やっと取材開始です。
迷いの竹林
やっと今日の取材1か所目にたどり着いた。
色々な所寄ったけど、本来の目的地ってここだったんだよな。
人里の周りでは花が咲き乱れていたけど、竹林に入ると普段より花が多いくらいで異変の影響はそこまで及んでいないようだ。
「さて、いよいよやってきました迷いの竹林、ここまで長い道のりでしたねユウキさん」
「ああホントにな。ここを目指して博麗神社を出たのが朝なのに、もうお昼どころか3時だぞ」
「問題ありませんよ。永遠亭には午後としか言っていませんから。竹林に入ったらウサギ達が出迎えに来てくれる手筈になっています」
文がそう言うならいいか。
と、迷いの竹林に足を踏み入れたのだけど、妙な違和感があった。
いつかみたいに変な電波とかが飛び交っているわけではない。
注意深く辺りを見渡したが、特に変わった点は……あっ、あの地面微妙に他と色が違う。
「さて、迎えのウサギさんはどこでしょうか?」
そこへ文が足を踏み出そうとしている。
「待て、文」
「えっ? あややややっ!?」
文が足を地面に着いた瞬間、咄嗟に腕を引っ張り自分の方へと抱き寄せた。
その瞬間、地面が崩れ、大きな穴が現れた。
「危なかった。なんて古典的な罠なんだ」
下を覗き込むと、穴は結構深く、底には何か白いものが敷き詰められているのが見えた。
多分、トリモチかな。
「あ、あやややっ……」
「ん? あ、悪い」
顔を赤くした文を抱きしめたままだった。
手を離すと、文は超高速で俺から離れ荒くなった息を整えているようだ。
「落とし穴なんて空を飛ぶ天狗には珍しいトラップだったか。そりゃ驚くのも無理ないか」
普段だって飛んで移動するだろうし、落とし穴なんて狩猟用でたまに見かけるくらいだろう。
「ち、違います! 確かに驚きはしましたけど、そういう意味で驚いたんじゃありません! 全くもう。ともかくこの先も落とし穴があるかもしれませんから飛んでいきましょう!」
急に不機嫌になった文が、普段は消している翼を広げ竹林を飛んでいこうとした。
が、そこでも何か違和感があった。
よく見ると、空中に糸のようなものが張り巡らされていた。
――プチンッ
「待て、文!」
「えぇ? またですかー!?」
飛び上がろうとした文を掴み、その場から離れた。
すると、文が居た場所を数個の球のようなものが過ぎ去り、すぐ横の竹にぶつかった。
よく見ると、その物体の正体は泥団子だった。
「落とし穴を回避しようと飛び上がったら泥団子の餌食になるのか、なかなか考えたトラップだな」
「………」
「あ、また悪い、文。呼び止めてたら間に合わないと思ってさ」
またさっき同様文を抱きしめる体勢になってしまった。
「うぅ~」
顔を更に赤くした文が恨めしそうな表情を浮かべて俺を睨んでいる。
「いや、確かにこの体勢は悪かったけど、咄嗟だったからな。それにトラップの事なら俺を睨んでもしょうがないだろ」
「……もう、良いです! こんな罠くらい全部まとめて吹き飛ばしてやる!」
――ゴウッ!
