ガールズ&パンツァー+ボーイズ&ゾルダース   作:宇宙刑事ブルーノア

236 / 287
チャプター13『島田流です!』

『劇場版 ガールズ&パンツァー+ボーイズ&ゾルダース ~炎のさだめ~』

 

チャプター13『島田流です!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みほ達がボコミュージアムで出会った謎の少女・『愛里寿』………

 

人見知りな愛里寿は、接触を避けていたが………

 

同じボコ好きと言う事で、みほと打ち解ける事に成功する。

 

初めて同じ趣味で語り合える友達が出来て、みほは大いに喜んだ。

 

しかし………

 

彼女との出会いは………

 

新たなる戦いの幕開けでもあったのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大洗町・ボコミュージアム………

 

その日、またボコミュージアムを訪れたみほと愛里寿は、心行くまでボコを堪能する。

 

「ボコ頑張ってたねっ!」

 

「うん! 今日は凄く頑張ってたっ!!」

 

ボコショーを観終わり、興奮冷めやらぬ様子で嬉々と語り合っているみほと愛里寿。

 

「うふふ………」

 

「? 如何したの?」

 

不意に笑いを零したみほに、愛里寿が怪訝な顔をする。

 

「嬉しいんだ。ボコの事で語り合える友達って初めてだから」

 

愛里寿に笑顔を向けながらそう言うみほ。

 

「あ………」

 

すると愛里寿は、何故か気まずそうな様子を見せて、顔を伏せた。

 

「? 如何したの?」

 

「う、ううん、何でも無い………」

 

みほが尋ねると笑ってすぐにそう返した愛里寿だったが、その笑みは無理をしている様にも見える。

 

「愛里寿ちゃん?………」

 

そんな愛里寿の様子に、みほは心配そうな様子を見せるが、そこで………

 

「愛里寿」

 

「あ………」

 

「………?」

 

何者かが愛里寿の事を呼び、愛里寿とみほが反応するとそこには………

 

「そろそろ時間だ」

 

高校生くらいと思われる白髪の男と、その後ろに停まっている送迎用と思われる運転手が乗った車が在った。

 

「お兄ちゃん………」

 

「えっ? 愛里寿ちゃんのお兄さん?」

 

愛里寿がその男の事を兄と呼んだのを聞いて、みほは改めて男の姿を見やる。

 

「…………」

 

そんなみほの視線を受けて、愛里寿の兄は不敵に笑う。

 

「………!?」

 

その笑みに何か底知れぬモノを感じ、みほは思わず身震いする。

 

「みほさん、ごめんなさい。もう行かないと………」

 

と、そこで愛里寿は、兄の方へと歩き出した。

 

「あ、愛里寿ちゃん!」

 

「西住 みほっ!!」

 

みほが思わず呼び止めようとすると、愛里寿の兄がみほの事を呼んだ。

 

「! 如何して私の名前を………?」

 

「…………」

 

愛里寿の兄が自分の名前を知っていた事に驚くが、愛里寿の兄はそんな事は気にも留めず、何かをみほに向かって投げて寄越した。

 

「!?」

 

それは、軍事道の試合の観戦チケットだった。

 

「大学選抜チームと社会人チームの試合のチケット?」

 

「その試合を見に来い………舩坂 弘樹も連れてな」

 

「!? 舩坂くんの事も!?」

 

自分だけでなく、弘樹の事まで知っていた愛里寿の兄に、みほは再度驚きを露わにする。

 

「待っているぞ」

 

「…………」

 

一方的にそう言い放った兄と共に、愛里寿は車に乗り込み、その場から去って行った。

 

「一体………如何なってるの?」

 

残されたみほは、そう呟いて呆然とその場に立ち尽くしていたのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

送迎車の車内………

 

「………お兄ちゃん。やっぱりみほさんと戦わないといけないの?」

 

不意に愛里寿が、兄に向かってそう尋ねた。

 

「何を言っている愛里寿? 当然だ。奴はあの西住だぞ。それも今やは家元となった西住 まほを破ったな」

 

当然だと返す兄。

 

「でも………」

 

「愛里寿、忘れたのか? 母上の悲願を。父上の願いを」

 

「!!」

 

兄にそう言われた愛里寿は、ハッとした様な様子を見せる。

 

「全ては『島田流』の………母上と父上の為だ」

 

「うん、分かったよ………お母様と………お父様の為に」

 

そう言う愛里寿の顔は、何時の間にか闘気に溢れていた………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、その軍事道・大学選抜チームと社会人チームの試合の日………

 

その観客席にて………

 

『さあ、今日の試合は大学選抜チームと社会人チームの戦いです!』

 

