないかしら? 」

セシリアは、場を戻そうと本題に入った。

「まあ、いいけどセシリアはお姫様抱っこをしなくてもいいのか? 」

「して頂けるのでしたら是非!! 」

セシリアは、興奮したのか声を高めて発言した。

セシリアの声があまりにも高かった為教室の生徒が全員セシリアの方向に注目した。

セシリアは、その様子に気付いたのか顔を少し赤くして口を閉じた。

「まあ、良いけど。ここでやる羞恥プレイと屋上に行ってやるのとどっちが良い? 」

少し意地悪だっただろうか?皆が恥ずかしがる様子も見たいけどな~

「「「是非屋上で!!! 」」」

3人の答えは即答だった。

「それじゃあ、屋上に行こうか」

俺の後に3人は、ついて来て屋上に向かった。

 

屋上に着くとラウラが最初に切り出した。

「して嫁よ、なぜ箒をお姫様抱っこで教室に入ってきたのだ?日本には、そのような文化があるのか? 」

「ラウラ、そんな文化は僕の知る限り無いよ」

「そうなのかシャルロット? 」

「うん」

「ああ、そんな文化は無いぞ」

俺とシャルの発言にラウラは、少しショックを受けている。

「それで、何で箒をお姫様抱っこで教室に入ってきたの? 」

そろそろ言うか。隠していても明日あたりにばれるだろうしな。まあ、話した場所が食堂だし

「箒に土曜日デートに誘ったら呆けたから」

「へ~箒が呆けたから」

「うむ。納得だ」

「呆けていたのなら仕方ありませんね」

あれ?「デートに誘った」って俺、ちゃんと言ったよな。

「「「って、えええええええええええええええ!!! 」」」

シャル、ラウラ、セシリアの反応が遅い!

「一夏、箒をデートに誘ったの!? 」

「一夏さん!それは、本当なんですの!? 」

「嫁!どういう事だ!!きちんと説明する事を要求する! 」

説明と言ってもそのままなんだが……

「いや、言葉通り箒と今週の土曜日にデートするだけだぞ」

「理由を訊いているのだ! 」

「まあ、箒の本心を聞きたくてな」

「「「本心? 」」」

「シャルやセシリアは、俺のことを好きだと言ってくれた。ラウラも俺の事が好きだから嫁と言っていると仮定するなら、箒はどうだと思ってな。箒の本心を訊きたいんだ」

「成程な、嫁の言いたい事は分かった。だが、一つ間違っているぞ嫁よ」

「?なんだ???」

「仮定では、無い!決定だ!!私は、お前のことが好きだ!!!」

「……そうか、ありがとなラウラ」

俺はそう言ってラウラの頭を撫でた。ラウラは、ただ嬉しそうに目を細め「子ども扱いするな! 」って言ってるけど気にしない気にしない。しばらくラウラの頭を撫でていると「子ども扱いするな! 」という声は、聞こえなくなった。

ふと、セシリアとシャルの方向を見てみると顔を赤くして少々体が震えていた。

「シャル、セシリア風邪か? 」

少し意地悪く訊いてみる。

「「何でもないよ(ありませんわよ)!!!」」

二人はそう言うと一夏に蹴りを入れて顔をそらし、一夏を見ないようにする。

う~ん、何でだろう。セシリアとシャルが俺の事を好きだって分かっていると二人の言動がより一層愛らしく思えてならない。

俺は、ラウラに「少しごめんね」とだけ言ってラウラから離れセシリアとシャルに近づくと頭を撫で始めた。

「「 な!!! 」」

「どうしたセシリア、シャル?嫌なら辞めるけど??? 」

う~ん~、困った時の二人の顔って可愛い!!!

「嫌じゃない」

「嫌じゃありませんわ」

うんうん二人とも可愛いな~!!!

って、痛い!

背中から突き刺さるような視線が痛い!!

視線基を見るとラウラが恨めしそうにこっちを見ていた。

痛いよラウラ

君の視線が俺の心にダイレクトに突き刺さって痛いよ!

