ガールズ&パンツァー+ボーイズ&ゾルダース   作:宇宙刑事ブルーノア

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チャプター23『湖上の女王です!』

『劇場版 ガールズ&パンツァー+ボーイズ&ゾルダース ~炎のさだめ~』

 

チャプター23『湖上の女王です!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

謎の上空からの砲撃を受け、高地から撤退した黒森峰機甲部隊とプラウダ&ツァーリ機甲部隊。

 

激しい追撃を受け、プラウダ&ツァーリ機甲部隊があわや壊滅の危機に瀕したが………

 

救援に駆け付けたヤイカ率いるボンプル機甲部隊、陣、ハンネス、シメオン、弘樹により事無きを得る。

 

そしてみほは、謎の砲撃の正体を探るべく………

 

アンツィオ&ピッツァ機甲部隊に強行偵察を依頼する。

 

優花里が砲撃の正体をカール自走臼砲と80㎝列車砲と推測するが………

 

みほはそれ以外の『何か』の存在を予感していたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

湿地地帯………

 

『こちらペパロニっす! カールを発見っ!! え~と………Cの7地点っす!!』

 

『アマレットだよ。コッチもカール発見。場所はTの9』

 

『ジェラート! Wの2地点で列車砲を発見!! 何か回る台の上に置かれてるよ!!』

 

『パネトーネ、カールを発見! Iの5地点だ!!』

 

CV33を使い、強行偵察を行っているアンツィオ戦車チームの面々から次々に報告が挙がる。

 

「Cの7………Tの9………Wの2………Iの5………」

 

その報告を聞きながら、地図のカールと列車砲が発見された地点に印を付けて行くみほ。

 

「………カールが全部で7輌。列車砲が2輌か」

 

「カール自走臼砲は試作車を含めて7輌。80㎝列車砲は僅か2輌しか生産されませんでしたが、それを全て揃えているなんて………」

 

「島田流、恐るべしだな………」

 

報告が終わると、カールと列車砲の数を確認し、優花里がそう補足する様に言うと、麻子が他人事みたいに言い放つ。

 

(………本当にコレだけ?)

 

だが、みほの何か有ると言う予感は消えなかった。

 

すると………

 

『こちらアンチョビ! 西住総司令! 応答しろっ!!』

 

CV33に乗り換えて、自らも強行偵察に参加していたアンチョビから、焦った様子での通信が入って来た。

 

「! 西住です! アンチョビさん! 如何しました!?」

 

『如何したもこうしたもない! 奴等完全にイカれているぞっ!!』

 

何やら憤慨している様子を見せているアンチョビ。

 

その直後、またも発砲音が鳴り響き、湿地地帯の彼方此方に砲弾が着弾する。

 

「! くうっ!!」

 

『クソッ! また撃ったぞっ!! アイツめっ!!』

 

みほが衝撃を堪えていると、アンチョビからそんな声が挙がる。

 

「アンチョビさん! 一体何があったんですか!? 正確に報告して下さいっ!!」

 

アンチョビを落ち着かせながら正確な報告を求めるみほ。

 

するとアンチョビから、驚くべき報告が返って来た………

 

『戦艦だ! 奴等は湖の上に戦艦を浮かべてそれで砲撃しているぞっ!!』

 

「!?」

 

その報告に、みほも驚きを隠せなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

演習場内の湖………

 

その中心には1隻の戦艦………

 

スリムな長い船体に、3連装の50口径40.6センチ砲を3基搭載し………

 

多数のレーダーや光学機器を搭載したアメリカの戦艦………

 

『アイオワ級戦艦』の3番艦『ミズーリ』の姿が在った。

 

と、その主砲塔が旋回を始め、仰角を上げたかと思うと………

 

轟音と共に砲弾を斉射した!!

 

斉射された砲弾は、大洗機甲部隊とグロリアーナ&ブリティッシュ機甲部隊が居る湿地地帯へと着弾し、次々に火柱を上げた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

湿地地帯………

 

「………!!」

 

再びの着弾を衝撃を踏ん張って耐えるみほ。

 

「戦艦って!?」

 

「まさかこんな手で来るとはな………」

 

「信じられませんよ………」

 

「やってくれますね」

 

湖上に戦艦を浮かべると言う奇想天外な戦法に、沙織、麻子、優花里、華が声を漏らす。

 

「一体如何やって湖上まで戦艦を?」

 

「最初からそこで使う予定で湖岸で建造したのか………或いは試合開始前に何らかの手段を使って輸送したのか………」

 

「何れにせよ、我々にとっては極めて危険な脅威だね」

 

清十郎と十河がそう言い合っていると、迫信がそう口を挟んで来る。

 

その直後に、またも湿地地帯の彼方此方に砲弾が降り注いだ!