文は葉団扇を取り出し、力いっぱい竹林の奥に向けて振りかぶり、強力な竜巻を起こした。
竜巻は地面に空いた落とし穴や、空中や竹の間に張り巡らされていたワイヤートラップなどをみな破壊した。
鬱陶しいトラップを纏めて破壊しようとしたのだろうけど、なんだかただの八つ当たりのように見える。
スペルカードも使わず、ただ力任せに吹き飛ばしたし。
ただ、竹をなぎ倒すような環境破壊じみた真似はしなかったのは流石だ。
「落ち着けよ、文。ほら、もうトラップはなさそうだぞ」
「ぜぇ、ぜぇ……少しはスッキリしました♪」
「そうか。そりゃよかったな。それにしても……」
文が破壊したトラップに目を向ける。
そこには泥団子から、竹槍、爆竹、鉄球、とろろなど様々な嫌がらせが散乱していた。
とろろは勿体ないだろ。
「あややっ、随分と悪質と言うか陰湿ですね。一応竹槍の先は綿で包んだりとか大怪我しないようにはしているようですが」
「念のために聞くけど。取材を盛り上げるために事前にトラップを用意してもらうように頼んだのか?」
「そんなわけないじゃないですか! もしそうならなんで依頼したトラップに自分でかかりかけるんですか!?」
「ま、そうだよな。って事は……てゐ、そこにいるんだろ?」
竹林の一角に向けて声をかけると、てゐが苦笑いを浮かべながら出てきた。
「あちゃあ、いるのバレてたんだね。さすがゆーちゃん」
「なるほど。これはあなたの仕業でしたか」
「えーっと、この罠の事なんだけどね。どういったらいいかなぁ」
てゐは罠を作った事を否定するわけでも肯定するわけでもなく、どういったらいいか迷っている様子。
だろうな。この罠を作ったのは多分てゐじゃない。
「このトラップ、鈴仙が作ったんだろ?」
「おぉ、当たり! よくわかったねゆーちゃん!」
「えっ? 鈴仙さんが作ったんですか!? てっきりてゐさんの仕業かと思ったのですが、ユウキさんも良く分かりましたね」
「やっぱり愛の力?」
そう言うと文がてゐを睨みつけた。
って、愛の力ってなんだよ。
「そんなわけないだろ。ただ、俺がこの竹林で死なない程度のトラップを作るならこういうの作るから、じゃあこれは鈴仙だなって思っただけだ」
「「いや、それを愛の力って言うんじゃない(かな・ですか)!?」」
2人してハモってツッコミされた。
俺別にボケたわけじゃないんだけど。
「はぁ、鈴仙ちゃんと京ちゃんがここに居なくてよかったなぁ」
「2人とも永遠亭にいるのか?」
「うん。実はね、竹林に罠を作るのは私が提案して簡単な些細な罠ならいいってお師匠様も許可したんだけど、沢山罠を作りすぎちゃって、それでお説教中なんだよ」
「なるほどなるほど、ってお京もかよ」
鈴仙が作ったのは予想できたけど、お京までとは思わなかった。
「罠自体は鈴仙ちゃんが作ったんだけど、それに付属するのは京ちゃんが作ったんだよ。泥団子とかとろろとか」
これもまた意外すぎる。
「って、元凶はてゐさんじゃないですか!」
「うっしっしっ、気付いた? まー私も少しお説教されて、罰として罠の解除と鈴仙ちゃん達の説教が終わるまで2人の相手をするように言われて来たんだけど、まさか文ちゃんが力づくで解除するとは思わなかったよ」
てゐはそう言ってるが、実際は俺達がトラップにどんな反応示すかコッソリと見ているつもりだったと思う。
「あ、あややっ、それは忘れてください。で、私達の相手と言う事は?」
「うん。私が弾幕ごっこの相手になるよ。ゆーちゃんはそれでいい?」
「良いも何も俺は誰と弾幕ごっこするか文から聞いてなかったからな。問題ないぞ」
今回の収財、どこに行くかは聞いていたが誰と弾幕ごっこするかは、まだ文から聞いてなかった。
着いてからのお楽しみって言われてたし。
「じゃ、早速……あーその前に、片付けませんか? 写真撮るにしても、背景が……」