「二人だけずるいぞ! 」

「ラウラは、さっき撫でてもらったでしょう」

「そうですわ。順番通りですわ」

「しかし、私が撫でてもらった時よりも5秒長いぞ! 」

「そんなの誤差範囲じゃないか! 」

「そうですわ」

俺の前で3人がキャットファイトを繰り広げている。

うん。これは、微笑ましい光景だな

「一夏!僕の頭を撫でて」

「いいえ!私の頭を撫でて下さいまし! 」

「いや、夫婦なのだからここは、私の頭を撫でるのが筋だ!! 」

なんかこっちに飛び火して来たな

「ほら、全員撫でてやるからこっちに来い」

3人が俺のもとに来ると俺は、3人の頭を撫でる。

「一夏さんもっとわたくしの頭を撫でて下さいまし」

「はいはい」

俺は、そう言うとセシリアの頭を重点的に撫で始めた。

「一夏、僕の頭を撫でてよ」

「はいよ~」

俺は、今度はセシリアとシャルの頭を重点的に撫でる。

「嫁えええええ!私の頭を撫でるのが疎かに成っているぞ!! 」

「了解」

今度はラウラとシャルの頭を撫でているとセシリアが俺の頬を引っ張ってきた。

「ムー!一夏さん!!私の頭を撫でて貰うのが疎かに成ってますわよ」

おお!セシリア可愛いな~

俺の目の前にセシリアが頬を膨らませて怒ってらっしゃるんですよ!?

普段は、キリッとしているあのセシリア・オルコットさんがですよ?

自分の頬を抓ってみる。

うん、痛い。

これは、夢じゃないんですね。

「一夏~なんでセシリアばかり見ているのさ!僕も見てよ!! 」

ふと耳を引っ張られたため原因先を見ると若干怒り気味のシャルがいた。

可愛いですよシャルロトさん。でも、さっきの発言は、理由を知らない人が聞くとあれなのでやめたほうがいいと思いますよ。

と、こんな感じでシャルを見ていると袖を引っ張られる感触があった。

「嫁よ、私はそんなに魅力はないのか? 」

俺が視線を向けると少し涙目で俺を見て来るラウラの姿がそこにあった。

「私は、シャルロットやセシリアの様なプロポーションを持っていない。やはり私に魅力は無いのか? 」

うん。今のラウラも千冬姉とシャルやセシリアと違った可愛さを持っているけど下手な発言は出来ないな。下手な発言をすればロリコンと思われてしまうやもしれん。

「確かにラウラは、シャルやセシリアの魅力は無いよ」

「うううう」

俺の発言にラウラは泣きそうになってしまった。

「でも、ラウラにはラウラの良さがあるじゃないか!可愛らしい所とか誇ってもいいんじゃないのか

? 」

「本当か!? 」

「ああ。無駄なウソをつかないよ。嘘をつく必要がないからな」

ラウラは、俺の言葉を聞くと泣きそうになっていた顔から一変して嬉しそうに笑った。それはまるで、子供の様に無邪気な笑顔と成った

「「 ムー!一夏(さん)!! 」」

今まで放置プレイだったのが気に食わなかったらしくセシリアとシャルは、拗ねていた。

「ははは、ゴメンゴメン。セシリア、シャル」

俺は、ただ二人の頭を撫でる。

「それじゃあ、お姫様抱っこしてくれたら許す」

「私もお願いしますわ」

どうやらシャルとセシリアは、お姫様抱っこをご所望の様子だ。

「セシリアもそれで許してくれるか? 」

「ええ勿論ですわ」

まあ、元々お姫様抱っこをするつもりだったんだし、別にかまいやしないけどな

「それじゃあシャルからな。失礼するぞ」

俺は、そう言ってシャルを持ち上げる。

「お、重くないかな? 」

うん。マジ可愛いっす。シャルさんマジ天使だよ。俺の腕の中でシャルが上目使いで恥ずかしがりながら訊いてくるんだよ!?

「女の子なんだから体重を気にするのは、仕方ないよな。シャルは、重くないぞ」

シャルにそう言うとシャルは、安心したのかホッと息をついた。

5分後

「シャル、ゴメンなもう時間だ」

俺はそう言ってシャルを降ろすとシャルは、「アッ」と言って残念そうな顔をした。

うん、そんな顔をされると心が痛いよ。

「次は、セシリアの番だな」

「よ、よろしくお願いしますわ」

セシリアを抱き上げると鼻に香水の匂いがした。

やっぱりお姫様だから高い香水を使って身だしなみにも気を付けているんだろうな

5分後

「次は、私の番だな」

「残念ながら此処までだなセシリア」

「……はい」

お願いだから皆残念そうな顔をしないで!!俺のライフは、もうゼロなんだよ!!!

