IS~舞い降りる黒き自由の翼~   作:zeke

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VS無人機2

刀を持っていない無人機がラウラ、セシリア、シャル、一夏に向けてレールガンを撃ってくる。4人は攻撃を躱すとすぐさま反撃に出るが無人機は、あっさり躱してしまう。

「くそっ!攻撃が全然当たらねえ」

「なんてスペックですの!!」

「しかし、どうするというのだ」

「何とか攻撃を当てなきゃそろそろシールドエネルギーがやばいよ!!」

無人機の余りのスペックの高さに驚く4人。

ふと一夏にとある作戦が思い浮かぶ。

「なあ、シャル。前みたいにシールドエネルギーを分けてくれ!次の一撃で終わらす!!」

「いいけど、でもどうするの?」

「ラウラ、盾になってくれ!お前のAICで敵の攻撃を止めてくれ」

「了解した」

「次にセシリアお前は、俺がイグニッションブーストで突っ込むまで敵の足止めをブルーティアーズでしてくれ」

「分かりましたわ!」

「次で終わらす!!」

4人が作戦を話し終えるのを待っていたと言わんばかり無人機は4人に向かって加速し、近距離でレールガンをぶち込もうとする。。

敵の無人機の攻撃をラウラが止めセシリアが後方支援をして一夏がイグニッションブーストで突っ込み零落白夜で斬り裂いた。

「これで終わりだ!!」

セシリアのブルーティアーズが敵無人機のシールドエネルギーを少しずつ削り一夏の零落白夜が決め手となって敵無人機は完全に沈黙した。

箒は今終わったみたいで千冬はもうすぐに終わりそうである。

「皆、織斑先生の所に行くぞ!!!」

「「「「うん(はい)」」」」

「これで最後だ」

一同はISを解除させて千冬の許に向かう。

一方無人機と戦っていた千冬は隙をついて徐々にシールドエネルギーを削り最後にIS用の刀で無人機の胴を斬り捨てた。

千冬の戦闘が終わると一夏、シャル、セシリア、ラウラ、箒が集まってきた。

「全員無事か?」

千冬は全員の体に怪我が無いか一同を見渡すと

「私は大丈夫ですわ」

「大丈夫であります」

「私も大丈夫だ」

「僕も大丈夫ですが、一夏が」

「どうした?織斑が怪我でも負ったのか?」

一夏の方を見る千冬に一夏は

「大丈夫ですよ。さっき敵の攻撃を少し喰らってしまっただけですよ」

と言って大丈夫な事を報告する

「ならいいが。織斑後で「千冬姉危ない!!」」

千冬が言い終わる前に一夏が千冬に飛び込んできた。そして、その後千冬の真横から攻撃があり一夏はもろに喰らってしまった。

「グハッ・・・くそがぁ!もう一機隠れていやがったのか!!」

一夏は白式を展開し零落白夜を発動すると敵無人機に向かって投げつけた。

投げつけられた零落白夜は無人機のコアに命中し無人機は沈黙する。

「やっと千冬姉を守れた千冬姉に届いた」

一夏は駆け寄る千冬を見ながらそう言うと意識を離した。

倒れた一夏に駆け寄る千冬、ラウラ、箒、シャル、セシリア

「織斑、織斑!!」

「一夏さん!!」

「一夏!!!!!」

「一夏!!」

「嫁!」

その後、一夏は病院に搬送された。

 

 

春花SIDE

 

(一夏、無事でいて!!)

私が義兄ちゃんの倒れた報告を授業中に聞き、学校を早退すると義兄ちゃんが運ばれたという病院まで迎えの車に乗ると車は発進した。

それから15分車は走ると義兄ちゃんが運ばれた病院の前で車は停止した。

15分という短い時間のはずがこの時は24時間の様に感じた。

病院のドアを強引に開きながら走ってはいけない廊下を走り診察室前の待合室前の扉に到着した。

最後の扉を開くと千冬姉がソファーに座っており、私は一夏について千冬姉に訊く。

「千冬姉、一夏は?」

「春花か、今検査中だ」

「外傷は?」

「見たところ無かったから問題はないと思う」

良かったと胸を撫で下ろす

「しかし……」

「しかし?どうしたの千冬姉!!」

一体何があったの!?

「ああ、一夏の方は問題なかったのだが白式のコアに亀裂が入っていた」

まさか!?それって!

「それって!」

「ああ、もしかしたら白式はもう駄目かもしれない。今、束に見てもらっているが〖ブー、ブー、ブー〗すまん出てくる」

千冬姉は突如鳴った携帯に出る為に待合室を出た。

「お兄ちゃん・・・・・・」

千冬姉が電話を終えて待合室に戻ってきた。

「春花やはり駄目だったらしいコアの奥深くまで亀裂がはしっていて修復不可能だそうだ」

どうやらお兄ちゃんの白式は、もう修復不可ということが分かった。やはり、

「それ、お兄ちゃんに言うんだよね」

「ああ、いつまでも隠すことは出来ない。知るなら早い方がいい立ち直りに時間がかかるならなおさらだ」

「そっか」

「織斑さんこちらに来てください」

ナースから呼び出しがあり、私達は一夏を診察した主治医の部屋に案内された。

「まず率直に申しますとけがなどの外傷はありませんでした。おそらく織斑さんのISのおかげだと思います。おかげで外傷は一つもありませんでした。ただ攻撃を受けた時のダメージで意識を失っただけだと思います。」

「良かった。ありがとうございます」

 

一夏の病室の扉に近づく一つの影。

影は一夏の病室の扉の前に近づくと立ち止まる。

コンコンと言うノック音の後に暫くすると千冬が一夏の部屋に入った。

「一夏入るぞ」

返事も待たずに勝手に病室に入る千冬に、もう入っているじゃん!!と言う突っ込みを入れたくなるのは置いといて、一夏のベッドに千冬は近づくが一夏は、眼を閉じ無言のままであった。

どうやら寝ているようだ。

「なんだ、寝ていたのか。それにしても怪我がなくてほんとに良かった。また後で来るからな」

千冬はそう言うと、しばし一夏の寝顔を眺めて一夏の額にキスをして退室した。

「それにしても何処のどいつがIS学園に無人機を送り込んだんだ!」

一夏の病室を退出した千冬は病院から出ると今までの比では無い位かなり苛立っていた

「今まで見たISと形状が異なるしコアナンバーも無かった。それにコアも従来のISと違って異質な物だった。束にも作ったのか確認したが否定をされたし束にも分からないと来た。これから気を引き締めないとなもしかしたらまた襲撃されるかもしれないからな」

千冬は病院前でそう言う病院を後にしIS学園に帰った。

 

亡国機業のとある部屋でモニターを前にしながら男はモニターに映し出される無人機の一連の襲撃の映像を見ていた。

「ちっ!ターゲットの回収は不可能だったか。それに白式も破壊してしまうとは誤算だった……まあ良い、一番の目的であるデータは手に入ったし無人機の性能テストも出来たしこれで良しとするか」

「データの解析が終わりました」

傍でPCをいじっていた部下の報告を聞いた男は返事を返す。

「ん、分かったすぐに行く。織斑一夏、これで諦めた訳ではないぞ!いつか貴様を手に入れてやる!!」

男の野望がIS学園や一夏に知られることもなく秘密裏に燃えるのであった。




今回は、やや千冬をだしてみました。自分で書いててもあれですね一夏に殺意を覚えました。千冬さん大好きですから仕方ないっす。





すみませんしばらく休止します予定としては8/20にまた掲載します。楽しみにしてくださっている方申し訳ありません。
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