『プロリーグ発足に向けて大事な試合ですからね。どちらのチームにも頑張って欲しいものです』

 

お馴染みのヒートマン佐々木とDJ田中の実況が響き渡る。

 

「それでその男は、小官にもこの試合を見に来い、と?」

 

「うん………」

 

そんな中、席に座っている弘樹が、隣に座るみほに尋ねる。

 

周りには沙織、華、優花里、麻子、地市、了平、楓、飛彗、白狼、煌人の姿も在る。

 

「一体如何言う積りなんだろうね?」

 

「さあな」

 

「プロリーグ発足に向けてこの試合のチケットを持っていた事から察するに、軍事道に関わりがある人物だろう………それも相当上の方にね」

 

沙織と地市がそう言い合っていると、ノートPCを弄りながら煌人がそう推測する。

 

『ではこれより、大学選抜チームと社会人チームの試合を開始致します! 両チーム代表者、前へっ!!』

 

とそこで、主審の香音がそうアナウンスし、集合していた両チームの代表者が前へと出る。

 

「!? ああっ!?」

 

「………!」

 

するとみほは、驚きの声を挙げて立ち上がり、弘樹もピクリと眉を動かした。

 

「ど、如何したんですか、西住殿?」

 

「何だよ、ウルセェなぁ」

 

突然大声を挙げたみほに優花里が戸惑い、白狼がうっとおしそうにする。

 

「ア、アレッ!!」

 

みほは動揺したまま、大学選抜チーム側の代表を指差しながらそう言う。

 

そこに居たのは………

 

大学選抜チームのパンツァージャケット姿の愛里寿………

 

そして、第二次世界大戦時のアメリカ海兵隊の戦闘服に身を包んだ愛里寿の兄の姿が在った。

 

「愛里寿ちゃんとお兄さんだっ!!」

 

「!? ええっ!?」

 

「ホントですかっ!?」

 

みほがそう言うと、沙織と華が驚きの声を挙げる。

 

「オイオイ、如何見たって、良くて中学生ぐらいだぞ?」

 

「お兄さんの方は、僕らと同い年ぐらいに見えますが………」

 

「どちらにしても、大学生には見えませんね」

 

了平、楓、飛彗も愛里寿とその兄の姿を見ながらそう漏らす。

 

するとそこで、観覧用の大型モニターに、選手達の名前が発表される。

 

その大学選抜チーム側には………

 

『島田 愛里寿』………

 

そして、『イプシロン(島田 伊四郎)』の名が表記された。

 

「!? 『島田』っ!?」

 

「ええっ!?」

 

愛里寿と兄の名字を目にしたみほ、そして優花里が、再び驚きの声を挙げる。

 

「知っているのか?」

 

「島田………成程、『島田流』か」

 

麻子がそう尋ねると、煌人が何やら合点が行った様な様子を見せる。

 

「『島田流』?」

 

「西住流と並ぶ、日本戦車道、そして歩兵道を代表する流派だ。臨機応変に対応した変幻自在の戦術を駆使する戦法を得意とし、その変幻自在さから『ニンジャ戦法』と称されている」

 

「ニンジャ………」

 

了平が首を傾げると、煌人がそう説明し、ニンジャと聞いて沙織は小太郎の事を想像してしまう。

 

「愛里寿ちゃんが………島田流」

 

(イプシロンか………)

 

呆然とそう呟くみほの隣で、愛里寿の兄………イプシロンの事を見やっている弘樹。

 

『一同、礼っ!』

 

『『『『よろしくお願いしますっ!!』』』』

 

『いよいよ試合開始! 大学選抜チーム! 社会人チーム! 君達に、幸あれっ!!』

 

とそこで、両チームの挨拶が交わされ、ヒートマン佐々木の締めの台詞と共に、遂に試合が開始されるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合会場内………

 

大学選抜チームの陣地………

 

「…………」

 

集合している大学選抜チームの主力である『M26パーシング』と偵察用の数両の『M24チャーフィー』の中で、愛車である後に現代の戦車の主流である『主力戦車』の原型となった戦車………

 

戦車道の規定ルールの中で使用出来る現存車両の中では最も強力である『重巡航戦車A41センチュリオン』のキューポラから上半身を出している愛里寿。

 

その手には、透明なバイザーの様なモノが付いているヘッドフォンが握られている。

 

良く見ると、ヘッドフォンからはコードが伸びており、センチュリオンの車内に置かれているノートPCと繋がっている。

 

「愛里寿。母上からの指示だ………徹底的にやるぞ」

 

「………うん」

 

そんな愛里寿に、イプシロンがそう呼び掛けたかと思うと、愛里寿は一瞬間を開けた後、そのヘッドフォンを装着する。

 

