ガールズ&パンツァー+ボーイズ&ゾルダース   作:宇宙刑事ブルーノア

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今年最後の更新です。

漸く最終章の1話が公開されて、2017年が終了。

果たして、来年中に2話目が見れるのでしょうか?(笑)

来年も『ガールズ&パンツァー+ボーイズ&ゾルダース』をよろしくお願い致します。


チャプター4『魔女の婆さんの鍋の様な戦場です!』

『劇場版 ガールズ&パンツァー+ボーイズ&ゾルダース ~炎のさだめ~』

 

チャプター4『魔女の婆さんの鍋の様な戦場です!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

了平と言う尊い(?)犠牲は出たものの………

 

グロリアーナ&ブリティッシュ機甲部隊を振り切ったみほ達………

 

しかし、まだ………

 

プラウダ&ツァーリ機甲部隊が執拗に追撃を掛けて来ていたのだった………

 

 

 

 

 

大洗町・大洗駅へと通じる道………

 

逃げるⅣ号ととらさん分隊を、プラウダ&ツァーリ機甲部隊が追撃している。

 

「良いぞ、弘樹!」

 

「………!」

 

と、くろがね四起の後部座席に移動していた弘樹が、地市の合図で八九式重擲弾筒から擲弾を放った!

 

「「「「「! うわあああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーっ!?」」」」」

 

プラウダ&ツァーリ機甲部隊の中に降り注いだ擲弾は、ツァーリ歩兵数名を吹き飛ばし、戦死判定にする。

 

「やったわねぇっ!!」

 

カチューシャのT-34-85が、お返しとばかり主砲を発砲する。

 

しかし、Ⅳ号ととらさん分隊は、素早く十字路を左折し、砲弾をかわす。

 

「クウッ!!」

 

それにカチューシャが苦々しげな顔を浮かべながらも、自車を続けて左折させる。

 

と、後続のT-34-76が続けて左折しようと十字路に差し掛かった瞬間!

 

右折方向の路地から砲弾が飛んで来て、T-34-76の車体後部に命中!

 

T-34-76は白旗を上げて、十字路の中で立ち往生する。

 

「!? 停止っ!!」

 

爆発音で気づいたカチューシャが停止指示を出して振り返ると、黒煙を上げているT-34-76の先に、路地を逃げて行くクロムウェルの姿を確認する。

 

「クソッ!!」

 

「やったなぁっ!!」

 

仲間をやられた別のT-34-85とツァーリ歩兵の一部がクロムウェルを追おうとしたが………

 

「待ちなさいっ!!」

 

「!?」

 

カチューシャにそう言われてピタリと止まる。

 

「挑発に乗らないの! フラッグ車だけを狙いなさいっ!!」

 

「「! 了解っ!!」」

 

そして次の命でクロムウェルの追撃を諦め、T-34-76が十字路を塞いでしまったので、角の家屋を破壊してカチューシャに合流する

 

後続もそれに倣い、再びⅣ号を追い始める。

 

「分断作戦に乗って来ませんね」

 

「うん………」

 

「我々の戦い方をかなり研究している様だな。戦力を分散させては危険だなと思っているんだろう」

 

その様子を見ていた優花里とみほがそう言い合うと、弘樹がそう分析を述べて来る。

 

「もう1回、相手のフラッグ車とタイマン張ります?」

 

「周りが多いから危険かも。それにそろそろ黒森峰・サンダース連合も来るだろうし………麻子さん、逃げてるけど、逃げきれない感じで走って下さい」

 

「分かった」

 

華の意見にそう返すと、みほは麻子に高度な操縦を要求し、麻子は事もなげに返す。

 

「弘樹くん。もう少ししたら出番になると思うから、お願い」

 

「了解しました」

 

そして更に、弘樹へそう呼び掛けると、弘樹はみほに向かってヤマト式敬礼を返すのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、その頃………

 

大洗ゴルフ倶楽部では………

 

「総隊長代理………申し訳ありません」

 

