ガールズ&パンツァー+ボーイズ&ゾルダース 作:宇宙刑事ブルーノア
『劇場版 ガールズ&パンツァー+ボーイズ&ゾルダース ~炎のさだめ~』
チャプター7『クライマックスは近いです!』
大洗磯前神社・敷地内………
坂を上がり終えたⅣ号は、磯前神社の境内へ進入。
そのまま、海へと通じる階段のある鳥居の前で静止する。
「舩坂分隊長。状況を報告して下さい」
『合流したツァーリ歩兵部隊は半数を排除。しかし、対戦車砲の残弾が尽きます。コレ以上食い止めるのは無理です』
みほがプラウダ&ツァーリ部隊を食い止めているとらさん分隊の弘樹に状況を尋ねると、そう報告が返って来る。
「分かりました。もう足止めは充分です。撤退して下さい」
『了解。とらさん分隊、撤退します』
みほはとらさん分隊へ撤退指示を出し、弘樹はそれを受諾する。
「如何するの、みぽりん?」
そこで沙織が、此処から如何逃げるかと尋ねる。
「………此処を下ります」
するとみほは、目の前の石段を見下ろしながらそう言い放った。
八朔祭での磯前神社奉納戦車・歩兵戦に於いて、しずかのムカデさんチームが破壊した為、中央の手摺が一時撤去されており、Ⅳ号が十分に通る事が出来る。
「おう………」
「大丈夫なの!?」
「麻子さんなら大丈夫」
麻子がアッサリとⅣ号を進め、沙織が心配の声を挙げるが、みほは麻子の腕を信頼し、そう言い放つ。
そして、Ⅳ号は石段を下り始めた。
「追い付いたわ!………ってっ!? バッカじゃないの!! ミホーシャ、無茶しちゃってっ!!」
そこで、とらさん分隊が撤退した為、漸く境内に進入して来る事が出来たカチューシャが、石段を下ったⅣ号の姿を見てそんな声を挙げる。
「戻って回り込みますか?」
「このまま進むに決まってるじゃない! ミホーシャが出来る事はカチューシャにだって出来るんだから!!」
ノンナがそう問うが、カチューシャはⅣ号に続くと宣言。
「知ってます………」
そうカチューシャに答えながら、磯前神社の本殿の方を振り返り、お祈りするノンナ。
「悪いけど、俺達はパスするぜ」
「最悪、同志の戦車に牽き潰されますからね」
しかし、戦車と一緒に石段を下るのは無謀だと判断したピュートルとマーティンは、回り込みを選択する。
「………ノンナ」
一方、デミトリはノンナと同じ様に磯前神社の本殿に向かって祈りを捧げると、ノンナに呼び掛ける。
「ハイ………」
「同志カチューシャに怪我が無い様にな」
「分かってますよ」
まるでやんちゃな娘を優しく見守る父と母の様な雰囲気でそう言い合うノンナとデミトリだった。
「行くわよ!」
その直後に、砲身を後ろに回したカチューシャのT-34-85が石段を下り始め、同じ様に砲身を後ろに向けたノンナのIS-2が続く。
そして、デミトリ達ツァーリ歩兵部隊は一旦引き返し、迂回ルートを取るのだった。
大洗町・街中………
「クッソ―ッ! 何処へ行ったっ!?」
八九式と九五式を見失い、苛立ちを見せるルクリリ。
「ルクリリさん、そんなイライラしないで」
と、随伴分隊のブリティッシュ歩兵の1人がそう言って宥めると………
ブザー音が鳴り響いて来た。
「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」
ルクリリとブリティッシュ歩兵達がそちらを見やると………
鳴っていたのはタワーパーキングの開閉ブザーだった。
「! アイツ等! また性懲りも無く………砲兵と対戦車兵は私に付いて来い! 他の物は周囲を警戒っ!!」
「「「「「「「「「「了解っ!!」」」」」」」」」」
準決勝と同じ手を使って来たと思われるアヒルさんチームに、ルクリリは怒りを露わに随伴分隊にそう命令する。
そして、自車をタワーパーキングの前に移動させると、砲塔を後方へ回す。
その周囲に、対戦車兵と砲兵が前方を向いて陣取る。
「馬鹿め! 同じ手は2度も食わないぞっ!!」
ルクリリがそう言い放つ中、タワーパーキングの扉が開き始める。
だが、その中は空だった………
「やはり後ろかっ!!」
そう言ってルクリリが背後を振り返ると、立体駐車場が迫り上がって来ている。
しかし、そこも空であった………
「えっ? いない?………」
「「「「「「「「「「??」」」」」」」」」」
肩透かしを食らい、ルクリリも随伴歩兵隊員達も困惑する。
すると………
「コッチだぁっ!!」
何と八九式と九五式は、タワーパーキングの在る場所から道路を挟んで反対側の路地から飛び出して来た!
