諸事情により、投稿が遅れました。
なので少しの期間中は、なるべく間を開けずに投稿していこうと思います。
それでは、やっとで入学式です!!
教頭「それでは、新入生の入場です!!」
教頭の言葉を合図に、吹奏楽部と合唱部が演奏し始める。
体育館の扉が開き、今年もおよそ360人程の新入生が入場してきた。
薫も、しっかりとした姿勢と態度で入場してきた。
それを見た浩樹は、嬉しいという思いと寂しいという思いが混ざり合い、複雑な気持ちになった。
香奈子「浩樹君、どうしたの?」
浩樹の顔を見ながら、ヒソヒソ声で香奈子が尋ねた。
浩樹「いや、薫ももう中学生かと思って............ちょっと寂しい。」
香奈子「浩樹君............」
巧「ジジイかよ............」
浩樹「(朝と同じことを言わされ、同じことを言い返された............)」
浩樹は納得がいかないと思いながら、会話を聞いていた者は浩樹に呆れながら、入学式を見守っていた。
............
入学式が終わり新入生が退場した後、二、三、四年生が体育館に学年別に残っていた。
入学式の後には、大抵転入生の紹介があるのだ。
転入生がいなければ、このまま教室に戻るのだが。
浩樹「(ということは、今年は転入生がいるのか。)」
しばらくしてから、学年主任が二年生に向かって話始めた。
学年主任「あー、君達も分かってるだろうが、今年の転入生を紹介する。」
学年主任が誰かに手招きをした後、小柄な女の子が歩いてきた。
身長も胸も、薫と同じくらいの娘だ。
学年主任「あー、じゃあ皆に自己紹介しなさい。」
女の子は、俺達に一礼してから話し始めた。
葵「えっと、南第二中学校から来ました。布良 葵(めら あおい)です。科は攻撃系科です。よろしくお願いします。」
その瞬間、周囲からざわめきが起こった。
布良 葵。
彼女は、女子でありながら攻撃系科であることで有名だった。
しかし、彼女が有名である理由はそれだけではなかった。
南第二中学校の攻撃系科の中でトップの実力。
その超能力は、身体の中で発生させるエネルギーを具現化し、自由自在に操れるというもの。
彼女は試合で、最初の立ち位置から動いたことがないという。
学年主任「あー、ということで、葵君とはこれから仲良くしてやってくれ。それじゃ以上。解散!!」
................
クラスメート1「あ~あ、何であいつがこの学校に転入してくるんだよお。」
クラスメート2「これで、うちのクラスにエリートが一人増えたな。」
クラスメート3「マジで萎えるわ~」
集会が終わった後、皆の話題は転入生のことで持ちきりだった。
巧「しっかし、本当にどうして転校してきたのかね~?」
浩樹「そりゃ、親御さんの転勤で転校してきたに決まってんだろ。」
この島では、各学年での勉学内容は統一されているので、転校してくる者は少ない。
浩樹「(ということは、彼女の親御さんは超能力者で、その親御さんが転勤することになったから転校してきたんだ。)」
巧「やっぱそうなるよな~。あ~あ、あいつの親を転勤させた奴を恨んでやる~」
浩樹「?何でそんなに嫌なんだ?」
巧「だってよ~、お前はいいけど、俺達はあいつが入ってくることによって成績順位が一つ下がるんだぜ?」
ジェームズ「それはあるかもしれませんね~。皆が皆、浩樹のように頭が良いという訳でもありませんから。」
浩樹「個人平均成績は変わらないじゃないか。」
巧「そりゃそうだけど、人数は少なければ少ない方がいいに決まってんだろ?」
浩樹「そりゃまあ、確かに............(そんなこと言う暇があるんなら勉強しろよお前ら。)」
心の中で思いつつも、言っても反感を買うだけだと考え、浩樹は喉から出かけたその台詞を押し止めた。
が............
香奈子「そんなこと言う暇があるんなら勉強すれば?」
香奈子がピシャリと言い放った。
その会話を聞いていた数人が、巧も含めて顔を歪めたのは言うまでもないだろう。
入学式、思ったよりアッサリ終わっちゃいましたねwww
ということで、やっとでヒロインの葵ちゃんを登場させることができました!!
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