転生者がダンジョンに出会いを求めて異世界に行くのは間違っているだろうか   作:サクサクフェイはや幻想入り

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ヒャッハー!水着シルさんサイコー!水着アイズたんサイコー!水着、イイネ!テンション上がりましたわー、でもこの話は普通に本編進めるんですけどね

それでは本編どうぞ!


第十五話

「さてさて、やってきました十階層!」

 

「ショウジ様興奮しないでください!まったく、これまでの階層と違うんですから、気を引き締めないと」

 

「あれー? もしかしてビビってる? 戦うの俺じゃなくてベルだし、ぎゃははははは!」

 

「「・・・・・・」」

 

二人して白い目を向けてきているが気にしない。 ベルはというか俺たちは、リリの言った通り十階層まで来ている。 なるほど、視界が少し悪い。 ここで何か事を起こすならうってつけだろう、少し離れて俺は様子をうかがうことにした。 それにしてもやはり少し空気が違う、確か大型モンスターが出てくる話だったが、それに

 

「これが武器にねぇ......」

 

近くに生えている木のようなものを叩く。 天然武器、こうやって木や地面から取り出すらしいが

 

「ん? あー敵が来たみたいだな」

 

目の前を見るとオークが来たようで、リリから貰ったバゼラードで器用に戦っているようだ。 一匹目が終わるとおかわりがきたようで、魔法を使って戦っている。 いや、二匹どころではない。 いつの間にかベルの周りにオークが集まってきていた。 それにリリの姿もなくなっている

 

「はぁ......警告はしたんだけどな、ベルにもリリにも」

 

どうにもベルの様子を見るに、罠を貼られたらしい。 それに、リリはボウガンを使ってナイフを盗ったようだ。 ここらが潮時か、俺はベルを取り囲んでいるオーガの群れに突っ込んでいき、手前の二匹を吹き飛ばし道を開けてやる

 

「ベル、行け」

 

「ショウジサン!?」

 

「行け!! あいつの真意を確かめるんだろ、手遅れになる前に早く行け!!」

 

俺に向かって突っ込んできたオークの肩に踵を落とし、武器を奪う。 俺の方を見るベルだが、目を逸らしリリの後を追ったようだ

 

「はぁ、俺もとことんお人好しだよなぁ」

 

奪った武器を肩にかけながらそう呟く。 ひい、ふう、みい......数えんのめんどくさ。 だがまぁ、さっき吹っ飛んだやつは魔石になったみたいだし、いつものように拳で倒せるようだ。 それが確認できただけでもよしとする

 

「さて、お前ら全員地獄行きだ」

 

棍棒のようになっているので少し扱いずらいが、殴るだけなら十分だ。 大振りのオークは隙が大きい、なら的確にそれを捌くだけだ。一匹、二匹、三匹......数匹殴っただけで壊れる天然武器、もとよりあてにはしてなかったが、なんというか

 

「にしても数が多い」

 

今度は棒状の武器なので使いやすいが、いかんせん数が多い。 てか罠のせいで余計に寄ってきているようだ、動ける範囲も狭くなってきている

 

「なら!」

 

一番層が薄そうなところを選び、棒を構え突進する。 進路上にいたオークは貫かれ、そのまま魔石に変わる。 棒は壊れたが、囲まれている状態からは脱出できた。 そのまま反転し、つかず離れずの距離を保ち走る。 うまく誘い出されてくれたらしく、オークは追ってくる。 これで一匹ずつ倒せるのだが、後半の塊が消えた

 

「この感じ、なるほどね」

 

残っているのは数匹、一気にかたをつけ、見覚えのある後ろ姿に声を掛ける

 

「いよ、アイズ」

 

「ショウジ、大丈夫?」

 

「むしろ俺がこの程度でくたばると思うか?」

 

フルフルと首を横に振るアイズ。 ここで頷かれていたら、それはそれでショックなのだが

 

「アイズはこれからダンジョンか?」

 

「ううん、私は頼まれごとでここに来た」

 

「頼まれごと?」

 

縦にうなずくアイズ。 どうも理由を聞くと、独自でソーマファミリアを調べていたエイナさん。 なぜかバベルにいたらしいのだが、そこにアイズが通りがかり、ベルを助けてもらったお礼を言ったんだとか。 そこで通りがかりの冒険者が会話していた内容が気になり、アイズにお願いをしただとか

 

「なんというか心配性だな、あの人も」

 

思わず苦笑する。 まぁ、あの人から見てもベルは弟分? 片思い中? のようなものなんだろうけど、ギルド職員としてどうなのだろうか

 

「でも、そのおかげで、こうして会えた」

 

「うん? 俺に会いたかったのか?」

 

こくりと頷くアイズ、ま、まさか!