うん。代わりと言っちゃあ何だけど俺は、セシリアの頭を少し撫でてやる。

「い、一夏さん」

「まあ、そのなんだ…あんまりそんな悲しそうな顔をするなセシリア。シャルもだ。二人とも笑った方が似合ってるぞ」

俺がそう言うと二人は、悲しそうな顔が一変し笑顔と成った。

うん。俺のライフが-(マイナス)に成る所だったよ。

「嫁ええええ」

蚊帳の外だった為か今にもラウラが泣き出しそうに成っていた。

「ほら、ラウラも泣くなって」

「うう、だって」

「ゴメンゴメン。ほら、おいでラウラ」

ラウラが近付いて来たので俺は、ラウラをお姫様抱っこをする。

うん。軽い、軽すぎるよラウラ

ラウラは、抱っこされて顔を赤くしている。

うん。可愛いな~

なんかラウラを見ていると娘の成長を見守る父親のような感覚に成るんだよな~

何でだろう。そうなるとラウラの嫁という発言も娘の「大きくなったらお父さんのお嫁さんに成る!! 」と言っているように思えてしまうな~

あ!あれか!!幼児体型だからか!?

「痛い痛い痛い!!! 」

そんなことを考えていると突然頬から激しい痛みに襲われた

「嫁よ、何か失礼な事を考えていなかったか? 」

oh,ラウラさん。あなたは、エスパーですか?

「そ、そんな事ないぞ」

「そうか。なら、何故私から目を逸らすのだ? 」

やべ!目を逸らしちまった!!

「ナ、ナンノコトデショウカ? 」

「まあ良い」

ふ~何とかご機嫌を損なわなかったみたいだな

「まあ、代わりと言ってはなんだが」

ん、なんか唇に触れたような気が

「私からのキスだ」

うん?

「え、ラウラもう一回言ってくれ」

「だから私からの接吻だ! 」

うん。今、この子なんて言った? 

キス?ああ、魚のスズキ目スズキ亜目キス科のキスか。節分?まだ7月じゃないぞ?

「ラウラ、まだ節分の季節は早いぞ? 」

「節分ではない!!ええい!まどろっこしいもう一度する!!! 」

再び俺の唇に何かが触れた。うん、今度はしっかりと確認できたよ。だって、目の前で起こったんだからさ。

「「あああああああああああああ!!!」」

セシリアとシャルの絶叫が屋上で響いた。

「……………ちょっと警察に行ってくる」

俺は、そう言うと屋上を後にしようとすると『スパーン』という音を出しながら突然ラウラに頭を叩かれた。

「ええい!!!何故警察に行こうとする! 」

「いや、だってラウラとキスしたし、接吻しちゃったし…………」

「何故私と接吻した位で警察行きと成るのだ! 」

「「一夏(さん)!!!」」

シャルとセシリアに呼ばれたので二人のいる方向を見ると突然キスをされた。

「「は、初めてだったんだからね(ですわよ)!! 」」

うん。モジモジしているお二人さんめちゃくちゃ可愛いよ!!!

取りあえず

「あ、ありがとう。ご馳走様でした」

「ふふ、きょどられる一夏さんも中々可愛いですわ」

「からかうなセシリア」

「お返しだよ一夏」

「シャルまで」

そんなやり取りをしているといつの間にか17時を過ぎていた。

「俺は、そろそろ行く所があるからもう行くわ」

俺はそう言うと屋上を後にした。向かうは、簪さんのラボだ。

 

一夏が簪のラボに着くと布仏本音とその姉、布仏虚が簪の専用機を手伝っていた。

「あ、おりむー。お姉ちゃん、おりむーだよ! 」

そう言うといつも通り本音は、一夏の腕に抱き着いた。

「のほほんさん今日も来てたんだね」

「うん。お姉ちゃんがおりむーは、ここ最近、かんちゃんのラボに来ているってkふぐぐ」

「もう、何を言おうとしているのかしらこの子ったら」

本音がしゃべっている途中で虚が本音の口を手で塞ぎ話を物理的に中断させた。

「お久しぶりですね布仏虚さん」

「ええそうですね」

「確か最後は、一緒に買い物をした時でしたかね」

「そうですね。随分昔の事なのによく覚えていますね」

「まあ、初めて紅茶専門店に言ったのでよく覚えてますよ。まあ、中々楽しかったですしね」

「そうですか。それは、良かったです」

一夏は、虚と話していると本音が虚の手から逃げ口を再び開いた。

「お姉ちゃんは、ね~、おりむーに会いたかったんだよね~」

本音の発言に一夏は驚いて虚の方を見ると顔を赤くして、あたふたしている布仏虚の姿がそこには有った。

その様子を見た一夏は訊ねた。

「本当なんですか? 」

一夏の質問に虚は、顔を赤くした状態でコクリと頷き「ええそうです」と肯定する。

さらに追い打ちをかけるように本音は続ける。

「お姉ちゃんは、おりむーが好きなんだよね~」

「ほ、本音!!! 」

突然の追い討ちに虚は動揺し、本音は、ニシシと八重歯を覗かせながら笑う。

「ほ~ら、おりむーも何とか言ってあげたらどうなの? 」

突然本音にふられ、一夏は答える

「ああ、ありがとうございます。でも、今の俺に答えは出せないので今は、保留にしてくれませんか?すみません。情けない俺で。でも、必ず答えは出します」

「分かりました」

その様子を見た本音は、「これにて一件落着」とだけ呟いて終わる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