そう呟きながら、姿を見せていたキューポラから、ガクリと砲塔の天板の上に崩れ落ちるニルギリ。

 

彼女のチャレンジャー巡航戦車は、彼方此方に被弾痕が有り、装甲も黒く煤けた状態で白旗を上げている。

 

そのチャレンジャー巡航戦車の周りでは、多数のアキリーズとT-34-76、T-34-85が白旗を上げて擱座し………

 

バラバラになった対戦車砲の残骸と混じって散らばる様に倒れ伏して戦死判定となっているツァーリ砲兵部隊の姿が在った。

 

「ふう………被害を報告して下さい」

 

それを確認した小梅が一息吐くと、すぐに自部隊の損害報告を求める。

 

「パンター7輌、ティーガーⅡ3輌、シャーマン5輌、シャーマン76ミリ砲型4輌。歩兵部隊も両部隊合わせて中隊規模ほどが戦死判定です」

 

小梅車の隣に並んだ別のパンターのキューポラから姿を見せていた車長が、小梅にそう報告する。

 

「…………」

 

報告を聞いた小梅は一瞬苦い顔を浮かべる。

 

何とか撃退には成功したものの、かなりの損害を出してしまった。

 

不甲斐ない自分に憤りを覚える。

 

「………残存部隊は直ちに体勢を立て直して下さい。本隊に合流します」

 

しかし、反省は後で幾らでも出来る。

 

今しなければならない事は、この試合について考える事だ。

 

小梅はすぐに頭を切り替えてそう命じた。

 

「了か………」

 

い、と隣に並んでいたパンターの車長が返そうとした瞬間!!

 

突如そのパンターが爆発!

 

「!? きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!?」

 

不意を衝かれる形になったパンターの車長は思わず大きく仰け反ってしまい、爆風に煽られて砲塔から地面目掛けて転がり落ちた!

 

「!?」

 

「赤星さん! 12時方向です!!」

 

小梅が驚いていると、1輌のティーガーⅡの車長からそう報告が挙がる。

 

「!!」

 

12時方向を見た小梅の目に、砲門から白煙を上げるIS-2の姿が飛び込んで来る。

 

「! IS-2! ノンナさんの以外にも有ったのっ!?」

 

小梅が声を挙げた瞬間!

 

IS-2が再び発砲!!

 

「「「「「「「「「「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!?」」」」」」」」」」

 

黒森峰・カーネル歩兵達が纏めて吹き飛ばされる。

 

「! 砲塔旋回!………駄目! 間に合わない! 突っ込んでっ!!」

 

「りょ、了解っ!!」

 

それでハッと我に返った小梅は、IS-2を狙おうとしたが、今からでは照準を合わせる前に第3射が放たれると判断し、車内へ引っ込むと自車を突っ込ませた!!

 

小梅車はIS-2の左側面に突っ込み、甲高い金属音を響かせる!

 

「離れないで! 122ミリなんて喰らったら即昇天です!! 後方に回り込んでっ!!」

 

激しく揺さぶられる車内でキューポラにしがみ付きながら、そう指示を飛ばす小梅。

 

IS-2は小梅車を引き離そうとするが、小梅車は車体を擦り付けながらも後ろを取ろうとする。

 

と、揉み合っている内に2輌はお互いに並走する様な位置となり、小梅車の主砲照準が、IS-2の砲塔後部に重なった!

 

「撃てっ!!」

 

迷わず射撃を指示し、至近距離からIS-2の砲塔後部に主砲を撃ち込む小梅車。

 

しかし、角度が悪かったのか、砲弾は僅かに被弾痕を残しただけで弾かれてしまう。

 

「チクショウッ! コイツは化け物よっ!!」

 

砲手の子が思わず声を挙げる。

 

「!! 小梅さん! あのIS-2は前期型です!! 車体正面のバイザーブロックを狙って下さいっ!! そこが1番装甲が薄いですっ!!」

 

その時、装填手が相対しているIS-2が前期型である事に気づき、前期型特有の弱点は車体正面の操縦手用の覗き窓であると告げる。

 

「! 敵車輌の正面にっ!!」

 

すぐさま小梅の指示が飛び、パンターは砲塔を旋回させながらIS-2の正面に出る!

