櫻田家の八幡   作:璃羅

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お久しぶりです!
ソフィーのアトリエにハマったため書くのめっちゃ遅くなりました!

今回はキャラ崩壊だいぶある上に話の途中に出てくる考えは私個人の勝手なものなので本当かどうかは知りません。

では、どうぞー



奏の回?

 

『五月さん。今帰りました』

 

『今日もお仕事お疲れ様』

 

『お父さん…』

 

『お?どうした八幡?こんな時間まで起きてるなんてなにかお父さんに相談か?』

 

『うん。——————……』

 

———————————

 

さて、夏休みである。うだるような暑さの中、蝉が今日もうるさい。そんな中、俺は制服に身を包み、玄関に立っている。横には同じく制服を着た奏姉さん、正面には慌てて制服を着ている茜。

 

何故、夏休みという俺にとってのパラダイスだというのに学校へ行こうとしてるのか。それは——。

 

「カ、カナちゃん待って!私も委員会で呼ばれてるっていったでしょ?それに、なんでこんなに早く出るの!」

 

「うるさい。あんたと一緒に登校したくないからよ」

 

「だったら!なんで八幡も連れて行くの!生徒会じゃないでしょ!」

 

「そりゃ、補習があるからでしょ?呼び出しも受けてるみたいだし」

 

そう。俺は補習で学校に行かなければならないのだ。なんの補習かって?数学の補習である。期末試験で点取れてただろって?ああ、取れてたよ。期末はな。

 

ここまで言えばわかるだろう。中間試験である。そこで俺は数学を一桁という記録を叩き出していたため、期末でとったからといってそれはマズイよねということで呼び出されたのだ。チクショー。

 

「ほら、アホなこと考えてないで行くわよ」

 

「へいへい」

 

「あ、待ってー!」

 

ちゃんと服着なさい。

 

外に一歩出ると太陽がサンサンと容赦なく降りかかる。うばぁー。目が腐るー。あ、もう腐ってましたね。とか自虐しちゃうくらいには帰りたい。……戻るか。

 

踵を返そうとすると襟が掴まれる。

 

「グエッ」

 

「なに戻ろうとしてるの。暑いのはわかるけどシャキッとしなさい。シャキッと」

 

「そうはいってもな」

 

暑いものは暑いのだ。

 

「あら、奏ちゃんと八幡くん。夏休みなのに学校?」

 

突然話しかけてきたのは、近所に住む犬の散歩に勤しむマダムである。

 

「おはようございます。生徒会の臨時召集がありまして」

 

「ども」

 

「あらあら、お姫様も大変ねぇ」

 

「いえ、好きでやってることですから」

 

この人の猫かぶりっぷりは凄いとしか言いようがないな。猫かぶり過ぎて別人格なんじゃないのか?とか思っちゃうレベル。

 

「待ってー!!」

 

食パンをくわえた茜が玄関から出てくる。なに、ギャルゲー?

 

〜☆〜

 

通学路を歩いている中、カメラにうつりたくない茜さんは現在、奏姉さんの背後にへばりついて歩いている。暑そうだ。

 

「ちょっと。離れて歩いてくれないかしら?」

 

「やだ。カナちゃん離れたら置いてくでしょ?」

 

「まさか。そんなはしたないことしないわよ」

 

「やだ」

 

「じゃあ、修ちゃんに頼みなさいよ。ひとっ飛びでしょ」

 

「あれに貸しを作るのはやだ」

 

「あれって…」

 

あ、一言も話してないけど俺もいるよ?空気になるのは得意だからな。

そうじゃん。修に頼めば文字どおりでひとっとびだった…。失敗したな。

 

「それじゃあ、八幡の方にくっつきなさいよ」

 

あ、売られた。

 

「え、それはやだ」

 

あはは。ぼく、知ってるよ?そういう素の言葉が心を傷付けるって。べ、別に悲しくなんてないよ?ホントだよ。

 

