遺伝詞が見える少年   作:リボルビングバンカー

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執筆しないといったな!
その通りだ!!


だがストックがないとは言ってないぞ!!!


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「ふむ、この間取りだと……」

 

「やっぱりここよね」

 

<ふたりとも、見回りに参加して欲しいんだけど>

 

「ちょーっと怪しい場所に潜入しようかなって」

 

「密売品がありそうな場所に潜り込めるの俺たちくらいだしな」

 

 そう言って通信を割る。

 目的地へと近づいてみれば案の定警戒が厳しい。

 

 スッと通り抜けて奥の保管庫へとはいる。警報器をすべて消して、慎重にトラックを開ける。

 中に人はいない。じゃ、遠慮なく……ガサ入れだ。

 

「野犬からロングアーチへ。密貿易品らしきものを発見した。

 違法ロストロギアなら回収したい、鑑定を求む」

 

<ロングアーチ確認しました。一つずつ見せてください>

 

 

 

 

 計12個全て違法品。シャマルに繋ぎ直して本にしまい全部ヘリに飛ばす。

 栞にして挟んでしまえば後は楽だ。ヴァイスには先に六課に戻るように指示が出たらしい。アリサは護衛でついて行った。

 

「さて、次の隠し部屋にでも……」

 

<アルくん、敵襲です。外に出て>

 

「はいよ、どこ受け持てばいい」

 

<フォワードと一緒に周辺警備を>

 

 まあ、民間協力者を前線に置くと体裁が悪いか。

 

「ハイランダー、仕事だ。武器は豪皇で」

 

《Angfang》

 

 さて、玩具か本命の人造人間か。俺ならデータを取るために玩具だがな。

 

 

 

 

 

「あー、こりゃテコ入れが入るな。次回からは面倒なことになりそうだ」

 

 フロントの屋根の上で一人戦場を俯瞰する。爆発が起きてるということは撃墜できているということ。

 自分ならパターンを把握して自律行動の変化パターンを組み込む。

 

<召喚反応、各員警戒体制>

 

 テコ入れは今回からか。となれば半分位こちらに流れてくるか?

 

「Tes.Tes. こっちは受け持つからちょっと余裕持て。

 シグナム、関節部や表面の隙間を抜け。ヴィータはホーミングに切り替え。ザッフィーはシグナムと合流して回避後隙を晒すように攻撃。出来なかったら無理すんな」

 

<うっせー、そのくらいできるわ!>

 

<承知した>

 

<心得た>

 

<あ、あら?>

 

「はいはい、シャマルは指揮管制を続ける。俺も出るから指揮は預けるぞ」

 

 トン、と屋根を蹴って着地する。ここまで戦場が荒れたら次の手は、強襲だろう。

 召喚士ということは転移もやってくるはずだ。

 

「転移来ます!」

 

「詞変! 五百万詞階の遺伝詞よ!」

 

 ア、と言う遺伝詞を響かせて真紅の詞色、巨大な朱雀を生む。

 

「ムム、均等化してこのざまってのがまたなぁ」

 

 圧縮の具合がイマイチだ。アリサならもう一回り小さな朱雀を作れるだろう。

 

「フォーメーションに変化はない。俺がティアナの防御だ、行け!」

 

 大きく羽撃き、三型のアームごと貫いて更に奥のガジェットも撃ち抜く。

 見とれていたエリオとスバルも慌てて前線を維持しに走る。

 機械的な反応とは異なり、防御ではなく回避を選んだ。

 

「操作されてるな。となると、面倒なところもあるが楽なところもあるな、っと」

 

 ティアナの死角から飛んできた魔力弾を五行して砕く。

 アリサがいれば攻撃に回ってくれるんだが……。

 味方の攻撃を避け、死角に回り込んで攻撃してくるのは厄介だ。

 

「全弾撃ち落せ、回避なんてする暇はない」

 

 だが、それならそれでやりようはある。

 

「っ、言ってくれますね!」

 

「口より手を動かせ。反応出来ない分は叩き落としてやる。

 ルシエ、エリオにブースト! エリオは近づいて一機ずつ確実に仕留めろ! スバルは大型!」

 

<アルフレートさん!?>

 

「黙ってろ、バックスの仕事は安心して前が戦える状態を作ることだ!

 詞変! 二百万詞階の遺伝詞よ! アァ!」

 

 小龍(レッサードラゴン)、と呼称される龍族の端くれ。

 紅い鱗に角と牙のある姿はいかにも、といったところか。

 三型に向かって突っ込み、避けてもその爪で切り裂いていく。

 

<皆、召喚は無限でもガジェットは有限よ、ヴィータちゃんが戻るまで凌いで!>

 

 シャマルが残数と状況を管理しながら励ます。

 

「気張れシャバ憎ども! あと十数分だ!

 エリオ、チビ竜かティアナの攻撃を避けた後を狙え! スバルは突出しすぎだ!」

 

<ハードル上げんな!!>

 

 そう言いながらも手は休めない。

 とはいえ、ティアナの集中力はそろそろ限界か。

 

「各員、射線に入るなよ!」

 

 飛んできた魔力弾を鉄の槍に風水して打ち返す。

 三型を一体貫き止まった。威力は足りてるのか。

 

 ……! ああ、ダメだ。手を出したら俺はともかくこいつらは殺られる。

 

「ティアナ、魔力の残量は!?」

 

「後三割!」

 

 カツカツか。魔力量に難有りだな。

 敵は後13程、おかわりがなければなんとかなるはずだが……

 

「残り二割になったら攻撃は控えろ、状況が悪化したら攻撃再開だ」

 

「頼れるヴィータ副隊長様だぞっと!」

 

 ズドン、とハンマーで砕いて現れた。

 

「ヴィータは中衛、んでポジションチェンジだ」

 

「部品は残せよ!」

 

「善処する!」

 

 ヴィータと入れ替わり前に出る。

 豪皇で叩いて駆動系を五行するだけで破壊できるのだからこちらの方が早い。

 

 

 

  ※※※

 

「よっしゃ終わり! シグナム、そっちはどうだ?」

 

<こちらも片付いた>

 

「ヴィータ副隊長、アルフレートさんが消えました!」

 

「あーほっとけ、被害確認だろ」

 

 中を気にしてたってことと、一瞬敵を見てなかったってところを加味すれば、

 

「ロングアーチへ、魔力反応の解析を頼む。見えない敵がいるかもしんねぇ」

 

 後はあいつの報告しだいだな。

 




映画のなのは、ノコノコとユーリを操ろうとするところで運命で斬る。
なんということでしょう、操作されるという運命を切り裂いてしまいました。


ってなるから空白期は書かねえよ!!
魔法少女活躍してねえじゃねえか!!
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