 

「そこですっ!!」

 

そして、バッチリと狙いを合わせていた車体正面のバイザーブロックに1発叩き込む!!

 

派手に爆発を起こすIS-2。

 

戦車道の為、車内へ砲弾が飛び込む事は無く、砲弾はバイザーブロックに深々と突き刺さっているが、IS-2はまだ嫌な音を立てて砲塔を旋回させている。

 

「情け無用! フォイアッ!!」

 

小梅は容赦せず、トドメの1撃を叩き込んだ!!

 

漸くIS-2から白旗が上がる。

 

「危なかった………」

 

小梅は額の汗を拭いながら、撃破されたパンターの元へ向かう。

 

「大丈夫?」

 

「車長が!」

 

「う、うう………」

 

小梅が問うと、先程地面に転がり落ちた車長が、腕を押さえて呻き声を漏らしている。

 

如何やら、落下した先で強かに打ったらしい。

 

「!!」

 

すぐさま小梅は、備え付けの救急セットを手に飛び出すと、パンター車長の応急手当に入る。

 

「赤星さん………私の事なんて放って於いて………前線に戻って下さい………」

 

と、パンター車長は自分の事など気にせずに前線へ戻ってくれと言う。

 

「何を言ってるの。私が1人でも見捨てた事がある?」

 

だが、小梅はパンター車長の手当てを続ける。

 

「………良し、コレで何とか」

 

そうこう言っている内に、応急手当を終える小梅。

 

「負傷者は何処ですか?」

 

とそこで、衛生兵を思わせる姿の連盟の救護部隊員達が到着する。

 

「この子です、お願いします」

 

「分かりました」

 

小梅がそう言うと、衛生兵達はパンター車長を担架に乗せて搬送し始める。

 

「赤星さん………ありがとう」

 

去り際にパンター車長は、小梅への感謝を口にするのだった。

 

「………すぐに本隊に合流します」

 

それを聞きながら、小梅はすぐに自車へと戻ると、そう命を下す。

 

「小梅さん。さっきの無茶でエンジンが悲鳴を挙げてますよ」

 

とそこで、操縦手が先程の体当たり戦法のせいで、エンジンから異音が聞こえ始めていると報告する。

 

「構いません。私にはワルキューレの声に聞こえます」

 

しかし、小梅はそんな言葉を返すのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、その頃………

 

再び大洗町の町内では………

 

「! 桂利奈! そこ左折して停止っ!! エンジンも切ってっ!!」

 

「あいっ!!」

 

何かを発見した梓が、すぐにM3リーを家屋の陰に隠し、息を顰める。

 

「「「「「「…………」」」」」」

 

ハムスターさん分隊もそれに倣う。

 

するとそこで………

 

正面に在った2車線の十字路を、黒森峰・サンダース連合の本隊が通り抜けようとして行く。

 

「黒森峰とサンダース………」

 

「向こうも追い付いて来ましたか………」

 

「こうなると乱戦は避けられないですね」

 

梓が呟くと、勇武と清十郎もそう言い合う。

 

(少しでも敵の戦力を減らさないと………となると狙うのは指揮官クラス………)

 

と、梓がそう思った瞬間………

 

目の前をまほのティーガーⅠとケイのシャーマンが通り過ぎようとする。

 

(! まほさんとケイさん………いや、駄目だ! 今の私達の実力じゃ歯が立たない………)

 

一瞬仕掛けようかと考えた梓だったが、実力に差が有り過ぎると考え、思い留まる。

 

消極的な考えかも知れないが、無茶をするだけが戦いではない………

 

彼我の戦力を見極め、冷静に行動する事こそが大切なのだ。

 

すると、今度はエリカのティーガーⅡが通り過ぎようとする。

 

(確か、黒森峰戦車部隊副隊長の逸見 エリカさん………ティーガーⅡ………M3との性能は比べ物にならない………でも!!)

