白銀の弾丸の友情論   作:八又ノ大蛇

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 バトル描写難しいです。


三弾~我輩ちょと頑張っちゃうよ~

 

 

 ワラワラと遅れてきた生徒ちを下に見ながら場所を移動する。ビルの上を。こからなら道に迷うこともないし、ロボもよく見え一石二鳥である。

 

「さって、行くか」

 

 さて、少々痛い話しになるが我輩の体は昔ちょとあって両足は関節まで、右手が付け根まで、右目は眼球ごと、義足義手義眼でね。これは我輩自ら作った自信作である。

 合わないと副作用で壊死なんてこともなるがそこは個性でクリア。神経も通ってはいるが気絶並みの激痛が走れば感覚をシャットダウンするようになっている。

 始めはよく転けていたが、今では寧ろ元の手足よりも自由に動かせる。

 

 完成された機械は時として何物にも変えがたき美しさを放つ。無駄なく配列されたコードに実用性と見た目を兼ね備えたホルム。あぁ、素晴らしいに尽きる。

 しかし、これを友人に言ったら微妙な顔をされた。褒めて欲しかったのだが友人にはあまり機械ロマンと言うものがないらしい。

 

「さっさと終らせよう」

 

 機械支配で支配したロボを操り街の端々に均等に割られるように命令する。今からすることはちょと疲れるけど、あんまり派手じゃない個性だから目立つようにプレゼンしないとね。

 この街の中心にある一番高いビルに登り個性を発動させる。

 

「【機械式・一弾×二弾×四弾《強制支配拡大》】」

 

 原点の支配に攻撃と補助を加える。我輩を核に支配済みのロボを繋ぎに周りのロボも支配下にする。そして新たに支配したロボ更に介して連鎖的に支配していく。

 支配したロボを操るのは我輩だから、これ結構脳に負荷がかかり疲れるのだが抜かりのない天才な我輩は、それを分割する為のプログラムも作った。

 

「【トロイア】制御宜しくね」

『了解です、主殿』

 

 老父執事風の声が我輩の首元から聞こえ、にょきと10㎝ほどの小型ロボが出てくる。丸いホルムに垂れた卯耳の様なものとプラグの様な尻尾が付いた白うさちゃん型。プニプニしており引っ張れば餅みたいに伸びるのだ。びょ~ん。

 ん?何で美少女型じゃないのかって?そんなの作って歩いたらロリコン若しくはやべぇ性癖のヤツも確定になるであろう。そんなの作るヤツは馬鹿だよ馬鹿。

 

 我輩が子供の頃より、研究に研究を重ね作り出した傑作である。自立式人工知能【トロイア】!

 名前の由来はトロイアの木馬からそのまま取った。最初はほぼ決められた台詞を繰り返すだけであったが段々と難解な思考も覚え、様々な事に自身で疑問を持つようになった。今では我輩のサポートも出来る優秀な相棒である。

 

 もう、我が子と言っても良いね。声が渋めのだけどそれはそれ。声なんっていくらでも変えれるけど何故かトロイアが好んでこの渋めの紳士風の声を使う。言葉遣いも似た感じだ。

 

『《自爆》の用意完了しました』

「じゃあ、試験終了に合わせて爆発しちゃって」

『はい、現在試験終了30秒前です』

 

 30秒か。支配は完了したから動いても問題なく時間になれば自爆するが、面倒だしこのままビルの上でいよう。

 

 我輩の個性的に接近戦より遠距離で隠れて援護する方が適してると思う。だって支配してるロボは我輩が気絶すると支配が解除されてしまうからね。

 一応、奥の手もあるけど奥の手は最後まで取っておくものであるし。

 

『20秒前』

 

 そんな訳で今即席で作ったスナイパーライフルで受験生がたくさんいるため、支配外にしたエリアにいるロボを撃ち抜いてるのだ。あの大型の0ポイントのロボも支配しようと思えば出来たが、してもポイントにならないので止めた。動き回って受験生を邪魔してくれた方がいい。

 

 まったく我輩の個性は嫌がらせをするは得意なのに出来なくて残念至極極まりない思いだ。

 

 それと、届けを出せば武器の持ち込みも可能だ。トロイアもちゃんと届け出を提出したぞ。あとも色々、鞄に詰め込んできた。

 でもスナイパーライフルは違うぞ、これは鉄で出来た建物をライフルの構造に作り替えた物だ。思い込みさえできれば大抵の物は作れる。フライパンとか鍋や扇風機とかね。うん、地味。

 

 何か、ファンタジーぽい個性じゃないな。身体強化的な個性じゃないし、爆発とか物を浮かせたり電気を出したり。それに近いことは出来るがワンアクション必要になる。爆発させるならその物質を作るか作り替える、浮かすなら羽なんかを作る、電気なら放電させる準備をする。

 アクションを起こすなら一度止まってから動き出す感じだ。

 

 と、思っていると受験生を中継していた我輩作小型偵察機くんから深緑髪の少年がワンパンでぶっ飛ばした映像が映し出された。おぉ、凄い凄い。

 良いね派手な個性は、我輩の地味地味感がより際立つけど気にしたら負けだね。あれ?でも何か手足赤黒く変色してないか?完全に折れてるか粉砕しているように、足が風に揺れてい。

 

『10秒前』

 

 受け身とれなくないか?流石に頑丈でも地面とのキッスは痛いぞ。あの手足も更に負傷するだろ。けど……

 

「…………まっ、いっか」

 

 我輩関係なし。死にはしないだろ、多分。それにヒーロー志望が集まる会場だ。

 

 ほら、女の子が助けてくれた。いやぁ、やっぱりヒーロー志望は正義感が強いね。我輩そういうのよく分からないけど。

 

『試験終了です』

《終了~~~!!!》

 

 トロイアとプレゼント・マイクの声で終わりが告げられた。それと爆発するロボ達、なんか花火見たいで綺麗だったね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やぁ、友人!相変わらず遅いなぁ!」

「で、試験どうだったんだ?無事落ちたか?」

「軽く我輩の話は無視なのだな。……それと何故受かったではなく落ちた方を聞いてくる、しかも無事ってなんである。落ちたら無事ではなかろう」

「はいはい、で?」

「勿論受かったぞ!」

 

 性格の悪い友人に満面の笑みで言ってやると、「ウザイ」と言われ目潰しをされた。本当何なのこの人。暴力過ぎないか?DV夫とかになりそう。いや、そもそも結婚無理そう。

 

「おい、今失礼なことを思わなかったか?」

「いや、全然。そんなことより、我輩お腹減ったである!」

「あからさまに話題を変えるな」

 

 不機嫌そうに睨んで……いや、不機嫌そうなのはいつもか。うん、平常運転であるな。そう思っていると今日は友人が奢ってくれるらしい。嬉しいなぁ!

 

「何故こうも友人の隣は落ち着くのだろうな?」

「知るか、気持ち悪いこと言うな」

「ハッハハハ、いやぁ~やはり友人は友人であるな」

「はぁ?」

 

 




 遅い気がしますが《主人公プロフィール》です。

主人公:【討呂撃・射塁】
個性:機械支配
年齢:15歳
誕生日:十一月十一日
身長:176㎝ 体重:58㎏
髪:白髪 瞳:紫色(義眼)と青色
職業:学生、科学者
趣味:読書、料理、研究、友人との食事
好き:友人、静かなこと、コーヒー、ヒーロー
嫌い:他人、騒がしいこと、甘いもの、ヒーロー
性格:極端、非情、温厚、短気、現実主義
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