筈だった。

しかし、彼女の姉の虚も人間だ。やられっ放しというのも性に合わなかったのだろうか。虚は、一夏の方を見ると本音の本心についても言い始めた。

「そう言えば、本音も織斑一夏君の事が好きでしたね」

本音は、姉の突然のカミングアウトに驚き普段のニコニコ顔も今は、真っ青で目を見開いていた。

「お、お、お、お姉ちゃん!な、な、何を言ってるのかな? 」

普段ののほほんとした感じの雰囲気は今の彼女からは感じられず、キャラが崩壊していた。

「いえ、私は事実を言ったまでですが? 」

そう言う彼女は、さっきまで顔を赤くしてあたふたしている虚では無かった。普段のキリッとした感じに戻っていた。

「え、え、え、え、え、えっと~、えっと~、あの~、その~、この~、これは、えっと~」

本音は、突然の反撃に全然弁解が出来ないでいた。

10分後、未だに本音はアタフタしていた。

痺れを切らしたわけでもないがこれ以上待ってても時間の無駄だろうと考えた一夏は、本音に問いかけた

「それじゃあ、俺の質問に首を縦に振って肯定、横に振ることで否定という事で俺の質問に答えてくれ。まず一つ目は、俺の事が好きか? 」

一夏の質問に本音は、顔を赤くしながら首を縦に振り肯定の意を示す。

その様子を見た一夏は、フーとため息を一つ付くとさらに質問を本音に投げかけた。

「それは、俺の事を異性として好きという事でいいのか? 」

その質問に本音は再び首を縦に振り肯定の意を示した。

「………そうか、ありがとな!のほほんさん」

「これからは、本音でいいよ」

「分かった本音。悪いけど、今は答えが出せないから待ってくれるか? 」

「うん。分かった。けど、結果はどうであれちゃんと聞かせてね」

「ああ。約束だ」

そう言って本音は顔を赤くして悶え、一夏はその様子を可愛いな~と思いながら見ているとスパナが一夏の頭に直撃した。

一夏が直撃した頭を擦りながらスパナが飛んできた方向を見るとそこには、不貞腐れた簪さんがいた。

「惚気なら余所でやって」

簪の指摘に一同は、

「「「すみません」」」

といって謝った。

「私だって彼の事が」

と簪は誰にも聞こえない声で言ったが本音や虚、一夏は気付かない。ただ一人、この場にはいなくても気付いているものが居た。

それは、生徒会室にいた。

「ああ、簪ちゃん可愛いよ!織斑君は、渡さないけどね。でも、今の恋する簪ちゃんを抱きしめて一緒に寝たいわ!!」

そう言う彼女の耳には、イヤホンが掛かっており簪の会話の内容が筒抜けだった。

「苦労して簪ちゃんの服に盗聴器を仕掛けたかいが有ったわ~」

彼女の姿は、簪に似ているがどこか似ていなかった。

彼女の名は、更識楯無。簪の実の姉で織斑一夏に惚れている一人である。

ただ、妹が好きすぎて、少し……というか、かなり残念な所があるIS学園の生徒会長である。IS学園に指折り数える強さの持ち主の筈なのだが…………

「はあ、私の前でも見せてくれないかな~今の簪ちゃんの表情を是非とも目の前で見たいわ~」

一夏に負けぬほど大のシスコンであったのだ。

IS学園で強い人の共通点は、人間関係で何かしらの問題を抱える人が多いのであろう。

そんな平和な日々が間もなく終わりを告げることを今は、誰も知らない。影が間もなく動き始め様々な影響を世界に与えることを




シャルさんとセシリアさんのファーストキスが一夏に捧げられちゃいました。シャルロッ党とオルコッ党の皆さん一夏君を殺してくれて構いません。ぶっちゃけ自分も見つけ次第殺します!千冬様といちゃこらして後ろから抱きついたりして…………一夏マジぶっ殺す!!!













と、まあ自分の心境を語ってみました。


























               一夏、見つけ次第ぶっ殺す!!
PS束さんと布仏姉妹は、専用機持ちにしようと思います。
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