 

意を決したかの様な表情となる梓。

 

「………炎苑くん。お願いがあるんだけど」

 

「えっ? 何ですか?」

 

不意に声を掛けられて、光照がキョトンとしながら返事を返す。

 

 

 

 

 

2車線の通りを進む黒森峰・サンダース連合………

 

「周囲の警戒を怠るな」

 

「此処は大洗のホームよ。何処から飛び出して来るか分からないわ」

 

まほとケイの指示が飛び、両校の戦車部隊と歩兵部隊は周囲を注意深く警戒する。

 

「………うん?」

 

とそこで、エリカが何かに気付いた様な様子を見せる。

 

「停止」

 

「あ、ハイ」

 

不意にエリカは、自車を停車させる。

 

「如何しました、逸見副隊長?」

 

「…………」

 

随伴歩兵部隊の分隊長が声を掛ける中、エリカはジッと通りの右側に在った1軒の家を注視する。

 

そしてその目が、その家の生垣の中に僅かに覗いていた2門の砲門を見つける。

 

「! 砲塔2時! 敵よっ!!」

 

「! 了解っ!! 射線上の味方は退避して下さい!」

 

エリカの指示が飛ぶと、すぐにティーガーⅡの砲塔が旋回し、生垣へと合わされる。

 

それと同時に、その射線上の味方が退避する。

 

「M3リーね。良い感じに隠れてたみたいだけど、残念だったわね………フォイヤァッ!!」

 

そしてエリカの号令で、ティーガーⅡの主砲が火を噴き、生垣を吹き飛ばす!

 

爆発する生垣の中から………

 

炎に包まれた『2つの対戦車砲』が飛び出して来る!!

 

「!? 対戦車砲っ!?」

 

「今だぁっ!!」

 

直後に、吹き飛ばされた生垣の家屋の隣に在った木造家屋を突き破って、M3リーが突撃して来た!!

 

「!? しまった! 偽装かっ!?」

 

「副隊長車を守れっ!!」

 

すぐに黒森峰歩兵とカーネル歩兵達が防御に入ろうとするが………

 

「撃て! 撃てぇーっ!!」

 

M3リーが突き破って来た木造家屋の残骸の中からハムスターさん分隊が現れ、機関銃で弾幕を張る!

 

「うわあっ!?」

 

「ぎゃああっ!?」

 

弾幕を浴びた黒森峰歩兵とカーネル歩兵達が倒れ、戦死判定となる。

 

その光景を横目に、M3リーは更にティーガーⅡに接近する。

 

至近距離からの砲撃で撃破を狙う様だ。

 

だが、そこで………

 

1輌のシャーマン76ミリ砲搭載型が、M3リーの行く手に割り込んだ!

 

「! 撃てぇっ!!」

 

「「発射っ!!」」

 

反射的に梓は砲撃を指示し、あゆみの主砲とあやの副砲が同時に火を噴く。

 

主砲弾は至近距離だったので正面装甲を貫通し、副砲弾は上手く砲塔基部に命中。

 

割り込んだシャーマン76ミリ砲搭載型は白旗を上げる。

 

「桂利奈! 弾き飛ばしちゃってっ!!」

 

「あいーっ!!」

 

そしてそのまま、M3リーは割り込んだシャーマンを弾き飛ばし、再度ティーガーⅡへ向かう。

 

「装填急いで!」

 

「…………」

 

「ちょっと待って~」

 

副砲装填手の紗希が装填を終える中、通信手兼主砲装填手の優希は手間取る。

 

と………

 

「惜しかったわね………」

 

エリカがそう言った瞬間、既に照準と装填を終えていたティーガーⅡの主砲が、M3リー目掛けて放たれた!!