カメラを構えた文が苦笑いを浮かべながら、指差した方を見ると文が破壊したトラップがぐちゃぐちゃになっていた。
確かに、これじゃ写真写りが悪すぎるけど、これやったの文なんだけどな。
「はぁ~仕方ない。手伝うよ」
「ごめんね。流石にこうなってると思わなくて、さっき他の兎達呼んだから皆でやればすぐに終わるよ」
話しているうちに、人型になれる兎達がやってきて、落とし穴を埋めたりなどトラップの後片付けをした。
トラップの残骸の中には、見た事がないタイプの小型のレーザー探知機まであった。
竹林には釣糸だけではなく、こういう目に見えないものまで使っていたのか。
鈴仙が持っていた月の道具だろうけど、これを見る限り月の科学力は学園都市以上かもしれないな。
結構かかるかと思ったが、1時間もかからずに片付けが終わった。
兎達もてゐの指示でテキパキと働いていて、感心したのだけど。
「多分、ゆーちゃんがいるから張り切ったんだと思うよ」
と若干呆れ気味にてゐは話していた。
どうやら永琳のいう事を聞く事が多く、てゐや鈴仙にはあまりいう事を聞かずに好き勝手に動く事が多いらしい。
「さて、それじゃ始めよっか、と言いたいところなんだけど。ゆーちゃん1つお願いがあるんだけど、いいかな?」
「それは、お願い事によるな」
「実はね、この子達も弾幕ごっこに混ぜて欲しいんだよ。私がゆーちゃんと弾幕ごっこするの知って自分達もやりたいって言ったんだよ。それが掃除を手伝った報酬だって。5人ほどなんだけどいいかな?」
てゐがげんなりしたように兎達を見ると、皆ウンウンと頷いている。
「俺は構わないけど、文はどうだ?」
「私としては見栄えが良ければそれで構いませんので、あとはユウキさんにお任せしますよ」
「よしっ、なら大丈夫だね。みんな~ゆーちゃんが大丈夫だって!」
――ワーッ!
てゐの呼びかけにテンションが上がる兎達。
大人数が相手は良いけど、チルノ達みたく互いの弾幕に当たってピチュったりはしないだろうな。
「それじゃ、準備はいいですかー?」
「いつでもいいぞ」
「こっちもおっけー。スペルカードは1枚だけ使うよー」
「じゃ、弾幕ごっこ始めちゃってください!」
文の掛け声と共に、てゐ達が一斉に弾幕を放ってきた。
「【幻符・幻想支配モード文】!」
文の力で両足に風を纏い、その場を飛び退き弾幕をかわした。
身体強化は美鈴の力が一番だけど、文の力もスピード強化には向いている。
「お、やるねゆーちゃん。みんな! ドンドンいっちゃうよー!」
「「「おー!」」」
兎達は、てゐを中心に俺を取り囲むような位置につき、再度弾幕を撃ってくる。
アリスとの弾幕ごっこや、チルノや妖精達を相手にこういう配置を相手にするのは慣れている。
とは言え、チルノ達はともかくアリスとやる時よりはやりにくい。
弾幕ごっこ自体はアリスの方が断然強いし、てゐ含めて6人同時に相手にするよりも、人形相手の方が数は多い。
が、やっぱり個々に動く兎達の方が動きは良い。
さて、せっかく竹林にいるんだから、避け方も少し凝った方がいいかな。
「ん? おぉ? 竹を足場にして飛ぶんじゃなく駆けるなんて。あ、そういえばゆーちゃんそういう動き得意だったよね」
「ただ避けるだけじゃ芸がないだろ?」
しなる竹をバネ代わりにして、素早く移動する。
幻想郷に来てから俺の得意技になった移動方法だ。
ただの樹よりもしなる竹でこの方法を使うと、単純に空を飛ぶよりも更に速く動ける。
鈴仙と最初に殺し合いをした時もやったから、てゐも知っている。
「ゆーちゃんって、本当に人間なの? そんなスピードで動く人間見た事ないよ?」
「誉め言葉として受け取っておくよ」
てゐ達は竹林を駆け回る俺めがけて弾幕を撃ってきているが、狙いが定まらず掠りもしない。
と言うか、ちょっと速すぎる気がする。
文の力を使ってるとはいえ、こんなに速く動けたっけ?