その瞬間、バイザー部分が一瞬だけ発光したかと思うと………

 

「…………」

 

愛里寿の顔から一切の感情が無くなり、目のハイライトも消えていた。

 

「………状況、開始」

 

そして、これまた一切の感情が感じられない冷たい声で、愛里寿がそう言うと、大学選抜チームは行動を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして戦いは………

 

終始、大学選抜チームが社会人チームを圧倒する形で進んだ………

 

大学選抜チームは、社会人チームの行動に対し、常に先手を打ち圧倒。

 

その未来予測能力は凄まじく、社会人チームが戦法・戦術を大きく変更しても、即座に対応策を打ち出すほどだった。

 

そんな大学選抜チームの戦い方に、社会人チームは徐々に士気崩壊を起こして行く。

 

それに拍車を掛けたのが、大学選抜チームの執拗な追撃である。

 

フラッグ戦にも関わらず、相手チームの戦車はおろか、歩兵1人すらも逃がさんとばかりに追撃を掛ける大学選抜チーム。

 

最早、社会人チームは完全に大学選抜チームに恐怖し、部隊としての機能を失い、逃げ回るだけであり………

 

試合会場はそんな壊走する社会人チームを、大学選抜チームが一方的に屠ると言う狩場と化した………

 

結局、最後に社会人チームのフラッグ車が撃破された時………

 

粗無傷な大学選抜チームに対し………

 

社会人チームには、1輌の戦車どころか、1人の歩兵も生き残って居なかった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合会場・観客席………

 

「「「「「「「「「「…………」」」」」」」」」」

 

試合は終わったが、誰も歓声を挙げる者は居ない。

 

寧ろ、大学選抜チームの容赦無い戦い方に恐怖で声も出ない様子だ。

 

『コ、コレは………』

 

『こんな試合を見るのは初めてですよ………』

 

実況者であるヒートマン佐々木とDJ田中ですら言葉を失っている。

 

本来ならば試合終了の挨拶が行われる筈だが、社会人チームが逃げ出してしまった為、残された大学選抜チームが黙々と撤収を始めている。

 

「何て試合だ………」

 

「酷い………」

 

弘樹とみほも、凄惨な試合結果に思わずそう呟く。

 

「信じられません………幾ら島田流が西住流に並ぶ流派だからって、こんな一方的な試合が出来るとは思えません!」

 

「………気に入らねえぜ」

 

優花里は信じられないと叫び、白狼も理由の分からない気に入らなさを感じる。

 

「気になるのは、あの島田の娘が着けていたバイザー付きのヘッドフォンだな………」

 

「アレを付けてから明らかに雰囲気が変わったぞ」

 

一方、試合を冷静に観察していた煌人と麻子が、愛里寿が試合開始直後に装着したバイザー付きヘッドフォンを怪しむ。

 

「………弘樹くん」

 

「うん?………」

 

「私………明日また愛里寿ちゃんに会ってみようと思うの」

 

「分かった。同行しよう」

 

みほが何を言わんとするか察し、先んじてそう言う弘樹。

 

「ありがとう、弘樹くん」

 

(………またも嫌な予感が当たってしまったか)

 

感謝の言葉を聞きながら、弘樹はまたも自分の嫌な予感が的中してしまった事に嫌気が差していたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日………

 

大洗町・ボコミュージアム前にて………

 

「「…………」」

 

ミュージアムに入り口前に佇み、ジッと愛里寿を待つみほと弘樹。

 

「!………」

 

やがて、人の気配を感じたみほが、その方向を見やると………

 

「…………」

 

そこには無言で佇んでいる愛里寿の姿が在った。

 

その表情は険しい。

 

「愛里寿ちゃんっ!」

 

みほはすぐさま愛里寿の元へ駆け寄ろうとする。

 

「来ないでっ!!」

 

「!?」

 

だが、他ならぬ愛里寿から制され、驚愕しながら足を止める。

 

「愛里寿………ちゃん」

 

「まさか君が島田流の人間だったとはな」

 

と、その驚愕しているみほの後ろに弘樹が立ち、愛里寿に向かってそう言う。

 

「そう………私は島田 愛里寿………島田流の人間………そして」

 

そこで愛里寿は、みほを睨みつける様に見据える。

 

「私は貴方と戦わなければならない………」

 

「!? そんなっ!? 如何してっ!?」

 

愛里寿からの突然の宣戦布告に戸惑うみほ。

 

「それが島田と西住に生まれた者の宿命だから………何よりお母様………そしてお父様の望みだから」

 

だが、愛里寿はみほを睨み付けたままそう言葉を続ける。

 