 

「「「「「!? きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーっ!?」」」」」

 

突撃で近づいていた為、威力の上がった71口径8.8 cm KwK 43 L/71を喰らったM3リーは、まるでゴム鞠の様に後ろに向かって弾き飛ばされ、左車線側に在った家のシャッターと電柱に当たり、その反動で反対側に飛ばされると、そこに在った民宿『大勘荘』のポールサインに当たって止まり、横倒しになる。

 

更にその上に、壊れた『大勘荘』のポールサインが乗っかってしまう。

 

「割り込んで来たシャーマンを撃破したのは失策だったわね。かわしてすぐに砲撃すればチャンスは有ったものの………」

 

と、エリカがそう言った瞬間………

 

突然ティーガーⅡが爆発に包まれた!!

 

「!? なっ!?………!? ウオッ! ゴホッ!!」

 

不意に襲い掛かった爆煙を吸い込んでしまい、エリカは………

 

むせる

 

そして次の瞬間には、ティーガーⅡから白旗が上がった。

 

「やったっ!!」

 

「逃げますよっ!!」

 

「!?」

 

そう言う声が背後から聞こえて来て、エリカが振り返ると、路地の隙間から逃げる様に去って行く1輌のジープと、その荷台部分で撃ち終えたパンツァーファウストを持っている光照の姿を目撃する。

 

「撤収っ!!」

 

そこで、弾幕を張っていたハムスターさん分隊の面々も退却する。

 

「まさか………自分達を囮に歩兵に撃破させたって言うの!? こんな捨て身で来るなんて………」

 

エリカが思わず顔を歪める。

 

本来ならば歩兵は戦車を守る盾である。

 

それが逆に戦車を盾に攻撃を敢行して来るなど、戦車道に深くのめり込んでいる者こそ思い浮かばなくなってしまう。

 

そこを衝かれた様だ。

 

「エリカ、大丈夫か?」

 

「西住総隊長………申し訳ありません」

 

心配して下がって来たまほに、エリカは申し訳無さそうに頭を下げる。

 

「………今の一戦から何かを得たか?」

 

「えっ?………」

 

ふとそこで、まほがそんな事を問うてきて、エリカは一瞬首を傾げる。

 

「得られたのならそれはお前にとって大きな糧になる………大事にしろ。次の黒森峰はお前達の時代だ」

 

「! ハイッ!!」

 

そう言われて、エリカは表情を引き締めると、姿勢を正して、まほに向かって敬礼した。

 

「…………」

 

それを見たまほは、今度は撃破されたM3リーに視線を移す。

 

「やられた~」

 

「でも黒森峰の副隊長と相討ちだよ~」

 

「相討ちって言えるのかな~?」

 

「紗希ちゃんは如何思う?」

 

「………ちょうちょ」

 

「もう~、紗希ったら~」

 

撃破されたM3リーから脱出したウサギさんチームの面々が、和気藹々とした様子で居る。

 

(まだまだ削りは荒い様だが………みほも良い後継者を見つけた様だな………何時か彼女達が1人前になったら………戦ってみたいものだ)

 

そんなウサギさんチームの姿を見ながら、まほはそう思いつつ微笑を零すのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく




新話、投稿させていただきました。

大洗の手を分かっているだけに、戦力分散を避けるプラウダ&ツァーリ。
しかし、それで手を拱くみほではありません。
次の作戦は?

今回の主役1の小梅。
本編ではやや冷遇気味はパンター乗りですが、ガルパンを通じて『黒騎士物語』を知った私はパンターが好きです。
なので、彼女は結構厚遇するかもです。
早速黒騎士ごっこをやってもらいました(笑)

更に今回の主役2のウサギさんチーム。
原作では調子に乗ってノンナにやられてしまいましたが、ウチのウサギさんチームは原作よりも成長の度合いが大きかったので、調子に乗ってやられてしまうのでは何かアレだなと思い、エリカと相討ちになってもらいました。
まほも認める彼女達の実力。
これからの更なる成長に御期待下さい。

では、ご意見・ご感想をお待ちしております。

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