ぐだっております。あと多機能フォームの使い方がわからない~(泣)。
燦々と輝く太陽に皆様目を痛めていることでしょう!春の日中でございます~。少年少女諸君、水分補給はこまめにね!冷房の聞いた部屋で涼みたいかい?yes!
我輩も同じさぁ!つまらない停滞的なテレビ番組を見ながら、本を片手に冷房のきいた部屋で毛布にくるまりアイスを食べていたよ!祝福だよね!
けど、そうは問屋が卸さないってね!我輩は今"友人"を待っているためこの場を動けないのだよ。珍しく場所と時間を指定してきたと思ったら案の定遅れてくるのが我が友人。
かれこれ一時間ほど待っているのだよ。本当我輩参っちゃう。これ普通なら大抵の人が帰っているだろうよ。我輩が温厚だから良いものを友人は少しは人を気遣うことを知って欲しいと思うこの頃でありますよ。
「おい、【鴉】」
「あっ!友人!」
やっときたか。
我輩の友人【棺】さん。ゲームで知り合ってからちょくちょく会うようになって約二年ぐらいの付き合いである。
いつも全身黒の服を着て、病的なまでに細い体に、疲れたような顔をしている。年は聞いたことはないが、多分我輩より四歳ぐらい年上だろう。身長は同じだけどな。
ちょと我が儘で子供ぽい人だが、何故か一緒にいると落ち着く。それと、棺って言うのはゲーム名で本名はしない。だが、別に支障はないないし我輩もゲーム名で呼ばれていからお互い様である。
「遅いでありますよ!」
「ちょと遅れたぐらいだろ」
「全然ちょとじゃない、一時間であるぞ!一・時・間!」
我輩が怒ってますオーラを出しながら、時計を指差すが棺さんは顔をそらし歩いて行ってしまう。
「腹へった」
「…………何処か入るでありますか?」
「んっ、焼き肉」
「……ガッツリ行くでありますな……」
まぁ、我輩もお腹が減っていたので反論はないがな。本当はじっくり遅れてきたことを問い詰めたいが、どうせ聞かないのがこの人。
言ったところで暖簾に押し問答である。ならば、ため息を吐き、流し合わせるのが最善。
人生妥協する時はしていかないと、気が滅入るのだ。
「友人は焼き肉は何が好きなのだ?」
「ハラミ、ロース」
「……無駄に高級な部位でありますな……、美味しいちゃ美味しいでありますが……」
「お前は?」
「我輩は塩タンでありますかな。あのコリコリした歯応えが好きである」
そんな風に会話をしながら店に入っていく。店の名前は【風林火山】。なんでそんな名前にしたのか分からないが、前に食べに来たときに美味しかったのは覚えいる。
個室制だしゆっくり食べれる。お値段が少々お高いのは定番だろ。
「今日奢るのは我輩の番でありますな」
「そうだな」
こうして、棺さんと会うときは交代でご飯を奢ったり奢われたりしている。そして、こう言うとき性格って出るよねって思う。
我輩が気を使ってハンバーガーや親子丼等と比較的安いものにしているのに、この人は寿司や焼き肉しまいには高級レストランときたものだ。人のお財布をいたわる気が全くない、皆無である。
しかし、悲しいかな。習慣化していると、今日も例に漏れずだなぁ~としか思わなくなる。
学生だが、お金は自分で結構稼いでいるので問題ないのがその習慣に拍車をかけいる。払えないのなら仕方ないが、簡単に払えてしまうから払わされる。家賃もあるから稼がない訳にはいかないし、持っているからタカられる?
あれ?これ我輩財布?