「こっちだってお断りだ。なんでこんな暑いのにくっつかれなきゃならん」

 

いやほんとなんでこんな夏の暑いにくっつかれて歩かなきゃならんのだ。熱中症になるわ。なので、こっち睨まないでくださいお願いします。

 

「はあ…。人が多くなってきたら離れなさいよ?」

 

「…えー」

 

なんだかんだいって妹に甘いお姉様でした。

 

さてさて、あれからだいぶ歩き商店街に差し掛かる頃には人の通りも多くなってきた。王族3人が登校しているからか、こちらを見て微笑ましいものを見るかのように温かい目をされている。

隣にいる百合百合しい姉妹のせいですねわかります。なにこれ、拷問かな?

 

………逃げよ。

 

ガシッ

 

おや?腕が掴まれたぞ?後ろを振り向くと笑顔が怖い奏姉さんが。離せー!いやだ!俺はまだ死にたくないんだ!妹を!妹を残して死ねるかぁぁ!!

 

「なぜ腕を掴むんですかねぇ?」

 

姉さんの目が語りかけてくる。

 

ニ ガ サ ナ イ ワ ヨ ?

 

こっわ!能力使ってないのにない思ってるかがすごい伝わってきた!伊達に何年も家族やってないね。

 

「一緒に登校しているんですからたまにはこういったことも一興ですよ?(茜を置いたままじゃ逃がさないわよ)」

 

「いやだな〜。カナちゃん。こんな暑いんだからくっ付いてると暑いだけじゃない?」

 

お前がいうな!

俺と姉さんの心が一致した瞬間だった。

 

結局、俺の腕に奏姉さんがくっつき、奏姉さんの背中には茜がくっついているという側から見るとなんだこいつら状態で歩くこと数分、ようやく人の流れが無くなってきた。ここにくるまで精神的にダメージを負ったがな。

すれ違う人の全員があらあらといった感じで微笑ましいものを見る顔で見てきたのだ。泣けるわ。

 

「あ、猫だー!」

 

人がいなくなったことで心の余裕が生まれた茜さんはどうやら猫を補足したようで脇道へと入っていってしまった。早めに出てきたから遅刻とかはないけどな。

 

「さて、行きましょうか」

 

いい笑顔で言うなぁ。我らが姉上様はこの機を逃さずに置いていくことを決意したようだ。と言いつつもチラチラと茜が入った方を見ている。…あぁ、この人は猫とか可愛いものが好きだったね。

 

「くっ、行くわよ」

 

「茜はいいのか?」

 

「あんまり私たちが甘やかしてばっかりだとあの子が将来困るだけじゃない。だから、時には突き放すことも必要よ」

 

かっこいいこと言ってるけどやっぱりチラチラめてるんだよなぁ。痩せ我慢とかしなければいいのに…

 

「なんか言った?」

 

「な、なにもいってましぇん」

 

眼光が鋭すぎる!思わずビビって噛んでしまった。手を引かれながらズンズン進む。あの、握る力強くない?

 

「逃げられたーー!!」

 

遠くで誰かが叫ぶ声が聞こえた…。

 

〜☆〜

 

「待ってよ〜〜!」

 

茜を置き去りにして歩くこと数分、俺たちは赤信号で止まっていたところに茜が走って追いついて来た。

 

「置いて行くなんてひどいよ!2人ともー!」

 

ああ、姉さんがげんなりした顔になっとる。

んー?なんかあのトラックだいぶスピード出すな。ここ、住宅街だからあんな早いと子供とか飛び出した時とか危なくね?

 

とかなんとか脳内で危険喚起を促していると茜が追いついて、追い越した。

 

はっ?

 

「あいた!」

 

車道に茜が倒れ込んだ。そこには先ほどのトラックが、スピードを変えずに迫って来ている。ヤバイ!

 

俺は茜のところへ駆け出すと同時にトラックの運転手に能力を使う。

 

『ブレーキを踏め!』

 

そこでようやく運転手は気付いたのかトラックに急ブレーキがかけられる。

 

俺は茜の元に駆け込んだはいいものの、このままだと確実に間に合わない!

