乗り鉄探偵南 達仁  Printempsの列車旅行   作:新庄雄太郎

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走る密室・寝台特急出雲から消えた客(山陰の旅)

 

東京駅

夜の東京駅、18時15分発浜田行山陰本線経由寝台特急出雲1号に乗った達仁と穂乃果とことりと花陽は山陰の旅に出かけた、実は穂乃果の友人、園田海未が奥野と凛と希が秋の甲信越高原列車に乗ったと聞かされた。

出雲1号には、個室A寝台とゆったりとした2段式B寝台の近代化のブルートレインである

山陰への旅は、四季を通じて利用者が多く、食堂車も大繁盛。

「いらっしゃいませ、ご注文はお決まりですか?。」

「あのーっ、私はうなぎご飯1つ。」

「私は、カレーライス。」

「私、ハンバーグ。」

「じゃあ、私はビーフシチュー定食で、パンに変更させてください。」

「かしこまりました。」

京都から、山陰本線に乗り入れた出雲1号は、山陰の名山大仙の付近で朝を迎える。

出雲1号は、鳥取、米子、松江、出雲市、終着駅浜田へ到着する

 

達仁たちは、出雲大社へ行くため下車した達仁と穂乃果とことりと花陽は、

「ねぇ、あの2人、さっきまで乗ってたけど、1人いないよね。」

「ホントだ。」

「どこがで、下車したのかな。」

 

寝台特急出雲1号・個室寝台

「お客さん、終点ですよ、起きてください。」

「えっ、死んでる。」

車掌は、慌てて走り出した。

 

達仁は、鉄道公安官と駅員の姿を見た

「どこだ、死体が見つかったのは。」

「5分前についた、寝台特急出雲1号の個室寝台に。」

「死んでるのは、大学生のようです。」

達仁は、現場へ向かった。

「うーむ、これは、ナイフで刺殺して、死亡時間は1から3時間って所か。」

「あなたは。」

「俺は高校生探偵、南 達仁です。」

「おっ、高校生探偵の。」

まもなく、島根県警捜査一課の安藤警部がやって来た。

「島根県警の安藤です、高校生探偵に捜査に協力を頂けるなんて、感謝します。」

「被害者の身元は。」

「被害者は森本大学2年、大阪市在住の西川大作さん24歳です。」

「死因は。」

「多分、鋭利な刃物で心臓つきか」

「警部、そろそろ遺体を搬送してよろしいでしょうか。」

「じゃあ、搬送してください。」

「穂乃果、ことり、花陽、乗客に聞き込み捜査するぞ。」

「了解。」

 

「じゃあ、食堂車で一緒でしたね。」

「はいっ、西川君と一緒でしたよ。」

証言1 出雲の乗客 名前 坂本 良助

夕食時に食堂車で西川と一緒 アリバイあり

 

「じゃあ、あなたは、その方と一緒にB寝台だったの。」

「ああ、西川と坂本と一緒でしたよ。」

証言2 出雲の乗客 名前 秋山徹

寝台はB寝台で一緒だった

 

「達仁君、B寝台の人に聞いたんだけど2人は私と同じB寝台だったって。」

「そうか。」

「坂本さんは、秋山さんと坂本さんと食堂車で一緒だったんだって。」

「うーむ、そうかアリバイありか。」

 

「あの。何かあったんですか。」

「寝台特急出雲で殺人事件があったんです。」

「殺人事件、大変ですね。」

「慌ててる様子だけど、どうしたんですか。」

「あ、いやいやいや、俺は博多行のまつかぜが発車するからいそいで売店に行かなきゃ。」

「お急ぎですね、気を付けて。」

沖田は、博多行の特急まつかぜ1号が到着した

「あの人、慌てていたけど犯人かな。」

「いや、証拠もないのに決めつけない方がいい、何かトリックがあるはずだ。」

「ねぇ、犯人は就寝時間に狙ったんじゃない。」

「えっ、中に入るとカギをかけて、殺害したんじゃない。」

「そうか、犯人は個室寝台に入って西川さんを殺害したんだ。」

「犯人は、あの沖田っていう人が犯人だ。」

「そういえば、沖田さん、慌ててる様子だったわ。」

「てことは、犯人は途中下車したんだ。」

「出雲1号は米子に停車して、そこから博多行特急まつかぜ1号に乗ったんだ。」

「そうか、それを乗り返したんだ。」

「おそらく、犯人は博多へ逃げるんだ。」

 

下関駅

「沖田さん、あなたが西川さんを殺害したんだな。」

「えっ、」

「あなたは、個室寝台に入り、カギをかけ西川さんをナイフで殺害し、米子駅で下車し、博多行のまつかぜにのったんだってことね。」

「お前は一体、何者だ。」

「南 達仁、探偵さ。」

「た、たた、探偵。」

その後、島根県警の安藤警部と山口県警の警官が駆けつけ、沖田裕次郎は逮捕された。

 

 

 

 

 

 

 




出雲大社
「今年は、ミューズがダンス大会を優勝しますように。」
「お前たちの願いは、その願いか。」
「だって、全国大会に優勝したいよ。」
「負けない気持ちで、勝利をつかむのよ。」
「私たちは、絶対に優勝するよ。」
「ミューズ、ファイトー!」
達仁は、とほほ顔になった。
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