 

「手伝ってほしいことがあるの」

 

「デスヨネー......それで、なに?」

 

「ベル? に謝りたい」

 

「ベルに? なんで?」

 

最初の方が聞こえなかったようで何より、それにしてもベルに謝りたいとは、アイズはベルに何かしたのだろうか?

 

「ベートさんのこと、謝ってない。 あと、ミノタウロスの時のことも」

 

「まだ覚えてたのか......別に気にしなくてもいいと思うけど。 それで、俺はどうすればいいんだ?」

 

「会えるようにセッティングしてほしい」

 

「まぁ、それぐらいなら構わないけど」

 

アイズにはいろいろ手伝ってもらたりしてるしな、今回のことだってそうだし。 でもアイツ逃げるからなぁ、後ろから羽交い絞めにすればいいか

 

「よろしくお願いします」

 

「おう、任された」

 

頭を下げるアイズにそこまでしなくてもと思うが、それはいい。 そろそろベルが心配なので、魔石も拾い終わったしその場を離れることにする

 

「それじゃあまたなアイズ」

 

「バイバイ」

 

------------------------------

 

「どういう状況だよ......」

 

魔石はそこら中に転がってるわ、変身魔法解いてるボロボロのリリはいるわ、なぜかベルに泣きながらベルに抱き着いてるわ

 

「本当にどういう状況だってばよ」

 

「ショウジサン」

 

「まぁなんにせよ、終わったみたいだな」

 

「はい」

 

そう言って胸で泣いているリリを見るベル、おーおー、見せつけてくれますね

 

「とりあえず帰ろうぜ、今日は疲れた」

 

「それは......確かにそうですね。 リリ、帰ろう?」

 

「グスッ......は、い!?」

 

俺の顔を見た瞬間、泣いていたリリの顔が真っ赤になる

 

「なんだ、今頃気が付いたのか。 とりあえず、今のところは不問にしてやる。 俺は疲れた」

 

「・・・・・・はい」

 

その一言で、俺が様子を見ていたのに気が付いたのか、うつむくリリ。 まぁ、俺がそんなことに興味があるわけがなく、後ろも見ずにさっさと歩き始めた

 

------------------------------

 

「どうも、心配性なアドバイザーさん」

 

「ショウジ君......」

 

ベルにリリを送っていくように言い、俺は今回のことを説明するためにギルドに来ていた。 俺の顔を見た瞬間にがっかりしたような、嫌そうな顔をするのはやめていただけませんかね

 

「ベルじゃなくて悪うござんしたね」

 

「べ、別にそう言うわけじゃないけど!」

 

「からかいがいのある反応ありがとうございます。 疲れてるので無視させていただきますね。 とりあえず、今回はアイズを向かわせてくれて、ありがとうございました。 おかげで早くベルと合流できました」

 

「・・・・・・ベル君は無事だったんだね、よかった」

 

俺の最初の反応に、苦虫をかみつぶした表情をしていたが、ベルが無事だとわかるととたんに安心した表情になった。 現金なこって

 

「それで、ベル君はサポーターの子について何か言ってた?」

 

「さぁ? まぁあの感じだともう決めてるみたいですが」

 

「そっか」

 

「じゃあ俺は最低限の義務は果たしましたし、帰りますね」

 

------------------------------

 

次の日の朝、俺はベルに連れられて朝早くから、ダンジョンの前に来ていた。 来ているのだが、何故か芝居を見せられていた

 

「あのさ、俺眠いわけ、こんな三文以下の芝居見せるために連れてきたならお前ぶっ飛ばすぞ?」

 

道化師の手記を構えながらベルに聞くと、青い顔をしながら後ずさる

 

「い、いえ!そういうわけじゃないですよ!?」

 

「あの、ショウジ様は良いんですか? リリは」

 

「そういうのいいから。 俺はすべてベルの判断任せてるし。 ただ、次はない」

 

 




とりあえずリリのイベントは解決! 書いてるからかなー星四のリリは出た、水着は出てないけどな!

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