奇妙新聞記者の事件簿   作:味噌神のスペリア

1 / 5
第1章 神隠し事件簿
神隠しの村


世界には奇妙な出来事がある

人は奇妙な出来事に興味があるが

あんまり自分から見に行く事はない

 

そんな奇妙な出来事を

調査しその出来事を新聞に書く

奇妙新聞社が存在している。

 

 

その新聞社に

今年から新しく入った新人

利田 明人(かがた あきと)と呼ばれる

青年が居た。

 

 

 

「お~い!明人!」

 

「ん?何ですか?」

 

明人は呼ばれた方に向かうと

窓際の近くに座った男性がその方に居た。

 

「すまねぇな!明人!まぁ、そこに座ってくれ」

 

男性に言われるがままに

明人は椅子に座った。

 

この男性は

浜木 勇作(はまき ゆうさく)

この奇妙新聞社の上司になる人だった。

 

「勇作先輩?どうしたんですか?」

 

明人は勇作に話しかけると

勇作は笑いながら言った。

 

「いや~!お前が書いた!新聞が面白くてな!

あの『仮面の謎』の奇妙な事件を調査して

推理小説ぽくってよかったぜ!」

 

勇作は明人が書いた

仮面の謎の記事を誉めていた。

明人は新入りだが

あらゆる村や街で起きた

奇妙な事件を解決をしたり

トリックを見破り

それを推理小説ぽく書く

新聞記事が人気であった。

 

「明人 この世界には奇妙な出来事がまだ沢山あるが…お前はこの奇妙な出来事の仕事が好きか?」

 

勇作は真剣な顔になり

明人に問うと明人は笑いながら

 

「当たり前じゃないですか!俺は奇妙な事件が好きだから

この会社に入りました!だから、俺は奇妙な出来事を追い続けますよ!」

 

「よく言った!明人!流石 期待の新人だ!」

 

勇作は笑いながら

明人の肩を叩く

 

「痛い!痛いですよ!先輩!」

 

「あはは!すまん!で…だ…明人

また奇妙な特ダネがあるんだが…行ってみるか?」

 

勇作は懐から

一枚の記事を取り出し

明人に渡した。

 

明人はその記事を見ると

ある文字に食い付いた

 

『仇宮村の神隠し(あだみやむらのかみかくし)』と…

 

「神隠し?」

 

「そうだ…仇宮村には昔から

神隠しと呼ばれる事件があるんだ…」

 

勇作はその神隠し事件の話を語り始めた。

 

 

 

ー仇宮村の神隠しー

 

最初の神隠しにあった人物は

その村に住む青年

斎藤 剛(さいとう ごう)と呼ばれる青年が

仇宮村にある仇宮神社にお祈りに行くと

言い残し…それから、未だに帰って来ていない

 

 

そして、青年が消えてから

2日後 次は観光で来ていた女性

綾見 美穂(あやみ みほ)と呼ばれる女性が

また仇宮神社に行くと言い残し

また、綾見 美穂と呼ばれる女性は帰って来なかった。

 

 

村の人や綾見 美穂と一緒に来た家族は

警察と共に探したが…その衣服も荷物も見つからなかった

警察は仇宮神社が怪しいと思い調査をしたが

何も見つかる事は無かった。

 

 

それから、3日後

次は今島 響(いまじま ひびき)と呼ばれる男性

今島 響は新聞社の記者で事件の調査に向かった

仇宮村の調査をするも何も成果が無かった

そして、今島 響は調査を辞め

帰ると会社に言い…そのまま

帰らず 姿を消した。

 

 

 

「これが今まで起きた神隠し事件だ」

 

「…神隠しですか…」

 

明人はその話を聞いて

少しワクワクと汗が出ていた

仇宮村で起きた神隠し事件

 

「勇作先輩!俺!この事件の取材がしたいです!」

 

「よく言った!明人!他の奴らは

ビビってな…最近の記者はビビりで取材もクソもない!

自分たちは安全な取材をして 何が奇妙新聞だ!

だから、明人!お前がこの新聞社には欠かせない人材だ!」

 

「はい!勇作先輩!」

 

勇作は明人の肩を組み

熱く語っていた。

 

「明人、危険な取材だが…もし危険だとわかったらすぐに帰るんだ…」

 

「分かってますよ…だけど

俺は昔から奇妙な事件を調べたい

ずっと前からの憧れなんですよ…だから、

俺はその神隠しを調べ記事を書きます!」

 

明人は古いカメラを取り出し言った

明人が持つ古いカメラは

今は亡き祖父

利田 冬木(かがた ふゆき)のカメラだった。

利田 冬木も明人と同じ

新聞記者だった

冬木は新聞で賞を貰う程に

有名人であった

明人は祖父の形見でカメラを貰い

自分自身も祖父と同じ

新聞記者としての道を歩いた

 

「じゃあ、すまねぇが

明後日から仇宮村に向かってくれ!

今日は早めに帰ってもいいぞ

用意もあるからな?

で、これが仇宮村の住所と

お世話になる宿屋と取材金だ」

 

取材金は取材に

使うお金だ

その場所までに向かうお金と

食費分が会社から出る。

 

「了解です!じゃあ、帰ります!」

 

「おぅ!頑張ってくれ!」

 

明人は自分の机に戻り

帰り仕度をすると

一人の女性が近付いて来た

 

「あら?明人君 もう帰るの?」

 

「ん?明美先輩 はい!明後日から取材で

今から帰って用意をしたいですしね」

 

山田 明美(やまだ あけみ)

この会社の美人記者で

明人の先輩で明美が書く記事もかなりの人気であった。

 

「ふふふ…明人君?無茶はダメよ?」

 

「大丈夫ですよ!明美先輩

俺は謎や奇妙が好きですから!では、お先に失礼します!」

 

「うん 気を付けてね?」

 

「はい!」

 

明人は鞄を持ち

その場から消えた。

 

これから、明人は

仇宮村の神隠し事件に巻き込まれて行く

 




初めまして、スペリアです
今回、オリジナル小説を書くことになりました
この小説はエブリスタで書いた小説ですがこちらで再開することにしましたのでよろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。