「あややっ? すみませーん! ちょっとストップ、すとーっぷ!」
と、ここで文からストップがかけられた。
「どうしたんだ、文?」
「せっかくこれからって所だったのに。カメラでも壊れたのかな?」
「いやぁ、ユウキさんの動きが速すぎなんですよ。ユウキさん自身を捉えるのは問題ないんですが、周りがボケてしまうんです。私の能力使っているんですからそれくらい速いのは当たり前なんですけどね」
なるほど。速すぎて弾幕含めてカメラに捉えきれないって事か。
学園都市のカメラならどんなに速い物体でもピンボケせずに撮る事が出来るけど、流石にそこまでの性能はないか。
俺のスマホのカメラで撮ってもいいが、パソコンもプリンターもないのでは印刷できないから意味がない。
「じゃあ、どう動けばいい? 無駄な動きを付ければいいか?」
「ユウキさんの場合、こちらから指示するよりも自由に動き回ってもらった方がいいと思うんですよね。なので、お任せします! たださっきみたいに高速で竹林の間を駆け回るのを控えてもらえれば助かります」
高速でジグザクに飛び回ると流石にピントが合わせにくいか。
「了解。ちょっと趣向を変えてみる」
「期待してますよー。あ、てゐさんすみません。続けてもらっていいですか?」
「うん、分かった。じゃこっちもテンポあげていくよー!」
そうして、弾幕ごっこが再開した。
今度は、さっきみたいに駆け回って回避するだけではなく、迎撃もしてみようと思う。
弾幕を避けつつ、両手に持ったナイフに力を注ぐ。
――ブォン
「っ!?」
アリスの時のように弾幕を撃ち返す為、ナイフに力を注いだのだけど、なぜか妙な感じがした。
力がいつもより吸い取られていく感じだ。
それがどういう事なのか考えるよりも、動いてみる事にした。
目の前に迫る弾幕に向かって、ナイフを振るう。
弾幕は斬れたが、手ごたえが今までよりもよく、威力が増したような感覚。
一つ試したい事があったけど、それと合わせてこれも試してみるか。
「てゐ、もっと撃ってきていいぞ!」
「言ったねぇ。じゃあ、手加減なしで行くよ~【兎符・開運大紋】」
てゐが使ったのは、円形にまるで文様のように広がっていくような弾幕を放つスペルカードだ。
それに合わせて兎達もそれぞれ弾幕を放ってくる。
これを回避するのは結構難しい。
けど、俺は回避するつもりはない。
全て、薙ぎ払う。
「さて、うまく出来るかな」
両足に反射をイメージした風の力を集中させる。
まずは兎達が放った弾幕へ向けて蹴ると、思った通りサッカーのように弾幕を蹴り飛ばすことが出来た。
「えぇ~!? 足で!?」
美鈴の力を使った時、スペルカードで同じ事をした事があったので、文の力でも出来るんじゃないかと試したら、思った通りに出来た。
続けててゐのスペルカードをナイフで迎撃する。
流石にスペルカードは、蹴り飛ばせる気がしない。
―ドドドッ
風を纏ったナイフが、弾幕を次々に斬り落とす。
いや、斬り落とすというか、かき消すと言った感じだ。
やっぱり俺のナイフがいつもより文の力で強化されている。
「うっそーん!? 私のスペルカードまで!?」
てゐが驚いている間にも、文はシャッターをきりまくっている。
兎達の弾幕を蹴り飛ばし、てゐのスペルカードをナイフでかき消していく。
こっちからの反撃をするほどの余裕はないけど、さっきまでの全力回避よりは写真写りが良いはずだ。
やがてタイムリミットとなり、弾幕ごっこは終わった。
取材のための弾幕ごっこなので、勝ち負けはない。
「あぁ~あ、掠りもしなかった所か、全部迎撃されちゃったよ。流石だねゆーちゃん」
と言っても、てゐにしてみれば負けたように思ってるようだ。