 

ならば、せめて、茜だけでも…!

 

呆然としている茜を抱き締め、トラックに背を向ける。要は、トラックと茜の間に入るこむことで茜への衝撃をワンクッション減らそうという考えだ。

 

茜がギュッと俺の服を掴むのを感じる。

兄として、護らなければなるまい。

 

やってくるであろう衝撃を目を瞑り、やってくるのを待つ。待つ。待つ。

 

 

 

…あれ?

 

いくら待ってもやってこない衝撃を不思議に思い、目を開ける。目の前には目を瞑っている茜の姿が。後ろに振り向くとトラックの姿はなく、壁が正面を占めていた。

 

何を言ってるかわからないかもしれないが、本当に壁である。まごうことなき壁である。あ、別に茜のことを言ってるわけではないよ?

 

呆然としていると運転手らしき人が壁の横から現れた。この壁の向こう側にトラックがあるらしい。

 

「おい!いきなり出て来てあぶねぇじゃねぇか!死にてぇのか!…て、櫻田家の…」

 

「申し訳ありません。妹と弟がご迷惑をおかけしました」

 

怒鳴り込んで来た男に奏姉さんが対応する。これ、奏姉さんの能力で作ったやつか。今回は本当に助かったな。

 

「危ないだろうが!いきなり出てくるなんて!ちゃんと面倒見てろよ!」

 

「申し訳ありません」

 

「申し訳ありませんしか言えないのか!」

 

あ?なぜ奏が怒鳴られなければならない。それはお門違いというやつだろう。飛び出したのは茜と俺だ。それはまごうことなき事実でそれ以上もそれ以下もない。

 

さらに言えば、奏が壁を出さなければお前は塀の中だ。その辺のこと理解してるのか?それと、コイツは少なくともやらかしている。

 

「あの」

 

「なんだ!ガキは引っ込んでろ!」

 

「はあ?高1がガキなら高2の奏もガキだろうが。なに、ガキに怒鳴り散らしてるんだよ」

 

「ああ?なんだ、やんのか?王族だからって舐めたこと言ってんじゃねぇぞ!」

 

胸元を掴みあげられる。煽り耐性もないのか、このおっさん。

 

「「八幡!」」

 

「あんたは!本当に俺たちだけが悪かったといえるのか?あんたには悪いところはなかったなんていえるのか?」

 

「なに言ってやがる!飛び出して来たお前らが悪いだろうが」

 

「ああ、確かに飛び出してしまった俺たちも悪い。なら、あんたはなんですぐにブレーキを踏まなかった?俺が能力を使うまでに踏まなかったのはなんでだ?」

 

「そ、それは…」

 

いい感じで勢いが削げてきたな。しかし、やはり自覚があったか。

 

「少なくもあんたは運転中に上の空だったはずだ。その上、この狭い道でのスピードの出し過ぎ。なんなら、監視カメラで確認するか?」

 

「ぐ…。次から気をつけろよ!」

 

運転手はトラックに乗って去っていった。

 

「ふぅ」

 

「お疲れさま、八幡。ありがとうね」

 

「いや、俺のためにやったことだから別に礼を言われることではない。むしろ、こっちが助かったわ」

 

「うん!ありがとう、カナちゃん!」

 

ふいっと顔を背ける奏姉さんの表情は赤く染まっていた。

 

〜☆〜

 

道路のど真ん中にある壁を茜の能力を使い、どかしたあと、俺たちは学校へ向かっていた。

 

「ところで、あの壁は一体なに?」

 

高さ推定7〜8mはあった。トラックの車高に対してデカすぎるのでは?