「その通りだ。島田に生まれた者として、私達は西住流とそれに関わる連中を全て叩き潰す」

 

とそこで、そう言う台詞と共にイプシロンが姿を見せた。

 

「イプシロン………」

 

「やっと会えたな………舩坂 弘樹」

 

弘樹を見たイプシロンは不敵な表情を浮かべる。

 

「いよいよ貴様と戦う日が来る………そして貴様に勝利した時! 私は本当の『パーフェクトソルジャー』となる!」

 

「『パーフェクトソルジャー』だと?………」

 

イプシロンの言葉に、弘樹は目を細める。

 

「何れ勝負の詳細は知らせる………」

 

そう愛里寿が言い放つと、もう用は無いとばかりにみほ達に背を向け、立ち去ろうとする。

 

その際、みほに譲ってもらった激レアのボコがポケットから零れ落ちた。

 

「………!」

 

愛里寿は一瞬、落ちたボコの事を振り返ったが、やがて視線を外して再び歩き出した。

 

「! 愛里寿ちゃん! 待ってっ!!」

 

漸く我に返ったみほが、慌てて愛里寿に追い縋ろうとする。

 

「!!」

 

だがその瞬間!

 

イプシロンがみほ目掛けて拳を振るった!!

 

「!?」

 

「!!」

 

しかし、間一髪のところで弘樹が割って入り、みほの代わりにイプシロンの拳を横っ面に受ける。

 

「ガハッ!?………」

 

大きくブッ飛ばされ、地面の上に倒れる弘樹。

 

「! 弘樹くんっ!!」

 

慌ててみほが駆け寄り、助け起こす。

 

「………島田流は女に手を上げるのか?」

 

口内を切ったのか、口の端から流れる血を拭いながら、弘樹はイプシロンにそう言い放つ。

 

「庇うと分かっていたからな」

 

「貴様………」

 

弘樹の怒りを涼しい顔をして流すイプシロン。

 

「西住 みほ………島田と西住は決して相容れん。それは歴史が証明している。貴様と私達は最初から敵でしかなかったのだ」

 

「………!」

 

イプシロンの言葉にショックを受けるみほ。

 

「次に会うのは戦場だ………そしてその日が西住流の最期の日となる………楽しみに待っていろ」

 

そしてイプシロンはそう言い残し、愛里寿の後を追って去って行く。

 

「「…………」」

 

その姿を見送るしかない弘樹とみほ。

 

やがて2人の姿が見えなくなって暫くすると………

 

「…………」

 

みほは愛里寿が落として行ったボコを拾い上げる。

 

「…………」

 

そのボコをジッと見つめ、愛里寿と出会った日の事を思い出す。

 

「………如何して………如何してなの、愛里寿ちゃん」

 

そして、悲しそうな表情となり顔を伏せ、ボコを両手で胸に抱く。

 

「…………」

 

そんなみほを慰める様に、肩に手を置く弘樹。

 

また暫しの間、2人はその状態で立ち尽くす………

 

「………弘樹くん。行こう」

 

「?」

 

ふと、不意にそう言い放ったみほに、弘樹は怪訝な顔をする。

 

「愛里寿ちゃんとイプシロンさんは、島田と西住に生まれた者の宿命って言ってた………きっと私の家………西住流に関係が有るんだと思う」

 

そこで伏せていた顔を挙げるみほ。

 

その表情には決意にも似た覚悟が感じ取れる。

 

「だから………実家に戻ろうと思うの。付いて来てくれる?」

 

そして、弘樹に向かってそう問う。

 

「………例え行く先が地獄であったとしても………小官は君に付いて行く。地獄など、飽きる程に見たからな」

 

弘樹の覚悟は最初から決まっていた。

 

「………行こう。西住流と島田流の因縁を解き明かしに」

 

「…………」

 

みほはそう言い、2人は空を見上げるのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく




新話、投稿させていただきました。

愛里寿との交流を重ねていたみほだったが、愛里寿はその正体………
島田流の娘である事を明かす。
社会人チームを一方的に屠った驚異の実力を持つ彼女と兄・イプシロンは………
みほと弘樹に宣戦を布告。
何故、戦わなければならないのか?………
その理由………
西住流と島田流の因縁を知る為………
みほは弘樹と共に、実家へ向かう事を決意するのだった。

原作劇場版では書類の判子を貰う為だった帰省イベントでしたが、コチラでは島田流との因縁を知る為に向かいます。
更に、原作では無かったしほとの絡みもあります。
ですので、この作品のしほが今如何なっているのかも書かれます。
お楽しみに。

では、ご意見・ご感想をお待ちしております。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。