 

『コチラ新代! 敵の艦隊が出現! 我が連合艦隊と間も無く交戦距離に入る!! これより交戦を開始する!!』

 

「! 海にも!?」

 

「洋上支援を封じられましたっ!!」

 

更にそこで、対抗手段である洋上支援を潰す様に、護が敵艦隊の出現を知らせて来て、みほと優花里が思わず声を挙げる。

 

湿地地帯に次々と降り注ぐ砲弾。

 

幸運にも、まだ直撃弾を喰らってはいないが、このままではジリ貧である。

 

「如何しよう、みぽりん!?」

 

沙織が悲鳴の様に叫びながら、みほに尋ねる。

 

「………カールや列車砲は地上戦力だけでも何とか出来ない事はない………でも、湖上に居る戦艦は………」

 

みほはブツブツと呟きながら考えを巡らせる。

 

相手は戦艦………

 

戦車であっても立ち向かって行って勝てる相手では無い………

 

戦艦の装甲の前では、戦車砲など豆鉄砲に等しい。

 

そもそも、湖上に浮かぶ戦艦に対し、岸から戦車砲を撃って届くのかもが怪しい。

 

対する戦艦は、主砲を一斉射すれば、戦車などダース単位で吹き飛ばせる。

 

戦艦に対抗出来るのは戦艦か、航空機による空襲である。

 

護衛の駆逐艦等が居ないのであれば、潜水艦による攻撃も有効だが、相手が湖に居る時点でこの選択肢は消える。

 

そして残る選択肢も、コチラの支援艦隊は相手の支援艦隊と交戦中であり、制空権も確保出来ていない為、空襲も無理。

 

ハンネスは単機で超低空飛行で侵入して来たが、如何に一航専と言えど、そんな芸当が出来るパイロットが何人も居る筈が無い。

 

正に手詰まりかに思われた。

 

(如何すれば………)

 

それでも、何かないかと必死に考えを巡らせるみほ。

 

すると、そこで………

 

『西住総司令。コチラはパシフィック機甲部隊ですわ』

 

「!!」

 

パシフィック機甲部隊のセイレーンから通信が入って来た。

 

『事情は把握しておりますわ。戦艦は私共が相手をさせていただきますわ』

 

「! そうでした! パシフィック機甲部隊の戦車と戦闘車輌は全て水陸両用式でした!!」

 

セイレーンがそう言葉を続けると、優花里が思い出した様に叫ぶ。

 

『その通りですわ。我々が攪乱致しますわ。そしてその隙にカジキ達を戦艦へ乗り込ませます』

 

『移乗攻撃か………まるで大航海時代だな』

 

パシフィック歩兵達で戦艦に移乗攻撃を仕掛けると言うセイレーンに、指揮車の煌人が通信に割り込んで来てそう言う。

 

『ですが、私達の動きを察知されては困ります。そこで陽動を掛けて頂きたいのです』

 

「分かりました。カール1輌に部隊を向かわせます」

 

『よろしくお願い致しますわ。オーバー』

 

みほとそう遣り取りを交わすと、セイレーンは通信を切る。

 

「こちら総司令の西住 みほです。聞いての通り、パシフィック機甲部隊が湖上の戦艦に対し移乗攻撃を仕掛けます。それに対する陽動として、カール1輌に部隊を送りたいと思います」

 

『………私がやろう』

 

みほがそう呼び掛けると、1番に声を挙げたのは意外な人物だった。

 

「! ミカさん!」

 

そう、志願したのはミカである。

 

『如何したの、ミカ? 随分と積極的じゃない?』

 

アキがいつものミカらしからぬ積極的な様子に怪訝な声を挙げる。

 

『風は炎を燃え上がらせる………けど、時には炎が風を呼ぶ事もあるのさ』

 

『何それ? 全然分かんない』

 

するといつものミカは何やら意味有り気な台詞を言い放ち、アキは意味が分からないと言うのだった。

 

「ありがとうございます、ミカさん。後は………」

 

「西住総司令! 私達も行きますっ!!」

 

みほはミカに更なる志願者を募ろうとしたところ、Ⅳ号の傍に八九式が傍に寄って来て、キューポラから姿を見せていた典子がそう言って来た。

 

「私達も行くよ~」

 

「会長っ!?」

 

更にヘッツァーも寄って来たかと思うと、杏がハッチを開けて姿を見せ、干し芋を齧りながらそう言い、桃が驚きの声と共に飛び出して来る。

 

『お前達にばかり良い恰好はさせん! 私も行くぞっ!!』

 