「!? そんなところに!?」
「そーれっ!!」
ルクリリが驚きの声を挙げると同時に、八九式と九五式の主砲が火を噴く。
けれども、その砲弾はルクリリのマチルダⅡではなく、タワーパーキングの側面に命中した。
「馬鹿めっ! 外したなっ!! まあ、当たったところで如何って事はないけどなっ!!」
それを見たルクリリは、勝ち誇りながらそう言い放ち、随伴歩兵分隊員達と共に八九式と九五式を狙う。
すると………
八九式と九五式の撃った砲弾が命中したところから………
タワーパーキングの下部が、大爆発を起こした!
そして、下部が吹き飛ばされた事で、タワーパーキングの建物が………
ルクリリ車と随伴歩兵分隊員達目掛けて倒れる………
「へっ?………」
間抜け声と共にルクリリが空を見上げると、倒れて来るタワーパーキングの建物が視界を埋め尽くす。
「!? ギャアアアアアアアアァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーッ!?」
「「「「「「「「「「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!!」」」」」」」」」」
淑女らしからぬ悲鳴と共に、ルクリリと彼女のマチルダⅡ、そしてその随伴歩兵分隊員達は………
倒れて来たタワーパーキングの建物の下敷きとなった。
「う~ん、ちょっとやり過ぎたかな?」
「大丈夫ですよ、キャプテン。絶対に人は死なないのが戦車道と歩兵道ですから」
「そっか。じゃあ問題無し!!」
やり過ぎたかと感じた典子だったが、あけびにそう言われてすぐにその考えを振り払った。
「…………」
そして福田は、色んな意味で呆然となっていたのだった………
大洗磯前神社・正面鳥居の石段………
「見辛い………サイドアンダーミラー欲しい」
何とか石段を下っているものの、戦車特有の視界の悪さに、麻子の愚痴が零れる。
『オーイ、グロリアーナ&プラウダ連合のフラッグ車、見つけたよー』
とそこで、杏から姿を晦ませていたグロリアーナ&プラウダ連合のフラッグ車であるチャーチルを発見したとの報告が入る。
『現在、サンビーチ通りを大洗ホテル方面へ逃走中』
「コッチに来てるよ!」
続けての報告に、沙織がみほへそう言う。
「分かりました。合流しましょう」
みほがそう言うと、チャーチルを追い掛けていたカメ・ツル、カモ・マンボウ、アリクイ・キツネにアヒル・ペンギン、ワニさん分隊と九五式、残存知波単歩兵達の半数が合流する。
「沙織さん、西さん達の方は如何なってますか?」
「う~ん、通信状況が悪いのかな? 繋がらないよぉ」
まだゆっくら健康館防衛線で踏ん張っていると思われる絹代達の状況を尋ねるみほだったが、通信状態が悪いらしく、交信出来ないと返す沙織。
「………分かりました。先ずグロリアーナ&プラウダ連合のフラッグ車を仕留めます」
絹代達の状況を把握出来ないのは懸念材料だが、今ココでチャーチルを叩かないワケにはいかないと考え、みほは決断する。
『ペコーシャッ! 頼れる同志の元に誘き出してっ!!』
一方その状況はカチューシャの方にも知らされており、カチューシャは彼女の言う『頼れる同志』の元へ向かう様にオレンジペコに言う。
「了解しました」
「頼れるかしら?」
了解するオレンジペコだったが、アッサムは一抹の不安と疑問を感じていたのだった。