 

「それは、20年後くらいに発明される衝撃吸収するものよ」

 

「「なんてハイテクノロジー」」

 

思わず声がハモってしまった。

 

「なら、なんであんな高いの?カナちゃんなら、もうちょい調整できたんじゃ…?」

 

「そ、それは…」

 

またもや顔を背けてしまう。恥ずかしがってるのか。ならば、俺も乗ろう(ゲス顔)

 

「俺も気になるわ。もしかして調子悪いとかって思ったけど別にそんなこともなさそうだし、たまたまだったんじゃないか?」

 

別に、赤い顔で睨まれたのが怖かったわけじゃないよ?ただ、これ以上やるとなんか目覚めそうな気がしただけだよ?

 

「ね〜ね〜?どうして〜?」

 

茜さーん!もう少し人の顔色察すること覚えて!しかし、これはうざい!顔の向きを変えても覗き込んでいる。いつもいじられる側だからか茜がこの状況をめっちゃ楽しんでいるな。

 

ところで、そろそろ羞恥にそまったお姉さんが限界だからやめてあげて!

 

「そろそろやめとけ。姉さんがキャラぶれしてるぞ」

 

「は〜い」

 

注意することでようやくしぶしぶと引き下がった。やだ、この子止めなかったら続ける気だったわ…。

 

「あ、そうだ。カナちゃん。あれ、いくらぐらいしたの?貯金残高から引かれたんだよね?」

 

「別にあんたが知る必要ないわよ」

 

あんな未知のものを作り出したんだからとんでもない額がとんでそうだ。聞くのが怖いわ。

 

「で、でも私を助けるためだったんだから払うよ!」

 

「お、じゃあ、俺の分も頼むわ」

 

「あんたも払うほうでしょ」

 

えぇー。

 

「で、いくらぐらいしたの?」

 

「そうねぇー。4000万ぐらいかしら」

 

………。

 

「4000万んンンンン!?」

 

「だから払う必要ないわよ。むしろ払えないでしょ?」

 

「一生かけても払うから!」

 

「だからいいわよ!」

 

4000万かあ。普段が一万で高っ!てなるからもうその額になると分からなくなるな。あれ?俺も一応王族なのに庶民感覚が身につきすぎじゃねぇ?

 

ここで聞きたいことができたから聞いておこう。

 

「姉さん。今の貯金はいくらほど?」

 

「なに急に?」

 

「いや、気になったから…」

 

だって4000万を返さなくていいだぞ?一体いくらよってるかきになるだろうが!

 

「うーん…。そうねぇ、国家予算くらい?」

 

姉のスケールのでかさを思い知った。

 

〜☆〜

 

ようやく学校に到着した。

なんか長かったような気がするわ。

 

2人と分かれ、玄関で靴を脱ぎ帰る。間違えた。脱ぎ変える、だ。日本語って不思議だなー。

 

「ちょっとこっち来なさい」

 

教室へ向かうかーと一歩踏み出したところで手が掴まれ、引っ張られる。ちょっとー?遅刻しちゃうんですけど?

 

連れて来られたのは普段使われないことが多い特別教室が詰め込まれてるほうの階段。俺をここまで引っ張って来たのは黒髪短髪の美少女』

 

「びっ、まあいいわ。とりあえずあなたに言っておかなきゃいけないことがあるのよ。八幡?」

 

「いや〜俺の方は特にないかr「八幡?」なんでもないです」

 

しかし、冗談めかしたのはいいがてんで言われることが思いつかない。なんかしたっけ?…はっ。もしやさっきの4000万を払えというのか!妹が好きだからって俺に頼むとは!鬼!

 

「すいませんでした!どうかご勘弁を!お慈悲を!」

 

「な、なんで突然土下座⁉︎する必要ないから!ほら、立ちなさい」

 

「え、先ほどの金を払えっていう話ではないと…?」

 

「別に払わなくていいって言ったじゃない。流石に妹と弟にそんな額払ってもらえるなんて思ってないわよ」

 

なんだ、違うのか。

 

「なら、なんかあったっけ?」

 

検討もつかないな。

 

ギュッ

 

んん?んんんんん?何故か抱き締められているぞ?なんか前にもこんなことがあった気がする。人が違うけど。あ、その時より豊満なものが体に当たっている。

 

⁉︎⁉︎⁉︎なにが起きている⁉︎なんだここは、異世界か何処かなのか!奏姉さんはどこへ行ってしまったんだ!本物はいずこへ!