こんな風に思うなら相手にも高いものを奢って貰えば良いと思うだろ。しかし、我輩そういうのはどうも心が傷んで出来ないのだ。彼のお財布事情は知らないが礼儀としてそこは……ね、なのだ。
「あっ、そうそう。我輩中学卒業したのである!」
「へー……。よかってねー、おめでとうー……」
「……反応薄くないか?スゲェー棒読みなのだが……」
祝う気持ちが全く入ってない、拍手するなら顔をもう少し作って欲しい。真顔でおめでとうと言われても逆に反応に困る。
頼んだ肉を焼きながら片手間に祝われる我輩って。
「あれ?お前って学校行ってたっけ?」
「今更?学校ぐらい行っておるわ」
「でもお前、遊びに誘えばたいていの場合直ぐに来るが」
「そっ、それは…………偶々時間が空いていたのである」
「へー、どの曜日どの時間帯も偶然に?修学旅行中の中学生とお前と一緒に会ったことあるけど?」
「……我輩の学校そういった行事がなかったのだよー、ハハハハ」
「…………」
友人よ、そう半目で睨んでくるな。
我輩学校に通っていなかったという訳ではない。ただちょと抜け出すことが多かっただけだ。単位は取れているし勉強の成績だって毎回一位だったのだ。
教師が教える授業は全て理解づみ。寝ることしか出来ない為、寝過ぎて夜寝れなくなる始末だ。
そうなれば、ちょと授業を抜け出したくもなるだろう。一人じゃ暇だからちょと友人と遊ぶ回数が多くなるだろう。そう仕方のない事なのだ。うんうん。
「そう言う友人は学校行ってたのでありますか?」
「行っていると思うか?」
「全然欠片も」
「なら聞くな」
お世辞にも彼が学校に通っている姿が想像できない。だって我輩未だによくこの友人とつるんでいられるよなと、思うことがあるのだから。
乱暴的だし、癇癪を起こすととても面倒だし、目付きは……我輩も人のことは言えないが血のように赤い瞳もまじあって怖い印象をうける。
口を開き、彼を語れと言われれば悪いところが口から漏れるだろ。なのだが、何故か友人のことは嫌いになれない。
我輩としてはこれ、随分と珍しい事なのだ。一日も共にすれば大抵の性格は分かるし、我輩の場合は嫌い"と"どうでもいい"の感情が常だ。いなくても障害がない、そんな人物が殆どだ。
いや、大雑把に分ければ友人以外は全てどうでもいい。
薄い関係で誰とでも話せるコミュ力ありありの同級生も、口では味方だとほざく先生も、その他のやつらもどうでもいい。けど、友人だけは何故か友人でいたいと思うのだ。
友人とも、それほど深い関係でわはない、寧ろただゲームで知り合っただけの軽い関係だ。なのに何故なのだろ?
「友人の【個性】なのか……?」
「はぁ?なに言ってる」
「あっ、いやぁ……」
うっかり考えが口に出ていたみたいだ。友人が怪訝な顔をしながら「どういう意味だ」と聞いてくる。
「その、我輩は何故友人を友人だと思っているのかと、思ってな」
「…………意味わかんねぇ……。そもそも俺を友人だと呼ぶのはお前だろ。俺は棺って呼べっていたのに」
「まぁ、そうなのだが……。我輩は友人にとって、"友人"であるか?」
「………………」
「…………黙らないでくれ」
「………………前々から変なヤツだとは思っていたが、ついにバグったか?」
酷いな、我輩は真面目に言ったのに。自分が友人だと思っていても相手までもが友人だと認識しているとは限らない。それを確認しようとしたのに、バグったと言われた上引かれている。
我輩そんなに可笑しなこと言ったか?
「友人だとか友人じないとか……俺はそんな下らないこと、それこそどうでもいい。お前の俺に対する認識なんか知るか。勝手に決めればいいだろ」
「…………友人よ、それは答えになっていないぞ……」
人が真剣に聞いていると言うのに。しかし、勝手に決めろか……、それは裏を返せば我輩がそう"思ってもいい"と言うことになるのではないか?
…………。そう考えても良いのなら、これはとても嬉しいことになる。
「フッフフ……」
「!?……何故笑う」
「いやぁ~……友人はツンデレだと思ってな」
「はぁ!?お前なに考えてんの!?キモッ!」
「まぁまぁ、"我が友人"よ。そうカッカッしなさんな」
苛立った友人を見ながら我輩を口が弧を描くのがわかった。理由はまた後日でいいだろ、今はこの友人と友人らしくしようではないか。どうしようもなく、楽しいのだ。それで今は充分だ。
このあと、不機嫌な友人に振り回され家に帰ったのは朝の五時になり。我輩は試験会場に眠気眼で行くのであった。
主人公名前は【討呂撃・射塁】(うろう・いるい)って読みます。