そうこうしている内に、Ⅳ号は石段を下り終え、大洗海岸通りを左折。
予め待機していたとらさん分隊と合流すると、サンビーチ通りの方へと向かった。
通りが合流する大洗鳥居下交差点にて、チャーチルの姿を確認したが、チャーチルは大洗ホテル脇の大洗海岸へと降りる道を下り、大洗海岸へと進入する。
大洗・知波単連合もそれに続き、大洗海岸へ侵入する。
「………ん? 何だアレ?」
するとそこで、ふと海の方を見やった磐渡が、水中を動いている『何か』に気づく。
「敵の潜水艦を発見!」
「「「「「「「「「「駄目だっ!!」」」」」」」」」」
残存知波単歩兵隊員の1人がそう声を挙げたかと思うと、残りの残存知波単歩兵隊員達が一斉に否定する。
「お約束だな………」
その光景に呆れた様に呟く俊。
やがてその『何か』は海岸へと上陸。
「!? KV-2ですっ!!」
「ゴジラかよっ!?」
楓がそう声を挙げると、まるで怪獣の様に海から上陸して来た様に、地市がそうツッコミを入れる。
152ミリ榴弾砲の砲身が、チャーチルを追跡する大洗・知波単連合に向けられる。
「大丈夫、砲身良く見て」
しかしみほは、冷静に対処する様に指示する。
そこで、KV-2は発砲!
放たれた榴弾は、大洗・知波単連合の頭上を飛び越える様にして、大洗ホテルに直撃!
大洗ホテルの一角を完全に吹き飛ばした!
その間に、大洗・知波単連合はチャーチルの追跡を続行する。
KV-2は、再度大洗・知波単連合に狙いを定めようとするが………
「コレでも喰らえっ!」
「喰らえっ!!」
最後尾側に居た八九式と九五式が、KV-2に向かって発砲。
八九式が撃った砲弾が命中して弾かれたが、その衝撃で不安定な岩の上に居たKV-2はずり落ちそうになる。
それでもKV-2は再び発砲!
今度は大洗シーサイドホテルの一角を吹き飛ばした!!
「装填急ぐべ!」
「分かってらあ! 装填完了だぁっ!!」
KV-2の特徴であるその巨大な砲塔の中では、小柄で東北なまりの話し方をする2人の装填手『ニーナ』と『アリーナ』がKV-2の分離式砲弾を四苦八苦しながら装填している。
「砲塔旋回!」
「回るの遅っせなぁー!」
そして大洗・知波単連合に向かって砲塔を旋回させる。
「急げ急げーっ!」
漸く大洗・知波単連合の方に砲塔が旋回した。
………かに思われた瞬間!
「!? うわあっ!?」
「ひゃああっ!?」
KV-2はバランスを崩し、横転!!
砲身が砂浜に突き刺さったかと思うと、白旗を上げた。
「あらあら………」
「KV-2、あの角度で回せば引っ繰り返りますよね」
その様子を砲塔側面のハッチから出て見ていた華と優花里がそう言い放つ。
「! 伏せてっ!!」
「「!?」」
とそこで、みほがそう叫び、華と優花里は反射的に砲塔内へ引っ込む。
その直後!!
突然正面の『砂浜の中』から砲弾が発射され、Ⅳ号のすぐ目の前に着弾した!!
「!?」
「えっ!? 今、砂浜の中から砲弾が飛んで来たよっ!?」
みほが正面を見据えると、沙織がそう声を挙げる。
すると………
突如、チャーチルと大洗・知波単連合の行く手の砂浜の一部が弾けた!!
「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」
驚きの表情を浮かべる一同の前に現れたのは………
巨大なブレードアンテナを付けた真っ赤なⅣ突………
毛路山小隊の久美車だった!!