「ユウキさんもてゐさん達も、お疲れ様でした! 良い写真が沢山撮れました!」
写真写りを良くすると言う、いつもと違う試行錯誤の弾幕ごっこだったが、文の満足できる結果だったようで良かった。
若干顔が赤い気がするのは気のせいかな。
「で、ユウキさん。足にまで力を籠めてってのは予想出来ましたが、アリスさんの時よりもナイフ捌きが上手、と言うかナイフの威力上がっていませんでしたか?」
文は今まで何度も俺の弾幕ごっこを見てきたし、午前もアリスとの弾幕ごっこ見ていたから違いに気付いたか。
「俺はいつも通りに力を使ったんだけど、なんだかナイフにいつもより力が強く込められた感じがしたんだよな」
「ふーん。ゆーちゃんって前から弾幕を弾いたり跳ね返したり出来るって聞いたけどね。まさかスペルカードまで弾かれるとは思わなかったよ」
「今まではただの弾幕なら弾けたり出来たけど、スペルカードは基本的に避けてた。ナイフで弾こうとしてもうまくいかなかったし。今回は出来そうな気がして試したんだよ」
「それって、私達を実験台にしたのかなぁ~? 手間賃取るウサ」
にっしっしっ、と悪戯っ子な笑みを浮かべるてゐ。
「俺達に陰湿な罠を仕掛けたんだから、それでチャラだろ?」
「それは私関係……ない、とまでは言わないけど、鈴仙ちゃんと京ちゃんのせいだよ。ま、いっか、ゆーちゃんの舞踊も見れたしね」
「ん? 舞踊?」
踊ったつもりはないし、そもそも俺は踊りなんて出来ないしやった事もない。
「私のスペカやみんなの弾幕をナイフや足でさばいていた時だよ。優雅に踊っているように見えたけど、ひょっとして無意識だったの?」
言われてみれば、さっきの俺の動きは踊りに見えたかもしれないな。
踊りなんて見た事すらあまりない。
ただ、頭に浮かんだ鞠亜の動きを真似したら派手に見えると思ってそう動いたまでだ。
「なるほど、そう見えたのか。文から派手に動いてと言われててな。俺なりにそれを意識したつもりだっただけど、どうだった?」
「あ、えっと、ですね。はい。とても綺麗な舞でした」
文にそう聞くと、満足そうに何度も頷いた。
「うっしっしっ、文ちゃんさっきのゆーちゃんの動きに見惚れてたでしょ?」
「そ、そそそんな事あるわけないじゃないですか。ただいつもと違った動きがかっこよかったなーって思っただけです」
「文ちゃん、それぜっんぜん誤魔化せてないよ」
ともかく、文の満足できる写真が撮れたって事か。
「じゃ、ここはもう良いか。次の場所はどこだ?」
「次は紅魔館ですね。一応夜行く事になっていますので、それまで人里で時間を潰しますか」
「いやいやいや、待って待って!」
人里に向かおうとした俺達とてゐ達が引き留めた。
「てゐ、何か俺達に用か?」
「いやいやいや、何ここで帰ろうとしてるのさ2人共! これから永遠亭でしょ!」
なんでって、弾幕ごっこをやってそれを写真に収めるのだから、これでここでの取材は終わったはずでは?
「え~? そうでしたっけ? もう取材は終わったので撤収するだけなんですけど?」
「文ちゃん、わざとでしょ! 本来なら竹林でゆーちゃんが鈴仙ちゃんと弾幕ごっこしてから、永遠亭で姫様の相手をすることになってたでしょーが」
そんな予定になっていたのを、肝心の俺が知らないんだけど。
「文、そうなのか?」
「あややっ、鈴仙さんがいないうちに早く切り上げようとしたんですけど、失敗しましたね」
「もう、ゆーちゃん来てくれないと鈴仙ちゃんと京ちゃんに私が怒られるんだよ」
「そこは怒るの永琳じゃないのか」
当初の予定がそうだったのならそれに従うか。
と、いうわけで俺達は永遠亭を目指して竹林を進んだ。
続く
弾幕ごっこの描写ってやっぱり難しい。
次回ユウキの相手をするのは一体誰でしょうかー?