そして、通信越しにアンチョビからも志願の声が挙がる。

 

「分かりました。では、ミカさん達、アヒルさんチームにカメさんチーム。そしてアンチョビさん達でC地点のカールに対し、陽動の攻撃をお願いします」

 

「!? ちょっと待てっ!? 部隊と言うのは戦車4輌だけかっ!?」

 

みほがそう命じるが、桃が差し向ける部隊の規模に対してそう声を挙げる。

 

「申し訳ありません。砲撃の規模をを考えると、コレ以上戦力を動かすと的になってしまう可能性が有るので………」

 

「無茶だ! たった4輌だけであの巨大な自走砲を撃破しろと言うのかっ!? 不可能だっ!!」

 

申し訳無さそうにそう答えるみほだったが、桃は無理だと喚き立てる。

 

「小山、行って」

 

「ハイ」

 

しかし、そんな桃の様子を無視して、杏は柚子に呼び掛け、ヘッツァーを発進させた。

 

「!? ちょっ!? 会長!? 柚子ちゃん!?」

 

「桃ちゃん………腹を決めようよ」

 

「!? うわああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーっ!!」

 

桃が驚いていると、蛍がそう言い、桃の声がドップラー効果を響かせながらヘッツァーは離脱して行った。

 

「行って来ますっ!!」

 

更にアヒルさんチームの八九式もそれに続く。

 

(………ミカさん達ならカールへの陽動は問題無い………そして、パシフィックの皆さんを信じてないワケじゃないけど………)

 

それを見送った後、再び思案を巡らせ始めるみほ。

 

『西住総司令。コチラは舩坂です』

 

「!!」

 

そこで、黒森峰機甲部隊とプラウダ&ツァーリ機甲部隊の救援に向かっていた弘樹から通信が入った。

 

『今、シメオンに浅間と合流しました。これより部隊に復帰します』

 

如何やら、一緒に救援に向かっていたシメオンと陣に合流したので、コレから大洗機甲部隊に戻るとの連絡の様だ。

 

「弘樹くん、ゴメン! もう1度向かって貰いたい所があるんだけど、良いかな?」

 

みほはそう弘樹に呼び掛ける。

 

『御命令であれば何なりと』

 

即答で答える弘樹。

 

流石である。

 

「大学選抜機甲部隊側は湖の上に戦艦を浮かべて投入して来たの。パシフィック機甲部隊が向かったんだけど、弘樹くんも援護してあげて」

 

『了解しました。これより湖に向かいます。交信終了』

 

みほからの新たな命令を受諾し、弘樹は湖へ向かうと返し、通信を切る。

 

「お待たせ!」

 

「遅くなって申し訳ありません!」

 

とそこで、救援要請を受けて向かって来ていたナイトウィッチ&ハロウィン機甲部隊と竪琴クメン機甲部隊が漸く到着した。

 

「皆さん! 砲火は激しいですが、今暫く此処で踏み止まって下さい! パシフィックの皆さんが戦艦を押さえるまでの辛抱ですっ!!」

 

「「「「「「「「「「了解っ!!」」」」」」」」」」

 

一同に向かってみほがそう呼び掛けると、大洗機甲部隊、グロリアーナ&ブリティッシュ機甲部隊、ナイトウィッチ&ハロウィン機甲部隊、竪琴クメン機甲部隊の面々から勇ましい返事が返って来るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、その頃………

 

パシフィック機甲部隊を援護する為の陽動に向かった部隊は………

 

森林地帯の木々の中に隠れる様に、獣道の様な道を進むCV33、八九式、ヘッツァー、BT-42。

 

「ドゥーチェ。ツインテールが邪魔です」

 

と、先頭を行っているCV33に乗り込んでいるペパロニ、アンチョビ、カルパッチョの中で、カルパッチョがそう抗議の声を挙げる。

 

「本来なら2人乗りなのに、これじゃあ前見えないっすよぉ」

 

更にペパロニもそう抗議の声を挙げる。

 

「だったらペパロニ降りろ」

 

「そりゃ無いっすよ~」

 

「だったら耐えろ」

 

「って言うか、戦車チームの主要メンバーの私達全員が部隊から離れて良かったんですか?」

 

アンチョビとペパロニがそう言い合っていると、カルパッチョが最もなツッコミを入れる。

 

「陽動には相当な技量を持った乗り手の乗った戦車が必要だったからな。安心しろ、部隊の方はフォルゴーレが見ていてくれている」

 

「ロマーノじゃないんですね」

 

「アイツは当てにならん」

 

(バッサリ言うわりにいつも気に掛けてますよね………ドゥーチェってダメ男に引っ掛かるタイプだな)

 