「!? 久ちゃんっ!?」
「砂の中に隠れて待ち伏せてたのか………」
みほが声を挙げると、麻子もそう呟く。
「まさか此処で黒森峰・サンダース連合の車輌と出くわすなんて………」
一方、チャーチルにとっても、黒森峰の久美は敵であり、挟まれる形になった事にアッサムが苦い表情を浮かべる。
「でも、如何して飛び出して来たんでしょう? あのまま潜ったままで射撃出来るチャンスは有った筈です」
しかし、オレンジペコはそう疑問を呈する。
と、その瞬間!!
Ⅳ突は砂を巻き上げ、チャーチルと大洗・知波単連合目掛けて突撃して来た!!
「「「「「「「「「「!!」」」」」」」」」」
身構えるチャーチルのアッサムとオレンジペコに、大洗・知波単連合の隊員達。
だが………
Ⅳ突はそんな一同を完全にスルーして通り過ぎた。
「「「「「「「「「「………えっ?」」」」」」」」」」
一同が困惑しながら振り返ると、何とⅣ突はそのまま海へ突入した!!
すると忽ち、ジューッ!!と言う音と共に海水が蒸発し、大量の水蒸気が発生!!
やがてエンジンにも海水が入って駄目になり、Ⅳ突から白旗が上がったかと思うと………
「「「「あっちゃああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!!」」」」
Ⅳ突全てのハッチが開き、久美、玉枝、茂亜、冬子がパンツァージャケットを脱ぎ捨てながら飛び出し、ジャケットの下に着ていたであろう水着姿で海へ飛び込んだ。
「ああああ~~~~~………生き返ったであります~」
「冷たくて気持ち良いです~」
「砂の中に隠れるってのは良いアイデアだと思ったんだけど………真夏にやるんじゃなかったよ」
「てゆ~か、急速冷却?」
海に浮かびながら、久美、玉枝、冬子、茂亜がそう口にする。
如何やら、まだ夏の真っ只中の昼間、オマケに快晴の空の下で砂の中に隠れていた為、車内にトンでもない熱が籠り、サウナ状態になってしまっていた様である。
そこで、発砲した際の排熱が加わり、とうとう耐え切れなくなって飛び出したのである。
「久ちゃん………相変わらずだなぁ」
親友の相変わらずの姿に呆れると共に、何処か安堵した様な表情を浮かべるみほ。
「! 西住総隊長! 大洗海岸通りですっ!!」
「!!」
だがそこで、弘樹がそう声を挙げたのを聞いて、すぐさま反対側の大洗海岸通りを確認する。
そこには、コチラに砲を向けているカチューシャのT-34-85と、ノンナのIS-2の姿が在った。
直後に、カチューシャ車が発砲!
砲弾が三式改に命中する。
「!? にゃああっ!?」
ねこにゃーの悲鳴と共に、三式改は衝撃で引っ繰り返って白旗を上げる。
更に続けて、IS-2が同軸機銃を掃射。
「「「「「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!!」」」」」
その掃射を浴びてしまった磐渡と重音が乗っていたジープが爆発し、同乗員と近くに居た鷺澪を含む砲兵達数名を巻き込む!