 

「…あまり心配させないで」

 

…………。

 

俺が黙っていると姉さんがそのまま語りかけてくる。

 

「どうして、茜を抱え込んだ時、トラックと茜の間に入るようにしたの?」

 

「…それは、たまt「嘘」」

 

「茜への衝撃を少なくするためでしょう?」

 

「……」

 

「怖かった。2人がいなくなったりするんじゃないかって…。また、怪我しちゃうんじゃないかって」

 

彼女の目から光の粒が流れた。

ここまで学校で仮面が外れている姉さんを見るのは初めてだ。

それほど、心にくるものがあったのだろう。普段、今ではクールぶっている奏もむかしはもっとお嬢様キャラだった。だが、そんな彼女の家族の愛は変わることはなかった。それゆえの涙なのだろう。

だからこそ、心の底から焦っていた奏はあの壁を大きく作り出したのだ。それには、茜も気付いている。

 

「無茶しないで。今回は私がいたから良かったけど、あなたの能力は、みんなの能力は万能じゃない。家族を失うなんて考えたくないの」

 

「……悪いが」

 

奏の体がビクッと震える。

 

「また今回みたいなことがあったら無茶をしないという保証はできない。さっきだって身体が勝手に動いただけだしな。それに…」

 

「それに…?」

 

「妹を助けるのは兄として当然だろう?」

 

渾身のセリフを言ってやったぜ!

いまならナルと言われてもおかしくないな。これは。

 

「ぷっ…」

 

「ちょっと?笑うのはひどくない?」

 

「ぷふっ。ドヤ顔って…フフッ」

 

「帰る」

 

俺のガラスのハートはズタズタだぞ。

 

「待って待って!悪かったから!」

 

そろそろ行かないと本当に遅刻しそうなんですが。

 

「それは私とか葵姉さんでも助けてくれるの?」

 

「?当たり前だろ?家族だし」

 

「ふふっ。そっか」

 

「なに笑ってんの?」

 

「別にー?それじゃあ、何かあったら頼むわよ?シスコンさん♬」

 

「何もないよう頑張ってくれよ?ブラコン」

 

「誰がブラコンなのよ!」

 

「えっ?無自覚だったの?」

 

このあと、外では珍しい素の表情の奏姉さんと話した。

 

補修には遅刻した。許さない。

 

 

—————————————

 

おまけ

 

「そういえば、トラックの運転手脅してる時に奏って呼んだ?」

 

「脅したとは失礼な。あれはあの人の良心に訴えかけるという高度なOHANASIだぞ?」

 

「それ結局脅しじゃない。で、姉さんって言わなかったわよね?」

 

「おっと、そろそろ補修に行かねば」

 

「呼び捨てしたわよね?」

 

「あの、腕を離してくれません?」

 

「茜に【八幡に階段に連れ込まれた】ってメール送ったわ」

 

「なんつーことしてくれる!何もしてないのに罰が下されるのはこれいかに⁉︎」

 

「したわよね?呼び捨て」

 

「あーもー!したよ!これで良いか?いい加減離せ!」

 

「そ、ならこれからもそうして。今さらだけど、あんたに姉さん呼びされるの違和感あるのよね」

 

「本当に今更だな。で、離せ」

 

「呼んでよ」

 

「今?やだよ。恥ずかしい」

 

「私の名前が恥ずかしいって?お父様とお母様を侮辱するの?」

 

「そういうことじゃねぇ!」

 

「八幡?カナちゃんに何してるの?」

 

「来たーーーー!!は・な・せ!あ、ちょ、まっ!」

 

後日、呼び捨てにすることになりました。

 





近況報告
玉藻(槍)が単発できたぜ!
これで宝具レベル2だー
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