気の向くまま、風の向くままに 作:かりびとさま
突然ですが、物語を書きたくなり、書かせていただきました。
失踪するかもしれませんし、削除するかもしれません。
文才は無く、お目汚しになるかもしれませんが、それでも良いという寛容な方、
嘲笑しようと思う方、その他読んでもらう様々な方々に、お伝えする事があります。
この小説は、大変勝手ながらも、身勝手な自己満足の為に書いています。
もし、物好きな方などが、アドバイス等をして頂いても、反映しなく、コメント等にも返信をしない事が殆どだということを、ご理解していただきたく思っております。
長々と、失礼いたしました。では、本編をお読みください。
とある場所、とある時間にて、花の魔術師と呼ばれた一人の男がいた。
彼はとある王に仕えた、とても高名な魔術師であった。
史実には女好きであり、王に仕える身ながらも多大な面倒事を起こした後、美しくも嫉妬深い妖精に監禁されたという。
しかし、実際に見た者はだれもいないのである。
その後、色々な考え方がなされた。
この物語は、あったかもしれない世界。
すなわち、俗に言う、"平行世界"の話である。
物語の舞台は、彼のかつて居た場所から遠く、遠く離れた国。
当時は存在すら認知されていなかった世界。
名を、日本という。
そこは、日本の中でも特別異質な地。
忘れ去られた幻想達が集い、事件を起こし、解決し、時には共に戦い、時には共に楽しく過ごす。
忘れられた者たちの紡ぐ、物語の舞台。
他の世界から隔離され、選ばれた者のみが辿り着ける特別な地。
この世界を創った者は、新しい世界として、名前を刻んだ。
"幻想郷" という名を。
奇しくもこれは、彼がいる世界と、とても似ている名前であった。
それもそのはず。何故なら、この世界は彼の居る地に憧れ、魅せられた者が作ったからである。
彼の居る地、そこは楽園であると言われている。しかし、実際は違う。
楽園の中に彼が居るのではなく、彼が居るから楽園なのである。
彼が居る地は、天に恵まれ、地に恵まれる。
そればかりでは無い。
彼はとても優しく、様々な物に好かれる。
妖精に女神、自らの仕えた王に、かつて過ごした者の意志を継ぐもの。果ては、鬼や閻魔、もう一つの世界の主まで。
そこは夢のような場所であり、現実のようでもある。
彼が住む場所、その名はーーー
「永久に続く理想郷」
かつては閉ざされていた世界。
それは彼の前の冒険譚の後でもある。
少しだけ話は逸れるが、彼の前の冒険譚についてほんの少し話そう。まだ月の民達が地上に居た頃、彼は悪夢を自ら終わらるため、青ざめた血を求め、狩人となり、血塗れの暗く、悍ましい物語を終わらせた。
話を戻そう。「永久に続く理想郷」、そこに居るのは"花の魔術師"らそして一つーーーいや、
"一人"の人形、そして、物語が人の形となっている"誰がための物語"、ロンドンにおいて悪魔のような事件を起こし、人々に恐怖を刻み込んだ"ジャック・ザ・リッパー"、最後にフラワーマスターと呼ばれる"風見幽香"。
彼ら、彼女らは、全員"家族の契り"で結ばれ、如何なる困難も彼らの前では意味を成さない。
この物語は、彼らが幻想郷に移り住む所から始まる。