反撃にと、Ⅳ号、ルノーB1bis、八九式、九五式が次々に発砲。
しかし、カチューシャ車は丁度海岸と通りの間に現れた建物の陰に入り、砲撃を躱す。
「フラッグ車だけを狙って下さいっ!!」
そこでみほは、通りの2輌には構わず、グロリアーナ・プラウダ連合のフラッグ車であるチャーチルだけを狙う様に指示する。
「クソッ! 砂地は運転し難いぜっ!!」
くろがね四起のハンドルを握る地市がそう愚痴る。
機動力が在る歩兵部隊ならばチャーチルに肉薄出来る筈だと思われたが、履帯を持つ戦車なら兎も角、砂浜は想定以上に車輌の運転が難しく、スピードを上げられずにいた。
「初撃破………」
そんな中、砲手として初撃破を挙げたいと願う桃が、チャーチルに向かって発砲する。
しかし何故か、放たれた砲弾は海の方へと飛んで行き、水柱を立てた。
「ええい! 何故奴はあんな方向に砲弾を飛ばせるんだっ!?」
「コレはもう1つの才能だな………」
その光景を見て、十河と俊がそう言う。
大会運営本部・撃破された選手の控所にて………
「私達の分も頑張って下さいっ!!」
「河嶋先輩ガンバーッ!!」
「ブッ殺せぇーっ!!」
「頑張れーっ!!」
「当たれーっ!!」
リタイヤしたウサギさんチームの梓、桂利奈、あや、優希、あゆみが、モニター越しに檄を飛ばす。
「…………」
そしてそんな中で、紗希は1人、飛んでいる蝶々を眺めていた。
大洗海岸………
やがてチャーチルは、アクアワールド・大洗の駐車場へと到達。
そのまま自慢の登坂能力を活かし、階段と鉄柵を超えて、駐車場内へと進入した。
カモさんチームのルノーB1bisがそれを追い、同じ様に駐車場内へ進入しようとするが………
「! 危ないっ!!」
みほがそう叫びを挙げた瞬間、鉄柵の在る部分に出っ張りで減速したルノーB1bisに、砲弾が叩き込まれた!!
「「「うわああっ!?」」」
みどり子達の悲鳴と共に、ルノーB1bisは階段を転げ落ち、海岸に引っ繰り返って白旗を上げた。
海岸から見て奥側の駐車場内でゆっくりと旋回するチャーチル。
現在大洗・知波単連合は、カチューシャ車とIS-2に左右から挟まれ、更にツァーリ砲兵部隊の対戦車砲とブリティッシュ対戦車兵部隊のPIATを向けられていた。
「如何やら決着が着いた様ね! 如何する!? 謝ったらココで止めてあげても良いけど?」
勝利を確信したカチューシャがそう宣言する。
(………小官が突っ込んで隙を作ります。その隙に)
(! 弘樹くん!)
だが、弘樹がみほに小声でそう言い、突貫の準備を整える。
しかし………
「ヤバイヤバイヤバーイッ!!」
そう言う声が響き渡ったかと思うと、大洗海岸通りを祝町方面から、絹代のチハ(旧砲塔)を先頭に、カレンのハッピータイガーとサンショウウオさんチームのクロムウェル、残存大洗・知波単歩兵部隊が現れた!
「!? 西さんっ!?」
「!? 知波単の!?」
そこでみほとカチューシャは驚きを示す。
とそこで続けて………
「ワオッ! 大洗・知波単連合だけじゃなくて、グロリアーナ・プラウダ連合まで居るわよ!!」
「構わん! このまま乱戦に持ち込むっ!!」
「クレイジー気味だね………けど、乗ったよ」
ケイのシャーマン、まほのティーガーⅠ、ナオミのファイアフライ、そして黒森峰・サンダース連合歩兵部隊の面々が現れた!!
一同はそのまま、アクアワールド・大洗の駐車場へと雪崩れ込んで来る!!
「! 今ですっ!!」
「「「「「「「「「「!!」」」」」」」」」」
そこでみほがそう声を挙げ、大洗・知波単連合は一気に階段を駆け上がる!
「「「「「「「「「「うわあああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!?」」」」」」」」」」
ツァーリ砲兵部隊とブリティッシュ対戦車兵部隊を文字通りに蹂躙し、駐車場へと突入!
戦いは、3勢力による乱戦へと突入するのだった。
つづく
新話、投稿させていただきました。
原作より酷い目にあったルクリリ………
もうタワーパーキングがトラウマになるかも(笑)
そして戦いの舞台は大洗アクアワールドへ。
絹代達と黒森峰・サンダースも加わり乱戦状態へ。
いよいよこの試合も次回で決着となるかと。
では、ご意見・ご感想をお待ちしております。