心の中で若干失礼なそんな事を考えるカルパッチョ。

 

「外せば良いじゃないっすか、そのウィッグ」

 

「地毛だ!!」

 

「そうだったんすかぁ~」

 

そんなカルパッチョの心など知らず、ペパロニと漫才の様な遣り取りを交わすアンチョビだった。

 

「間も無く目標地点です」

 

「! 良しっ!!」

 

とそこで、蛍からそう通信が入り、アンチョビが車外へと姿を晒す。

 

「! 居たっ!!」

 

そして、森林帯の中に現れた開けた場所………

 

地面が露出している窪地の中央の小高い丘となっている場所に陣取っているカール自走臼砲を発見する。

 

「くう………やはりデカイ」

 

「アレは600ミリ砲のタイプっすね」

 

アンチョビがカールの巨大な砲を見て思わずそう呟くと、ペパロニがそう言って来る。

 

「600!? カルロ・ヴェローチェが8ミリ機銃だから………え~と………何倍だっ!?」

 

「割り算も出来ないんすか? 7.5倍っす」

 

「75倍よ」

 

緊張からか、漫才の様な遣り取りを展開するアンツィオの面々。

 

「パーシングが3輌、カールを守ってるよ」

 

そこで柚子が、その周囲に展開している護衛車輌と思われる3輌のパーシングの姿も確認する。

 

「会長! やはり無理です! 撤退しましょうっ!!」

 

桃が再び臆病風に吹かれ、杏にそう進言する。

 

「………嫌なら降りて良いぞ、かーしま。私は1人でもやる」

 

すると杏は、今までに見せた事の無い様な真剣な表情でそう言う。

 

「なっ!? 何を!?」

 

「忘れたのか? この試合は………私達の西住ちゃんへの恩返しの為の試合でもあるんだぞ?」

 

「!?」

 

杏にそう言われてハッとする桃。

 

「西住ちゃん達には学校を救って貰ったって言う、返しても返し切れない恩が有る………だから私達は西住ちゃんの命令を遂行しなくければならない………何としてもな」

 

「「「…………」」」

 

更にそう言われて、桃、柚子、蛍は神妙な面持ちになる。

 

「しかし如何するんだ? このまま向かって行くのはパスタを生で食べるくらいに無茶だぞ」

 

そこで、アンチョビがそう言うと………

 

「私達に考えが有りますっ!!」

 

アヒルさんチームを代表する様に、典子がそう声を挙げた。

 

「まさか、また戦車の上に乗るのか!?」

 

桃が全国大会の決勝戦で、八九式がマウスの上に乗った事を思い出してそう言う。

 

「良いね~」

 

「違います」

 

「カールに上がれる方法無いですから」

 

「私達が考えたのは………」

 

「『殺人レシーブ作戦』です! 作戦内容は………」

 

杏が同意するが、あけび、妙子、忍は違うと言い、典子が秘策『殺人レシーブ作戦』を口にする。

 

「それ良いね~」

 

「そうですかぁ?」

 

「ハアァ~」

 

「まあ、無茶なんて今まで飽きるくらいして来たからね」

 

杏が改めて同意する中、桃と柚子は不安を抱き、蛍が何処か諦めた様にそう言う。

 

「継続ちゃ~ん、聞いてた? 陽動はお願いね」

 

「…………」

 

ミカ達にもそう呼び掛ける杏だが、ミカは無言でカンテレを鳴らす。

 

「…………」

 

だが、やがてその旋律が、『サッキヤルヴェン・ポルッカ』となる。

 

「やっぱりやる気じゃん、ミカ」

 

「OK! 偶には熱く行こうかっ!!」

 

アキがそう言う中、ミッコは操縦手用の窓を開け放ち、視界を確保するとエンジンを吹かす。

 

「………行くぞ」

 

そして、ミカがそう言い放つと、BT-42がロケットスタートし、先陣を切る様にカール自走臼砲に向かって突撃するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく




新話、投稿させていただきました。

謎の砲撃の正体はカールと列車砲………
そして何と、湖の上に浮かべた戦艦でした。
エースコンバットというゲームで、戦艦が川を遡って来て、地上部隊に砲撃を浴びせるってシーンがありまして、コレ使えるなと思いまして。

そしてその戦艦はミズーリ。
察しの良いお方なら、この名前を聞いてピーンと来られたでしょう。
まあ、この後、このミズーリを巡って繰り広げられる戦いをお楽しみに。

次回は原作劇場版の名シーンの再現になります。

漸く今日、レディ・プレイヤー1を見に行けます。
感想への返信は午後からになると思いますので、御了承下さい。

では、ご意見・ご感想をお待ちしております。

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